【試合詳細】6・18 田中稔デビュー25周年記念大会 田中稔&黒潮“イケメン”二郎vs望月成晃&Hi69 葛西純&木高イサミ&つぼ原人 Sareeevsジュリア

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『田中稔デビュー25周年記念大会~the special one vol.1~』
日程:2019年6月18日(火)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:未発表(超満員)

▼シングルマッチ 15分1本勝負
○日高郁人(ZERO1)
7分38秒 ジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスホールド
●仲川翔大(フリー)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○諸橋晴也(フリー)/宮脇純太(NOAH)
10分11秒 クリップラー・クロスフェース
大和ヒロシ(フリー)/●藤原ライオン(フリー)

▼府川唯未プロデュースマッチ シングルマッチ 30分1本勝負
○Sareee(ディアナ)
12分12秒 ジャーマンスープレックスホールド
●ジュリア(アイスリボン)

▼エニウェアフォール3WAYマッチ 45分1本勝負
○葛西純(FREEDOMS)、○木高イサミ(BASARA)
9分21秒 扇
●X=つぼ原人

▼田中稔デビュー25周年記念試合 60分1本勝負
○田中稔(フリー)/黒潮“イケメン”二郎(フリー)
17分38秒 HEATクラッチ
望月成晃(DRAGON GATE)/●Hi69(NOAH)

田中稔がデビュー25周年記念大会で激勝し獣神サンダー・ライガーとのタッグを熱望!つぼ原人が降臨し葛西とイサミと壮絶死闘!Sareeeが初対決のジュリアに貫禄勝利!

オープニング


 試合開始前、田中稔プロデューサー、豊島修二GPSプロモーション会長がリングに上がり、先に亡くなったHERO・GMのワイルド・セブンさん、青木篤志さん(全日本プロレス)の冥福を祈り、追悼の10カウントゴングが鳴らされた。

第1試合


 稔のバトラーツ時代の後輩・日高と、ジュニスタ(稔&金本浩二)の試合を見て、プロレスラーになることを夢見た仲川がシングルで激突。
 仲川も果敢に攻め立てたが、キャリアに勝る日高がジャパニーズ・オーシャンを決めて、3カウントを奪った。

第2試合


 ノアにフリー参戦している諸橋と、ノアの新鋭・宮脇がタッグを組み、大和&ライオンの元WRESTLE-1コンビと激突。宮脇はエルボーなどで積極的に攻撃。大和組も応戦したが、諸橋がクリップラー・クロスフェースをライオンに決めて、ギブアップ勝ち。

第3試合


 キャリア、実績で劣るジュリアも必死で食らいつき、一進一退の攻防となったが、最後はSareeeがフィッシャーマン、ジャーマンとたたみかけ、3カウントを奪取した。

第4試合


 当日発表となっていたXは、まさかのつぼ原人。敵対心を露わにしていた葛西とイサミだが、2人でつぼをダブルのスタンディングワキ固めで絞り上げると、たまらずつぼはギブアップ。
 わずか10秒での決着に、府川さんが「ないでーす! せっかくの場外ありなので、もう1回」と訴え、再試合に突入。つぼが場外を徘徊する間、リング上では、イサミがラダー、葛西が竹串を持ち出すなど、ハードコアの様相になった。葛西は必殺のパールハーバースプラッシュを繰り出して、イサミをカバーするも、つぼがカット。「シャッターの外に行かないでください!」と府川さんが叫ぶなか、会場前駐車場でイサミとつぼが乱闘。制止に入った府川さんに、つぼが襲いかかるも、府川さんが応戦。そこに葛西も加わり、イサミと2人がかりで、つぼの手首を極める、組み体操式の「扇」で、つぼがギブアップを喫した。

