DDT 12.23後楽園大会 竹下&遠藤vs.岡林&入江のKO-Dタッグ王座決定戦、HARASHIMA&大家vs.ディーノ&ササダンゴ、カシンvs.彰人のEXTREME級戦

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NEVER MIND 2015
日時:2015年12月23日(水・祝)
開場:11:00 開始:12:00
会場:東京・後楽園ホール
観衆:2015人(超満員)

▼ダークマッチ キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ 60分1本勝負
[王 者]○鈴木大/岩崎孝樹
0分15秒 横入り式エビ固め
●伊橋剛太/ゴージャス松野
※鈴木が初防衛に失敗、伊橋が第8代王者となる。

▼再試合 キング・オブ・ダーク選手権タッグマッチ 60分1本勝負
[王 者]●伊橋剛太/ゴージャス松野
2分55秒  ランニングPK→片エビ固め
鈴木大/○岩崎孝樹
※第8代王者の伊橋が初防衛に成功。

▼第1試合 6人タッグマッチ 30分1本勝負
○坂口征夫/赤井沙希/レディビアード
6分3秒 コブラクラッチ
大石真翔/●勝俣瞬馬/チェリー

▼第2試合 ウルトラヒーローズEXPOコラボマッチ 30分1本勝負
○高木三四郎/大鷲透/平田一喜
6分31秒 シットダウンひまわりボム→エビ固め
アントーニオ本多/●福田洋/松永智充

▼第3試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○ヤス・ウラノ
10分47秒 横入り式
●佐々木大輔

▼第4試合 4WAYタッグマッチ 30分1本勝負
木高イサミ/●中津良太
8分50秒 タカタニック→エビ固め
○マサ高梨/梅田公太
※あと二組は石井慧介/高尾蒼馬、樋口和貞/宮武俊

▼第5試合 DDT EXTREME級選手権試合 60分1本勝負
[王 者]○ケンドー・カシン
6分36秒 首固め
[挑戦者]●彰人
※第34代王者カシンが初防衛に成功。

▼第6試合 タッグマッチ 30分1本勝負
HARASHIMA/○大家健
12分31秒 炎のスピア→体固め
●男色ディーノ/スーパー・ササダンゴ・マシン

▼第7試合 KO-Dタッグ王者決定トーナメント決勝戦 30分1本勝負
○竹下幸之介/遠藤哲哉
19分12秒 ジャーマンスープレックスホールド
岡林裕二/●入江茂弘
※竹下&遠藤が第53代KO-Dタッグ王者組となる。

時計の針が動き出す!竹下&遠藤が約10か月ぶりにKO-Dタッグ王座を奪還!
「俺なしで大丈夫」大家が#大家帝国から脱退!カシンが次の防衛戦にヤスを指名

ダークマッチ

2015-12-23DDT後楽園_ダークマッチキング・オブ・ダークマッチ王者としてながら、DDT後楽園大会に初出場することになった鈴木。伊橋が「イエイ、カモン」と煽っている背後から鈴木がスクールボーイで丸め込んでいくと、まさかの秒殺3カウント! あっさり“絶対王者”伊橋に王座が戻ってしまったが、松野が「何やってんだ? 秒殺なんてあり得るのかよ? 今日、試合やるために体鍛えて、朝5時に起きたのにふざけるなよ! 再戦だよ、再戦!」と訴える。
GMがほかの選手に再試合をやるか尋ねるが、岩﨑が「やっとあの呪いを解けられた(?)ばかりなんですよ。絶対嫌です」と再試合を拒否。しかし鈴木が伊橋に殴りかかり、その勢いで再試合開始のゴングが鳴る。またもスクールボーイで丸め込む鈴木だが、これは松野がカット。

松野は岩﨑にフライング・クロスチョップからドロップキック、619と決めていくと、ゴージャススター・エルボー。これをかわして自爆させた岩﨑だが、伊橋が入ってきてミドルキックで蹴り倒したところにジャンピング・ボディプレス。鈴木がカットに入ったが、松野が場外に連れ出している間に伊橋はムーンサルトプレス。
これをかわして自爆させた岩﨑はラ・マヒストラルを狙うが、押し潰した伊橋。どうにかカウント2で返した岩﨑はソバット、延髄斬りからランニングローを叩き込んで3カウント。結局、伊橋が初防衛に成功。

GMも「やっぱりそのベルト、お前が一番似合うよ。戻るべきところに戻った感じだな」と納得の結果。

オープニング

2015-12-23DDT後楽園_東女のベルト披露続いて3.21両国国技館大会にLiLiCoとジョーイ・ライアンの参戦が決定したことを発表。なお、LiLiCoは1.3後楽園大会に来場して挨拶を行うとのこと。1.3後楽園では新春書き初めマッチとしてギャル書道家のなちゅさんが来場して、選手の体に書き初めを行う。
そして1.4後楽園ホール大会を行う東京女子プロレスの甲田代表とともに、山下実優と中島翔子がリング上へ。同大会で初代王座を争う山下と中島だが、白ベルトに金とピンクのプレートがついたベルトを初披露。

山下「私たち東京女子プロレスは特別にすごい子が集まったわけじゃないけど、みんな強くなろうと頑張っています。その姿を見てほしいです。この中で一番強いのは私だと証明したい」
中島「後楽園ホールはいままでリングにたくさんの夢を見させていただきました。それだけすごいところだと思っています。今度は私が皆さんに夢を見て頂けるような闘いをしたいと思います」

12.29後楽園ホールで行われるリング☆ドリームとのコラボ興行だが、新たに高尾蒼馬と大家健が美少女されることが発表された。キャラを見た高尾は「すごく可愛らしい子ですね」とご満悦。大家のキャラは号泣している上、背後には今成らしきキャラも……。キャラを見た大家は「この大家健が美少女かされたことで、また一歩プロレスがメジャースポーツ化したってことだ!」と力説。さらにもう一人、12.29リンドリコラボ興行で行われる時間差バトルロイヤルの優勝者が加わるとのこと。

