東京女子11.3横浜大会 赤井、清水が参戦して横浜5大シングルマッチ開催

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横浜初進撃! 〜強気で行こうぜ!〜
日時:2014年11月3日(月・祝)
開始:13:00
会場:神奈川・横浜ラジアントホール
観衆:206人(超満員)

▼第1試合『横浜5大シングルマッチ1』 10分1本勝負
○ミウラアカネ
3分59秒 バン・キュッ・パン
●えーりん

▼第2試合『横浜5大シングルマッチ2』 10分1本勝負
●坂崎ユカ
5分58秒 スクールボーイ
○木場千景

▼第3試合『横浜5大シングルマッチ3』 10分1本勝負
●清水愛(フリー)
7分14秒 オパイェ→体固め
○のの子

▼第4試合『横浜5大シングルマッチ4』 10分1本勝負
●中島翔子
6分30秒 顔面蹴り→片エビ固め
○赤井沙希(オスカープロモーション)

▼第5試合『横浜5大シングルマッチ5』 10分1本勝負
●KANNA
6分17秒 クラッシュラビットヒート→片エビ固め
○山下美優

KANNAとの対決を制した山下が再びエース獲りへ!そこにバスト・デラックス登場
えーりんが山下のパートナーに名乗り!赤井沙希が中島を蹴り倒す!

オープニング

2014-11-2横浜大会_オープニングまずは中島&坂崎の“闘うコメディアンズ”が登場して注意事項などをアナウンス。初進出の横浜ということもあり、声出しの練習もしたあと、選手入場式へ。この日のMCを担当するなちゅがリング上へ。
4月の王子大会以来のMCとなる「なちゅ」が選手を呼び込むと、赤井沙希を除く出場選手が1人ずつリング上へ。そして選手を代表してのの子がマイクを持ち「最近は千葉だったり埼玉だったり、基本は王子でやっているんですけど、今日は横浜まで来ていただいてありがとうございます。私の試合のあとに休憩がありますので、いろいろなご心配はなく」と挨拶。

第1試合

2014-11-2横浜大会_第1試合1日の戸田ボートレース場で復帰したミウラは革ジャンを羽織って入場。対するえーりんはパンダ柄のパーカーを羽織って入場。
えーりんが握手を求めても一礼して拒否したミウラ。えーりんはドロップキックから早くも焼餃子固め(=クロスアーム式のバックブリーカー)を出すと、えーりんコールを要求してネックブリーカー。しかしミウラはコーナースプラッシュを返すと、スペース・ローリング・エルボー。

さらにショルダータックルで吹っ飛ばしてからカナディアンバックブリーカー。何とかギブアップせずに耐えたえーりんは、一瞬の隙を突いてスクールボーイで丸め込むが、カウントは2。コーナーに登ったえーりんだが、立ち上がったミウラはコーナー上のえーりんを投げ飛ばすと、カナディアンバスターで叩き付けてからそのまま変型のスティンガーに捉えてギブアップを奪った。

第2試合

2014-11-2横浜大会_第2試合ハロウィーンの格好で入場した坂崎だが、レフェリーチェックの際に、カボチャのバックをレフェリーに取られてしまう。「アレがないと!」と言う坂崎は試合開始のゴングが鳴ったあとも本部席にバックを取りにいこうとするが、木場が抑え付けて阻止。そのままアンクルホールドに捉えるが、坂崎はロープに脱出。
ならばと腕十字を決めていくが、何とか逃れた坂崎はすかさず本部席にダッシュしてカボチャのバックを奪還すると、中のお菓子を撒き散らす。木場にほ「欲しいんでしょ?」と詰め寄った坂崎。

「いらないよ!」と拒否する木場だが、そこにロケットランチャーをお見舞いした坂崎はフェースバスターからダイヤル固め。さらにスワンダイブ式ドラゴンリングインからロケットランチャー。かわした木場はエビ固めで丸め込むが、坂崎も回転足折り固めで切り返す。
カウント2で木場が返すと、坂崎はマットの上にお菓子をバラまいて、その上にボディスラムで木場を叩き付けようとするが、踏ん張った木場が逆にブレーンバスターで投げていく。

