【試合詳細】8・25 東京女子プロレス後楽園ホール大会 【プリンセスタッグ】沙希様&操vs山下実優&渡辺未詩 【インターナショナル・プリンセス】万喜なつみvsジゼル・ショー 中島翔子&里歩vs舞海魅星&鈴芽 瑞希vs伊藤麻希

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『BRANDNEW WRESTLING 3~誰よりも最強!~』
日時:2019年8月25日
開始:11:30
会場:東京・後楽園ホール
観衆:905人

▼シングルマッチ 15分1本勝負
●乃蒼ヒカリ
9分42秒 ヴィーナスDDT→片エビ固め
○愛野ユキ

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○うなぎひまわり・原宿ぽむ
8分43秒 大ふへん固め
YUMI/●桐生真弥

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
○まなせゆうな(フリー)/上福ゆき/白川未奈(フリー)
11分12秒 鈴木ダイナミック→片エビ固め
辰巳リカ/天満のどか/●らく

▼スペシャルシングルマッチ 20分1本勝負
シュー・ヤン
13分40秒 無効試合
坂崎ユカ
※両者失神による。

▼シングルマッチ 20分1本勝負
○瑞希(フリー)
17分0秒 キューティースペシャル
●伊藤麻希(フリー)

▼鈴芽デビュー戦 タッグマッチ 20分1本勝負
○中島翔子/里歩(フリー)
11分16秒 ノーザンライト・スープレックス・ホールド
舞海魅星/●鈴芽

▼初代インターナショナル・プリンセス王座決定戦 30分1本勝負
●ジゼル・ショー
14分25秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
○万喜なつみ
※万喜が初代王者となる。

▼プリンセスタッグ選手権試合 30分一本勝負
【王者組/NEO美威獅鬼軍】沙希様/○操
17分25秒 ヴァニタス→片エビ固め
【挑戦者組/桃色スパークリング】山下実優/●渡辺未詩
※第5代王者組が2度目の防衛に成功。

沙希様&操がプリンセスタッグを防衛し美威獅鬼軍が集結!万喜がジゼルを撃破し悲願のシングル王座初戴冠!伊藤麻希が「名脇役になる」と吼えるも即撤回?!鈴芽がデビュー戦で涙の敗戦!

第1試合


 ロックアップからユキがヘッドロック。ヒカリが切り返しバックの取り合いからグラウンドの攻防へ。スタンドに戻りリストの取り合いからヒカリがヘッドロック。ユキがグラウンドに持ち込むがヒカリがヘッドシザースで捉えるがユキが逃れて距離を取る。

 ヒカリがエルボー連打でロープに押し込み、ガットショットからロープに飛ぶが、ユキはショルダータックルで迎撃しロープに飛ぶが、ヒカリが避けてアームホイップからドロップキック。ユキはスカしてショルダータックルで倒す。
 エルボーの打ち合いからユキがコーナーに振って走り込むが、ヒカリは足を伸ばしてカットし、串刺し攻撃も避けるとドロップキック。逆コーナーに振って串刺しドロップキックから低空ドロップキック。顔面を踏みつけていき、細かくバックキックから首投げで倒し低空ドロップキックを前後から叩き込む。フォールも2。

 ヒカリはスリーパーも、エルボーで逃れたユキがロープに飛ぶも、ヒカリは再度スリーパーで捕らえて絞り上げる。ユキはロープを掴みブレイク。

 ユキはロープに振ってショルダータックルで倒すと、エルボー連打もヒカリがロープに振ってドロップキック。スカしたユキがショルダータックル連発からボディスラムで倒しセントーンを投下。さらにダイビングショルダータックルからフォールも2。

 バックの取り合いからヒカリが首投げで倒しドロップキック。ヒカリはコーナに振って串刺しドロップキックからコブラツイスト。そのまま丸め込むが2。さらにそのままダイヤル固めも2。

 ヒカリはコーナーに上るが、ユキは正面に登るがヒカリはエルボーで落としミサイルキック。フォールもユキが切り替えして俵投げ。
 エルボーの打ち合いからユキが変形キャメルクラッチ。ヒカリはロープに足を伸ばしブレイク。

 ヒカリはコブラツイストで捕らえてからファイナルカット。さらに裏投げを狙うが、耐えたユキがコーナーに振ってブルドッキングヘッドロック。さらにサイドバスターで叩きつけて3カウント。

<試合後コメント>

乃蒼ヒカリ
「なんですかね、やっぱり悔しいし、悔しいのが一番なんですけど、自分に腹が立つしやれることは全てやってきたつもりなのでユキさんに負けたというのは自分よりもユキさんが上回っていることなのかなって。ユキさんがアプガの同期だと思ってるんで私はデビュー戦からずっと一生懸命お互い切磋琢磨してたくさん悔しい思いもしてきたときのことを思い出して自分のプロレスへの気持ちはデビューしたときのほうがもっと強かったのかなって。若い子がどんどん増えてきて自分がもっともっと上の立場にならなきゃって焦ってたところがあったからユキさんとのシングルは自分を見つめ直すシングルになったのかなって思いますし、これからユキさんとは、私はまだ納得してないのでもっともっと戦っていきたいと思います」


