東京女子プロレスが半年ぶりの聖地・後楽園ホール凱旋!プリプリ王者・坂崎ユカが後輩・愛野ユキの奮闘を断ち切り新技披露でV3!
東京女子プロレスが23日、東京・後楽園ホール大会を開催。メインイベントは団体最高峰のタイトル、プリンセス・オブ・プリンセス王座を王者の坂崎ユカ、挑戦者の愛野ユキが争った。
旗揚げメンバーとして山下実優らと団体をけん引してきた坂崎。その後輩として「ちゃんと育っている」姿を見せたかったユキだったが、先輩の壁は厚くサイド・スープレックス、ヴィーナスDDTを決めてもフォールを奪うことはできず、新技のUBVも決めることはできなかった。逆に進化を見せつけたのは王者のほう。スワンダイブ式ファイアーバード・スプラッシュ(魔法少女にわとり野郎)を初公開し、ユキの奮闘を断ち切った。
東京女子プロレスとして半年ぶりの聖地凱旋を果たしたが、新型コロナウイルス感染症の影響は色濃く、座席数の制限や大声での声援が禁止されるなど「見ている側」も制約の課せられた大会となった。その中でメインを締めくくった坂崎は、集まった超満員のファンを前に「まだまだ私たち発展途上なので皆さんの応援とか声援とかないとちょっとだけ心細いこともありますが、姿勢や身振り手振りで応援してくれたことがとてもうれしかったです。またいつみんなと会えるか、会えなくなるかわからないから、今を大事にして未来を信じて歩んでいきましょう」と涙ながらにマイクアピールをして興行を締めくくった。