そこからスリーパーに捉えた木場だが、坂崎はお菓子を拾って食べると、パワーが回復した様子で起き上がり、木場をコーナーに押し込んで脱出。さらに木場に攻撃されても倒れず、「YOU!」とユカアップ。そして坂崎が襲いかかろうとするが、木場はそこをスクールボーイで丸め込んで3カウント。
敗れた坂崎はお菓子を木場に投げつけるが、木場も投げ返したあと、すべてを拾ってきちんと持ち帰った。

第3試合

2014-11-2横浜大会_第3試合笑顔で握手を交わしてから試合が始まったのだが、組もうとする清水に対して自慢のKカップを叩いて「乳だまし!」とブチかましたのの子。すると清水は「私はのの子さんとプロレスがしたいんです!」と訴える。するとのの子は「プロレスしてるじゃないですか〜。もしかして嫉妬……」と言い出したところで清水は「違うわ〜!」とガットショット。
サーフボードストレッチに捉えていった清水は、「回します!」と言ってジャイアントスイングを試みるが、のの子は重たくて持ち上げることすれ出来ない。ならばと「投げます!」とブレーンバスターを試みた清水だが、やっぱり上がらない。

攻め手のない清水を手ぶらツイストに捉えたのの子は、さらに清水のツインテールを掴み、その髪の毛で自分の胸を隠して「サンタフェ」! 観客が呆気の取られているところにさそい固め(=相手の足をポールに見てて誘うようなダンスをしてからのサソリ固め)から清水の股を大きく開いたのの子はサソリ固めへ。
清水がロープに逃れると、マイクを持ったのの子はマイクを要求し、「清水愛さん、あなたの本業は声優さんですよね?」と尋ねる。清水もマイクを持ち、声優モードの声色で「そうです」と応えると、のの子は「それも今日でお終いになります。なぜならあなたの喉を潰します!」と宣言したのの子は昇天(=Kカップのボインに相手の顔を押し付け昇天させる)をお見舞い。

どうにか落ちる寸前で脱出した清水はコーナーに登っていくが、引きずり降ろしたのの子はボインメーカーポーズからボインメーカー(=レインメーカーの体勢から相手を引き込んでボインに叩き付けて吹っ飛ばす)。さらにパイフライフロー(=相手の顔面にボインが当たるように投下するボディプレス)を投下するが、かわした清水はコーナーに登ってダイビング・クロスボディー。
さらにトリープフリューゲル(=スイングDDT)を決めていったが、のの子は走り込んできた清水にKズプレス(=テーズプレス)から馬乗りになっての昇天。これでグッタリした清水に「弾んできたぜ〜」からのオパイェを発射して3カウントを奪った。

第4試合

2014-11-2横浜大会_第4試合1赤井以上にたくさんの紙テープが飛んだ中島から握手を求めていくと、赤井は上から目線の太々しい態度で応じる。試合開始のゴングが鳴ると、赤井は手をあげて高い位置での力比べを要求。ジャンプしても届かない中島は足を踏んづけると、赤井の髪の毛を掴んで捻り上げる。
さらに怒った赤井の串刺しフロントキックをかわすと、赤井の長い足をロープに絡ませて低空ドロップキック。キャメルクラッチに捉えて鼻フックしていくと、レフェリーが反則だと注意。

「反則じゃないよ! 厳しいよ!」とレフェリーに抗議する中島だが、そこに背後から赤井が近づいていき、蹴りで反撃。ロープに中島を張り付けて踏みつけた赤井は、さらにサッカーボールキック。中島も背後に回り込んでロープに押し込んでから四つん這いになり、赤井が躓いて倒れたところをスクールボーイで丸め込むが、カウントは2。
これが赤井攻略のために練ってきた作戦だったらしく、「やっぱりダメだった」と嘆いた中島だが、串刺し攻撃を狙った赤井をヘッドシザースに捉えて投げていく。しかし赤井は強烈なミドルキックを返す。中島もエルボーを打っていくとライダーキックでどうにか赤井を倒す。

