【試合詳細】12・14 アイスリボン道場マッチ 雪妃真矢&藤本つかさ&つくし&テキーラ沙弥vs尾﨑妹加&松屋うの&トトロさつき&鈴季すず 藤田あかねvsバニー及川vsYappy 世羅りさvs朝陽

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『アイスリボン1011』
日程:2019年12月14日(土)
開始:18:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:101人(満員)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○世羅りさ
8分53秒 ファルコンアロー→エビ固め
●朝陽

▼トライアングルリボン 15分1本勝負
○藤田あかね
7分39秒 変形キャメルクラッチ
●バニー及川、●Yappy

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
雪妃真矢/藤本つかさ/つくし/●テキーラ沙弥
24分51秒 特盛クラッチ
尾﨑妹加/○松屋うの/トトロさつき/鈴季すず

王者揃い踏みのタッグ戦でうのが沙弥に意地の勝利!「世羅さんの弱点はお尻」と熱弁する朝陽に世羅が困惑!あかねがトライアングル戦でバニー、Yappyに貫禄勝利

第1試合


ティーンズの台頭が注目される中、復帰3戦目の朝陽は世羅との初シングル戦に挑んだ。
入場式で「世羅さんの弱点、見つけました」と語った朝陽は世羅の握手の手をパチーンと叩きやる気をみせるが、序盤戦は世羅のパワーに腰を徹底的に痛めつけられてしまう。思わずロープに逃れた朝陽はその場で泣き始めてしまい、思わず世羅が距離を置いてしまうが、これは朝陽のウソ泣き。これに怒った世羅が襲い掛かるが、その世羅をトップロープにうつ伏せで宙吊りにした朝陽は世羅のお尻狙いで蹴りを連発。さらにエプロン、コーナーで世羅のお尻に張り手を連発した朝陽はカニばさみでテイクダウンさせてのアームバー、619、フライング・クロスボディと攻めまくると、丸め込みであと一歩と追い込む。朝陽の勢いを止めるべく、エアーズロック、セラリズムでフォールを狙うが、朝陽はいずれもキックアウト。最後はファルコンアローでカウント3を奪った世羅だが、試合後もお尻を叩きにくる朝陽のしつこさに苦悶の表情をみせていた。
試合後、敗れた朝陽は「自分、復帰してから初めての道場マッチの座談会なんですよ。なんか新鮮な気持ちになっています。本当は9月14日の横浜文体で着るはずだった、このコスチュームとリングシューズ。いろいろありました。苦しいことも、つらいことも、悲しいことも、前を向けなかったときもあったんですけど、結果的にはリングに戻ってこられて、皆さんの支えがあって、またこうして元気に楽しく戦えていることを、今、誇りに思っています。世羅さんの弱点はお尻です。今日、痛感しましたよね?(世羅が思わずうなずく)世羅さんの弱点はお尻です!」と語った。世羅は「こんなに性格悪かったっけ?」と朝陽の言動に驚きの表情を隠せなかった。

第2試合


ベルト獲りに意欲をみせているあかねと、元トライアングル王者バニー、そしてトライアングル戦初出場のYappyによる一戦。
試合はあかねが残る2人をコントロールしながら、試合を進めていった。バニーとYappyの2人攻撃もしっかりと切り返し、バニーとYappyがやり合うと、勝負どきに乱入し、おいしいところを狙ったりと、3WAYルールを活かした攻防をみせる。最後も2人にロープに振られるが、ダブルタックルで2人をぶっ倒すと、2人の腕を取り、2人まとめての変形キャメルクラッチで快勝した。
試合後、あかねは「3WAY苦手とかいいながら勝っちゃいましたね。新木場は世羅さんとハードコアで戦えることがとても楽しみなんですけど!あれ、やる?(世羅が「シーズンじゃないけど…あれ、あれ」とやる気をみせる)やりましょう!それよりも何よりも朝陽が元気になったことが一番嬉しいです。」と語った。

