【試合結果】10・29 東京女子横浜大会 【TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権】優宇vs辰巳リカ 才木玲佳&のどかおねえさんvsミウラアカネ&黒音まほ
『In a corner of a city called Yokohama』
日時:2016年10月29日
会場:神奈川・横浜ラジアントホール
観衆:202人(満員)
▼オープニングマッチ 15分1本勝負
○のの子
7分30秒 ボインメーカー→片エビ固め
●滝川あずさ
▼筋肉アイドルvs裏番長初対決! 20分1本勝負
○才木玲佳(フリー)/のどかおねえさん
9分7秒 タワーブリッジ
ミウラアカネ/●黒音まほ
▼3WAYマッチ 30分1本勝負
○ミル・クラウン
5分35秒 ミルクラッチα
●ハイパーミサヲ
※もう一人は中島翔子
▼小橋マリカ高校受験壮行試合 20分1本勝負
○山下実優
11分30秒 アティテュード・アジャストメント→片エビ固め
●小橋マリカ
▼TOKYOプリンセス・オブ・プリンセス選手権試合 30分1本勝負
【王者】○優宇
15分15秒 片羽絞め
【挑戦者】●辰巳リカ
※第2代王者が初防衛に成功
三禁の東女で“婚活軍”が結成!アイドルグループLinQの伊藤麻希のデビュー戦の相手が山下実優に決定!優宇がプリプリ初防衛!
オープニング
前説には、来年の1・4で東京女子プロレス卒業が発表された“世界初アニメチックアイドル”桃知みなみが登場。
桃知は「先日公式から発表させていただいたとおり、旗揚げ前から3年半お世話になった東京女子プロレスさんですが、来年の1月4日の後楽園ホール大会を持ちましてリングアナを卒業させていただくことになったもっち。桃知も東京女子プロレスでリングアナをずっとやってきて選手がどんどん成長していくのを見て、もっちもどんどん成長していきたいと思ったもっちよ。なのでこれからも東京女子プロレスの成長と桃知みなみの成長を見守っていただけたらと思いますもっち」と挨拶。
続いて選手入場式の前にお知らせがあるということで、九州発アイドルグループLinQの伊藤麻希が登場
伊藤のデビュー戦が12月11日DDT博多スターレーン大会に決定!さらに東京女子プロレス1月4日後楽園ホール大会の参戦が決定。
伊藤「はい九州発アイドルグループLinQの伊藤麻希と申します。こんにちわ。はいえーと、デビューができるという事ですごく嬉しいですワクワクしております。でもですね、私アイドルなんで、アイドルだからって(えー)アイドルも辞めないしプロレスもちゃんとするんです二足のわらじを履き続けるんです伊藤麻希は!一生懸命どちらも頑張りたいと思いますよろしくお願いします~。あのですね、私男色ディーノさんが凄い尊敬している選手でしてね、男色ディーノさんがDDTには男色ディーノが居るってこの前言ってったんです。それいいなと思いまして、伊藤も東京女子には伊藤麻希が居るって言われるぐらいになりたいというかなろうと思いますのでほんとに頑張りますよろしくおねがいしまーす!」
さらに福岡大会の対戦相手となるのはなんと山下実優となったことが発表。リングに山下が登場しマイクを持つ。
山下「まず、デビューおめでとうございます。はいでもホントにデビュー、7月かな?博多スターレーンで練習をしてデビューを目指したいって熱い気持ちを私も間近で見ていたので、ここまで練習してそれも間近で見てて、ほんとに一生懸命頑張ってるなと思って、同じ地元福岡の子が一生懸命頑張ってるのはすごく私もいい刺激をもらってたので、こうしてデビューの相手をできるのはすごく嬉しいし、でもですね、私も覚悟を持ってやっているので、覚悟を持って伊藤さんの相手全力でぶつかりたいと思います。12月までもう少し頑張ってもっともっと練習して全力でぶつかりに来る準備をしてください。よろしくお願いします」
伊藤「あの全力でぶつかっていく準備をするようにって言ってたけど、あの~ナメちゃまずいですよ伊藤麻希を!ナメちゃまずい本気で!本気で全力で行きますからね!知らないですよ?アイドルをナメちゃまずいですよ~?沢山の困難を乗り越えてきたので、伊藤麻希の肝っ玉はマジでヤバい。頑張りますよろしくおねがいしまーす!」