愛野ユキ
――ヒカリ選手とのシングル戦に勝利しました
「嬉しいです。この試合に掛ける思いが伝わってるかわからないんですけど、かなりあったので、ホントに勝ててすごく嬉しいです。ただもっともっと出来たことはいっぱいあったし、たくさん攻められたしなんていうか、これが今の私の持ってる力なんだと思います。でもその持ってる力でヒカリに今日後楽園の第1試合で勝利できてほんとに嬉しいです。もう。もっともっと自分の中でやりたいことはあるし、もっともっと強くなりたいので、これからスタートして頑張りたいと思います。応援してくださった皆さんのおかげで頑張れたと思います。ありがとうございました!」

第2試合


 先発は真弥とひまわり。リストの取り合いからひまわりがヘッドロックも、真弥がヘッドシザースで捕らえるがひまわりが倒立してこれを抜ける。
 ひまわりはぽむにタッチ。

 ひまわりは首投げからぽむが腕を足に挟んで捉えると太鼓の乱れ打ち。ポムはロープに飛んでラリアットをスカすとヘッドシザースホイップから串刺し攻撃。避けた真弥がガットショットからYUMIにタッチ。

 YUMIはコーナーに叩きつけていき、アームホイップから真弥にタッチ。

 真弥はコーナーに振って串刺しバックエルボーから首投げで倒しストンピング連打。さらにボディスラムで叩きつけてフォールも2。
 真弥はYUMIにタッチ。

 YUMIはロープに振ってバックエルボーからフォールも2。

 YUMIはスリーパーもぽむはエルボーで逃れて、ビッグブーツを避けるもYUMIはロープに振ってビッグブーツ。ぽむはこれもスカすが、YUMIはスリーパーで捕らえるもぽむはロープへ。
 YUMIはロープに振ってビッグブーツも、ぽむは避けてガットショットからロープ駆け上がり式のアームホイップ。ぽむはひまわりにタッチ

 ひまわりはショルダータックル連発。YUMIがロープに飛んで走り込むが、ひまわりはショルダータックルで迎撃し、コーナーに振るとピルエット式串刺しソバット。フォールも2。

 ひまわりはロープに飛ぶが、YUMIはビッグブーツで迎撃し真弥にタッチ。

 真弥はエルボー連打からロープに振ってバックエルボー。逆エビ固めを狙うが、ひまわりは下から蹴り上げ大ふへん固め。これはYUMIがカット。
 ひまわりは担ごうとするが、耐えた真弥がボディスラム。さらに逆エビ固めで捉えるもぽむがカット。
 ぽむは真弥のスネを蹴っていくが、YUMIがフルネルソンバスターで迎撃。真弥はひまわりにエルボー連打。さらにロープに振ってスパインバスターからフォールも2。
 ひまわりはロープに振ってボディスラムから拙者、蒲焼き者で候。さらに大ふへん固めで捕らえギブアップを奪った。

第3試合


 キャッツパイが独特な世界観を醸し出すが、リカたちは無視して急襲。
 のどかだけがリングに残り、白川のエルボーとゆうなの胸の圧力の往復。上福がゆうなの胸に叩き込み、白川がキャメルクラッチからゆうなが昇天。白川がフォールも2。
 のどかがコーナーに叩き込みダブルニードロップから潰していき、ストンピングかららくにタッチ。

 3人でおやすみエクスプレスも、松井レフェリーは初めて見たため唖然としてカウントを叩かない。らくが松井レフェリーを叩いてカウントを叩かせるが2。らくはリカにタッチ。

 リカはボディスラムからエルボードロップ。フォールも2。
 リカはインディアンデスロック。これを離すとのどかにタッチ。

 のどかはショルダータックルから首投げで倒しケンカキックからボディプレス。フォールも2。
 エルボーの打ち合いからのどかがロープに飛ぶが、白川は追走してフライングクロスチョップ。白川は上福にタッチ。

 上福は次々ビッグブーツからのどかにドロップキック。
 上福はロープに振ってビッグブーツからヘッドシザースホイップ。フォールも2。
 上福とゆうなはサンドイッチトラースキックからフォールも2。
 コーナーに振ろうとするが、のどかはゆうなをコーナーに振り、上福も同じコーナーに振るとまとめて串刺しバックエルボー。のどかはリカにタッチ。

 リカはヒップアタック連発からダイビングヒップアタック。フォールも2。
 リカはスリーパーで捉えるが、上福は引っ掻いて逃れるとビッグブーツ。リカはキャッチするが、上福はチョップで逃れてドロップキック。上福はゆうなにタッチ。

 ゆうなはショルダータックルからサッカーボールキック。さらにケンカキックからフォールも2。
 ゆうなはハイキックも避けたリカがエルボー。エルボー合戦からリカがヒップアタック。ロープに飛ぶが、ゆうなはラリアットで迎撃し、フルネルソンで捉えるが、リカはこれを弾いて丸め込むが2。

 リカは低空ドロップキックからドラゴンスクリュー。リカはらくにタッチ。

 ゆうなにトレイン攻撃かららくがフォールも2。
 らくは河津落としからフォールも2。
 らくは空手チョップ連発も、ゆうなは胸で弾き返すが、らくはボディブローから空手チョップも、ゆうなはランニングボディスプラッシュで弾いて昇天。これはリカがカット。
 リカはコーナーに登るが、上福がドロップキックで落とし、のどかが上福を迎撃するが、白川がのどかにリバースDDT。ゆうながらくをコーナーに振って串刺し攻撃も、避けたらくがスクールボーイも2。
 らくは飛び込み前方回転エビ固めも2.
 らくはフェイスバスターからフォールも2。
 らくはコーナーからのダイビング空手チョップも、ゆうなはハイキックで迎撃し串刺しラリアット。ゆうなは鈴木ダイナミックで3カウント。