2015-12-23DDT後楽園_塚本拓海がBASARA入団を発表さらに1.21に新宿FACEで旗揚げ戦を行うプロレスリングBASARAの木高イサミが登場。「また一人仲間が増えました。塚本!」とイサミが呼び込むと、元大日本プロレスの塚本拓海が登場。イサミが大日本でラブコールを送った結果、入団を決めたという塚本は「BASARAに入団してますますスキルアップしていきたいと思います!」と挨拶。
そしてウルトラヒーローズEXPOから曲を歌っているボイジャーの二人が登場。すでにこの日も東京ドームホテルで1ステージ終えて駆け付けたというボイジャーは、DDTのリングでも歌ったあと、ドームホテルでさらに2ステージ行うということで、GMにビュッフェの招待券をプレゼント。

2015-12-23DDT後楽園_宇宙人軍団がGMを拉致だが、そこにマグマ星人率いる宇宙人軍団が乱入。DDTを乗っ取るためにやってきたという宇宙人軍団は、そのために高木大社長を倒すしかないという。高木を呼び込もうとした宇宙人軍団だが、GMが「前説には出て来ないです。第2試合まで待ってください」と言うと、あっさり受け入れた宇宙人軍団は、その代わりGMを拉致し、ビュッフェの招待券を強奪して姿を消してしまった。
リング上に残されたボイジャーの二人が「後楽園大会スタート!」とオープニングコール。

第1試合

2015-12-23DDT後楽園_第1試合KAT-TOOがチェリーと一緒に入場。3人でチャンカパーナを踊ったあと、トナカイのカチューシャをした赤井&ビアードと共に坂口が入場。赤井とビアードは坂口んもサンタ帽を被せようとするが、当然坂口は拒否。そこを背後から丸め込んでいった姑息なチェリーだったが、坂口組は3人同時ミドルキック。
しかしチャリーは赤井にどっこいしょ大外刈りを返すと、ヘッドロックから髪の毛をむしっていく。さらに背中を引っ掻いてから首を絞めていったチェリーは勝俣にタッチ。赤井をロープに貼り付けた勝俣はドロップキック。

さらにチェリーが勝俣をカニ挟みで倒して赤井に激突させると、勝俣を蹴ってどかして赤井をカバー。さらに大石が赤井に唾を吐きかけていくが、怒った赤井はビッグブーツからブレーンバスター。タッチを受けたビアードはトラースキックでチャリーを排除するが、KAT-TOOの2人が合体攻撃を狙う。しかし2人の蹴り脚を掴んだビアードはそのまま投げ捨てる。
さらに大石はスピンキックを狙ったが、かわした大石はフェースバスター。勝俣がミサイルキックで吹っ飛ばすが、坂口にタッチ。チェリーが張り手を見舞うと、勝俣がムーンサルトプレス。大石とチェリーが赤井とビアードを場外に連れ出す間に勝俣がスワンダイブ。

これをミドルキックで迎撃した坂口はスリーパー。大石がドロップキックでカット。すると倒れた坂口を見た赤井とビアードはサンタ帽子と丸めがねをかける。それを見たKAT-TOOは「征夫ちゃん、かわいい!」と大興奮。だが、そこに赤井がダイビング・クロスボディー。さらに坂口と赤井のサンドイッチ・ローキックから坂口がコブラクラッチに捉えてギブアップを奪った。

第2試合

2015-12-23DDT後楽園_第2試合オープニングでGMを拉致した宇宙人軍団がアントン、松永、福田と共に登場。アントンらは洗脳されてしまった模様。十字架に張り付けられた亜門GMが鞭打ちの刑に処されているところに、高木&大鷲が登場すると「オイ、マグマ星人ども鶴見亜門はどうでもいい! だが、そのビュッフェの招待券をよこせ! 俺たちもお前たちを倒すためにカプセルレスラーを用意した。カプセルレスラー平田、出てこい!」と平田を呼び込む。
だが、踊る前に宇宙人軍団と洗脳されたアントンたち、さらに高木と大鷲も一緒になって平田を袋叩きにする。「お前たちは怪人でしょ!」と平田がツッ込むと、洗脳レスラーたちが一斉にトレイン攻撃。だが、福田の攻撃をかわすとT2ひーが3人同時低空ドロップキックを発射。

ここで平田がGOサイングラスを装着。あの曲がGOすると、曲に合わせて平田が次々とアントン、松永、福田を蹴散らしていく。だが、ここでマグマ星人が曲を止め「このGMの命がどうなってもいいのか?」と脅迫するが、平田は構わず踊ろうとする。するとマグマ星人は「この招待券がどうなってもいいのか?」と脅迫。
平田はなおもGOしようとするが、高木が飛び蹴りで平田を止める。「家族サービスなんだ!」と訴える高木だが、平田は「試合に関係ないでしょ!」と正論はぶつける。だが、すかさず洗脳レスラーズが平田に襲いかかり、福田がパワーボムで叩き付けると、さらに高木と大鷲も動けないようにする。

それを見たGMは「高木さんなんかアテにした自分がバカだった! こうなったら助けて〜、ウルトラマンX!」と絶叫。ボイジャーの二人と登場したウルトラマンXはマグマ星人たちをウルトラ殺法で撃退してみせる。その間にボイジャーがGMと招待券を救出。
これで息を吹き返したT2ひーだったが、福田が高木にラリアットを叩き込んでからコーナーへ。そこに高木は側転してからのクロスチョップを叩き込むと、雪崩式ブレーンバスター。さらに大鷲のボディプレスから平田がスライディングキック。どうにか松永がカットしたが、平田と大鷲が場外に連れ出している間に、高木がシットダウンひまわりボムを福田に決めて勝利。