そして選手入場式へ。代表して本日で高校受験のため欠場となるマリカが喋ろうとするが、そのマイクをあずさがひったくる。
あずさ「甲田さん、急ですけどお願いがあります。私の三禁の、特に男性の部分、解除してください!結婚したいです婚活させてください!」
甲田代表「・・・どうした?」
あずさ「私気づいちゃったんですよ。強くなるために必要なものがあるってことを。それは、結婚。だから、婚活、いいですよハタチそこそこの皆は!三禁守ってそれで秩序が守られて、いいですよ。でも、三十路目の前にしたアラサーへの私に!三禁は!きついです!強くなりたいです!」
甲田「大丈夫ですか?」
あずさ「全然大丈夫ですよ!」
甲田「いや、ね?三禁というのはお酒とタバコと男が禁止という東京女子のルールなんですが」
あずさ「私はお酒は飲みませんしタバコも元から吸いませんからそれはいいんですよ。とりあえず、男性の部分。真剣な、結婚を前提としたおつきあいを許可してください。相手はまだ居ないけど」
甲田「・・・はい、じゃあなんか可哀想になってきたんで。でも、あずささん言ってみれば、今まで結婚相手がいないのを三禁のせいにしてきた。とりあえず、今この場ではそういうことを言う場ではないので、マリカに挨拶させてあげてください」
(あずさはしぶしぶマリカにマイクを渡す)
マリカ「はい、小橋マリカでーす。私は今日の横浜ラジアントホール大会をもってしばらくの間高校受験で休業させていただくことになっているんですが、なんと最後の壮行試合で闘うのが山下実優選手です。シングルマッチで闘うのは初めてでずっと6月からタッグパートナーでずっと一緒にタッグで闘って、その時はほんとにお姉さん的な人でずっと頼ってきたんですが、今回シングルでほんとに正面からぶつかっていくということでほんとに厳しい戦いになると思うんですが、一生懸命私なりに頑張って闘いますので最後まで熱い応援よろしくお願いします」
第1試合
のの子はレフェリーチェック中胸を使った一発ネタで牽制。ここで甲田代表がゴングを準備し忘れていたことが発覚し、急いでゴングが準備される。
のの子が乳だましで牽制。リストを取ると自分の胸にうずめる。あずさはショルダースルーで切り返すがのの子もヘッドシザースで切り返し一度距離を取る。
あずさはサミングからロープに飛びショルダータックルを3方からうちこむが、のの子は受け切ると乳だましからロープへ。これをバックエルボーで迎撃したあずさがアームホイップからトラースキック。エルボーを放つもこれはのの子が胸で弾き返し睨みあう。
あずさはトーキックから胸に恨み節を言いながら攻撃するが、のの子は昇天から手ぶらツイスト。
のの子はあずさの後頭部に胸を打ち付けるとコーナーに振ってKカップアタックからコーナーで乳を使い圧殺。フォールも2。
あずさはサミングからコーナーに叩きつけて、のの子の顔面をロープにこすりつけていく。あずさはコーナーに叩きつけるとストンピングから顔面を踏みつけ、さらに乳の上に乗っていく。あずさは首投げからフォールも2。
のの子はボディアタックを叩き込むと「顔はいいけどお乳はやめろ」と叫びストンピングから乳を使った足攻めからテキサスクローバーホールド。これをあずさはマイクを持ちロープに手を伸ばすと「つい先程甲田代表より婚活の許可を得ることができました。滝川気づいたんですが、最も婚活に一緒に参加しないといけないのはのの子さんだと思ってます」と精神攻撃。
のの子は「あなたが言うとおり、まだキラキラした10代を、ほんの少しだけ過ぎた私は、ここに居る、いや世界中にいる皆のアイドルだし、婚活なんて、まだまだ」と喋ってる最中にあずさが「うるさい!私知ってるんですよのの子さん。先日、清水愛さんが結婚発表した時、喜びと幸せと同時になんかこう胸が切なくなってどうしようもなく落ち込んでいたのは私だけじゃなく東京女子で一番落ち込んでいたのはあなたでしょう!もうアラサーでしょうしっかり現実みてください」とまくし立て、頭を押さえるのの子をあずさがフォールも2。
あずさは「甘いわよ現実見なさい」と放送コードブレイカーからXファクター。あずさはトラースキックものの子は胸で弾き返しボインメーカーポーズ。これをあずさが丸め込むが2。