第4試合


 シュー・ヤンは突撃しアッパー掌底。場外に投げ捨てると、坂崎は急いで逃げてなぜか甲田代表の足を掴んで引きずると、靴を脱がして奪いリングサイドを回る。シュー・ヤンはガットショットから靴を奪うと、リング下に投げ入れる。そのままステージ上に連れ出すとブレーンバスター。転がり落ちた坂崎に、シュー・ヤンはステージからのウルトラタイガーアタック。シュー・ヤンはリングに投げ入れようとするが、坂崎はロープを掴んで619で蹴りつけると、そのまま南側客席まで進み、机を持ち出し叩きつけると、その机に寝かせて階段を滑り落とす。さらに机を設置すると、手すりからのフットスタンプを投下し机に寝かせると、階段上からの魔法少女スプラッシュを投下し机が真っ二つに。

 やっとリングに戻り、坂崎はフォールも2。
 坂崎はエルボーからぶら下がり首4の字。リングに戻ろうとするが、シュー・ヤンはアッパー掌底からエプロンへのサイドバスター。
 シュー・ヤンはリングに投げ入れフォールも2。

 シュー・ヤンはガットショット。坂崎はエルボーもシュー・ヤンは担ぐが、坂崎は左右のエルボー連打からローリングラリアット。巻き込んで担いだシュー・ヤンはコーナーへのデスバレーボムからヘッドシザースホイップでコーナーに叩きつけてフォールも2。

 シュー・ヤンは担いで回転するが、着地した坂崎がトラースキック。さらに変形ボディスラムからスライディングラリアット。フォールも2。

 魔法少女スプラッシュを狙うが、シュー・ヤンは毒霧。だが坂崎はコスチュームでガードし魔法少女キック。フォールも2。

 坂崎は甲田代表の靴を取り出し、その中から靴下を取り出すと腕に装着しシュー・ヤンの口に叩き込もうとするが、シュー・ヤンはなんとかガード。さらにバックの取り合いになると、シュー・ヤンの手が木曽レフェリーの口に突っ込まれる。坂崎の靴下アームもレフェリーの口に突っ込まれ、レフェリーは失神。

 坂崎は靴下を使ったスリーパーからシュー・ヤンの口に突っ込むも、シュー・ヤンの指も坂崎の口へ。両者ダウンも、レフェリーも失神しているためカウントが叩かれない。
 松井レフェリーがこの惨状を見てリングに上がると、ゴングを要求しノーコンテストになった。

<試合後コメント>

シュー・ヤン
「キエェェェェェェェェッ!!!」(手袋を噛み締めて体をブルブルと震わせ、奇声を発しながら荒々しく退場)

坂崎ユカ
「終わってたぁ~!まだ口ん中いる~!おえぇ~!あぁ~帰りた~い!帰りた~い!」

――決着について
「不本意です!もっと威力があると思ってたんだが、それ以上に私も食らってしまった。それが敗因じゃ。この武器は世の中で一番強い武器じゃ。これでおわらね~からなぁ~!さらば~!へへへへへ~!」

第5試合


 グラウンドの攻防から伊藤がアンクルを取っていくが、瑞希が切り返しスタンドへ。リストの取り合いからヘッドロックの応酬となり、伊藤がショルダータックルで倒すとヘッドバッドを投下するが、避けた瑞希がフットスタンプ。伊藤は避けるも瑞希はドロップキックで吹っ飛ばす。

 瑞希はコーナーで顔面を踏みつけるが、伊藤は立ち上がるとコーナーに押し込みエルボー連打。さらに世界一可愛いナックルを叩き込もうとするが瑞希は抜けて背中にチョップ。伊藤はロープに振るが、瑞希はロープをたゆませエプロンに落とすとドロップキックで場外に落としコーナーからのプランチャを狙う。だが伊藤が正面に登りエルボーで落とすと場外戦へ。

 伊藤はマイクを持ち出し、ロープで鉄柱にくくりつけると世界一可愛いランニングナックル。
 リングに投げ入れフォールも、ブリッジで抜けた瑞希の髪を引っ張り倒すとヘッドバッドからフォールも、瑞希はブリッジして抜けてフットスタンプ。
 伊藤は一本足頭突きも、瑞希はキャッチしてロープに叩き込むと背中にドロップキック。さらにフットスタンプからセカンドロープに飛び乗りダイビングフットスタンプ。フォールも2。

 瑞希はコーナーに登りダイビングクロスボディアタックから再度コーナーに上ると、走り込んでくる伊藤を蹴りつけていくが、伊藤は足をキャッチし足へのヘッドバッドから正面に登りヘッドバッド。だが瑞希もヘッドバッドで返し落とすと、ダイビングクロスボディアタックを発射するが、避けて自爆させた伊藤が飛びつきDDT。
 伊藤は逆エビ固めで捉えるも瑞希はロープを掴みブレイク。

