プリプリ王者・山下実優、6・26両国での沙希様とのタイトル戦に向け王座死守宣言!「フラストレーションも溜まっているのでしっかり倒していきたい」
東京女子プロレスが6月19日、東京・成増アクトホールで「スプリングツアー'21~The Bullet~」を開催。同26日の東京・両国KFCホールで沙希様の挑戦を受けるプリンセス・オブ・プリンセス王者の山下実優が王座死守を宣言した。
同17日の東京・後楽園ホールで、山下は伊藤麻希との「121000000(ワン・トゥー・ミリオン)」で、NEO美威獅鬼軍の沙希様、メイ・サン=ミッシェルが保持するプリンセスタッグ王座にチャレンジしたものの、沙希様にレフェリーストップ負けして2冠獲りはならず。試合後には沙希様から挑戦表明を受けた。
成増大会の試合開始前には公開調印式が行われ、山下は「伊藤とのタッグでベルトも獲れず自分が負けてしまって悔しい部分がまだ残っていますが、決まった以上は東京女子のチャンピオンとして切り替えて、ぶっ倒しにいきたいなと思っています」とコメント。対する沙希様は「挑戦者という肩書き、慣れないわ。皆さん、この間のお後楽園ホール、見ていただいたはずよ。どう考えても、このペリカンさん(山下)が格下ってわけ。それから、あなた何だかこの間、夢があったんですってね。2冠? 残念だったわね。ワタクシ、こう見えても海のようなやさしさがあるわけ。いいわ、あなたがかなえられなかった夢をワタクシがかなえてさしあげるわ」とベルト獲りを誓った。
この日、山下はメインイベントに登場し、6月6日の「CyberFight Festival 2021」(さいたまスーパーアリーナ)でプリプリ王座を争ったライバルの坂崎ユカとレアタッグを結成し、中島翔子、天満のどか組と対戦。連係技こそ見られなかったが、坂崎が中島をマジカルメリーゴーランドで、山下に覆い被さっていた天満の上にたたきつける荒技を見せた。天満はバックフリップで反撃を試みるも、山下がハイキックからScull Kickを決めて3カウントを奪い勝利をモノにした。
バックステージで、坂崎が「(さいたまでの闘いを経て)絆は崩壊しました」と言うと、山下は「伊藤はパートナーとして大好きで、プライベートで一番大好きなのはユカちゃん」と発言する一幕もあった。
沙希様との防衛戦について、山下は「沙希様には結構負けているので。勝ったことないんで。タッグもそうですし、シングルも何年ぶりか。そのときも負けているので、このタイトルマッチで決めていかないといけないし、フラストレーションも溜まっているのでしっかり倒していきたい」と必勝を期していた。