【試合詳細】2・1 アイスリボン道場マッチ 勝愛実&YuuRIvsトトロさつき&しのせ愛梨紗 星いぶきvs叶ミク Yappy&AKARIvs柳川澄樺&神姫楽ミサ 若菜きらりvs緋彩ませ
『アイスリボン1397』
日程:2025年2月1日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:52人
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○若菜きらり
7分9秒 ロールケーキ
●緋彩ませ(hotシュシュ)
▼タッグマッチ15分1本勝負
[Black Fire]●Yappy/AKARI(PURE-J)
9分31秒 セントーン→片エビ固め
[1111]柳川澄樺(JTO)/○神姫楽ミサ(JTO)
▼シングルマッチ10分1本勝負
○星いぶき
9分0秒 ダイビング・ボディプレス→片エビ固め
●叶ミク(T-HEARTS)
▼タッグマッチ20分1本勝負
○勝愛実/YuuRI(ガン☆プロ)
13分5秒 イナズマバスター→エビ固め
トトロさつき/●しのせ愛梨紗(飛鳥)
楓歩&佐藤社長が朝陽さんの死を悼み「プロレスでハッピー」の精神を再確認!勝とトトロが迫力の肉弾戦!1111がBlack Fireとの乱戦を制す!
第1試合
hotシュシュ最年少レスラーのませ。レスラーデビューはませの2ヵ月後輩になるきらりとの初シングル戦に挑んだ。
試合はロックアップからきらりがヘッドロック。ロープに振ったませがアームホイップを決める。再度、きらりがヘッドロックも今度はませがヘッドシザースで切り返すなど、ベーシックな攻防を展開。ませが「来い!」と右手を挙げ、力比べはきらりが圧倒もきらりの腕を取ったませがマットにきらりの腕を叩きつけ、さらにロープにきらりの腕をからめ、自らはエプロンに立ってのジャンピングアームブリーカー。さらにはりつけドロップキックでカバーもカウント2。
きらりがませをコーナーに叩きつけ踏みつけるも、会場からは大ブーイングが飛ぶ。さらにきらりがキャメルクラッチ。コーナーにませを振ったきらりだが、その飛び込みをかわしたませがコルバタを決め、膝立ちのきらりにドロップキック。カバーもカウント2。ませが羽根折り固め、クロスボディでカバーもカウント2。ませがスピニングボディアタックでカバーもカウント2。
きらりがスタナー、ボディプレスでカバーもカウント2。きらりが逆エビ固め。ロープに逃れたませをコーナーに振ったきらりが串刺しドロップキックでカバーもカウント2。きらりがボディスラムを狙うがバックに回ったませがきらりの腰をクラッチ。振りほどいたきらりの股間をくぐったませが後方から蹴りを入れコルバタからアームバー。ロープに逃れたきらりにませが丸め込みを仕掛ける。カウントは2。
ませがヘデックからオクラホマロールもカウント2。切り返したきらりがロールケーキでカウント3を奪った。
第2試合
YappyとAKARIが久々の『Black Fire』を結成。柳川&神姫楽の『1111』と対戦した。
かつてリボンタッグ王座戦で対戦した両チーム(=真琴&ハム子との3WAY戦)の一戦だけに、試合はスタートから激しい攻防戦に。『1111』が奇襲を仕掛け、Yappyを場外に蹴散らすと、AKARIにダブルのハイアングルキック。AKARIを踏みつけての1111ポーズも、後ろからYappyがカット。『1111』が『Black Fire』をそれぞれ対角のコーナーに振るが、コーナーに上がった『Black Fire』はYappyが柳川を絞首刑に、AKARIが神姫楽をぶら下がり腕十字に決める。さらにAKARIが神姫楽をアルゼンチンバックブリーカーに、カットに入ろうとした柳川をYappyがドラゴンスリーパー。続けてAKARIと神姫楽がエルボーの打ち合い。神姫楽がカウンターのラリアットでカバーもカウント2。さらにエルボードロップ、セントーンでカバーもカウント2。代わった柳川が神姫楽とのダブルの猪ムーブから、神姫楽が正面ドロップキック。続けて柳川が神姫楽を振る形で串刺しスピアー。柳川が串刺しジャンピングニーを決めカバーもカウント2。