 伊藤はボディスラムからコーナーに登りダイビングヘッドバッド。しかし瑞希は避けてジャストフェースロック。伊藤はこれを潰してフォールし、返した瑞希に伊藤スペシャルも、瑞希は切り替えしてジャストフェースロック。伊藤はロープを掴みブレイク。

 瑞希が投げようとするが、耐えた伊藤にストンピングからロープに飛ぶが、伊藤はショルダータックル。だが負けじと瑞希がドロップキックから走り込みクロスボディも、伊藤はそこへヘッドバッドを叩き込み迎撃。ダブルダウン。

 エルボーの打ち合いを瑞希が制するが、何度も立ち上がる伊藤がコーナーに自らの頭を叩きつけてからエルボー。瑞希のエルボーを頭突きでガードした伊藤がヘッドバッドからボディへのヘッドバッド。ロープに飛ぶが、瑞希がカサドーラもお互い切り返し合うが2。

 瑞希は串刺し攻撃を狙うが、伊藤が足を伸ばすも、瑞希はキャッチしセカンドロープに寝かせると断崖式フットスタンプ。さらにコーナーに登ろうとするが、伊藤は足を掴み動きを止める。
 瑞希はストンピングで逃れコーナーに上るとダイビングフットスタンプ。瑞希は強引に伊藤を引き起こすと、伊藤は中指を立てるが、瑞希はキューティースペシャルで叩きつけて3カウントを奪った。

伊藤「うぅぅ(泣きながら)この夏の、主役を、伊藤が倒して!主役になりたかった。脇役でも、主役になれるっていうところを、証明したかったけど、あの人は、主役・・・もう、伊藤リスペクト軍団として、隣に居た頃の瑞希の姿は、どこにもないことがわかって、ちょっとスッキリしたかな。でも、なんていうのかな、伊藤だけじゃないだろうけど、色んな人からの影響受けてあいつも変わったんだろうから、なんていうのかな、主役が、主役は、影響を、受けるものだとするなら、脇役は、影響を与えるものなのかなということがこの試合でとてもわかった。だとするなら伊藤は!脇役じゃ無くて、名脇役になってやろうと思う!瑞希だけじゃね―よ!お前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前もお前も全員!影響与えてやるよ!人生ぐらい変えてやるよ!伊藤リスペクト軍団、伊藤リスペクト軍団は、伊藤リスペクト軍団は解散じゃない。伊藤とお前らだけのカルトだよ!ついてきたいやつは、伊藤について来い。Tシャツ3000円で入会できっから。じゃいくぞー!世界一可愛いのはー!?(伊藤ちゃーん!)ありがと~~~~!ゆ~め~じゃない~あれこもこれも~(略)ウルトラソウル!(はい)」

<試合後コメント>

伊藤麻希
「もうなんかなんだかんだ、伊藤のプロレスが出た試合だったなと思って。それを引き出してくれたのはやっぱりあの人だったから、伊藤リスペクト軍団っていうのは作られるべくして作られたものなんだなって実感できて私はとても幸せです」

――これで気持ちにけじめを付けて前に進んでいけそう?
「それはねーんじゃね?まあ別に東京女子プロレスというか、プロレス界で私は一人もクリーンな感情を持って無くて、みんな普通に憎たらしいと思いますね。伊藤がやっぱり一番になりたい。名脇役になりたいって言ったけど、名脇役が主役になる物語だから。だからやっぱり主役になりたいかな」

――9月1日に瑞希選手が中島選手に挑戦しますがどっちに勝ってほしいですか
「どっちでもいーかな。うーん。いずれ伊藤がベルトを巻くから、誰でもいい」

瑞希
「色んな人とシングルをしたけど、伊藤さんとやるのが一番なんか表しきれない環状になって、今日が来るのがホントはすごく嫌だったんですけど、伊藤さんはずっと真っ直ぐ前を見て主役の座を取るって言ってたから、それじゃダメだなと思って全部ぶつけて全部終わらせようと思って戦ったから寂しくなったけど、これで伊藤さんのいいところを吸収できたので、タイトルマッチに臨めます」

――これで伊藤リスペクト軍団にけじめをつけてタイトルマッチに臨める?
「気持ちの弱さをちゃんと克服出来たと思います」

第6試合


 先発は鈴芽と中島。リストを取った攻防から中島がグラウンドに引き込み、鈴芽がヘッドシザースも中島はブリッジして抜けるとフォールも2。両者タッチ。

 里歩がヘッドロックから走り込むが、魅星はショルダータックルで迎撃するが里歩はクロスボディで倒しフォールも2。
 里歩はドロップキックから中島にタッチ。

 中島はフロントネックも魅星はコーナーに押し込み鈴芽にタッチ。

 中島はロープに振ると、リープフロッグからバックエルボーで倒し背中にエルボー。中島は里歩にタッチ。

 里歩は髪を捻ってコーナーに叩きつけると顔面を踏みつけていく。里歩はコーナーに叩きつけて中島にタッチ。

 中島はエルボーから首投げで倒し首4の字。そのままリングに顔面を叩き込み絞り上げるが、鈴芽はなんとかロープへ足を伸ばしブレイク。
 中島は里歩にタッチ。

 里歩は首投げからフォールも2。
 里歩はインディアンデスロックも鈴芽はロープへ。
 鈴芽がスクールボーイも2。里歩はガットショットから走り込むが、鈴芽はスカしてロープに飛ぶとショルダータックルで倒す。鈴芽は魅星にタッチ。

