中川ともかファイナルツアーのラストとして、AKINO、桜花、大畠、尾崎、木村と共にアメリカ『SHIMMER』に参戦
昨年12月4日のOZアカデミー後楽園ホール大会で国内引退試合を行ったエスオベーションの中川ともか。その後、海外で試合を行っていたが、ついに中川ともかファイナルツアーの最後としてアメリカの女子プロレス団体『SHIMMER』に参戦した。
今回は日本からWAVEの桜花由美、大畠美咲、OZアカデミーの尾崎魔弓、フリーの木村響子、AKINOらも参戦。以下は日本人選手が出場した試合結果と寸評。
SHIMMER72
日時:2015年4月11日(現地時間)
会場:アメリカ・イリノイ州バーウィン・イーグル・クラブ
▼シングルマッチ
○大畠美咲
ジャーマンスープレックス
●Nicole Savoy
【寸評】大畠の4年振りのSHIMMER参戦にSHIMMERファンからは大歓声。
サブミッションからのF5で追い込まれるが低空ボディアタックで形勢逆転。しかしサボイは巧みにレフリーをダウンさせ、大畠の鞭を奪い仕掛けるが大畠は奪い返し、サボイの顔面にフルスイング。ジャーマンスープレックスへと繋ぎ勝利。
▼シングルマッチ
○AKINO
フォールしようとしたところを丸め込む→エビ固め
●Portia Perez
【寸評】カナダのヒール、ポーシャペレスに対し、AKINOは独特なムードで観客やレフリーを惹き込む。エルボー合戦からポーシャがスーパーキック狙いもAKINOはアキレス腱固めに切り返す。丸め込み合戦からポーシャがついにスーパーキックを決め、AKINOは場外でグロッキーに。リングに戻され、ポーシャがフォールしようとしたところを巧みに丸め込み勝利。
▼タッグマッチ
○Evie/Heidi Lovelace
go 2 sleep→片エビ固め
尾崎魔弓/●Saraya Knight
【寸評】尾崎はバットを持って入場。試合はヘイディとサラヤでスタート。尾崎とサラヤは早いタッチワークでヘイディを攻める。
ヘイディはラリアットで反撃し、イーヴィーにチェンジ。しかし尾崎とサラヤは息の合った動きでイーヴィーも攻め込む。
しかし隙をついてイーヴィーはgo2sleepを決め、逆転勝利。
▼シングルマッチ
○Madison Eagle
Hell Bound→片エビ固め
●桜花由美
【寸評】日本とオーストラリアの長身対決。何故かマジソンはフォークを隠し持っていたことを自ら申告してからゴング。
序盤はお互い探り合い。しかし徐々に、ビッグブーツ合戦やブレーンバスターのやり合い等で真っ向勝負に大歓声。マジソンのHell Bound狙いをキルスイッチに切り返しビッグブーツを決めるもニアロープ。もう一度ビッグブーツを狙うもかわされ、スパイダージャーマンを決められカウント2で返すもHell Boundは返せず。
▼SHIMMER Tag Champion Ship
[王者組]●中川ともか/Callee Skater
Kimber Bombの合体技→片エビ固め
[挑戦者組]○Kimberley/Cherry bomb
※第8代王者3Gが王座防衛に失敗。Kimber Bombが第9代王者組となる
【寸評】第8代王者3GとKimberBombとの対決。
先発は中川とチェリー。
四人がリングで激しく殴り合い、全員ダウン。中川がフィッシャーマンズスープレックス、延髄切り、唸れ豪腕も3カウントは奪えず。3Gの連携も決まりだし、Kimber Bombはグロッキー。しかしKimber Bombはレフリーをダウンさせ、乱入してきたカナディアンニンジャからベルトを受け、中川を殴打。しかしそれでも中川は肩を上げる。3Gの合体技、ハングオーバーを決めるもカットされ、逆にKimber Bombの合体技が決まり防衛に失敗。
それでも観客からは温かい拍手が送られた。