見事にビュッフェの招待券を奪還し、無事に家族サービスが出来るという高木。そしてボイジャーの二人からクリスマスプレゼントとして、『ウルトラマンX』の曲のプレゼントが行われた。

<試合後コメント>
高木三四郎&大鷲透&平田一喜 with ウルトラマンX&ボイジャー(TAKERUさん&瀬下千晶さん)
高木「おい、ウルトラマンXさんと、ボイジャーさんのおかげで、見事、このビュッフェ招待券と、GMを取り戻しましたよ!DDTに平和を取り戻しましたということで、また、ね?ウルトラヒーローズ EXPOさんとコラボしていきたいと思います。なんか質問ありますか?ウルトラマンXさんはちょっとウルトラ語しか喋れないんでボイジャーさん達とかに」
——ウルトラマンXさんはプロレスラーデビューなどは
高木「ウルトラマンXさんはね、もしその来るべきタイミングが来ればプロレスデビューも辞さないと思います」
平田「そうです!」
大鷲「話が宇宙規模に」
高木「話が宇宙規模なんで、ね?あえて夢を与えるためにね」
——ボイジャーさんのお二人は今日DDTの会場を見てどんな雰囲気だと感じました?
TAKERUさん「すごくあったかくてですね、最初っから盛り上げてくれて」
瀬下さん「そうですね、皆さん熱い方々ばっかりでした」
TAKERUさん「大社長の教えなんだなと思いました」
高木「ほんとにね、うちのお客さんは大きなちびっこたちがいっぱいいるんで、子供の心を持った大人たちがいっぱいいるんでね、本当にまた機会がありましたら是非いらしてください」

第3試合

2015-12-23DDT後楽園_第3試合佐々木はMAXルチャのベルトをヤスに向かってアピール。慎重に握手を交わしてから試合開始のゴングが鳴ると、まずは佐々木がハンマーロックに捉える。ヘッドロックで切り返したヤスだが、ガブっていった佐々木はヘッドロックにスイッチ。ロープに振って逃れたヤスだが、佐々木はショルダータックル。さらにアームホイップで投げた佐々木は、続けてショルダースル-。
だが、ヤスは松井レフェリーを盾にして佐々木の突進を止める。しかし佐々木はうまく松井レフェリーに上空にトスさせて、松井レフェリーを飛び越してのドロップキック。これでヤスを場外に出した佐々木は、一度場外に降りてからケブラドーラ・コンヒーロ。

そこからリングに戻った佐々木はトペを発射。ヤスをリングに戻した佐々木はダイビング・クローズライン。「クリーンファイト」と言いながらナックルパートを叩き込んでいった佐々木は、コーナーに馬乗りになってなおもナックルで殴っていく。レフェリーが注意すると、その隙を突いてヤスがグーパンチ。
佐々木はグラウンド卍に捉えていくと、そこから回転してクロスフェースにスイッチ。ヤスはロープに逃れたが、ヤスのバンダナを奪い取った佐々木は、それでヤスの体を殴打していく。さらにそのバンダナでヤスの両腕をコーナーに縛り付けた佐々木。

松井レフェリーが急いで外していくが、佐々木はなおもナックルで殴っていく。ヤスもカウンターのウラカンホイップから延髄斬りを返すと、串刺しドロップキックからシルバーブレットを投下。さらに佐々木をコーナーに乗せたヤスは雪崩式フランケンを狙ったが、股下から脱出した佐々木はパワーボムで叩き付ける。
そしてダイビング・エルボードロップを投下した佐々木はリング中央でクロスフェース。ヤスがロープに近づいていくと、回転して戻そうとした佐々木だが、ヤスはそのまま押さえ込む。さらにレッグクラッチホールドで押さえ込んだヤスだが、カウントは2。コーナー際の攻防から佐々木はベトナムドライバーII(=カナディアンバックブリーカーからのシットダウン式フェースバスター)を狙うが、ヤスは必死で防御。

ならばと佐々木は佐々木式ウラカン・ラナ(=両足で相手の頭を挟むように飛び付き、捻りを加えながら丸め込むウラカン)を狙ったが、これも回転を止めて防御したヤス。どうにか振り解いた佐々木は今度こそは佐々木式ウラカン・ラナ。しかし、さらに回転してエビ固めで切り返したヤス。丸め込みの応酬から、カウント3をアピールした佐々木は松井レフェリーにボディブローを叩き込んでから、ヤスに向かって投げつける。
ギリギリでストップした松井レフェリーを今度はヤスが佐々木に投げつけるが、馬跳びでかわした佐々木。しかし待ち構えていたヤスは、レフェリーから見えない角度で佐々木の急所を蹴り上げていく。そこからスクールボーイで丸め込んで3カウントを奪った。

第4試合

2015-12-23DDT後楽園_第4試合樋口&宮武のDNAコンビ、石井&高尾のドリフ、高梨&梅田の酒呑童子、イサミ&中津のBASARAという顔触れで4WAYタッグ。宮武は股間に怪しげなボトルを入れている。イサミ、高尾、樋口、梅田で試合開始。イサミと梅田がエルボー合戦。そこからイサミが串刺しフロントキックを叩き込み、樋口の串刺しラリアットをかわして宮武に誤爆させる。さらに高尾の串刺し攻撃を樋口に誤爆させたイサミは樋口に蹴り。
そして中津が入ってきてエアボールを投げると、イサミはファースト梅田、セカンド樋口、サード高尾を攻撃してからホーム木曽レフェリーにスライディングするが、かわした木曽レフェリーがタッチアウト。

ここで宮武が入ってくると、みんなで袋叩きにしていくが、どうにか逃れた宮武はボトルを取り出して「クスリ飲むぞー!」と一気に謎のおクスリを飲み始める。しかし高尾がボディブローでカットすると、みんなでトレイン攻撃。さらに全員でフットスタンプを落としていく。樋口が助けようとするが、高梨がカニ挟みで倒して宮武に激突させる。
さらに中津と梅田がダブルのミドルキックを叩き込むと、石井が回転エビ固めの体勢。宮武が踏ん張ると、高尾がボディへエルボー。思わず石井の顔面に嘔吐する宮武。潔癖症の石井は激怒して宮武をボコボコにしていくが、宮武もジャンピングバックエルボーを返す。