 魅星はショルダータックル連発で倒すが、中島が背中にエルボーから走り込むもショルダータックルで迎撃。魅星は里歩に串刺し攻撃を狙うが、里歩は足を伸ばしてカット。だが魅星はロープに振ってドロップキックで迎撃すると、担ごうとするが着地した里歩がバックを取る。ロープに下がった魅星に里歩はカサドーラフットスタンプから後頭部にランニングニー。フォールも2。
 里歩は中島にタッチ。

 中島はコーナーに叩きつけると串刺しライダーキック。さらに里歩が串刺しジャンピングニーからフェイスバスター。中島が飛びつきネックブリーカードロップからフォールも2。
 中島は投げようとするが、暴れて逃れた魅星がバックドロップを狙うが、中島は着地して走り込むも、魅星はキャッチしカウンターのボディスラム。魅星は鈴芽にタッチ。

 鈴芽はドロップキックからエルボー連打。ロープに振ってドロップキックも、中島はスカして走り込むが鈴芽はドロップキックで迎撃。鈴芽はロープに飛ぶが、中島はライダーキックで迎撃しネックブリーカーからフォールも2。
 中島は突撃からコーナーに登るが、魅星が足を掴んで動きを止めるも、これを弾くとダイビングライダーキック。鈴芽がこれを避けて、魅星がラリアットから鈴芽がダイビングクロスボディアタック。フォールも2。

 鈴芽がロープに振ろうとするが、中島がコルバタでロープに持たれさせ、里歩が619。中島はコーナーからのダイビングライダーキックからフォールも2。
 中島はノーザンライトスープレックスも鈴芽は丸め込むが2。鈴芽は首固めも2。鈴芽は再度丸め込むが2。
 鈴芽はラリアットも、中島はガードしDDT。中島はノーザンライトスープレックスホールドで3カウント。

<試合後コメント>

里歩&中島翔子
――鈴芽選手のデビュー戦を終えて
中島「すごく緊張してたなって思いました。いつも練習のときとかは負けん気が強くて、パワー100パー出せてた感じがしたんですけど、やっぱり本番はガチガチに緊張して彼女の持ってる力の半分よりは出てたかもしれないですけど、全てではなかったなって思ったので、これから経験を積んで、成長を期待してます」
里歩「自分ははじめましてだったんですけど、なんか細身だけど芯に強いものがあるなって感じて、これからが楽しみな選手ですね」

――二人でのタッグは久しぶりです
里歩「嬉しい!」
中島「嬉しい!」
(二人ほぼ同時に同じ言葉を発し、顔を見合わせて笑い合う)
中島「里歩さんがフリーランスになっていろんな団体で戦われて、この間はAEWで当たらせていただいて、距離がちょっと遠くなったかなって思ったんですけど、触れ合うことでたくさんいい刺激を貰える先輩なので、今日組めて嬉しいですし、こうやって定期的に組めると嬉しいです」
里歩「楽しかったです!」

――また組んだり戦ったりしたいという想いは
里歩「あったらいいなって思ってます!」
中島「うれしい!」
里歩「他の団体、スターダムに上がってるんですけど、こうして東京女子に参戦できることは縁だと思うので、これからも一緒に今まで作り上げてきたものをもっといいものに出来たらいいなって思ってます」


舞海魅星&鈴芽
――デビュー戦を終えて
鈴芽「何も出来なくて、必死だったんですけど、みなさんも応援してくれたのに全然返せなくて、今日見て応援してくれた方々が『最初から応援しててよかった』って思えるようなレスラーになるので、これからも応援よろしくお願いします」
魅星「まだ小さいですし出来ることはまだベルト持ってる人と比べて全然少ないんですけど、その中でも自分にできることをしてこうしてフォールされても返していって」

――キャリアの長い里歩選手、現王者の中島選手との戦いはなかなかなかった機会だと思います
魅星「やっぱりベルトってスゴいんだなって対戦して改めて思って。自分たち同期はまだまだだなって思うんですけど、これから同期3人で力を合わせて登っていってベルトに手が届くようにこれから進化していきたいと思います」
鈴芽「初めてが里歩選手なので比べる対象はないんですけどやっぱりスゴい人なんだなっていうのは私にも伝わってきて、いずれまた戦えるようになりたいです」

第7試合


 ロックアップからリストの取り合い。グラウンドの攻防からジゼルのミドルキックを避けた万喜を潰してフォールもお互い切りかえしあい、ハイキックを避けあうと睨み合う。

 ジゼルは握手を要求。万喜はこれを握るが、ジゼルは両腕で掴みこれを離さず、ロープに振ってアームホイップから、ブーメラン式のアームホイップ。さらにボディを蹴り上げてコーナーを駆け上がり式のアームホイップ。
 ジゼルは投げようとするが側転して逃れた万喜がドロップキック。万喜はヘアーホイップから投げようとするが、ジゼルはナックルで迎撃。
 ジゼルは前かがみの万喜を蹴りつけ、フロントスープレックスからフォールも2。
 ジゼルはコーナーに叩きこみショルダーアタックから首投げで倒しサッカーボールキック。フォールも2。