2014-11-2横浜大会_第4試合2中島はノーザンライト・スープレックスを狙うが、踏ん張った赤井。中島はバックに回ってロープに押し込み、再びスクールボーイを狙うが、同じ手を食うわけにはいかない赤井はかわしてみせると中島の胸板に強烈なローキック。さらにサッカーカッターで叩き付けた赤井は、立ち上がろうとする中島の顔面に二段蹴り式のフロントキックを叩き込んで3カウント。
試合後、赤井は中島を抱きしめてから腕をあげて健闘を称えたが、中島は悔しさで顔をくしゃくしゃにした。

<試合後コメント>
赤井沙希
ーー久しぶりの東京女子参戦となりましたが
「東京女子に私が呼ばれたってことは、東京女子にいつもと違う刺激を求められているんだなってことで。プロレスのマネージメントは高木社長にお願いしているので、そういう刺激を東京女子の子たちに味合わせてほしいんだろうなって思って、いつもとは空気を変えて化学反応っていうんですか? そういうのを起こしてやれたのかなって。でも自分の中でのイメージは蹴りのお師匠様がいるので、師匠をイメージしてバチーンってやったりしたんですけど、やっぱり終わったあとツーンってしたかったんですけど、母性が出ちゃって(苦笑)。試合終わったあと、抱きしめちゃいましたね。何か母性が止まらなかったです(笑)」
ーー非情になり切れなかった?
「でも3カウント(入って試合終了のゴングが)鳴ったら母性が出ちゃいましたね」
ーー試合前は中島の素の部分を引き出すと言っていたのに、試合後に自分の素が出ちゃった?
「ホンマや(笑)。そうですね、確かに。殻を破ってやるぜとか言ってたけど、確かに私、こんな母性あったんやって(笑)。前、ユカ坂崎とやったときも私より小っちゃいんで、母性が出ちゃいましたね。仲いいことはすごいいいことだとは思うんですよ。だけど仲良しこよしのサークルじゃないから。みんなの目標は勝つことじゃないですか! だからそこにちゃんと向かって、そこを目標に走っていってほしいなって。試合を楽しんだりするのは大事だと思うんですけど、いまみんなどう思っているんだろうって気になりますね。東京女子のみんなが現状を(どう思っているのか)。団体を大きくしたいと思っているのか、自分がただ目立ちたいと思っているのか。団体をもっと大きくしたいんだったら、やっぱりちょっと気にするところがあるんじゃない? 私はまだプロレスを1年ちょいやからアレやけど、一応人前に立つ者としての美意識はほかの人よりあるつもりなので、何か生で見てよかったっていうお得感を感じてもらうためにはどうしたらいいのか……まあ私も全然ですけど、影響を与えられたらいいなと思ったんですけど」
ーー最後の蹴りは新技ですか?
「顔面矯正ですよ。アレで歪みが治るんで。頭蓋骨矯正ってすごい痛いんですよ。それをボーンって。あれで全部身体の歪みが治ります。私と試合した人はみんな綺麗になる。でも今日はちょっとワルっぽかったでしょ?」
ーーそうですね。
「そういう中途半端な意識を変えてほしいなって思って。デビューとかは同じくらいだけど、年齢的にとか芸歴とかはお姉ちゃんなので、ちょっとみんな目を覚まさないと! 現状に満足してちゃダメよ! 大社長がいろんなチャンスを与えてくれて。また来るしいいやとは思っていないかもしれないけど、前回を超える何かとか。みんな同期なりにちょっとずつ良くなっているとは思うんですけど……」
ーーでも今日はヒールの割にはすごく紙テープが飛んでましたね
「そう、ビックリした! 私がアウェーだから前回は(紙テープが)一本も飛ばへん。いいもんって。このみんなが応援している東京女子を私がぶっ潰してやるわって感じに変えたんですよ。でも今日、めっちゃ飛んで。自分がフォークのスパゲティになった感じで嬉しかった〜。バッチバチに入れてやろうって考えてたけど、あの紙テープの量はニヤけましたね」
ーー逆に今度は一本も飛ばないんじゃなくて、東京女子を差し置いて一番飛ぶような……
「確かに! そうですね。やっぱり私が呼ばれたときは何かが起きるって思われるような選手になりたいですね。特別感が欲しいですね」