すると樋口が宮武をカナディアンバックリーカーで担ぎ上げた状態で回転。宮武の足に当たった選手たちが弾き飛ばされる。そのまま宮武を投げ捨てた樋口に梅田が襲いかかるが、オクラホマスタンピートで叩き付けた樋口は、さらにコーナーに投げて叩き付ける。そこに高梨が入ってきて梅田を救出すると、梅田は三角蹴り。
さらにドリフが入ってきてまたも宮武を攻撃。高尾のバッククラッカーから石井がニードロップを落とすと、そこにイサミがダイビング・ダブルニードロップ。ドリフがかわして宮武に直撃。さらにイサミはトペを狙ってダッシュするが、そこを高梨が首固めで丸め込む。しかし高梨がイサミと石井をまとめて横十字で丸め込む。

中津がカットに入って、高梨にイサミとのダブルの正拳突きからダブルのランニングキック。しかし梅田がスワンダイブ式ミサイルキックでカット。梅田はそのまま場外に出たイサミや石井、樋口に向かってトペコンを発射。リング上では中津がタカンしに飛び付き腕十字を狙ったが、押さえ込みで切り返した高梨。
キックアウトした中津はハイキックは放っていくが、かわした高梨はトラースキックからタカタニックを決めて3カウント。すると欠場中のKUDOが右ヒザにニーブレスをした状態で坂口と共にリングイン。酒呑童子の4人で祝杯をあげた。

<試合後コメント>
木高イサミ&中津良太 with 塚本拓海
イサミ「いいペースだったけどな」
中津「楽しかったですけどね」
イサミ「こうやって色々な所に出るっていうのはそれなりにリスクがあるんだ。そういうのをまざまざと思い知ったな。あと、これから、おそらくこれで1月21日までに発表できる全選手はもう、発表しきったんじゃないかなという感じです。その最後の一人がこの、塚本拓海です。もっと僕の中では、あの、BASARAの、僕筆頭にもっともっと皆で盛り上げていかなきゃいけないんですけど、でも、その中でもっとこう若い力、塚本今何歳?」
塚本「24です」
イサミ「24。24でもうキャリア4年5年でしょ?5年ぐらい?」
塚本「6年です」
イサミ「6年ですよ。二十歳になる前からデビューしてたもんな」
塚本「はい」
イサミ「やっぱこういうキャリアの人間が一人入ることによって、中津何歳?」
中津「24です」
イサミ「24でしょ?だから同い年だけどキャリアがこんだけ違うっていう。多分この2人がやっても面白いと思うし、そういうのでうちにいる若手と塚本よりキャリアある人間はそんなにいないと思うんで、あの、そういう所で結構期待してる部分と、あとまあなんだろう?今動けるBASARAの、これは俺も含めて今あるものから一つ抜けだして、面白いもの作っていかなきゃいけないんで。今まだね、BASARAっていうのは生まれてないんで、なんなら卵の状態にもなってないわけですけど、それでもやっぱりすでに、殻は割る気持ちでいるんで、皆これからの選手たちは殻を割って、自分の新しいモノ出してくれればいいし。でも全部が全部なんか新しい事すればじゃあ面白いのかって多分そういうことじゃないと思うんで、温故知新といったもので、昔の諸々だったりを研究しつつ、その中で新しいエネルギーを作っていきたいと思いますね」
——塚本選手は改めてBASARAに入団をしようとした理由は?フリーとしてやってきてまたなぜ団体に入団しようと
塚本「うーん、まあ深いことを言えばきりがないんですけど、2年ぐらいフリーとしてやっていて、選択肢としてはそのままフリーとしてやるか、大日本に戻るのか2択あったと思うんですけどね。あえて違う角度でBASARAに入ることで、いい刺激になると思うんで。それは自分に対する刺激でもあり、周りの知人に対する刺激でもあると思おう。全部いい方向に動いてくれればいいかなって思って入団を決意したわけですね。イサミさんのラブコールもあったんで」
イサミ「すいません」
塚本「それに応えるように、自分でいいのかなって部分もあったんですけど、不安はまだありますけど、まあ、しっかりと」
イサミ「大丈夫大丈夫、皆不安だから」
塚本「そういうことですね(苦笑)」
イサミ「皆不安だから。まだ始まってないんだからさ、安心なんかできないよ(苦笑)」
塚本「やる気は、全然僕は、あるんで。あの、元大日本とか、フリーをやってきたとか、そういうのはいい部分で残しつつ、そういう所払拭して新しい自分を見つけ出していけたら良いかなって思います」
イサミ「塚本はこれまでもいっぱい対戦してきたし、そういった意味で僕は話しやすかったっていうのもあるし、北海道巡業かな?大日本北海道巡業の頃にそういう話とかもして、新しい団体やるんだけどって話とかもして、まあそれに今日は応えてもらって今日ようやく発表できる段階になったので。中津も、これからだよお前は」
中津「はい。頑張ります」
イサミ「皆でやっていこう。これで9人か」
中津「9……そうですね」
イサミ「ワンピースぐらいの仲間は揃ったぞ!」
中津「あんま読んでないのでわかんない(苦笑)」
イサミ「あぁそう。ワンピースぐらいの仲間が揃った!10人目が欲しかったところだ。まあとりあえず、この9人でまず1月21日に向けて突き進む。大丈夫ですか?なんか言いたいことあったら言ったほうがいいよ。俺お前ぐらいの頃ガンガン言って、週プロに全部カットされてたから」
中津「大丈夫です。今ちょっと頭が回らなくて」
イサミ「OKOK。以上ですありがとうございました」

