45周年を迎えた渕正信と約20年ぶりに対戦した百田光雄が「馬場さんもビックリすると思う」と脱帽!

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 7日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『2019 EXCITE SERIES[開幕戦]』が行われた。

 この日は渕正信のデビュー45周年記念試合の“vol.1”として、渕正信&大森隆男&西村修vs秋山準&百田光雄&ウルティモ・ドラゴンのスペシャル6人タッグマッチが行われた。
 試合は渕と百田の合計年齢135歳のマッチアップでスタートし、渕はナックル、百田はボディブローで激しく打ち合っていく。渕は続くウルティモをボディスラムで叩きつけ、腰を押さえながら大森にタッチを求めるが、大森は「45周年ですから45回行きましょう!」とタッチを拒否。渕は45連発は諦めてドロップキックを放つがウルティモはこれを回避。続く秋山にもボディスラムからのドロップキック放つが、秋山はこれを回避しランニングニーからの「45周年おめでとう!」と叫びながらのエクスプロイダーで3カウントを奪った。

 試合後、45年の中で一番の思い出を聞かれた渕は「今日の試合だ(笑)。いやすべてだね。馬場さんとの試合。鶴田さんとの試合。四天王との試合。あるいは秋山、大森。そういった後輩とのタッグとか試合とかね」と語り笑顔。
 百田との久々の対戦については「久し振りにチョップを食らいましたけど、まだまだ元気だね。プロレスキャリア50年か、51年か。でもまぁ最後にあんな強烈な技(エクスプロイダー)を首筋から受けて。改めてプロレスの厳しさを知りました(笑)」とにこやかに語った。

 他方、百田は「俺が全日本を出てから20年ぶりくらいか。それまではもう毎日やってたけどね。でも自分の世界作ってるね!すごいなぁ、アレ。馬場さんもアレ見たらびっくりすると思う。『渕、やるな』って。あんだけ負けて声援もらえりゃ嬉しいよね。だけどそれもプロレスだから、自分の世界作るのは彼のテクニックだから。それは羨ましいですよ」と目を細める。
 秋山はフィニッシュについて「まだエクスプロイダーの受け身を取れるっていうのをお客さんに見てもらえた。ドロップキック、今日受けなかったのは『50周年まで頑張ってくれ。50周年になったら俺は受けます』というメッセージです!(笑)」と朗らかに笑いながら渕の45周年を祝福した。

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