第5試合前


 試合前に田中稔の25周年を祝うため、井上貴子が来場し、花束を贈呈した。

第5試合


 IWGP、世界、GHCとジュニア版グランドスラムを達成した稔は、GHCのベルトを持って、25周年記念大会のリングに上がり、黒潮“イケメン”二郎(フリー)とのタッグで、望月成晃(ドラゴンゲート)、Hi69(ノア)と激突。
 稔は、かつてタッグを組んでいた望月、現在ノアでのパートナーであるHi69を相手に、激しい戦いを繰り広げた。15分過ぎ、スパートをかけたHi69が稔にみちのくドライバーⅡ、みちのくドライバーβとたたみかけ、ストゥーカスプラッシュで勝負を決めにいったが、稔が剣山でカット。チャンスとみた稔はハイキックから、HEATクラッチでHi69を丸め込んで逆転勝ちを収めた。
 記念試合を白星で飾った稔は、「お客さんも入ってくれて、無事終わって。ノアのジュニア・タッグリーグに出ながら、この興行のことで頭がいっぱいな部分もあって、うれしいやら、ストレスやらで今日を迎えるまで大変でした。楽しんで試合できるかなって不安でした。ホッとしてます。これ終わって、ノアの会津があって、ジュニアのシングルのリーグ戦もあるんで、頭を切り替えないと。望月さんともっとガッチリやりたいなっていう気持ちがフツフツと沸き上がってきた。ノアで組んでるHi69クンは改めて、『いい選手だな』って感じた。イケメンクンはいい度胸してるし、華もあるし、TAKA(みちのく)さんの欠場は残念でしたけど、イケメンクンにお願いしてよかったなって。楽しく試合できたのも、イケメンクンが引っ張ってくれた部分があったので感謝です。(奥様が活躍した?)本人が納得できれば。結構出番がありましたね。感謝です。今日留守番してる娘を含めて、家族の支えがなければここまでこれていないので」と振り返った。
 そして、秋に予定される「25周年記念大会」の第2弾に関して、稔は「まずは会場を押さえないと。ライガーさんに11月か12月に出てもらいたいと、新日本プロレスと交渉しました。来年1月に引退なんで、ケガを防ぐために、試合数を減らしていきたいとの返答だった。今はそこで終わってるんですけど、あきらめずに交渉していきたい。ライガーさんと絡まなかったら絶対後悔すると思うんで。今日を迎えるまでは『もう興行はやりたくない』とも思ってたんですが、終わってみれば第2弾やっぱりやりたい気持ちがありますね。ライガーさんとは組みたいです。ボクが思ってるカードは、組まないといけないカード。相手もボクのなかでは、決まってます。16年前に起こった出来事を清算したい。ボクとライガーさんで、ある団体に乗り込んだとき、ある選手にあることを言われた。あの言葉の清算をしたい」とライガーとのタッグ結成を熱望していた。
 第2弾は後楽園ホールでの開催を希望していたが、会場に空きがなく、BumB東京スポーツ文化館(夢の島)メインアリーナでのプロレス初進出をプランしたが、同会場も空きがないため、今後会場探しに奔走することになるという。
 稔は「まだ25周年イヤーは続くんで、ノアのジュニアリーグで優勝したいし、GHCジュニアの防衛戦もしたい。IWGPジュニア、世界ジュニアを意識して、3大ジュニアタイトルと言われるなかで、GHCをいちばん光らせるのが手っ取り早いと思うんで。業界に響かせるには。声を大にして言いたいのは、田中稔に任せとけ!ってことです」と意欲を見せた。

 当初、稔とタッグを結成する予定だったものが、TAKAの負傷欠場により、カード変更となり、対戦した望月は「自分としては、戦ってよかったと思う。稔さんとはデビューした日が3日しか違わなくて、ボクも25周年迎えて、組むより、当たった方がよかった。イケメン選手は未知の選手だった。試合で楽しいという表現は好きじゃないけど、激しい楽しい試合ができた。ボクも25周年で年いってる割にはコンディションいいけど、稔さんにはかなわない。今もベルトを持ってて素晴らしい。刺激与えてくれる選手。(第2弾には?)今年はフリー時代を思い起こさせるように、いろんな団体から呼ばれることが多くて。スケジュールさえ合えば、出ようと思ってるんで。ボクも25周年で、いろんな刺激をもらえるのはいいなと思います」とコメント。

 また、稔の夫人で、特別リングアナ、女子プロレスのプロデューサーを務めたほか、セミファイナルでは、つぼ原人に襲われながらも反撃するなど、大活躍だった府川唯未さんは、「選手じゃないけど、本部席という近い所で見ていて、『プロレスが好きだな。楽しいな』と思いました。(第2弾では?)女子プロレスの試合のセコンドに就きたい。(稔の入場時に)ロープ上げしようかと思ったけど、『余計なことするな』と言われそうだったのでやめました。(Sareee対ジュリアは)期待以上の試合だった。Sareeeにとっても、ジュリアにとっても、またとないチャンスをモノにしてくれて、この先につながってくれればうれしい」と話した。

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