ジェイ・ホワイトがフィンレーを撃破しUSヘビー級王座防衛!哲学的なコメントを残し不気味に笑う!

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 24日、東京都・後楽園ホールにて新日本プロレス『Road to レスリングどんたく 2018』が開催され、メインイベントで行われたIWGP USヘビー級選手権試合でジェイ・ホワイトがデビッド・フィンレーの挑戦を退け2度目の王座防衛に成功した。

 USヘビー級王座への挑戦が決まったフィンレーは13日の後楽園ホール大会の前哨戦でジェイに勝利した後「実は一ヶ月後には結婚も決まっている。その結婚式には是非ベルトを持って出たいね。俺が絶対にチャンピオンになるんだ!」とコメントし王座奪取を誓っていた。

 試合はじっくりとしたグラウンドの展開から徐々にヒートアップしていき、リング中央で足を止めて張り手とヨーロピアンエルボーで打ち合っていくバチバチとした展開に。ジェイが打ち勝って逆エビ固めに入ろうとしたところでフィンレーは下からジェイの顔面にツバを吐きつける。これで完全にキレたジェイはロープ越しに場外へフィンレーを奈落式バックドロップで投げ捨てる。場外で倒れるフィンレーを追っていき、場外で高速バックドロップ。
 フィンレーはリング下からテーブルを取り出しセット。エプロンから組み付きイスへの奈落式バックドロップを狙うがこれを振りほどいたジェイがフィンレーをテーブルへパワーボム。
 リングに戻ったフィンレーもエアレイド・クラッシュなどで最後のラッシュをかけPrima Noctaを狙うが、これを耐えたジェイがブレードランナーで叩きつけ、カウント3を奪った。

 試合後、マイクを取ったジェイは「デビッド・フィンレーよ。まだまだお前は俺のレベルまでは来ていないようだな。しかし俺達がこの新日本プロレスのメインイベントで戦ったということはお前にとっては称号になるんじゃないのかな。ただ、お前は俺と一緒にリングに上がるには値する選手じゃないな。2015年以来、俺が10勝でお前は1勝……その結果を見れば分かるだろう?(倒れているフィンレーを指して)……どうでもいいから早くそのへっぽこを片付けてくれ。お前はもう俺にとっての過去になったんだ。自分が気にするのは未来だけ。CHAOSの未来、そして自分の未来。次は誰が来るのか?まだわからない。棚橋vsオカダも楽しみだな。この結末についてもよく見ておこう」と静かに語り、大会を締めた。

 バックステージに戻ったジェイは「世界にはニュージーランドから来たこの俺の強さをまだ分かっていないやつはいるかも知れないが、俺はまだまだ上昇し続ける。そして上昇し続けるべきだ。ここで興味深いのは、その“べきだ”という言葉だ。みんな俺が何を言うかでもって俺の印象を決めつける。俺が言ったことが本当に本心で言ったことなのか、疑ったことはないのか?俺が騙しているのだと考えたことはないのか?そしてお前が考えていることも、俺が言った言葉によって自分自身で決めつけたものだと考えたことはないのか?そう考えてみると果たして何が本心なのか、何が紛い物であるのか……お前に分かるのかな?」と目をギラつかせながら哲学的な言葉を残し、会場を後にした。

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