中島翔子
ーー東京女子以外の選手との対戦は珍しいと思いますが
「そうですね。清水愛さんがそうだったんですけど、いまは一員みたいなものなので。いや〜、男みたいでした(苦笑)。闘ったことのない男の選手みたいな……大きさと重さ、硬さがあって、さすがですね。大きいところで男の人も混ざってプロレスやっているだけのことはありました」
ーーロープに押し込んで転んだところを抑え込むっていうのが作戦だったようですが
「あの〜、ちょっと足元がひょっとした隙があるのではないかと。背が高い分、足元が見落とすかなと思ってやってみたいんですけどダメでしたね」
ーー想像していたより強かった?
「そうですね。細長いからそれだったら私のほうが小回りは利くし、たぶん太さも私のほうが太いと思うし、敵うかなと思ったんですけどね。壁は大きかったです」
ーー大きさと重さっていうのは分かるんですけど、硬さっていうのは?
「蹴りの鋭さですかね。重くてどっしりくる……後楽園ホールで男の人の蹴りを見て、ゾクッとするようなあの痛みが直接自分のところに来た感じです」
ーー普段、赤井選手とは交流もあるようですが、実際にリング上で対戦すると……
「アハハハ。楽しみにしていたんですけどね。仲いいですし、自分たちどっちが上なんだろうって試したかったんですけど、日が近くになるにつれ私のほうも緊張してたんで。今日はすごく緊張しました」
ーー赤井選手は「殻を打ち破って素の部分を引き出す」みたいに言っていたんですけど
「う〜ん、私はたぶん普段あまり殻を被っているとも思ってないんで。これが私なので、自分でやるだけですね(苦笑)。引き出してもらったかと言えば……ちょっとはムキになったけど(苦笑)」
ーーちょっとだけ出た?
「悔しいですけど、そういうことですね(苦笑)」

第5試合

2014-11-2横浜大会_第5試合山下はピンクと白の新コスチューム。握手を交わしてから、まずはKANNAがハンマーロック。グラウンドに移行してバックの取り合いになるが、お互いに譲らない。KANNAは山下の足を取って倒すとレッグロック。
そこから弓矢固めに移行したKANNAだが、ロープに逃れた山下はカウンターのミドルキック。そこからニーオンザベリースキーのキャメルクラッチ、串刺しミドルキックと攻め込んでいく。

KANNAも串刺し攻撃を狙うが、かわした山下は背後からカカト落とし。さらにTRF(タフス・ローリング・フック=変型トライアングル・ランサー)からシュミット流バックブリーカーで叩き付けると、ミドルキック、ブラジリアンキック、そしてクラッシュラビットヒート(=ランニングキック)を狙う。これをブロックしたKANNAは至近距離から大家さん(=スピアー)。
さらにロープに飛んで渾身の大家さんを叩き込むがカウントは2。KANNAがエルボーを叩き込むと、山下もエルボーで応戦。ややKANNAが棒立ちになったところに掌底からミドルキックを叩き込んだ山下。

KANNAも気合いの雄叫びをあげながらカウント2で返すが、山下はハイキックを叩き込んでなぎ倒すと、立ち上がろうとしたKANNAにクラッシュラビットヒートを叩き込んで3カウント。

エンディング

勝利のジンギスカンダンスを踊ってみせた山下を尻目に、涙を流しながら引き上げようとするKANNAだが、山下も感極まった様子でKANNAに向かって「KANNA、ありがとう。会見で何をしたいのか何を考えているか分からないとか言ったけど、今日は本当に痛くて、正直強くなっているって思いました。KANNAは同じ初期メンだし、それじゃなくても仲間だから、これからも東京女子がもっともっと大きくなってたくさんの人に愛されるように頑張っていこう。本当にありがとう」と声をかけた。