1.8『DNA13』北沢タウンホール大会の全カードが、鈴木vs.風戸、岩﨑vs.渡瀬、勝俣&ワンチューロ&ヤス&旭、樋口&宮武vs.石川&ゼウス、梅田vs.竹下と発表された。

第5試合

2015-12-23DDT後楽園_第5試合カシンがアントンから奪取したDDT EXTREME級王座。しかし王座奪取直後にベルトを足蹴にしたカシン。この行為に「あの人は昔からああいうことをする。これはある意味、私への問い掛け」と解釈した前王者のアントンに対し、EXTREME級王座に思い入れがあるからこそ怒りを露わにした彰人が挑戦。
カシンの「可能ならアマレスルールに3カウントフォールを加えてやってみたい」という発言を受け、アマレス出身の彰人は母校を訪れて、改めて自分の原点であるレスリングに触れた彰人。

カシンはおニャン子クラブの『じゃあね』を前奏につけた『スカイウォーク』で入場。しかもセコンドにはアントンがつく。しかし肝心のベルトがない。カシンが「ベルト、どうした」とアントンに尋ねると、「あ、忘れました!」というアントン。
持参したハンマーをGMに返還するカシンだが、樋口がベルトを取りにいってる間に、この試合のルールはアマレスルールに加えて、3カウント、ギブアップ、KO、リングアウトルールを加えた特別ルールであることが説明される。

彰人もカシンもハンカチを持参。彰人は上半身に吊りパン。なお、カシンのボディには彰人が高校時代にレスリング部の監督だった人のシールタトゥーが貼られているという。彰人から「吊りパンは?」と聞かれたカシンは「履いてる」と主張。しかし吊りパンをつける気配がないので、彰人もショルダーを外してから試合開始。
カシンがコーナーに逃げると、パッシングが取られてパーテルポジションへ。彰人がバックを取った状態からローリングしていくが、カシンもカンパーナに捉えていく。さらに髪の毛を掴んでいったカシンだが、彰人はグラウンド・ドラゴンスクリューからカシンの天敵である永田裕志の敬礼ポーズからナガタロック1。

ロープに逃れたカシンは場外にエスケープ。するとアントンから空き缶をこっそりと受け取ったカシンは、空き缶を踏みつぶしてからシューズの中に仕込む。リングに戻ったカシンはアントンがレフェリーを引きつけている間に、潰した空き缶で彰人を攻撃。さらに吊りパンの中に空き缶を入れて河津落とし。彰人もカシンをスクールボーイで丸め込むと、ロプに足をかけて押さえ込む。
カウント2で返したカシンはエルボースマッシュを連打するが、彰人も回転して逃れると足4の字固めへ。カシンはアントンに「タオルを投げろ!」と指示。しかし彰人が自ら和図を得と、「こういうのダメでしょ。ちゃんと決着をつけるから」とアントンに詰め寄る。

そこにカシンが襲いかかるが彰人はカシンの足を取ってアンクルホールドを狙う。しかし予めシューズのヒモを緩めていたカシン。彰人が足首を捻ろうとするとシューズが脱げてしまい、カシンは脱出。そこを首固めで丸め込んでカシンが勝利。
するとアントンが「ケンドー・カシン! おめでとう! 俺がお前のセコンドについていたのは、ちょっとだけ洗脳されたっていうのもあるが、お前が勝つのを見届けるためでもあったんだよ。やっとこれでこのベルトを巡るストーリーが俺とお前に戻ったんだよ! 今日は洗脳されっ放しでしたが、次のタイトルマッチ、このアントーニオ本多と再戦だ! よろしくお願いします!」と直訴。
するとカシンは「よし、分かった。次の挑戦者はヤス・ウラノ、お前だ!」と勝手に指名してリングを降りてしまう。カシンはまたもリングサイドの観客にベルトをプレゼントして退場。

リング上ではヤスが「アントン、ごめん」と謝ると、アントンは「恥ずかしいから出直します」と言って退場。ヤスは「彰人君もごめん。まさか人生でカシンの持つベルトに挑戦する日が来るとは思いもしなかったけど、あの人が自分のことを少しでも認めてくれたのかなと思うので、その思いを踏みにじるようにベルトを奪いたいと思います!」と、恩人と言ってもいいカシンからベルトを獲ることを宣言した。

<試合後コメント>
ケンドー・カシン
——防衛おめでとうございます
「ちょっと、胸椎症が辛くてなかなか歩けなかったんだけど、わかってる胸椎症?年寄りがなる病気だよ年寄りが。次は、ヤス・ウラノ、ルールは、えー、ん〜なんだろうな。セコンドナシの、セコンドナシのランバージャックデスマッチで。そういう感じで。うん」

彰人
「そうですね、うーん、まさにカシンワールドでしたね。まあ、なんか、個人的には3カウント丸め込まれてとられて、まあ納得はいかないけど負けは負けかなと。もっともっと、カシンさんがDDTに上がり続ける限り、もっと試合したいなと。足りなかったですね。なんだろう?ケンドー・カシンて選手、掴もう掴もうとしても、掴み取れないなんだろう?なんて言うの?雲のようなレスラーだなと、やって思いましたね。今日リング上で、ケンドー・カシンて選手がしてくる揺さぶりとかに全部応えて、全部ノラずにノラリクラリとこっちもやってやろうと思ったんですけど、やっぱ靴を脱がれるのはね、ちょっと(苦笑)思わなかったですね。あーやられた、終わった後にこれはあれだな、エディ・ゲレロだって思ったんですけど、うん、またチャンスがあればリベンジしたいなと。次、カシン選手がウラノさんを一応指名して、どういう形になるかわからないですけど、ウラノさんに勝って欲しいというのはありますけどもしカシンさんがベルトを持ち続けるなら、もう一回、チャンレンジしてみたいですね」