 ジゼルはボディシザースで捕らえるが万喜はバックエルボーで逃れロープに飛ぶも、ジゼルはキチンシンクで迎撃しフォールも2。

 ジゼルはコーナーに叩き込み、場外に降りると鉄柱を使って腕を極めていく。さらに鉄柱を使ったバックブリーカー。これを離すとリングに戻りフォールも2。

 ジゼルはボディシザースも、万喜はブリッジして潰してフォールも2。
 万喜は走り込むが、ジゼルはボディブローで迎撃しボディスラム。膝立ちの万喜の顔面を蹴り上げ、再度顔面を蹴りぬくと、バズソーキックも万喜はこれをキャッチ。万喜は膝へのエルボーからエルボー連打。さらにソバットからロープに飛んでバックラッシュ。
 膝立ちでエルボーの打ち合いから万喜がエルボー連打。ロープに飛んでドロップキックから低空ドロップキック連発。さらにロープを貫いての低空ドロップキックを打ち込み、コーナーに上るとダイビングクロスボディアタック。フォールも2。

 万喜はバックを取るが、エルボーで逃れたジゼルがトラースキックを避けて足を払うとリバースネックブリーカーからRKO。フォールも2。

 ジゼルはトラースキックも避けた万喜がハイキックを避けてトラースキック。フォールも2。
 万喜はコーナーに登るが、ジゼルはハイキックで動きを止めると、正面に登り雪崩式スパニッシュフライ。フォールも2。

 ジゼルはチョップを打ち込み、コーナーに乗せるも万喜は着地しバックを取って強引に投げ捨てジャーマン。
 万喜はバックをとるが、ジゼルはエルボーから裏拳。万喜はトラースキック2連発からバックラッシュ。さらにジャーマンスープレックスホールドで3カウントを奪った。

<試合後コメント>

ジゼル・ショー
――東京女子初参戦の感想は
「東京女子には参戦したいと思っていたし、初参戦を果たせてとても嬉しい。今日はなつみの方が上を行ったし、限界を超えるような試合ができた。今日はなつみの方がベストだった」

――今日のタイトルでかかっていた国際的なベルトだが、次の機会があったら狙っていきたいか
「もちろん!今日は彼女のほうが上を行ったけど、彼女がベルトを持っているのであればまたチャレンジしたい。私はそういった名誉が大好きなのでまた狙っていきたい」

――東京女子の観客の雰囲気はどうだった?
「東京女子のファンはとても暖かった。彼らの声援が私達を後押ししてくれたと思う。私はこういった環境で戦えて幸せだった」

万喜なつみ
――見事初代王者となりました
「ホントに今回絶対に取りたくて、皆の、お客さんの声援が聞こえたときに絶対負けちゃいけないし、絶対方を上げなきゃいけないという気持ちで戦いました」

――対戦相手について
「力が強くて、体格が大きいのもあったんですけど、体格が大きい選手とは何人も戦ってきたはずなんですけど、力がすごくて、なんていうんですかね、カタくてすごくて全部がゴツゴツして筋肉で出来ているような。『なにをしたら敵うんだ』って思った瞬間もあったんですけど、ホントに耐えられたのはセコンドとお客さんの声援のおかげでした」

――初のベルト戴冠について
「まだ信じられない気持ちで、ずっとこの瞬間を待っていたなっていう感じですね。まだ実感がわきません」

――このベルトは国際的なものということですが、今後の防衛についての考えは
「やっぱりインターナショナルということで、海外に行きたいですね。伊藤麻希や山下実優、坂崎ユカだけじゃなくて自分も海外に飛び立ちたいし、東京女子でこのベルトに挑戦したいという人がいたら自分はどんな選手でも全力で戦いたいと思います。価値のあるベルトにしていきます!」

第8試合


 先発は未詩と操。ロックアップから一度離れ、再度ロックアップからヘッドロックの応酬。操がロープに走り未詩の背中に乗り潰すと、髪を掴んでコーナーに押し込み串刺し攻撃。避けた未詩が串刺しボディスプラッシュからショルダータックルで倒し、フロントネックで捕らえ山下にタッチ。

 山下は首投げからサッカーボールキック。ロープに振ってキチンシンクからサッカーボールキック。フォールも2。
 山下はフロントネックからコーナに押し込むが、操はビンタ。山下は前蹴りでコーナーに押し込み顔面に押し付けていくが、操はショルダースルーで場外に落とし、沙希様がエプロンを走りこんでサッカーボールキック。リングに戻ろうとした山下の顔面を掴みハイパーゴッサムクラッシュから沙希様にタッチ。

 沙希様は顔面を蹴りつけていくが山下はキャッチし足を払うも、沙希様はサッカーボールキック。山下はロープに振ってボディブローからロープに押し込みラリアットでなぎ倒す。山下は未詩にタッチ。

 未詩はショルダータックル連発で倒し、逆エビ固めを狙うが沙希様はロープへ。
 未詩はエプロンの操にエルボーも、沙希様がビッグブーツで場外に叩き出し、操はステッキで殴打。リングに未詩を投げ入れると、沙希様が膝蹴りから首投げで倒しパラダイスロックで捕らえその上に座る。これは山下がカット。
 沙希様はコーナーに叩き込み操にタッチ。