バスト・デラックスKANNAが引き上げていくと、山下は「今年夏になったプリンセスカップ、準決勝で敗れて優勝出来ませんでした。また1からやり直そうって決めて、今日メインで勝てて嬉しいです。でも私は一番がいいというか、エールがいいので、今日勝てたからって堂々とエースって言えないと思います。また東京女子のエースとして引っ張っていけるように、このリングの真ん中にずっと立ち続けられる人になれるように頑張ります。東京女子は私が引っ張っていきます!」と宣言。
だが、そこに「あらあらあらあら、何か言っておりますが、私も言いたいことがございます」と言いながらのの子が登場。リングに上がって山下と向かい合ったのの子は「山下さん、今日はおめでとうございます。でもあなたは元エース。自分でも言っていた通り、あなたは準優勝でもなく、私は東京女子プロレス・プリンセスカップで1位を取ったので、私がエースでございます。ね、元エースさん」と挑発。

そしてミウラを呼び込んだのの子は「このアカネちゃんも腕のケガが……肩か。肩のケガが治って復帰しまして、私たちバスト・デラックスがいよいよ本格始動することになりました」と、ミウラのケガにより始動する前に休止状態だったタッグチーム“バスト・デラックス”を本格始動させることを示唆。
ミウラも「元エースの山下さんを踏み台に出来るということで」と太々しい態度で言ってのける。のの子が「次の試合、私たちと闘いませんか?」と言うと、山下は「闘います」と即答。だが、のの子は山下はいつも楽屋に一人でいるし、弁当もトイレで食べているのでパートナーがいないと言い出す。

するとえーりんがリングに上がってきてマイクを奪い取ると「私が一緒に闘います。私が山下さんの力を借りてミウラアカネを倒す」と山下のパートナーに立候補。山下も「ありがとう。よろしく」と快諾。のの子は「まあせいぜい負けたときの言葉でも考えておいてくださーい! アハハハハ、行きましょうアカネちゃん」と高笑いしながら退場。
山下のパートナーに名乗り上げたえーりん自分に言い聞かせるように「気にしない」とつぶやいた山下は、本部席の甲田代表に11月22日の王子大会でのの子&ミウラvs.山下&えーりんが決定でいいかを確認。甲田代表がうなずいたため「次回の王子大会、えーりんと一緒に力を合わせてマツコ・デラックス? あ、バスト・デラックスさん……バスト・デラックスたちに絶対に勝ちましょう! そして2人でリングの真ん中に立ちましょう!」と言うと、選手を呼び込む。バスト・デラックスの2人以外の全出場選手がリングに上がると「今日は横浜大会、大きな会場ですることが出来て本当によかったです。ありがとうございます。でもまだまだ始まったばかりだし、もっともっと大きな会場で、もっともっとたくさんの人に見ていただけるように皆で頑張っていくので、これからも応援よろしくお願いします。今日はどうもありがとうございました!」と挨拶して締めくくった。