柳川が飛び込みニー、側頭部への低空ドロップキック、鎌固め。ロープに逃れたAKARIを柳川が抱え上げるが、逃れたAKARIがソバット、ビックブーツ、コーナーに寝かせてのジャンピングキック。続けて619を狙うが、これをかわした柳川がトーキック、ヘッドシザースを決めるが、AKARIがラリアット、ブレーンバスターでカバー。カウントは2。代わったYappyがギロチンドロップでカバーもカウント2。Yappyがドラゴンスリーパーから抱え上げてのアバランシュホールドでカバーもカウント2。柳川のバックスピンキックをYappyがかわすが、続けて柳川がバックスピンキックを決め、倒れたYappyにダブルニードロップ。カバーもカウント2。柳川がサーフボードも起き上がったYappyが柳川をおんぶし、そのままコーナーに叩きつける。Yappyが串刺しヒップアタック、AKARIが串刺しジャンピングニー、Yappyが串刺しラリアット、カツ丼でカバーもカウント2。柳川がバックスピンキックを決めるも両者ダウン。
代わった神姫楽が正面ドロップキック、串刺しラリアットからタックルもYappyがこらえる。タックルの打ち合いからYappyが打ち勝ちカバーもカウント2。Yappyが旋回式ボディプレスでカバーもカウント2。AKARIが619、Yappyが飛び込み開脚ヒップアタック、『Black Fire』のダブルエルボードロップでYappyがカバーもカウント2。神姫楽がカウンターのラリアット、『1111』がダブルブレーンバスター、合体の馬とび式ヒップドロップ。神姫楽がミサロールもカウント2。Yappyがカウンターのアックスボンバーでカバーもカウント2。Yappyがウェイストランドでカバーもカウント2。Yappyがケンタッキーボムを狙うも神姫楽が体を浴びせてカバー。カウントは2。カットに入った柳川にAKARIが飛び込みラリアットも、柳川がかわしYappyの誤爆。神姫楽がYappyにセントーンを決めカウント3を奪った。
第3試合
きらミクとのタッグ戦で連敗を喫したいぶきは、シングルマッチできらりを下しその借りを返した。きらりのパートナーのミクに勝てば、きらミクへのリベンジとなる。
試合はロックアップから腕の取り合い、ヘッドロックの取り合い。いぶきがボディスラムから逆エビ固め。ロープに逃れたミクの腰にどっかりと乗るいぶき。コーナーに投げ飛ばすも、すぐに起き上がったミクがいぶきをコーナーに投げ飛ばしての踏みつけ。ミクがドロップキック4連発もいぶきが仁王立ち。ロープ際に詰めての踏みつけから飛び込みニーでカバーもカウント2。ミクがエルボー。いぶきが逆水平チョップ。悲鳴を上げながらミクがエルボーを打ち返し、いぶきのチョップを浴びる攻防からミクがコルバタからの低空ドロップキック。カバーもカウント2。ミクが変形アームブリーカー。ロープに逃れたいぶきが至近距離からの膝蹴り。飛び込みニーでカバーもカウント2。いぶきがチョップもミクがドロップキック5連発でカバーもカウント2。さらに押さえ込みを連続で決めるが、いずれもカウント2。
バックに回ったミクだが、いぶきが振り向きエルボー。ミクがスピニングボディアタックでカバーもカウント2。ミクがコーナーに上がるがいぶきがファイヤーマンズキャリー。逃れたミクがフロントキックもいぶきがトラースキック、ダブルチョップでカバーもカウント2。いぶきがランニングダブルニードロップを狙うが、かわしたミクがジャックナイフ。カウントは2。いぶきがカウンターのジャンピングニーでカバーもカウント2。いぶきがバズソーキックでカバーもカウント2。いぶきがダイビングボディプレスでカウント3を奪った。
第4試合
翌2月2日SKIPシティ大会でもメインで対戦が決まっている勝とトトロの前哨戦がこの日のメイン。勝が先発に出ると、愛梨紗が先発をアピールもトトロが愛梨紗を場外に吹っ飛ばし勝の前に立つ。手四つからの力比べはトトロが押しつぶすが、押し返した勝がトトロの腕を蹴り上げトトロの腕を取る。腕を取り返したトトロがぶん投げるも、すぐに起き上がった勝がヘッドロックから首投げを狙うが、トトロはびくともしない。逆にトトロが首投げを決め、ロープ際に押し込みトトロ物置。勝がトトロのエルボーをかわし飛び込むも、トトロがカウンターのボディアタックで吹っ飛ばす。さらにボディプレスでカバーもカウント2。
代わった愛梨紗がストンピングからタックルも勝もタックルで返す。代わったYuuRIが正面ドロップキック。愛梨紗が串刺しボディアタック。YuuRIが愛梨紗のエルボーをかわし尻もちをつかせてのサッカーキック、サイドキック、側頭部への低空ドロップキックでカバーもカウント2。愛梨紗がカウンターのタックルでカバーもカウント2。愛梨紗が逆エビ固め。カットに入ろうとする勝をトトロが鬼の形相でけん制。ロープに逃れたYuuRIがカウンターのソバットから619も愛梨紗がかわす。愛梨紗が河津落としでカバーもカウント2。