 操はロープを使ったアームブリーカーからロープを使った腕固め。さらにエプロンに出て上半身への膝蹴り連発からフォールも2。操はステッキを持ち出し未詩の背中を殴打していくが、山下が出てくると顎にステッキを押し付けていく。沙希様は薔薇で山下の顔面を叩きつけていき、操は沙希様にタッチ。

 沙希様は未詩の顔面をコーナーに押し付けていくが、逃れた未詩がエルボーを打ち込んでいく。沙希様はミドルキックで倒しニードロップを投下。フォールも2。

 沙希様はコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが未詩が足を伸ばすとこれをキャッチしロープに乗せてリングに叩きつける。そのまま上に乗って潰していき、これを離すとコーナーに叩きつけて操にタッチ。

 操はアームドラッグから変形鎌固め。これを離すと腕へのストンピングから腕へのギロチンドロップ。フォールも2。
 操は胸へのストンピング連打からフォールも2。
 操は胴締めスリーパーも未詩はブリッジしてフォールも2。

 操はバックブローからロープに飛んで走り込むが、未詩はカウンターのボディスラム。未詩は山下にタッチ。

 山下はハイキックからロープに飛ぶが、沙希様がエプロンから蹴りつけ、操がエルボーも山下は沙希様をロープに振って水面蹴り。操にソバットから首投げで倒し、沙希様と操に交互にサッカーボールキック。フォールも2。
 山下はフロントネックで捕らえ、膝蹴りからロープに飛ぶが、操はジャンピングニーで迎撃し沙希様にタッチ。

 沙希様は二弾蹴りも、避けた山下のハイキックを巻き込みサッキーカッター。さらにサッカーボールキックからフォールも2。

 沙希様は膝蹴りから投げようとするが、逃れた山下とビッグブーツの相打ち。ミドルキックの打ち合いから沙希様はビッグブーツも、山下は左右のミドルキックからソバット。さらにハイキックも、避けた沙希様がビッグブーツ。ミドルキックの相打ちから山下が投げ捨てジャーマンから走り込むも、沙希様はジャンピングミドルで迎撃。だが山下は後ろ回し蹴りを叩き込み両者ダウン。山下は未詩にタッチ。

 未詩はエルボー連打からコーナーに振って串刺し攻撃も、避けた沙希様が走り込むが、未詩は担いで振り子式バックブリーカー。未詩はジャイアントスイングから担ぐも、着地した沙希様がスリーパー。そのまま下がり操にタッチ。

 沙希様が串刺し攻撃も、未詩が避けて操にショルダータックル。操と沙希様をまとめてボディスラムで投げ捨て、操にレーザービームチョップからサイドバスター。フォールも沙希様がカット。

 山下が沙希様に串刺しニーから、未詩が操を担いで、そこへ山下がコーナーからダイビングニー。フォールも2。
 未詩がエルボー連打からロープに飛ぶが、沙希様がビッグブーツで迎撃し二段蹴り式顔面蹴り。山下が沙希様にビッグブーツからバズソーキック。さらに走り込むが、沙希様が担いで操と合体フェイスバスター。
 操がキングスレイヤーも、避けた未詩がレーザービームチョップ。さらに担ごうとするが、操がディエス・イレを狙うも、切り替えした未詩にキングスレイヤー。操は髪を掴んで引き起こしディエス・イレ。フォールも2。
 操はヴァニタスで叩きつけてフォールし3カウント。

沙希様「ありがとう操さん。一時はどうなることかと思ったけれど流石だわ。操さん、これでおわかりになられたわよね?あなたが選んだこの道、過去に残したこと、これが正解で正しかったのよ。私が全て受け止めて認めて差し上げるわ。操さん、あなたが求めたもの、今ベルトお持ちじゃない。それが全てなんじゃなくて?」
操「ありがとうございます沙希様。もったいない言葉でございます。私は、今まで、世界のすべてをただただ憎んでおりました。しかし、沙希様とともに戦い、このベルトを手に入れ、持ち続けることで、ただただ憎かったはずのこの世界が、新しい景色に変わり、新しい世界になり、憎かったはずの世界をまだ信じる事ができるのかな、少しでもまた愛することができるのかなとそう思うようになりました。わたくしがそう信じて来たのが正しい道だと証明されました。沙希様、改めて感謝いたします」
沙希様「そうよ」
操「しかし沙希様、我々はまだ旅の途中にございます。私達このベルトを手にし勝ちづけることで新世界を追い求めないといけないのです。このベルトは未来永劫我が美威獅鬼軍のもの!」
沙希様「そうよ操さん。そのベルトお持ちになって、これからも新しい強く美しく気高い世界をつくっていきましょう。そうだわ、マーサちゃん、先生出ていらして。(マーサとユキオ・サンローランがリングへ)マーサちゃんなんて心配して心配してずっとお掃除ばかりしてくださったの、大丈夫よマーサちゃん沙希様はこうして無事よ。先生、わたくし疲れちゃったの。いつもの美容に効くお注射してくださる?待って待って今じゃなくってよ、後でお屋敷に戻ってお注射してちょうだい。9月の1日大阪でこの4人でお試合するわけ。大阪の皆様にも美しい私達の新世界を魅せて差し上げましょう。それでは皆様。ごめんあそばせ」