アントーニオ本多
「こんにちわ。今日はリング上でウルトラマンコスモスという言葉を何回も使ってしまって申し訳ございませんでした。しかもイントネーションを完全に確信犯的にしてしまいまして反省しております。それは置いておいてですね、ケンドー・カシン選手に言いたいことがあります。彰人選手との試合後にですね、ワタクシ、ちょっとフラれてしまいまして。大学3年生の時にですね、好きな子にフラれてですね、東村山駅に取り残されて呆然としていた記憶が蘇ってしまいましてですね、失禁するとこでしたね。それは置いといてですね、ケンドー・カシン選手は去り際に次のヤス・ウラノ戦のルールについて言ってたんで、私はそれを伝えないといけないかなと思いまして、こうして来たわけなんですけど。ふと、こう言ってました。『次はシングルマッチ。しかし、パートナーのいるシングルマッチでいこうと思う』。それってタッグマッチじゃんって一瞬思ったんですけど、そのパートナーがいるシングルマッチ、詳しくどういうルールになるのかですけど、私が予想するとこですけど、そのパートナー、私になるんじゃないかなって気がしてますよね。なので今度のヤス・ウラノが挑戦する試合はやっぱり、私がパートナーとしてですね、ケンドー・カシン側につく可能性が極めて高い。エベレスト山ぐらい高い。と言い残して去りましたよ、今日は。どうも失礼いたしました」

ヤス・ウラノ
——アントーニオ本多選手から、ルールはシングルマッチ、ただしパートナーのいるシングルマッチだという話がありました
「はい、なんでしょうね?パートナーのいるシングルマッチ」
——タッグマッチじゃないと
「はい。まあまあ、ルール、ルールは置いといて、EXTREMEのベルトなんで、どんなルールもあるだろうなというのはあるんですが、このさっきもリング上で言ったんですがあの、ケンドー・カシンの持つベルトに自分が挑戦するなんて、この人生で、挑戦することがあるなんて思ってもいなかったんで、まあ、ただただ驚きが、はい。今信じられないというか。その中で、ケンドー・カシンが、ヤス・ウラノってこのぐらいだろって思ってるところよりも、今は高い位置にいるんだっていうのを思わせるように、はい、勝ってあのベルトをDDTに戻すというか、ケンドー・カシンから奪い去りたいと思います」
——スマスカ興行以来ですかね。シングルマッチになるのかわかりませんが
「そうですね。まあルールはどうあれシングルマッチと一緒だと思うんで。今のヤス・ウラノを見せたいと思います」

第6試合

2015-12-23DDT後楽園_第6試合この一戦は両チームの強い要請により、今年のビアガーデンプロレスで行われた俺のターン制プロレスで行われることに。布袋寅泰の曲がかかっている間はディーノ&ササダンゴの攻撃、B'zの曲がかかっている間はHARASHIMA&大家の攻撃となる。
まずはササダンゴを連れたディーノが男性客や渡瀬の唇を奪いながら入場。続いてHARASHIMAが入場すると、最後に美少女化することも決定した上、この日は夜に市ヶ谷でガンプロの大会が控えている大家が登場。

するとディーノがササダンゴ、HARASHIMA、大家に缶ビールを渡して4人で乾杯。そこからディーノとマスクをめくったササダンゴが口に含んだビールをHARASHIMA&大家に向かって噴射。すかさず布袋の曲が鳴り響き、ササダンゴの垂直落下式リーマンショックからディーノが男色ドライバー。
HARASHIMAがカットに入るが、ディーノ&ササダンゴはダブルのクローズラインを狙う。これを側転でかわしたHARASHIMAはドロップキックで二人まとめて吹っ飛ばすが、布袋タイムなのでカバーは認められない。

大家はディーノとエルボー合戦からショルダータックル。しかしカニ挟みで倒したディーノはバックから腰を振っていく。続いてササダンゴがコブラツイストを決めながら大家をギターに見立ててエアギター。さらにディーノがアッパーカットから急角度バックドロップ。カウント2で返した大家だが、ディーノはさらにバックドロップ2連発。大家がカウント2で返すとチキンウイング・アームロックから腕十字に捉えたディーノだが、ここで布袋の曲が終わってB'zの曲に。
ササダンゴはドロップキックからカバーするが、カバーは認められない。バックフリップで投げたササダンゴはブレーンバスターを狙うが、これを逆に投げた大家はHARASHIMAにタッチ。ダイビングカンフーキックを叩き込んだHARASHIMAは串刺しフロントキック。

さらにササダンゴをコーナーに乗せたHARASHIMAは、雪崩式ブレーンバスターで投げていく。カウント2で返したササダンゴだが、HARASHIMAはミドルキックを連打。さらに串刺しエルボーからセカンドロープの上にササダンゴを寝かせたHARASHIMAは、その上からフットスタンプを落とす。
ここで大家が入ってきて、HARASHIMAとダブルのカウンターエルボー。さらに炎のスピアーを狙ったが、ガブってキャッチしたササダンゴは垂直落下式リーマンショック。さらに曲が布袋に変わったが、大家はカウンターのスピアーを決めてHARASHIMAにタッチしようとする。だが、ひとあし早くディーノが飛び込んできてタッチを阻止。

大家にシャイニングあてがいから低空ブレーンバスターを決めたディーノは男色ナイトメアー。さらにファイト一発から男色ドライバーを狙ったが、大家はヘッドバットで回避するとエルボーを連打。ディーノはなおも男色ドライバーを狙うが、HARASHIMAが延髄斬りでカット。しかしディーノはそのHARASHIMAにリップロック。
大家がどうにかディーノをブレーンバスターで投げるが、ササダンゴが大家に垂直落下式リーマンショック。HARASHIMAとササダンゴがエルボー合戦からラリアットの相打ちになるが、打ち勝ったのはHARASHIMA。だが、ディーノが男色ペディグリーで大家を叩き付けると、バズソーキックを叩き込み、男色タイツを脱いでからコーナーへ。