第3試合


ICE×∞王者、リボンタッグ王者、トライアングル王者が赤コーナーにずらり並んだ豪華なタッグマッチ。対角コーナーには大晦日にICE王座に挑む妹加、リボンタッグに挑むすず、そして沙弥が「もしタイトルマッチをやるなら…。」という条件で名前を出した、うの、トトロが並んだ。試合は妹加組の奇襲で始まり、場外戦へと雪崩れ込む。8選手が入り乱れての乱戦からリングに戻ると、試合は徐々に王者チームのペースへ。攻めているときはもちろん、攻められていても、どこかに余裕を感じさせる王者チームの前に苦しい戦いを強いられた妹加組。しかし、終盤に入ると、妹加組のタッチワークが徐々に王者組の流れを変え始めた。そして王者組の攻め込まれたうのが妹加らのアシストを受けながら、最後は沙弥のグランマエストロ・デ・テキーラを切り返すと電光石火の特盛クラッチへ。ガッチリと丸め込み、カウント3を奪取。逆転勝利をモノにした。

試合後、沙弥が「うっかり負けてしまいまして…先日、このベルトを引退が決まっている中で戴冠しました。そして私はこのベルトを巻いたまま、チャンピオンのまま、引退したいと思っているので、そういう私の思いを読んで、気を使っていただいて、誰も挑戦してこなければ防衛戦することなければ、私がチャンピオンで引退試合を迎えられるってことなんですけど、今日、このベルトを持っていたうのに負けてしまって、とても悔しい。私、負けたまま終わりたくないなと思っています。P’s Partyが18日に行われます。私、元々、10月12日に引退予定でしたが、引退できず、その試合で(対戦相手に)組んでいたのがトトロとうのでした。その残った3人で試合をすることによって、私の気持ちがすべて消化されるのかなと思うので、このテキーラ沙弥vs松屋うのvsトトロさつきはいつかどこかでやりたいと思っていたので、次の18日のP’s Partyでこのカードをやります。」と語ると、うのが「せっかく3人でやるんで、ベルト賭けましょうよ、ピースパで。自分、今日、勝ったので。ベルト、獲り返したいんです。いいですよね?」とタイトル戦を要求。
トトロも「沙弥さん、空気読んで挑戦せんとってくださいって言ってましたけど、今日、負けてますよね?チャンピオンやのに負けてますよね?それで次のピースパで3WAY?普通の試合でいんですか?」と挑発する。
沙弥は「言われっぱなしは嫌なので、ぜひ、このベルト賭けてタイトルマッチ!良いですね?ではタイトルマッチにしましょう!」と18日にP’s Partyでの3人の試合がトライアングルリボン選手権として行われることが決定した。
また、リボンタッグを賭けて戦うドロップキッカーズとすずも舌戦を展開。つくしは「大みそかは沙弥さんの引退興行だから、すずがグランマエストロ・デ・テキーラでうちらに勝ってベルトを巻くっていうのが、すずにとっては素敵な物語になると思うんですけど、自分たちはそうさせません。今日の前哨戦ですごい楽しみになったので、どうぞグランマエストロ・デ・テキーラをしっかりと磨いてきてくださいね♡」とすずを挑発。
藤本は「チャンピオン4人が揃ってもプロレスって勝てないんですね。11年やっていて、まだまだプロレスの答えが出てないなって思いました。挑戦者に勢いがあるっていうのは、王者としてすごく試合に対してのモチベーション上がるし、おいしい獲物だなと思う。すず、大みそか、ベストなコンディションでお互い戦いましょう!あれ、そういえばいぶきはどこ行ったんだろうね?」とまたまたすずを挑発。

この王者チームの言葉を受けてすずは唸りながら「勝ったーっ!こうやって余裕ぶっこいているから負けるんですよ。2人とも、すずといぶきは楽しみですとか言って余裕ぶっこいているから、大みそかも負けまーす!いぶきとすずがベルトを巻きまーす!」となぜか変顔で切り返した。
そして大みそかにICE王座戦に臨む2人は「今日はあまり当たれなかったからね。新木場も当たるよね?前哨戦、続きでタイトルマッチまで勝ちしか取らないつもりだったのに、今日…チャンピオンが4人集まったのに~っ!前哨戦、落としましたよ!でも負ける気はしません、本番は。タイトルマッチに向けて全員のギアーが入っているのを感じられたので、今日はいい試合になったなと思います。これだけ熱量感じていたら、本番まで超楽しみです。新木場は絶対に勝ちます。」(雪妃)
「この調子で白星挙げて、年末は絶対にベルト巻くぞーっ!」(妹加)と挑戦者チームのハイテンションノリに合わせて語った。

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