<試合後コメント>

沙希様&操
沙希様「私が言ったとおりじゃない。あの方たちはただの雑草とペリカンさん。なんだか雑草さんがいつもに比べると少ししぶとかったように感じるけど、さすが雑草さんだわ。雑草さんはそうでないといけないと思ってるわけ。花が咲くことはないかもしれないけど、これからも雑草さんらしく……なんて言えばいいの、こういうの?ごめんなさい、私まだ日本語が」
操「泥臭く」
沙希様「泥臭くね。ごめんなさいね、私まだフランスが抜けてないの。そういうことよ。泥臭く頑張ってちょうだい」
操「そうでございます。流石雑草。しぶとかったですけど、その雑草を刈り取ることで私達に新しい世界を見せてくれた。そこのみが雑草の生きる理由なのかなと改めて思いました。そうですよね、沙希様?」
沙希様「そうね。雑草を抜く理由ってあなた達おわかり?美しい花を活かすためと、そのための栄養をすべて私達がもらうためなの。なあに、あのペリカンさん。……ごめんなさい、あたくしまだ日本語が出てこないわ。わたし知っているの。あれはお関西のお言葉で“いちびり”って言うんですよね?あたくし分かっているの。次、9月1日、あたくしと操ちゃんと、マーサちゃんとwith先生。あたくしお注射が切れると何があるかわからないの。だから先生にも来ていただいて大阪でも美しい世界を見せてあげましょう」
操「我が美威獅鬼軍の強さを存分に発揮しましょう」
沙希様「2022年に大阪でなにかあるわよね?」

――大阪万博ですか……?(※大阪での日本国際博覧会の開催は2025年)
沙希様「そうよ。万博があるわけ。あたしたちはそこを視野に入れているの」

――本日フォトブックが発売されましたが手応えは
沙希様「あぁ、Photo book。そうねぇ、あたくしたちの想像以上に……お子様がね。お子様がいらっしゃったわ。sの歳からあたくしたちの美しさに気づいているなんて流石目が肥えていらっしゃる」

――9月1日にはアントーニオ本多選手もいます
沙希様「そうねえ。あたくし、おとしまえんで先生と組んでお試合をしたことがあるの。あのときの記憶はあまりないのだけれど、なにかお話を聞いたような気がするわ。あたくしちょっと意味がわからなかったの。でも今回は違うわ。ここに操さんが加わって。操さんはすごく博識なわけ。どういう技をしてきたとしても操さんはすべて先をお読みになるの。ちょっとしたことではあたくしたちが負けるわけはなくってよ」
操「そうでごじあます。わたくしの知らない強さをあの方はお持ちと噂に聞いていますが、その強さをわたくしたちが学ぶために来ておりますので吸収するつもりでいます」
沙希様「あとかわいさではマーサちゃんも負けなくってよ」

――ごんぎつねってご存知ですか?
沙希様「ごめんなさい。わたし美しくない言葉はあまり頭に入ってきませんの」
操「日本語なんですか?」
沙希様「勉強が必要だわ。ごんぎつねとやらをね、学んで参りましょう」

山下実優&渡辺未詩
山下「悔しいですし、自分もなんかこう、未詩とタッグを組んでベルトを持って進んでいくっていうのが見えていたので、ホントにすごい、あの、試合中も、あの、美優と組んで、あの、ほんとに自信はあったんですけどやられてしまったので、結果は負けてベルトは私達元に来なかったので、ほんとにそれは悔しいです」
未詩「「今回すごく緊張して、でもやっぱりこんなにすごい山下さんが隣りにいるっていう安心感がすごくて、行けるっていう気持ちはあったんですけど、やっぱり今まだ自分にできること、最大のことが出来たのかっていうのもハッキリ分からないくらいで、それがそれすらもわからないっていうのはやっぱりもっと頑張らないとなって思ったので、でも、まだまだこれから頑張っていこうって思いましたホントに。悔しかったです」
山下「私も未詩もですけどね。今日まで全力で練習して全力で戦って出し尽くしましたので、その上で改めて悔しいって思うし、未詩に対しても、そうですね、悔しいっていう気持ちが。だったらもっと私達も強くならないといけないし。悔しいって思う気持ちがある限り経験上強くなれると思うので、まあ、今の時点では口だけになってるので、前に進んで、私も未詩も進んで、強くなっていきたいなと。またね、挑戦できる時が来たら私達、私達じゃないかもしれないですけど、個人で頑張って強くなっていきたいなと思います」
(未詩がボロボロと涙を流し始め、山下が肩を抱いて励ます)

――今後もこのタッグを継続させたいという気持ちは
山下「そうですね、お互いね、私も隣りにいて心強かったし。目の前でタッグが決まって、まあ、決まらないからね、ほんとに未詩は最初に比べてすごい意識が変わってほんとに頑張っていたので、そこにホントに刺激もらって自分もがんばれてた部分があるので、継続っていうのはね、ここでまず、ここのためにやってきてた部分もあるので、とりあえずここで、うん、やっぱり各々強くなっていくことを考えたほうがいいかなと、二人のことを、二人でというよりは個人でまたお互いに強くなったほうがいいと思ってるので私は。そうですね、お互い頑張るしか無いですね」
未詩「今回メインに立てたっていうことが自分の中で成長するポイントがあったので学ぶことも多かったですし、山下さんからすごく近くで吸収することもあったし、もっと頑張ろうって思います」

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