【試合結果】10・13 アイスリボン道場マッチ 藤本つかさ&つくしvs世羅りさ&弓李 テキーラ沙弥vsトトロさつきvs松本都 星ハム子vs朝陽 宮城もち&華蓮 DATEvs松屋うの&直 DATE
『アイスリボン914』
日時:2018年10月13日(土)
会場:アイスリボン道場
開始:18:00
観衆:74人
▼タッグマッチ 15分1本勝負
○宮城もち/華蓮 DATE
10分42秒 エビ固め
●松屋うの/直 DATE
※メタボリックサンド
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○星ハム子
8分24秒 変形エスクプロイダー・ホールド
●朝陽
▼トライアングルリボン 15分1本勝負
○テキーラ沙弥
6分43秒 グラン・マエストロ・デ・テキーラ
●トトロさつき
※もう1人は松本都
▼タッグマッチ 20分1本勝負
[ドロップキッカーズ]藤本つかさ/○つくし
12分45秒 ダイビングフットスタンプ→片エビ固め
世羅りさ/●弓李
世羅が藤本との爆女王防衛戦を決定も藤本は「本当に出来ないです」と全力拒否!16歳を迎える朝陽が「今ではハム子さんがお母さんだと思ってます」と語りハム子感涙!
第1試合
前回の道場マッチで久々に直&華蓮と試合をし「またTeam DATEと戦いたい」と語ったうのの希望通り、再びTeam DATE絡みのカードが用意された。
対角には前回同様に華蓮。そして同じコーナーには直が立ち、気合十分で臨んだうのだが、いきなり華蓮に翻弄され、エプロンの直に激を飛ばされてしまう。もち&華蓮はうの狙いに出るが、中盤以降は直のミドルキックとダブルチョップのサンドイッチ攻撃や直の蹴りからの牛とじを決めるなど、うのが奮闘。もちに対してはレインメーカーの入り方で反転させると、ラリアットにはいかず、コマのようにその場回転させ、目が回ったタイミングをみて丸め込みに入る新技も披露。最後はもちに捕まり、メタボリックサンドでフォールを奪われた。
試合後、うの「は先週、久々にDATEと試合して、負けたけど、また戦いたいと思ったら、こんなに早くまた実現して嬉しいです。直 DATEと組んだけど、トトロと組むよりも技とかも結構決まっていたんじゃないですか?パワーもあるし、イイ感じだと思ったんで、トトロと組まずに私と組みません?(笑)。でも自分が負けてしまったので無いですかね?もちさんから負けたけど、直、華蓮には負けてはいないので今度はシングルでも当たりたいです」と語る。
直は「凄い久しぶりにうのさんと組んだけど、全然息が合いませんね。私がもちさんを攻めてたのに、勝手に引きずられて、勝手にチェンジさせられ、ショックです」。華蓮「このカードを見て、この試合もちさんが勝つだろうってお客さんは考えると思うけど、そこで自分が勝って、この試合は華蓮 DATEが勝つだろうっていう考えにお客さんがなってくれるように、これからも頑張っていきたいと思います」と語った。
そして、もちは華蓮の発言に「今凄い刺さったなと思って、正規のタッグじゃないですけど、これからどんどん華蓮と組んで出来たらなって思います。そして、うのさん、私のプロレスのお手本は昭和の古い動画とかを見て勉強してるんですけど、うのさんは何をヒントにそういうプロレスをされてるんでしょうか?プロレスっていっぱい形があるなって思いました」と語った。
第2試合
ハム子とは初シングルの朝陽はスタートから貪欲に向かっていく。ハム子のセクシーポーズを2度阻止し、ハム子が噛みつきに行くところ、逆にハム子の腕に噛みつくなど先手先手と攻めていく。しかし見せ場を潰されまくったハム子は、コーナーでの腹ウォッシュを決めると、お・し・り・だーっ!から逆エビ固めで追い込んでいく。朝陽もハム子のダイビングプレスをかわし、ドロップキック、ミサイルキック、ハム子の肩口に飛び乗っての高角度回転エビ固め、更にビクトル投げからのエビ固めと必死に食らいついていく。しかしそんな追撃をカウンターのタックルで吹っ飛ばしたハム子はボディプレス、ラリアットとつなぎ、最後はエクスプロイダーでフィニッシュ。
