「筋肉との方向性の違いを感じた」“筋肉アイドル”才木玲佳が筋肉卒業を発表!プロレスも引退!
26日、“筋肉アイドル”才木玲佳が筋肉の卒業とプロレスラー引退を発表した。
才木玲佳は慶應義塾大学卒業後にBLEA女子高等部で国語と日本史の講師をしながら、武藤敬司が設立したプロレス総合学院の一期生として2016年にプロレスラーデビューした文武両道の高学歴の持ち主。
さらに格闘技大会『Krush』のラウンドガールを務めていたが、『第1回K-1チャレンジ全日本大会』で格闘技デビュー。これを卒業すると、DDTプロレス所属の“ヒゲ女装外国人”レディビアードと霊長類最強アイドルユニット『DEADLIFT LOLITA』を結成し、海外での活動も注力的に行っていた。TVアニメ『ダンベル何キロ持てる?』のOP曲『お願いマッスル』のPVにも出演しており、Youtubeに投稿されたその動画は現在2億5千万回近く再生されている。
プロレスラーとしては2019年2月にWRESTLE-1へ入団すると、堀田祐美子、井上京子、井上貴子、ジャガー横田などと対戦。同年8月14日に堀田祐美子の弟子である安納サオリが王者として君臨していたAWGシングル王座へ挑戦すると、武藤敬司直伝のシャイニング・ウィザードからのジャックハマーで3カウントを奪い新王者となった。だが2019年8月29日に行われた『才木玲佳&中森華子vs堀田祐美子&有田ひめか』戦にて、有田ひめか(現:ひめか)が繰り出した秋山準直伝のジャンピングニーで敗北。この試合で『右側下顎角部骨折』と診断され長期欠場となってしまっていた。
才木は約6年の筋肉アイドル活動の中でやりたいことも変化していき、筋肉との方向性を感じるようになったという。その結果2022年3月31日をもって筋肉を卒業し、プロレスラーとしては5月3日に後楽園ホールにて開催される東京女子プロレスにて引退セレモニーを行う予定とのことだ。
筋肉は卒業するが芸能活動は継続する予定であり、今後の俳優業に期待が集まる。
以下全文
「いつも応援してくださっている皆様
いつもお世話になっている関係者の皆様へ
私、才木玲佳は、2022年3月31日をもちまして、筋肉を卒業します。
筋肉アイドルとして活動してきて約6年、筋肉のおかげで今の私があるといっても過言ではありません。
筋トレにハマり、ここまで続けてきて後悔はないですし、むしろ鍛えて良かったことばかりでした。
ただ、様々なお仕事をさせて頂く中で、ありたい自分や、やりたいことも変化していき、
次第に筋肉との方向性の違いを感じるようになりました。
今後は俳優業にもチャレンジしたいと思っていますし、筋肉のイメージに縛られず、
お仕事の幅を広げていきたいので、この度、筋肉を卒業する決心を致しました。
また、約2年半前に顎を骨折して以来、休業していたプロレスも引退することに決めました。
現在、顎は完治していて、復帰を望むお声も多数いただき、その気持ちに応えたいと思いながらも、
自分の心と相談した結果、復帰は難しいと判断しました。
引退セレモニーに関しましては、5月3日東京女子プロレス後楽園ホール大会にて行わせて頂く予定です。
詳細は後日改めてお知らせ致します。
突然の発表となりましたが、筋肉を卒業しても芸能活動はこれまで通り続けていきますし、
スポーツや運動も適度に行い、健康であることに変わりはありません。
これから新たな才木玲佳をお見せできるよう、精進いたしますので、
温かい目で見守って頂けたら幸いです。最後まで読んで頂き、ありがとうございます。
2022年3月26日 才木玲佳」