【試合詳細】7・20 アイスリボン道場マッチ 雪妃真矢&松屋うのvs藤本つかさ&鈴季すず ジェイラ・ダーク&つくしvs尾崎妹加&トトロさつき 柊くるみvs藤田あかね テキーラ沙弥&ジュリアvs星いぶき&バニー及川
『宮城もち生誕プロデュース興行-アイスリボン972』
日程:2019年7月20日(土)
開始:18:00
会場:アイスリボン道場
観衆:97人
▼らぶりーぶっちゃーずvsらぶりーぶっちゃーず タッグマッチ15分1本勝負
[バーニングロウ]○テキーラ沙弥/ジュリア
11分15秒 ハムロール
星いぶき/●バニー及川
※星ハム子のコスチューム着用選手(テキーラ、バニー)は星ハム子の技でのみ、宮城もちのコスチューム着用選手(ジュリア、いぶき)は宮城もちの技でのみフォール、ギブアップが認められる技限定マッチ。
▼悪夢再来!?フランク食べ放題シングルマッチ10分1本勝負
○柊くるみ
10分0秒 時間切れ判定勝ち
●藤田あかね
※フランク9本と1口
※宮城もちの独断と偏見で音楽が流れている間フランクを食べ続ける。試合の勝者にフランク3本分のアドバンテージが与えられ、最終的により多くのフランクを食べた選手の勝ち。
▼元祖ダンス王国アイスリボン!!パリピマッチ タッグマッチ20分1本勝負
ジェイラ・ダーク/○つくし
10分06秒 でんでんむし
尾崎妹加/●トトロさつき
※プレゼントはソロコンサート権(試合後実行済)。
※事前に指定された曲が宮城もちの独断と偏見で流れている間、4選手共に踊り続ける。勝者には宮城もちより素敵なプレゼントが贈られる。
▼ドキ♥宮城もちだらけのタッグマッチ20分1本勝負
雪妃真矢/○松屋うの
11分27秒 メタボリックサンド→エビ固め
藤本つかさ/●鈴季すず
※宮城もちの技でのみフォール、ギブアップが認められる技限定マッチ。
宮城もち生誕プロデュース大会で宮城もちだらけの試合&らぶりーぶっちゃーずvsらぶりーぶっちゃーず戦等が開催!もちは「アキレス腱を完治し絶対に復帰する」とファンに宣言!
オープニング
松葉杖をついてリングサイドに登場したもちとフランクシスターズのメンバーであるあかねで前説。もちがマッチメイクした試合のテーマを語るが、その足りない部分をあかねがフォローした。また途中、新しくオーストリアから来日したプロレス留学生のテクラが紹介された。4月に来日したチャベラのライバルで、地下プロレスでは日本での試合経験もあるものの、チャベラ同様、通常のプロレスは経験がないため、今回、アイスでプロレスを学び、次回、7月27日藤本の生誕興行でプロレスデビューを予定。8月の後楽園大会まで滞在する。
Thekla /テクラ
155cm
52Kg
1993年4月30日 生(26才)
ウィーン(オーストリア)出身
2017年デビュー
第1試合
オープニングはらぶりーぶっちゃーずvsらぶりーぶっちゃーずというコスチュームチェンジマッチ。もちのコスチュームのジュリアといぶきは顔のメイクを極端に白めに、ハム子のコスチュームの沙弥とバニーは顔のメイクを極端に濃いめにして登場。バーニングロウにとってはリボンタッグ奪取後、これがアイスリボン道場マッチ凱旋試合となったが、2人はらぶっちゃでの凱旋にも超ハイテンション!