あずさはトラースキックからフォールも2。あずさは走りこむもルーテーズプレスで迎撃したのの子がボインメーカーからパイフライフロー。これで3カウント。
試合後おもむろにマイクを持ったのの子。
のの子「私は10代を少しだけすぎたまだキラキラしたお年頃だし、ましてや、みんなのアイドルですし、婚活なんて考えたこと無い、そんなお年頃でした。でも、滝川さんのその必死な思い、ものすごく婚活に対する情熱、私、すごく感動しました!だから、私も~一緒に?婚活、します!」
あずさ「ほんとですか?」
のの子「うん、婚活するからには玉の輿?大スキャンダル?週刊誌の一面?いや週刊誌の表紙狙いましょうね~!」
あずさ「私は平凡な結婚でいいですけど、でものの子さんがそうやって言ってくれたってことは、これから私達婚活軍として、プロレスを通じて世の男性達にアピールをして、真実の愛、強さを手に入れましょうねのの子さん!婚活、結婚で、強さを、オー!」
のの子「今回、結婚で、週刊文春の表紙に!なるぞー!」
あずさ「よし決まりだ!婚活軍!」
のの子&あずさ「オー!」
<試合後コメント>
婚活軍
あずさ「ライトあって嬉しいですね」
のの子「大事ね」
あずさ「私達、本日から、婚活軍としてプロレスを通じて世の男性方にアピールをしていくことで、真実の愛、そして強さを手に入れていきたいと思います」
のの子「そして玉の輿も手に入れます」
あずさ「まあ女子アナ志望ですし、アナウンサーらしい素敵な結婚をしたいと思いますのでよろしくお願いします」
のの子「大スキャンダルを、私、文集にも載りたいし、週刊誌の表紙にもなりたいし、いい、玉の輿にのれればいいなと思ってまーす!」
――お二人はどのような男性が結婚相手に相応しいと思ってらっしゃるんでしょうか?
のの子「とりあえず、そうですね、どっかの国の王子様とかいけたらいいなと思ってますけどね。メディアさんよろしくお願いします」
あずさ「私は、幸せな結婚ができればそれでいいんですけど、欲を言えば小金持ちだと嬉しいです」
――実際清水愛さんの結婚発表は心に来るものがあったのでしょうか?
あずさ「のの子さん…」
のの子「…いや、おめでたいなって、思ってますよ?ただなんかあれですよね?今日も裏で結婚式やってるって話も聞いたりとかして、その裏でね…」
あずさ「でもこれからですから私たちのの子さん」
のの子「そうね!」
あずさ「今がスタートですから、愛さんにいろんなこと習って、私達も、後を追いましょう」
のの子「はい!すぐにお嫁に行きたいと思います!」
――婚活するにあたって男性にアピールするポイントはプロレスとアナウンサー以外何があるんでしょう?
あずさ「え?それだけで十分じゃないですか?」
――料理がうまいとか…
あずさ「あーもちろんもちろん、のの子さん料理得意ですし、私達台湾ニュースでも女子力が高い日本人ということでニュースのトップの写真にも載ったことがあるぐらい、世界、日本じゃ収まりきらないぐらい女子力は高いと思っておりますので、そこをより一層磨いていければと思っております」
のの子「はい、料理が好きで、ぬか床も、床上手ですわたくし」
あずさ「…だそうです!」
――代表の許可はおりたという形ですかね?
のの子「もうおりてますよね?」
あずさ「あれはおりてたと私は認識しているんですけど、私が言ったとおり、やっぱり二十歳そこそこの若い子たちには秩序を守るということで三禁は大事かもしれないですけれども、真剣な結婚を目指した交際というのは決して悪いことではないと思ってますし、甲田さんもなあなあにしてましたけど、あれはいいという事で私は認識してます」
第2試合
先発はミウラと才木。ロックアップからミウラがロープに押し込むとクリーンブレイク。再度ロックアップから才木がロープに押し込もうとするが、ミウラが体勢を変えて押し込みクリーンブレイク。
ロックアップからミウラがヘッドロックで捕らえるが才木が取り返すと首投げからグラウンドとなるが、ミウラがヘッドシザースで抜けて距離を取る。両者タッチ。
ロックアップからまほがロープに押し込み噛み付く。走り込んできたまほをアームホイップで投げ捨てたおねえさんがショルダータックルで倒す。まほは立ち上がるとヘッドバッドからスリーパー。おねえさんはすぐにロープへ。まほはストンピングからミウラにタッチ。
