マジラビがトロピカワイルドとの対戦で勝利!SAKIとの同期対決制した瑞希「組める機会があれば組みたいし、もう1回このカードでもやりたい」
東京女子プロレスのスピンオフ興行「TJPW INSPIRATION」(第3弾)が12月10日、東京・新宿FACEで開催され、メインイベントではプリンセスタッグ王者のマジカルシュガーラビッツ(坂崎ユカ、瑞希)がトロピカワイルド(SAKI、水森由菜)を破った。
同大会は通常興行とは一線を画し、ふだんではなかなか組まれないマッチメイクを実現するもの。瑞希はSAKIと同期生で、かつてはタッグも組んでいた間柄。その後、2人は別の道を歩んだため、約4年ぶりの遭遇となった。
両軍共に好連係を見せるなか、10分過ぎ、瑞希とSAKIが激しいエルボー合戦から、瑞希がフットスタンプを見舞えば、SAKIはブレーンバスターで逆襲するなど、バチバチやり合った。その後、マジラビはトイストーリー3を決め、瑞希が水森にドロップキック。SAKIは瑞希にリバース・スプラッシュで反撃するも、マジラビはトイストーリー4をさく裂させると、瑞希がダイビング・フットスタンプを繰り出して水森から3カウントを奪った。
バックステージで坂崎は「すごかった。パワーがみなぎってた。ベルトが懸かってなくてよかった。タイトルマッチ級のエネルギーの消費した」と、瑞希は「昔と闘い方もちょっと変わったと思うし、SAKIっぽも変わったと思うし。こうやって別々でも高め合っていけて、すごいうれしいなって思いました。(次は)組める機会があれば組みたいし、もう1回このカードでもやりたい」とコメント。
一方、SAKIは「お互いの道に進んで、お互いがお互いのベルトを背負っての対戦でしたけど、楽しかったです」と感慨深げ。水森は「この雪辱は、いつかまたカードを組んでもらわなきゃ許さないから」と雪辱を期していた。