<試合後コメント>
山下実優&えーりん
ーー先に山下選手、今日はメインでKANNA選手と対戦でしたが、いかがでしたか?
山下「リング上でも言ったんですけど、夏にあった新木場のトーナメント準決勝で負けて優勝出来なくて、そこからまた1からやり直しっていう意味でやってきたんですけど、今日メインをさせていただいて、一緒の時期に入ったKANNAとまたこうして(試合が)出来て、皆さんには成長した2人を見せるっていうのと、記者会見でも言ったようにKANNAがまだやっぱり静かなところがあったので、そこを目覚めさせるじゃないですけど、闘いながらお互い打ち合って、やり合って闘いたいなと思ったので、それが出来て、また勝てて本当に嬉しかったです」
ーー試合後、「またエースを目指す」と言っていたところに現エースののの子選手が現れたわけですが、今ののの子選手はどうですか?
山下「やっぱりエースだと思います。でも私は諦めていないので。のの子さんを倒してからエースって言えるっていうのはまた違うのかもしれないですけど、私の中でのの子さんに負けてるって部分で少し止まっている部分があるので、その前にタッグで闘って勝って、のの子さんと闘えるようにっていうのもあるし、えーりんも出てきてくれたので、えーりんと力を合わせてあの2人を倒せるように頑張ります」
ーーえーりん選手は山下選手のパートナーに立候補したわけですが、その一番の理由は?
えーりん「ミウラアカネがリングに立ったことです。私が出なきゃって思いました」
ーー今日もミウラ選手との対戦でしたが、キャリアが近いのもあってやはり意識する存在?
えーりん「意識しますね。デビュー戦の相手を私が務めているんですけど、デビュー戦で私が負けていまして。それが本当に悔しいので、今日は本当に勝つ気でいったのにシングルで負けてしまったので。ミウラアカネが初めて負ける相手はえーりんだと思います」
ーー今日からこのコスチュームですか?
山下「はい。初めて新コスチュームを披露させていただきました」
ーー何かコンセプトがあったり、思い入れみたいなものは……
山下「思い入れ? 思い入れはないんですけど(苦笑)、アイドルっぽいコスチュームっていう、その可愛さを忘れたくないので、ピンクとかキラキラとかレースとか、そういう女の子らしい私の好きなものを全部取り入れてくれた形になりますので。コスチュームに関しては結構こだわりというか、納得いくまで試行錯誤していくかもしれないです、これから」
ーー楽屋でいつも一人でいるみたいなことを言われてましたけど、それは?
山下「そんなことないと思うんですけどね」
えーりん「私たちよく話しますし」
山下「どちらかと言うとのの子さんのほうが一人のような気がするんですけど……(笑)。悪口とかじゃないんですけど、あっちが言うなら……。どちらかと言うと、あちらさんのほうが一人でいるイメージが強いかなって。ご飯も一人で食べているイメージですから」
ーートイレでご飯を食べるタイプと言われてましたが
山下「ほかにどんなタイプがあるのかよく分からないですけど、私はお手洗いでお弁当は食べないですね」
ーーリング上で否定はとくにされなかった……
山下「何かしゃべるとまた何か重ね重ねでことが大きくなるかなと思って。まあ自分のこと言ってるんだろうなって。正直、可哀想な人だなって思いながら。悲しい人ですね」
ーーコンビ名みたいなものは考えているんですか?
えーりん「アハハハハ。アレは言わないほうがいいと思う。すぐ広まっちゃうから(笑)」
山下「これから考えていけたらなって思っています。カワイイ名前がいいよね」
えーりん「2人ともカワイイもの好きだし」
ーー餃子は絡めたりするんですか?
えーりん「えー、私たちカワイイもの好きなので」
山下「でも餃子カワイイじゃん」
えーりん「餃子ちゃんとかにします?」
山下「それえーりんだけじゃん! 餃子入れたい? 餃子って英語か韓国語でガウチって言うんですよ」
ーー英語と韓国語どっちなんですか? 全然信用できません!
山下「調べてください(苦笑)。餃子に絡めてガウチキックとか。たぶん韓国のハングル系だと思うんですけどね。ユニット名の前に、もう王子が近いんで。ああいうふうに言われたので、言わせておけないと言うか。えーりんはえーりんで今日アカネちゃんに負けてますし、私はのの子さんに負けて、自分の中で時が止まっているので、タッグで力を合わせて勝って、またお互いに1対1で闘えるように頑張るしかないと思います」