ミウラはロープに振るとエルボーで倒しフォールも2。ミウラはコーナーに叩きつけストンピングから逆コーナーに振り串刺しバックエルボーから串刺しラリアット。ミウラはランニングボディプレスでフォールも2。
ミウラはコーナーに叩きつけまほにタッチ。
おねえさんがエルボーから走り込むも、まほはトーキックで返しエルボーで潰すとストンピング連打。まほは逆エビ固めで捕らえると、お姉さんは必死にロープへ。
まほはストンピングからコーナーに振り走り込むがおねえさんがショルダータックルで迎撃。おねえさんはランニングクロスボディアタックからボディスラムで叩きつけ才木にタッチ。
才木はショルダータックル。ミウラにもショルダータックルからまほをミドルキックで倒しボディスラム。まほは顔面にナックルで才木を倒しミウラにタッチ。
ミウラとまほはトレイン攻撃を狙うが、避けた才木が誤爆させるとミウラに向かって走り込むがミウラはショルダータックルで迎撃。
ミウラのエルボーと才木のローキックの打ち合い。ミウラが走り込むも才木はリープフロッグからドロップキックで迎撃。
才木はあげようとするが、耐えたミウラが逆にボディスラムで叩きつけまほにタッチ。
まほはヘッドバッドからネックブリーカー。フォールもおねえさんがカット。まほはリバースDDTの体勢も才木が首投げで返し延髄斬り。膝立ちのまほにバズソーキックを叩き込んでフォールもミウラがカット。
おねえさんがミウラをバックフリップで蹴散らし、才木がまほにブレーンバスター。才木はアルゼンチンでまほを担ぎギブアップを奪った。
第3試合
ハイパミが「会場にお集まりの大きいちびっこたち!こんにちわ!東京女子プロレス、愛と平和を守るニューヒーロー、ハイパーミサヲのお出ましだー!というわけで、早速ですが、この試合、この私がいただきます!なぜなら、あのミル・クラウン選手と闘った事がある東京女子プロレスの選手は今のところこの私一人。過去二回闘って来て、あなたの動き、全て見切った!そして、言わずもがな、中島さんにいたっては、今まで何回も組んだり闘ったりしてきてるので、中島翔子も、全て見切ったり!ということで二人が束になって私にかかってきたとしても、この私の勝利は確信ですね。というわけで、闘いのゴングをならせ!さあかかってきなさい」とマイクを捨て試合開始。
無視してクラウンと中島がロックアップからリストの取り合い。グラウンドの攻防から中島がヘッドロックを取り返すが、クラウンは膝を殴りつけて、ハイスピードな攻防を見せると両者距離を取り睨み合う。
クラウンをロープに振った中島がショルダータックル。再度ロープに飛んでラリアットも、避けたクラウンが中島をコーナーに振るが、中島は走り込むもクラウンはアームホイップ。クラウンがドロップキックも中島はこれを避けハイパミにヒット。
クラウンはロープに飛ぶが、その足をハイパミが場外から引っ張り倒すと中島がエルボードロップ。そこをハイパミが二人まとめてフォールも2。
ハイパミが中島にストンピングからコーナーに振り、ロープを使ってのアームブリーカーからドラゴンリングイン式のアームブリーカー。さらに腕へのギロチンドロップからクラウンとともにダブルのギロチンドロップ。フォールもクラウンがカット。
ハイパミはクラウンに握手。すぐにハイパミがトーキックもこれをキャッチしたクラウンがドロップキックで場外に叩き出す。
中島がクラウンにトーキックからネックブリーカードロップ。中島はコーナーに上るとライダーキック。フォールも2。
中島はダブルアームを狙うが、返したクラウンがロープに飛ぶが、中島はフランケンで丸め込むが2。
中島はライダーキックを背中に叩き込み619。これを避けたクラウンが中島のラリアットを避けてコルバタから串刺し攻撃を狙う。中島はショルダースルーでエプロンに落とすが、クラウンはエルボーからコーナーに登ると飛び込むが、避けた中島にドロップキック。そこへハイパミが中島をフォールもクラウンがカット。
クラウンはアラビアンプレス式のアームホイップからブレーンバスターで叩きつけるも中島がクラウンをフォールも2。グラウンドの攻防をハイパミが二人まとめて丸め込むも2。