試合後、朝陽は「再来週から中間テストが始まるんですよ。だから来週の16歳になって初の(大会の)試合が出られないので、今日はハム子さんに八つ当たりをしました。自分はハム子さんに、プロレス以外にもお話を沢山させて頂いて、いぶきとも仲良くさせて頂いて、ハム子さんのお家に何度も泊まりに行かせて頂いて、前にハム子さんの子になりたいって言ってたけど、今ではハム子さんがお母さんだと思ってます。自分は今、親と離れて生活をしてるので、身近にハム子さんみたいなお母さんがいて良かったなと思ってます。今日は本当に試合して頂いてありがとうございました」と最後は涙をみせてハム子に感謝の意を伝える。
これにもらい泣きしたハム子は「他人の涙に弱い。愛があっていいですね。でも朝陽は、みんなに好き好き言ってるから、朝陽の言葉を信じたくても信じられないんだよ。来週、私は36歳になります。朝陽は16歳になります。この年の差、20歳。普通20歳離れた人間同士が戦いますか?凄いな~と思いました。今日初めて朝陽とシングルだったけど、もっともっとやれるなって。朝陽は今日が最大限の力じゃないなって身体で感じたので、私は強くなる朝陽を期待しています。」
最後に藤本が「本当は来週、19日が朝陽とハム子さんの誕生日なんですけど、20日の道場マッチで生誕祭を…その時、ハム子さんが朝陽とシングルがしたいって言ったけど、朝陽が中間テストで出れないので今日代わりに二人のシングルを実現しました」と語った。
第3試合
元トライアングル王者の都と9月26日のP's Party第12戦で3WAY戦を制したばかりの沙弥、そこにトトロを加えてのトライアングル戦。
スタートは予想通り、都が狙われたが、都は早々に場外にエスケープ。2人の攻防をエプロンで見つめながら、タイミングを計る。試合はその後も都が漁夫の利を狙う展開が続いたが、その思惑はさすがにバレバレとなり、沙弥とトトロが共闘し、ファンタスティックトトロで都を場外に蹴散らすと、最後は沙弥vsトトロの一騎打ち、ここで素早く沙弥がトトロの腕に飛びついての丸め込み、これをトトロがキックアウトすると息つく間もなくグラン・マエストロ・デ・テキーラを決め、カウント3を奪ってみせた。
試合後、トトロは「今日負けたけど、諦めずに突き進んで行きたいと思います」と語る。
都は「腰が痛い。私トライアングル…3WAYは凄く得意で、今日も二人を手のひらで転がしていたつもりだったけど、もう一人になってしまって凄く悔しいです。この前のあおいさんの引退興行でおんぶプレスの下敷きになってしまい、その時に腰がへし折れて、ぎっくり腰みたくなって、その発作が今日試合中に起きたというか、痛くて。でもリングに上がれなくて最後、負けてないけど、もう一人になってしまい、とっても悔しいです」と語った。
沙弥は「私は3年前の10月からアイスリボンで練習を始めたんですよ。3年前の10月のアイスの後楽園ホール大会をお客さんとして観に行って、その月にプロレスサークルに初めて来まして、なので練習を始めて3年になります。石の上にも三年っていう言葉もありますし、3年って節目というか、そういう時期かなと思うので、今後色々んなことにチャレンジしていきたいなと思ってます」と語った。
第4試合
10月28日両国KFC大会で行われるICE×∞王座戦の前哨戦。序盤はコーナーの世羅を挑発しながら、ドロップキッカーズならではの連係も活かし、弓李が集中攻撃を受ける展開が続いたが、5分過ぎ、弓李が世羅につなぎ、ここで藤本との直接対決が実現。世羅がセラリズムを決めれば、藤本もカサドーラで応戦。藤本がコーナーへの串刺し低空ドロップキックを放てば、世羅もコーナーへの串刺しダブルニーを叩き込むなど両者共に一歩も退かない攻防を展開する。最後は弓李とつくしの一騎打ちとなり、弓李がグランドでのアームバーからフィッシャーマンズスープレックスにつなぎ勝負に出るが、藤本がミサイルキックを決め、つくしをアシスト。息を吹き返したつくしが弓李との激しい丸め込みを応酬からカウンターのダイビングエルボーを決めると、最後はダイビングフットスタンプでフィニッシュした。
勝利したつくしは「やっぱりメインで勝つって気持ち良いですね。本当久しぶりのドロップキッカーズ。これからも組んで行きたいなと思いました。最近プロレスが楽しくて仕方ないです」と笑顔で語る。
