“飛翔天女二世”藤本つかさが世羅りさの持つ爆女王に挑戦決定?!藤本は電流爆破戦を「やりません」と断固拒否!
13日、埼玉県・アイスリボン道場にて道場マッチ『アイスリボン914』が行われた。
この日のメインイベントでは、過去に二度のリボンタッグ王座戴冠歴を持つ藤本つかさ&つくしの“ドロップキッカーズ”が復活し、世羅りさ&弓李のタッグと激突。
8日の後楽園ホール大会を飛び出して行われた山手線一周プロレス&神田明神路上プロレスの死闘で藤本を下した世羅は、10月28日の両国KFC大会で藤本が持つICE×∞王座戦へ挑戦することが決定。世羅は同時に自身の持つ爆女王の防衛戦も藤本に要求するが、藤本は電流爆破戦を断固拒否し、真顔で「やりません」と即答していた。
注目の2人の前哨戦となったこの試合は、両者の一歩も引かぬ肉弾戦となるが、つくしと弓李の対面に藤本がミサイルキックでアシストし、つくしが激しい丸め込み合戦を制してからのダイビングエルボー、ダイビングフットスタンプと続け弓李からカウント3を奪った。
試合後、マイクを取った世羅は「私、10月8日のアイスリボン後楽園大会の第一試合で、一本目は皆さんの前で負けましたが、二本目、三本目は神田明神、そして山手線で藤本つかさに勝ってるわけですよ。ちゃんとマスコミの前でICE×∞への挑戦かつ爆女王の防衛戦をやらせろということを言ったわけですね。ICE×∞は決まったのに爆女王はなぜ決まらないんだ。いや、このベルトは私のベルトだ。ということで決定させていただきます」と12月2日の千葉ブルーフィールド大会での爆女王防衛戦を決定。
これに慌てた藤本は世羅の「やりますよね?」の問いかけに「やりません」と繰り返し、「やりませんよ、私。アイスリボンはやりません。出来ないです。本当に出来ないです。出来ません」とキッパリ否定。
そこへテキーラ沙弥が現れ、「藤本さんがやらないんだったら私やりたいです」と世羅に迫ると世羅はこれを快諾。11月18日に行われる超花火広島大会での王座戦の相手に沙弥を推すことを約束した。
爆女王は長与千種にルーツを持つ“由緒正しい”女子プロレスのベルト。
「アイスリボンが女子プロレスの全盛期を取り戻す」と意気込み、豊田真奈美をスーパーバイザーに迎えるなど、女子プロレス界の王道を征く藤本が同王座に対してどのように向き合うのかに注目が集まる。