クラウンと中島がダブルのトーキックからロープに振るも、ハイパミはクラウンのバックを取りバックの取り合い。中島がランニングエルボーもこれはクラウンにヒット。ハイパミは中島にハイパーゴッサムクラッシュからアイアムアヒーロー。フォールした所をクラウンが丸め込み3カウント。
第4試合
手4つから山下が潰しリストを取る。リストの取り合いから山下が丸め込むもマリカは切り返し距離を取る。
山下はヘッドロックからショルダータックルで倒し、再度走り込むがマリカはバックエルボーで迎撃。マリカはスリーパーも山下は首投げで返しサッカーボールキック。山下はスリーパーで捕らえ、ロープを掴もうとしたマリカをキャメルクラッチで絞め上げる。マリカは足をロープに伸ばしブレイク。
山下はストンピングを叩き込んでいき、立ち上がったマリカの足を蹴りつけ倒すとロープに振ろうとするが、耐えたマリカに膝を叩き込んでトーキックからローキックで座らせ後頭部にドロップキック。フォールも2。
マリカのエルボーに山下がボディに膝。ミドルキックから水面蹴りで倒そうとするが、これをジャンプして避けたマリカがフェイスバスター。
マリカはマシンガンチョップからチョップで倒しフォールも2。マリカはフェイスロック。山下はロープへ。
マリカは足を掴み逆エビ固めを狙うが、山下が下から蹴り上げて倒すとクロスフェイスロック。山下はそのままグラウンドにいきネックロックで絞め上げる。マリカはなんとかロープへ。
山下はコーナーに振ると走り込むが、避けたマリカが丸め込むも2。マリカはジャンピングラリアットからブルドッキングヘッドロックを狙うが、コーナーに突き飛ばした山下が串刺しニーから再度走り込むも、マリカは足を伸ばしてカットし肩車状態から前方回転エビ固め。フォールも2。マリカはジャンピングラリアットからコーナーに登りダイビング空手チョップ。マリカは駆け上がり式ブルドッキングヘッドロックを狙うが、山下はバックブリーカーから投げようとするもマリカは丸め込むが2。
マリカはドロップキックからロープ駆け上がり式のブルドッキングヘッドロックを決めてフォールも2。
山下はボディに膝を叩き込むと、マリカは渾身のエルボー連打。マリカは逆水平チョップで倒すが、立ち上がった山下はソバットからミドルキックで倒しフォールも2。
山下は二段蹴り式の回し蹴りからアティテュード・アジャストメント。これで3カウント。
山下「初めてマリカとやったけど、いや、気持ちがものすごく強くて、なめてたわけじゃないですけどもうちょっと早く終われるかなと思ってたんですけど結構苦戦しました。ほんとに気持ちが強い子だなと思います。それは日々タッグとか組んでてすごく伝わってきてるので、今日で女子中学生としては最後の東京女子プロレスの試合ということで、最後の試合でマリカと対戦できたことすごく嬉しいし、一旦こっから休んで高校受験に集中して、高校受験はものすごく大変。まあね、私は経験してないからね、想像でしか無いんだけど、でも!マリカには頑張って欲しい。頭がいい方がいい時もある。高校受験、頑張って。ありがとう」
マリカ「応援ありがとうございました。今日のこの試合での経験は、この先すごい力になると思うし、また、リングに戻ってきたいなと強く思いました。無事高校生になって、リングに戻ってこれるようがんばりますので、皆さん待っていてくださいよろしくお願いします」
<試合後コメント>
小橋マリカ
――今日で東京女子プロレスは当分休業となりますが闘ってみていかがでした?
「いやキツかったです。でも受験はもっともっとキツイと思うので、もっともっと勉強して受験に備えて行きたいと思います」
――山下選手はいかがでした?
「いつも守ってくれているお姉ちゃんな存在だったんですけど、実際闘ってみてほんとに強くって、いつもそばに居てくれたのが心強かったなって思いました」
――今の受験勉強の手応えは?
「手応えですか?いや、ほんとに今まだ何もしてなくて模試も受けて無くて、ちょっとやばいのでこれから頑張ろうと思います」
――東京女子プロレス離れることに不安はありますか?
「ちょっとさみしいですね。いつも優しくしてくれたお姉ちゃんたちと会えなくなるのは。でもLINEとかで連絡とって自分励まして頑張ろうと思います」
――高校に無事合格したら東京女子プロレスには戻ってきたい?