弓李は「ちょっと学校の話をさせてください。自分、保育士になりたいって言ってるじゃないですか。これは、保育園の頃からずっと変わらない夢で、小学校、中学校、高校とかって将来の夢って書くじゃないですか。将来の夢保育士って書くと、中学校3年から(プロレスを)やってて、プロレス好きなのが小5からなんですよ。小5からプロレスって凄いんだよ、プロレスって楽しいんだよ、プロレスって幸せがもらえるんだよって言ってて、で保育士になりたいって言うと、男の子の友達に”プロレスって野蛮なスポーツじゃん?”みたいに言われて、そんなんが保育士やったら子供を傷付けるんじゃないかとか言われて、ダメなのかなって思ってたんですけど、この間の後楽園の次の日、火曜日に学校行ったら(学校で)弓李ちゃんて呼ばれてるんですよ。弓李ちゃん試合はどうだった?って聞かれたり、みんながプロレスを応援していてくれて、先生も、弓李ちゃんプロレス頑張ってる?とか聞いてくれたり、アイドルデビューしたんでしょ?とか情報詳しくて嬉しいなって思って、もっとプロレスを広めていきたいなと思いました。プロレスはステキなんです。友達ってステキだなって思って。みんな保育士になろう!ステキなプロレス団体とステキな専門学校に通わさせて頂いて本当に幸せです」とプロレスへの思いを語った。
そして世羅は「私、10月8日のアイスリボン後楽園大会の第一試合で、一本目は皆さんの前で負けましたが、二本目、三本目は神田明神、そして山手線で藤本つかさに勝ってるわけですよ。二本獲ってるわけです。そして10月28日の両国KFCホール大会でICE×∞の挑戦が決定。ただ私は、それは皆様の知らないところで言いましたが、ちゃんとマスコミの前でICE×∞への挑戦かつ爆女王の防衛戦をやらせろという事を言ったわけですね。ICEは決まったのに爆女王はなぜ決まらないんだ。いや、このベルトは私のベルトだ。という事で決定させていただきます。12月2日千葉ブルーフィールドにて爆女王チャンピオン世羅りさvs挑戦者藤本つかさ。やらせていただきます。よろしくお願いします」と爆女王の防衛戦の日程を発表した。
これに対して藤本は「爆女王のベルトが、なんなのかっていうのを説明させていただきますと電流爆破の試合です」と補足。世羅の「やりますよね?」の問いかけには「やりません」ときっぱり。その後も迫る世羅だが、藤本は「やりません」と繰り返す。そこに入ってきたのが沙弥。「藤本さんがやらないんだったら私やりたいです」と世羅に迫った。
世羅は「やりたいという子にはやらせてあげたい。でもゴメン。12月2日の千葉ブルーフィールドは藤本つかさで予約してあるから。そこは譲れないの。ただ、1つ言われてて、今回は見送ろうかなと思ってたのがあって、11月18日、私の誕生日の前日なんですけど、広島で超花火の開催予定があるんですよ。そこで(爆女王の)防衛戦やれたらなと思っていたけど、でも相手がいなかったので。そこに出てくれるならやりましょう」と条件を出した。
沙弥は「出ます」と即答。「じゃあ11月18日超花火広島大会。ちょっとカードとか(試合形式)どうなるか分からないけど、超花火実行委員会の方に投げますけど、とりあえず爆女王防衛戦ということでよろしいでしょうか?」と世羅。沙弥「はい。お願いします」と答え、沙弥の電流爆破マッチが決定した。
しかし、藤本は「やりませんよ、私。アイスリボンはやりません。出来ないです。本当に出来ないです。出来ません」と否定、続けて「去年はヤングアイストーナメントを開催しました。去年優勝したのが直 DATEですが、今年は、去年は3年未満の選手が参加条件だったのですが、3年以上の選手からもトーナメントに参加したいっていう声が多く上がったので、今年は10月28日ICE×∞の藤本つかさvs世羅りさの勝者に挑戦できる、場所は大晦日後楽園ホール(のメイン)。ICE×∞次期挑戦者決定トーナメントを、所属選手プラス妹加の合計17名で開催する事に決定いたしました。決勝は12月9日の両国KFC大会でやるような形に持って行きたいと思いますので楽しみにしていて下さい」とトーナメントの開催を発表。
そして次回、道場マッチはハム子が「セクシーハムシー雑草魂。36歳星ハム子生誕祭やりま~す」と生誕祭のカードを発表した。
その後に9月6日に21歳になったつくしと、10月19日に16歳になる朝陽に誕生日ケーキが行われ、つくしは「今年はたくさんの方におめでとうって言っていただけて、ありがとうと伝えられたので、良い1年になりそうです。これからもよろしくお願いします」、朝陽は「1年前に早く勝ちますと言いました。あれから1年が経ってしまいましたが、早く初勝利、絶対獲ります。頑張ります。ありがとうございます」と新しい1年に向けての抱負を語った。