それぞれがらぶっちゃのムーブを披露するが、バーニングロウの2人が激しくセクシーポーズをアピールする。一方、バニーはテレが見られ、いぶきはポーズ自体を断念(ちなみに石黒レフェリーは選手に攻撃されるほど、しつこくセクシーポーズを披露)。らぶっちゃの試合リズムのひとつであるセクシーポーズが決められなかった分、いぶき、バニーに乱れが生まれたか、最後はいぶきがジュリア、沙弥の連続ハムロールを浴びフォール負けを喫した。 最後、沙弥は「やりすぎぐらいがちょうどいい!」と語り、ジュリアも「自分は明日、タイトルマッチがあって、こんなことをしていていいのか、少し複雑ですけど…もちさんの顔を見ると私は元気が出ます。」と翌日のタイトル戦に気合を入れた。
第2試合
1月5日フランクシスターズプロデュース興行でも行われたフランクフルト食べ放題マッチ(=1月5日大会の“犠牲者”は藤本&ハム子組と雪妃&本間組)が「見ている分には面白い!」というもちの興味の元、再び実現することになった。新たな犠牲者となったのはフランクシスターズのくるみとあかね。入場してきた2人は深いため息をつきながらも、なんとかモチベーションを上げて試合に臨むが、ここぞというタイミングでBGMが流れ、セコンドが半ば強引にフランクを2人の口に押し込んでいく。常に口を膨らませながら試合を続けるものの、あかねの変形キャメル中、くるみが人でなしパイルドライバーで持ち上げ、あかねが逆さまになった瞬間と、絶妙なタイミングでのBGMで地獄を味わった2人。試合は10分ドローとなり、フランクを食べた本数勝負へ。本数は共に9本だったが、くるみが10本目のフランクを一口齧っていたため、この一口差で勝利した。試合後、くるみは「もう一生やりたくないです。今度(もちの)復帰戦でやらせたいと思うので、皆さん、楽しみにしていてください。」と語った。
第3試合
『元祖ダンス天国アイスリボン』と銘打たれた一戦。試合途中にダンスミュージックがかかると試合をしている選手が強制的にダンスを披露するというルール。これももちが主役の興行では恒例となってきた。最初の曲ではダンスに参加しなかったジェイラだが、徐々に我慢できなくなってきたのか(!?)途中から完璧なダンスを披露し、逆に他の選手をリードしていく。試合では8月3日大阪大会でタイトル戦を行うジェイラとトトロのド迫力のぶつかり合いもあり、最後はつくしがダンス終わりの隙をうまく利用し、トトロをでんでんむしに決めフィニッシュ。
そして試合後、勝者にもちから贈られるプレゼントの封筒からつくしが選んだのは“ソロコンサート”。他の選手がリングを降り、リング上で歌を披露したつくしだが、例によって、その歌に音程はなし…観客を含めて、他の選手にとっては結果的に罰ゲームとなった。それでも試合後、つくしは「本当に楽しかった!みんな笑顔になってくれて幸せでした。自分、日本武道館でコンサートしたいと思った。」と語り、CDデビューの話をしようとしたところで、例によって会場が暗転となった。
第4試合
メインはコスチュームチェンジタッグマッチ。全員(=まさかの石黒レフェリー含む!)がもちとして試合に臨んだ。もちのムーブが随所で見られる一戦はダブルもち連係が出たり、もちともちの合体攻撃が決まったりと、会場を大いに沸かせる中、藤本が入場時に持ち込んだムチを取り出し、うの、さらに「お前が一番、目立ってんだよ!」と石黒レフェリーにムチを打つ。ここで雪妃がそのムチを奪うと、藤本をロープに振って、華麗にムチをフルスイングすると雪妃魔矢ポーズで会場を沸かす。直後、その雪妃のムチがうのに誤爆するシーンもあったが、最後はそのうのが奮起。すずにシャイニング腹ザードを決めると、もちのフィニッシュ・ホールドのメタボリックサンドを決めカウント3を奪取。本部席のもちに勝利をアピールした。
試合後、藤本はもちに「もちは明日、誕生日で明日から入院なんだよね。でも大丈夫。強がっている感じもあるけど、戻ってくる場所があるから安心して手術して治してください。」とメッセージを送り、8月3日大阪リボンでの雪妃とのICE×∞戦に関しては「今日ひとつわかったことは、ユキは意外と不器用だと思いました。もちの技をしようとして、自分自身がどこににいるかわからなくなって、倒れてたよね。実は不器用っていう弱点を知ったので、いけそうです、大阪は。」と語った。これに対して雪妃は「藤本さん相手に防衛をしたことは1回もありません。今回、きちんと防衛を果たさないと、私は自分のことが許せない気がします。必ず防衛します。」と必勝を宣言した。
エンディング
座談会で各選手がもちに祝福のメッセージを送ったあと、円陣の前にあかねがもちに「残念なお知らせが。フランクシスターズは入るには基準がありまして、色白、65kg以上っていうのがあるんですけど、自分、今、諸事情により体を絞ってまして65kg切っちゃったんですよ。なので、ちょっとフランクを抜けます。」と語り、くるみも「今年の夏、ちゃらくなりたいなと思っていて、海とか行ったりして焼けたいなと思って、だからちょっとフランクは抜けようかな…。上野だけ頑張って。」と2人揃って脱退を宣言するも、これは例のよってバースデーケーキ登場のドッキリ前振り。2人の脱退には動揺を隠したもちだが、ケーキをもってきたのがもちコスチュームの石黒レフェリーだったことには驚きの表情を見せていた。
バースデーのろうそくを吹き消したもちは「来年こそは自分の興行に出たいかな。7月は何かあるんです、私。」と語り、「対戦カードを教えてくれって言われても3時半過ぎまで沈黙を貫いたんですけど、みんなバタバタしながらもこうやって、自分に寄せてくれたりして、いい仲間を持ったなと思って幸せです。アキレス腱をしっかり切って、縫って、治して、ここに戻ってくるので、よろしくお願いします。」と完治させての復帰を誓った