「そうですね、すぐに戻ってきたいと思います」
第5試合
ロックアップから優宇がロープに押し込むも、リカが体勢を変えブレイク。
手4つに行くかと見せかけてリカが突っ込みバックの取り合い。優宇がグラウンドに持ち込みフロントネックロックからヘッドロック。リカはヘッドシザースでこれを抜けて距離を取る。
優宇はヘッドロックからショルダータックルで倒し、コーナーに振ると串刺し攻撃を狙う。避けたリカがエンジェルアタックからエルボードロップも避けた優宇が走り込む。だがリカがカニばさみで倒しエルボードロップからフェイスロック。リカはヒッププレスでフォールも2。
リカはストンピング連打からアンクルホールド。リカは足をリングに叩きつけてヒールホールド。リカは足を極めていくが、優宇はロープへ。
リカは場外に降り優宇の足をエプロンに叩きつけると、更に鉄柱に叩きつける。
リングに戻ったリカは優宇の膝をリングに叩きつけてフォールも2。優宇のエルボーにリカはトーキック。走り込むも優宇はサイドバスターで迎撃。優宇はアームロックで捕らえるがリカはロープへ。
優宇はリカをコーナーで逆さ吊りにすると、背中に串刺しバックエルボー。優宇はコーナーに振り串刺しバックエルボーを再度叩き込むと一本背負いから腕ひしぎを狙う。これをリカが丸め込むが2。
リカは走り込み後頭部にエンジェルアタック。フォールも2。リカはコーナーに登りダイビングエンジェルアタックも、これを叩き落とした優宇がオクラホマスタンピードを狙う。着地したリカに走り込んだ優宇だが、足を伸ばしてカットしたリカがコーナーに登りダイビングエンジェルアタック。フォールも2。
優宇が強烈なチョップを連続で叩き込むと、リカもエルボー。優宇がチョップ連続から走り込むも、リカが低空ドロップキックで迎撃し足4の字。優宇はロープへ。
リカはハンマーを落とし片足タックル。これを背中にハンマーを落としてカットした優宇。リカは再度片足タックルも優宇は背中にハンマーを落としてカット。リカはそれでも片足タックル。優宇はチョップもリカはコーナーに振り串刺し攻撃を狙う。足を伸ばしてカットしようとした優宇の足をセカンドロープにかけその足にドロップキック。
リカはドラゴンスクリューから足4の字。優宇がひっくり返すがリカも切り返し優宇はロープへ。
リカはスリーパーからドラゴンスリーパー。優宇はそのまま担ぎ上げるがリカは暴れてドラゴンスリーパーのまま着地。リカは外してフォールも2。
リカはストンピングから首投げを狙うが、突き飛ばした優宇が巴投げから腕ひしぎ。リカはすぐさまロープへ。
優宇はバックを取るも、バックエルボーで逃れ走り込んだリカを腰投げで叩きつけた優宇が片羽絞め。これでリカはギブアップ。
エンディング
優宇「本日はご声援ありがとうございました。挑戦者のリカさん、強かったです。だけどこうして、防衛することが出来て、本当にうれしいです。東京女子、来年2017年1月4日に後楽園ホールで試合が決まっています。私はその時も必ずこのベルトを持ってリングに立ちたいと思っています。1月4日までまた突っ走るので東京女子の応援よろしくお願いします」
<試合後コメント>
優宇
――防衛戦いかがでした?
「当初思っていたよりも、最初初めて当たった時よりも確実に、技の数も増えてましたし強くなってました。もうこのベルトが巻きたいって気持ちが見合った時からのあの目で伝わってきました」
――追われる立場になっているということに対して
「そうですね、やっぱり取った時よりも今のほうが責任感も沸いてますし、そうですね、私が今この団体の一番トップなんだっていう、気持ちで今常に練習もですし、リングでも闘ってます」
――次闘いたい相手は頭にありますか?
「そうですね、誰でも、もう、このベルト挑戦したいって人はだれでも来てください。来るもの拒まずなので、沢山の人とこのベルトをかけて闘いたいと思います」
――後楽園などメインへの思い入れというのは
「このベルト持ってるからには1月4日の後楽園ホールで、前回私、今年の1月4日デビューした時、第1試合でのどかとデビュー戦だったんですけど、来年の1月4日はこのベルトかけてメインに立ちたい。と思ってるというか、立ちます。必ず。なのdえ、誰でも挑戦してきてくださいこのベルト」
辰巳リカ
――優宇選手はいかがでした?
「プロレスを初めて、3年たって、いろんなことがあって、やっと掴んだチャンスだったんですけど、終わっちゃいました。気持ちも負けてなかったと思うんですけど、気がついたら終わっちゃいました」
――自分を出し切れた思いはあります?
「そうですね、今の辰巳リカの、すべてを出したとは思うんですけど、それでも優宇は強かったですね。強いです」
――後輩が東京女子プロレスのトップという形ですけど、そこの差は自分の中ではなんだと
「なんですかね?気持ちも負けてなかったんですけど、まだ私に沢山足りないものがあったんだと思います」