学生運動に燃える女子レスラーが連帯して都政権の重鎮たちを打倒!
14日、アイスリボン道場マッチ『アイスリボン878』にて、アイスリボンミニ大運動会が行われ大御所軍vsヤング軍が激突。借り物競争と玉入れの二種目を争いヤング軍がストレート勝ちを収めた。
この日のメインイベントでは、4月21日にICE×∞王座戦を行う王者・松本都と挑戦者・星いぶきの前哨戦が行われ、いぶきは弓李、朝陽との学生タッグで登場。
都が王者になってから都に反発して学生運動を行っていた二人は、この日も「都政権反対!」を訴えながら、開始早々3人がかりで都を捉えてアイストレインを決めるなど気合は十分。
都vsいぶきの直接対決は中盤に1度見られたが、いぶきがエルボー、タックル、ダイビングプレスを決め、一方の都は卍固めからグランド卍固めでいぶきを揺さぶる互角の展開。最後はいぶきがトトロをグラウンドに引き込むと、エビ固め、そしてイブロールを決め、トトロからカウント3を奪取。都からもフォールを奪っているイブロールは確実にスピードを増しており、この技がタイトル戦ではひとつの焦点になっていきそうだ。
そして、この日行われたセンダイガールズプロレスリング主催の女子プロレス大運動会に出られなかったアイスリボン勢だが、全試合終了後に“運動会大好き!”藤本つかさの提案によりボーナストラックとして大御所アイスチームとヤングアイスチームに分かれてのミニ大運動会が開催された。
両チームの入場から、チーム代表の松本都、星いぶきの選手宣誓。まずは7対7のリレー形式による借り物競争。リング上でくじを引き、そこに書かれているモノを観客から借りてリングに戻ってくる形で行われた。結果はヤングチームが数秒の差で勝利。
続いて玉入れ。星ハム子、星いぶきがそれぞれの玉入れの箱を頭の上で持ち、選手そして観客がそこに玉を入れていくが、途中、相手チームの持ち手を邪魔し合い、リング上は大混乱となる中、3分間の玉入れが終了。この競技も大御所チームが40球に対しヤングチームが54球と圧勝。ヤングチームの2-0のストレート勝ちに終わった。
運動会終了後、マイクを持ったいぶきは「ヤングアイスが勝ちましたーっ!ヤングアイスが強いってところを大御所さんにもお客さんにも見せられたんじゃないかなと思います。これからのヤングアイスの成長を見届けて下さい」と笑顔で締めると、都が「お前、今ので勝ったとか思うなよ。来週はこんな茶番はやりませんから。タイトルマッチですから。手加減すんなよ」と難癖をつけるが「手加減しねえよ」といぶきが切り返した。
最後の円陣も大御所、ヤング2チームに分かれて行うなど5月の横浜2連戦での大御所vsヤング対抗戦に向け、両チームのバチバチムードは激しくなっていきそうだ。