PANCRASE296でバンタム級暫定王座戦を行う上田将勝が公開練習!「勝っても負けてもこれで最後」と命を燃やし尽くす覚悟を語る!

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 5月11日午後、都内中野区のGOLD’S GYMウエスト東京にて、上田将勝(パラエストラ東京)が公開練習をおこなった。上田は「PANCRASE 296」(5月20日、スタジオコースト)で、ハファエル・シウバ(ASTRA FIGHT TEAM)とバンタム級暫定王座を懸け対戦する。

 現在、パンクラス・バンタム級の王者は石渡伸太郎(CAVE)で、2011年12月の戴冠以来、約6年半の長きにわたり王座を守っている。しかし、昨年5月、シウバを相手に5度目の防衛を果たしたあと、RIZINバンタム級トーナメントに参戦。4試合を戦い抜き決勝に進んだが、堀口恭司に敗れた。石渡は現在休養中のため、暫定王者決定戦が行われる。
 上田はシウバとは2度目の対戦。2016 年7月、判定3-0で敗れている。今回は暫定王座とともにリベンジも狙う。
 2015年からパンクラスに参戦した上田は7戦1敗の戦績を挙げており、この1敗がシウバにつけられたもの。その後、福島秀和、ビクター・ヘンリー、TSUNE、アラン“ヒロ”ヤマニハらに4連勝している。
 昨年は40歳を目前にしながら、年齢を感じさせない動きで勝利を挙げて来た。今回の公開練習でも3分4ラウンド、多彩な動きを見せ、試合への決意のほどを感じさせた。「ケガが多く、思うように練習ができなくなった」ことから、「今回が最後のつもりで闘う」と衝撃発言も。

――この試合が決まった時の心境はいかがでしたか。
「廣田(瑞人)さんのセコンドでUFCから帰って来たその日にオファーをいただいて、すごくびっくりしました。でも、すぐにでもやりたいと思いました」

――シウバにはリベンジ戦となります。
「この試合が最後のつもりで、覚悟を決めてやりたいです。前から、次が最後というつもりでいました」

――4連勝している中なのに、なぜなのでしょうか。
「怪我が多くなって来て、去年くらいから考えていました。怪我は何回かあって、試合前に必ず大きな怪我をしてしまっています。今回は最後のビッグチャンスなので、必ずやり遂げたいです」

――シウバとは2度目の対戦です。改めて印象はいかがでしょうか。
「一度負けていて、パワーがあって、巧くて、確実に判定で勝とうとしてくる選手ですね。寝技になってからが思ったよりも巧かったです。前回と同じようにやると負けてしまうので、全力でタックルを切って動き続け、削って行こうと思います。自分も今回、手堅く行こうと思います」

――前回は3ラウンドでしたが、今回は5ラウンド戦です。
「相手が疲れるのはわかっていますけど、でも、1ラウンド、2ラウンドを落とすとキツイ。1ラウンドから取らないといけないと思います。5ラウンドやれるようにスタミナもつけて来ています」

――今日の公開練習は、動きを見せるというよりも本当の練習に近かったのでは。
「はい。試合と思ってやりました。今まで積み重ねて来たものや、応援してくれる人たちの気持ちを力に変えて頑張ります」

――今回、暫定王者戦ですが、現在の正王者は練習仲間である石渡選手です。
「今回の試合については、石渡選手も交え、マネージャーと話し合ってやることを決めました。石渡選手も年末、命を懸けて闘いました。僕も頑張りたいです」

――石渡選手のシウバ戦(昨年5月)を見た感想は?
「3Rの途中までヤバイと思いましたけど、あそこから取り返したのは石渡選手の強い気持ちがあったからだと思います。僕も見習って頑張りたいです。石渡選手も年末(※RIZIN)に命懸けで戦ったので、僕も命懸けで闘ってチャンピオンになりたいです」

――2年前に闘った時と比べて、シウバの変化は感じますか?
「石渡選手との試合の時は、身体を絞って作って来ているなと思いました。でも、向こうはあれから1年間、試合をしていませんけど、僕はその間に2試合やっているので、僕の方が有利に闘えると思います」

――現在の練習環境は?
「OTOKOGI と、新井(誠介・打撃コーチ)さんのジム中心です。石渡選手からは、寝技になった時のアドバイスをもらいました。植松(直哉)さんや新井さんからも色々アドバイスをもらっています」

――今回の試合では、ハーフガードを取ってからの展開が鍵になるのでは?
「前回は、上を取ったあとパスガードしようと思ったところで返されてしまいました。しっかり削って上を取って、しっかり固めてパスしたいですね。上を取れば絶対に固められる自信があります。もちろん、固めてからチャンスを狙って最後は極めたいです」

――どんな技でフィニッシュしたいですか?
「そうですね、スピニングチョークです。最初に覚えた技なので、これで勝てたらいいですね」

――暫定王者になったとしても、これで最後になるのでしょうか。
「そうですね……今はこの試合のことしか考えていませんけど、勝っても負けてもこれで最後と思っています」

――40歳という年齢は関区切りとして意識しましたか?
「いえ、同級生で頑張っている選手もいるので、年齢が理由ではありません。僕の場合は年齢より怪我ですね。練習が思うようにできなくなって来たことが大きな理由です。練習内容は以前と変わっていないです。打撃も寝技も走りこみも何でもやっています。でも、怪我の影響でできないことが多くなって来ているので……」

――今回の試合にはどんな意味がありますか?
「格闘技人生の集大成だと思っています。勝って終わりたいです」

 2005年、修斗でプロデビューし、2006年には新人王、2008年には第5代修斗フェザー級王者に上り詰めた上田。その後、Bellator、ONE FCを経てパンクラスに参戦。歴戦の強者は、最後の花道をパンクラスで飾る。

(写真・文/佐佐木 澪)

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