代わったトトロがタックルからボディプレスもYuuRIがかわす。再度、トトロがボディプレスでカバーもカウント2。愛梨紗を呼び込み、おんぶプレスでカバーもカウント2。トトロがファイヤーマンズキャリーもYuuRIがバックに回っておんぶスリーパー。トトロがコーナーに叩きつける。トトロが飛び込むもかわしたYuuRIが丸め込み。膝立ちのトトロにYuuRIがサッカーキック、トラースキックでカバーもカウント2。トトロがカウンターのタックル、串刺しラリアット。対角コーナーに振るも、コーナーに飛び乗ったYuuRIがミサイルキック。
代わった勝がトトロを担ごうとするが、トトロがこらえる。逆に勝を担ぎ上げるも逃れた勝がエルボー。ラリアットの打ち合いから勝が飛び込みラリアット。すぐに起き上がったトトロが飛び込みラリアット。勝がバックに回って投げ捨てジャーマン。強引にチェンジした愛梨紗がクロスボディ4連発も、4発目をキャッチした勝が膝に落としてのバックブリーカー。エルボーの打ち合い。勝がコーナーのトトロにもエルボー。愛梨紗がチンクラッシャー、ドロップキックでカバーもカウント2。勝が愛梨紗をロープに飛ばし、YuuRIが619。勝が投げ捨てジャーマンを決め、勝とYuuRIがサンドイッチのダブルトラースキック。勝がカバーもカウント2。トトロがカットに入る。勝とYuuRIをロープに振ったトトロと愛梨紗がタックルを決め、さらにトトロが2人まとめてラリアット、愛梨紗が2人まとめて飛び込み低空クロスボディ。愛梨紗が勝にフィッシャーマンズスクリューでカバーもカウント2。トトロが勝をカミカゼに決め、愛梨紗がダイビングボディアタックでカバーもカウント2。ロープに飛んだ愛梨紗にYuuRIが飛び込みエルボー。トトロがYuuRIと勝にラリアットを叩き込み、起き上がった勝に愛梨紗がショートレンジのシャイニングウィザード。カバーもカウント2。愛梨紗が距離を取ってのシャイニングウィザードを狙うが勝が飛び込みを抱え上げバックフリップ、飛び込みラリアット2連発でカバーもカウント2。勝が裏拳からイナズマバスターで愛梨紗からカウント3を奪った。
試合後も気持ちを抑えきれないトトロが勝に殴り掛かる。セコンドが割って入り、2人の乱闘を止めに入る。
マイクを手にした勝は「今日の心残りはな、お前から直接取れなかったことだよ。お前、明日、絶対に取ってやるからな。覚えとけよ。」とトトロに詰め寄り、「メインで勝愛実がきっちりと勝ちました。最近、ずっと締めれてないので…。」と締めに入ろうとする勝を柳川、YuuRIが静止しようとする。「チャンピオン様に触んじゃねえよ!気安く触ってんじゃねえ!」と2人を制した勝だが「締めたいのはやまやまですが、今日はこれだーっ!ミュージック、スタート!」と促し、藤本と海乃がバースデーケーキを手にリングサイドへ。選手に招かれて、現在、長期欠場中の松下楓歩と佐藤肇社長がリングへ。
佐藤社長「こうやって楓歩と一緒に誕生日を祝っていただけるのは、今年で4度目だよな。還暦過ぎていつまでできるかなと思いつつも、まだまだ頑張ろうと思っています。ひとつ言わせていただくと、楓歩とこうやって毎年誕生日を迎えられるっていうのは、朝陽っていう選手がいたからで、彼女が選手であって、その高校の同級生の楓歩が試合を見に来たことがきっかけで楓歩が入社して選手になってという感じです。奇しくも昨年の私の誕生日に、朝陽から誕生日おめでとうというメールをもらってのやり取りが最後となってしまいました。今日2月1日は朝陽の命日であります。10カウントやらないのかとか、黙祷やらないのかっていう意見もありましたが、私はあえて今日はちゃんとプロレスでハッピーで締めた方が朝陽も喜ぶかなと。2月1日に大会があったことがすごく不思議に思っています。いろんなことがありますが、苦しいこと、悲しいことも、これからもずっとプロレスでハッピーと叫びながら、アイスリボンを盛り上げられればなと思っています。」
楓歩「去年もそうですけど、社長がしゃべると暗くなっちゃうから(笑)ちょっと明るく。私は目標っていうと、本当にもう皆さんご存じのとおり、ずっと欠場しているので、今年22歳になったんですけど、今年は去年の分も、このリングに戻ってきて頑張りたいなと思います。やっぱり今日も試合をずっと見ていて、アイスリボン面白いなってすごく思ったので、このリングに早く戻ってこれるように頑張りたいなと思います。」
※最後は楓歩と佐藤社長がセンターに立ち「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。