コーナー上でビールで乾杯してからリバースエビ反りジャンプ(=ムーンサルトプレス)を投下したディーノだったが、その瞬間に曲はB'zに変わっていた。ササダンゴを呼び込んだディーノは子泣きジジイ式男色ドライバーを狙ったが、HARASHIMAがスワンダイブ式エルボーアタックでササダンゴをカット。大家の炎のスピアーでディーノをカウント2まで追い込むと、HARASHIMAがスタンディングの蒼魔刀。さらに足を踏み鳴らした大家がダメ押しの炎のスピアーを叩き込んでディーノから3カウント。
するとマイクを持った大家が「男色ディーノ、スーパーササダンゴマシン、俺たち3人は8月から#大家帝国をやってきたな。もうお前ら二人十分に成長した! さらにな、大物KENSOもいるんだろ? もう俺は退くよ。#大家帝国抜けるよ。お前たちは! お前たちは! このあと#大家帝国を俺の意思を継いでどんどん大きくしてくれ!」と告げる。

2015-12-23DDT後楽園_#大家帝国からの脱退を宣言した大家大家はいなくなるが名前はあくまでも#大家帝国のままだという。さらに大家は「そしてHARASHIMA、お前も十分に強くなった。もう俺なしでやっていけると思う。今までありがとう。ガンバレよ」と上から目線で別れを告げると、「俺がいないこの3人の発展と成長を願って締めるから! お前らにエールを送ってやんだよ。ガンバッテけ、ガンバッテけ。いくぞー! ガンバレ☆HARASHIMA! ガンバレ☆#大家帝国! ガンバレ☆俺!」と雄叫びをあげた。

<試合後コメント>
男色ディーノ&HARASHIMA&大家健
——ササダンゴ選手は
ディーノ「帰りました。次の仕事で先に帰りました。それよりどういうことですか大家さん」
HARASHIMA「そう」
大家「いやだから!もう、8月から(#大家帝国)やってきて、11月から(HARASHIMAとのタッグ)やってきて、2人のね!2人じゃねーな!スーパーササダンゴマシン、男色ディーノ、HARASHIMA、3人の成長!強くなった!それもう十分感じた!俺もう居なくてもね、やっていけるんだよ!」
ディーノ「ありがとうございます」
大家「だから!俺はもう役目を終えた」
ディーノ「え?」
大家「役目は終わったんだよ!」
ディーノ「役目?」
大家「#大家帝国、スーパーササダンゴマシンと一緒に男色ディーノ、おまえが、おっきくしてってくれ」
ディーノ「ありがとうございます、あの」
大家「お前に、全てを」
ディーノ「大家イズム、大家イズムってなんなんですか?引き継ぎたいんで、引き継ぎたいんで教えてください」
大家「そんなのテメーオイ!3ヶ月間いや4ヶ月間一緒にやってきて、気づかねーのかオイ!」
ディーノ「えー」
大家「大丈夫だ。今のままで大丈夫だ」
ディーノ「今のままで大丈夫!?」
大家「今のまま、伸び伸びとやっていけば、#大家帝国おっきなものになっていくから。大船に乗ったつもりで、安心して!試合しろ。大丈夫」
ディーノ「ありがとうございます」
HARASHIMA「大家くん、僕は」
大家「HARASHIMA…お前も、おんなじだ。俺と、タッグを組んでいて、色んな事吸収できたと思う」
HARASHIMA「はい」
大家「それを!糧に!これからは、6メンタッグ、KO-Dの、タッグ、シングル、全て!総なめにしてくれ。頑張って!」
HARASHIMA「が、頑張る。頑張るよ」
大家「俺はもう、この後試合あるから。この後試合あるからもう行くから、後は2人でやっとけ」
ディーノ「大家さんは、次の闘いに行かれるんですね」
大家「次があるから俺は」
ディーノ「はい」
HARASHIMA「やっぱ大家さんは、忙しいんですね」
ディーノ「そうですね」
大家「2人共頑張って!頑張って!」
ディーノ「ありがとうございますありがとうございます」
大家「絶対チャンピオンになれよ!」
HARASHIMA「はい」
大家「絶対大きくしろよ!#大家帝国!」
ディーノ「大家さんは」
大家「俺は居ないよ!」
ディーノ「名前は?」
大家「#大家帝国!(カメラに向き直って)」
ディーノ「やっと気づいたのね」
HARASHIMA「カメラにおしり向けてた」
大家「俺はほんとにケツが詰まってるから。じゃあ」
ディーノ「じゃあ頑張ってください。今日どういう闘いなんですかこれから?」
大家「今日は、ガンバレ☆プロレス!藤田ミノルと闘ってくるから。あいつを更生させるために、俺ら頑張って試合してくるから。お前たちも頑張れ!この後も引き続き頑張れ!」
ディーノ「はい」
大家「じゃあな」
(大家は次の闘いへ)
ディーノ「まあ、今までどおり頑張りましょう」
HARASHIMA「頑張りましょう」
ディーノ「2016年も今までどおり」
HARASHIMA「今までどおり、頑張りましょう」
ディーノ「頑張りましょう。さよなら」
HARASHIMA「ありがとうございました」
ディーノ「良いお年を」

第7試合

2015-12-23DDT後楽園_第7試合①飯伏幸太の長期欠場により返上されたKO-Dタッグ王座を巡る王座決定トーナメントを勝ち上がってきたのは、元タッグ王者の竹下&遠藤と、このトーナメントのために結成された岡林&入江の混ぜるな危険。
まずは竹下&遠藤がアントン、福田とのハッピーモーテルトレインで登場。円陣を組んで気合いを入れてリングイン。一方、チームドリフの石井、高尾と共に入場した岡林&入江。そして今年の総選挙で共に圏外(アンダーボーイズ)だった竹下と入江の先発で試合開始。