KANNA
ーーメインで山下選手と対戦して惜しくも敗れてしまいましたが、試合の感想をお願いします。
「何か攻撃が効かなくて、途中からくじけちゃいそうになりました。やっぱり認めたくないけど、強いなってなりました(涙)。この人に敵わないのかなって。そういう強さ……強かったです。でもやっぱり山下はすごいなって思って……。とにかくそれしか言えないですね」
ーー山下選手から「KANNAは強くなった」という言葉もありましたが、いずれは絶対に倒したい相手?
「そうですね。山下倒さないと、自分は先に進めないですね」
ーー今日の作戦は最初足攻めだったと思うんですが、途中から変えたのは効かなかったから?
「効かなかったですねぇ。甘く見ていた部分がたぶんあったんだと思います。途中からエルボーしか出せなくて。最後はもうどうすればこの人は倒せるんだろうって迷っちゃって。その間に負けてしまいましたね」
ーーまたチャンスがあれば闘いたいですか?
「そうですね。近いうちでも先でも、また必ず再戦したいと思います」

のの子&ミウラアカネ
ーーのの子選手、今日は清水愛選手とシングルでしたが
のの子「そうですね〜、清水愛選手は真っ直ぐと正面から立ち向かってくるイメージだったんですけど、まあ突っ込んできても私の胸に怯んだり……そうですね。やっぱりみんな私のセクシーな部分と言いますか、羨ましがっているのかなって思ったんで。髪も長いので、自分もいつもよりよりセクシーな部分が出しちゃったのかなって思ってますけど、無事勝てたので万々歳です!」
ーーミウラ選手は戸田で復帰して、今日が2戦目でしたが、ケガの具合とかも含めてどうですか?
ミウラ「この状況ですっげぇ話しづらいんですけど、まあとりあえず1日は2か月ぶりの試合だったので。そこで坂崎さんからタップ奪って、それで勢いづいて今日もえーりんからギブアップが取れて、まあ嬉しかったですね。肩のほうもだいぶ良くなっのでのの子さんとバンバン組んで色んな人倒していけたらいいなって思います」
ーー早速、山下&えーりんとの対戦がほぼ決まりという感じですが
のの子「そうですね。山下さんが最後のときに、プリンセスカップでは決勝で負けたけどみたいなことを言ってましたけど、準決勝で負けていますから。それなのにエースになりたいですみたいなこと言っていたんで、それは違うんじゃないかなって思って、つい……。つい言っちゃった感じはあるんですけども。でもやっと、本当はもっと早く試合出来るはずだったんですけど、アカネちゃんの肩も良くなったことだし、バスト・デラックスが始動出来るなって思っています。よりデラックスな部分を見せたいと思います」
ーーそのユニット名っていうのは、どんな意味合いがあったんでしょうか?
のの子「これは東京女子プロレスのニコ生で、視聴者の方に聞いてみて結構いいのが出て、最後6くらいまで絞ったんですけど、アンケートで1位に輝いたものなので。強そうだし、私はとても気に入っています」

週刊プロレス加藤記者「ちなみにおいくら? おいくらっていうか、サイズ的には何になるんでしょうか?」
ミウラ「おいくら?(笑)サイズ的には……って、それ私に聞きます?」
加藤記者「こちら(=のの子)はK(カップ)で、じゃあこちらは?」
ミウラ「いや〜……」
のの子「これから育てていくんですよぉ。私が一番ねパワーも胸も成長すると見込んでおりますから。まあ一番、次のK(カップ)1グランプリにも出場できるように育てますから。毎日、私が一生懸命練習して支えて、上げて、頑張りますので。育成はすべてやっていこうと思っています」
ミウラ「(笑)まあサイズは18(歳)になってから公表しますよ」
のの子「そうですよ、未成年に何を言わせるんですか!」
ミウラ「捕まりますよ(笑)」
のの子「こういうのがねぇ、やっぱり男性の社会っていうか」
ミウラ「質問がおかしいですよ、加藤さん!」
加藤記者「ちなみにどんなデラックスな連係プレーを考えているんでしょうか?」
ミウラ「すっげー話、ズラした!(笑)」
のの子「気も合いますし〜、パワーに関しても威力に関しては私がズバ抜けていると思うので、その辺を楽しみにしていただければなと思います」
加藤記者「まだ完成していないと」
のの子「まあたくさんあるんですけど……やっぱりね、今情報を漏らしてしまうと」
加藤記者「王子で初披露?」
のの子「もちろん!」

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