まずはロックアップするが、お互いに一旦振り解く。バックを取った入江だが、竹下がコーナーに押し込んでいくと、岡林がタッチしてリングイン。竹下も遠藤にタッチするとまずはロックアップ。ロープに押し込んでいった岡林は離れ際に逆水平チョップ。もう一度ロープに押し込んだ岡林だが、体勢を入れ替えた遠藤はチョップをお返し。
逆水平チョップ合戦になると、やはり岡林が優勢。続いて入江がエルボーで遠藤を追い込んでいく。前のめりにダウンした遠藤だが、それでも立ち上がってエルボーを返していく遠藤。入江がエルボーからヘッドバットを叩き込むと、ロープにもたれ掛かった遠藤だが、入江は足を引っ張って自軍に連れてきて岡林にタッチ。

ショルダースルーで投げた岡林。不自然な形で遠藤が落下したため竹下が飛び込んできたが、岡林は竹下を場外に追いやると、遠藤に逆水平チョップから豪快なブレーンバスター。さらに入江にタッチしてダブルタックルをお見舞いすると、入江はテディベア(=ヒップドロップ)。遠藤は強引にボディスラムを狙ったが、入江は投げさせない。しかしコルバタで投げた遠藤はそこからボディスラム。
ようやく竹下にタッチすると、竹下はカウンターのゼロ戦キック。岡林がカットに入ってくるが、竹下は入江を背後から押して岡林に激突させると入江にドロップキック。岡林にもドロップキックを連発するが、岡林は倒れない。それでもゼロ戦キックで場外に追いやった竹下は入江に串刺しフロントキック。

さらにフィッシャーマンバスターで投げた竹下はウォール・オブ・タケシタ。逆片エビ固めにスイッチしたが、入江はロープに脱出。10分が経過し、遠藤が入ってきて連係攻撃。竹下がハーフハッチで投げたところに遠藤がその場飛びシューティングスターを投下。さらに遠藤はブレーンバスターを狙うが、岡林がカット。
合体攻撃を狙った岡林&入江だが、二人まとめてフランケンシュタイナーで投げた遠藤は、二人を場外に追いやると、きりもみ式ケブラーダを投下。入江をリングに戻した遠藤はスワンダイブ式エルボーアタック。ならばとムーンサルトプレスを投下するが、入江がかわすと遠藤は着地。

しかし入江はそこにブラックホールスラム(=旋回式スクラップバスター)で叩き付けて岡林にタッチ。串刺しラリアットを叩き込んだ岡林は豪快なパワースラム。さらに逆エビ固めに捉えていくが、竹下が入ってきてエルボーでカット。すると岡林は竹下に逆水平チョップ。遠藤は岡林のラリアットをバック転でかわすと首固めで丸め込む。
キックアウトした岡林はロープに飛ぶが、遠藤はカウンターのドロップキックを叩き込んで竹下にタッチ。ジャベリンキック(=ミサイルキック)からフォアアームを叩き込む竹下に「来いオラ!」と胸を突き出した岡林だが、竹下はエルボーからブレーンバスターを狙う。逆に投げようとした岡林だが、背後に着地した竹下はドラゴンスープレックスで投げ捨てる。

2015-12-23DDT後楽園_第7試合②さらに串刺し攻撃を狙った岡林にダッシュしてラリアット。ラリアットは相打ちになると、逆水平チョップ合戦へ。さらに岡林がロープに飛ぶと、追走してフロントキック。だが、岡林はブレーンバスター。竹下もブレーンバスターを返して15分が経過。先に岡林が入江にタッチすると、バックに回った入江は投げ捨てジャーマン。すぐに立ち上がった竹下は突進するが、入江はカウンターのビーストボンバー。
岡林とのトレイン攻撃から岡林がオクラホマスタンピートで叩き付けると、入江はフライングソーセージを投下。カウント2で返した竹下だが、入江はファイアーサンダー。これもカウント2で返した竹下は電光石火のフランケンシュタイナーからバックを取る。入江が踏ん張るとタッチダウン(=RKO)。そこに遠藤がスカイツイスター・プレスを投下。

カウント2で岡林がカットしたが、竹下は走り込む。しかし入江はカウンターのビーストボンバー。これもカウント2で返した竹下は投げ捨てジャーマン。続くラリアットが相打ちになると、竹下は入江のラリアットをことごとくかわして逆にラリアット。さらに関本大介ばりのぶっこ抜きジャーマン・スープレックスで入江の巨体を投げて3カウント!

エンディング

2015-12-23DDT後楽園_KO-Dタッグ王座を奪取した竹下&遠藤今年2月のさいたまスーパーアリーナ大会で、関本&岡林にKO-Dタッグを王座を奪われてから止まっていた時計の針が再び動き出した竹下&遠藤。岡林は入江と握手をかわして健闘を称える。その様子を座り込みながら見つめる竹下&遠藤。岡林は同期の入江を肩にかついで引き上げていった。
マイクを持った竹下が「ベルト、獲りましたー! このタッグのベルト、僕たちが持っていなきゃいけないベルトだと思っています。哲っちゃんとのタッグで取り戻せたことが本当に嬉しいです。哲っちゃんありがとう!」と言うと、遠藤は「こちらこそありがとう。このベルトを落として、僕がケガして4か月くらい無駄にました。でもこのベルトを獲ったことで、また俺たちの時計が動き出します! でもね今日勝ってチャンピオンじゃないと思うんですよ。僕がよく読む本にこう書いてありました……本当のチャンピオンっていうのは防衛をしてからだと、そう書いてありました。なので、このタッグのベルトを防衛し続けて本物のチャンピオンになります!」とアピール。
「入江選手、岡林選手ありがとうございました! チーム名は混ぜるな危険、あんなの混ぜたらアカンやろ。でもあのチームに勝ったことは事実。これを自信にもっともっと上を目指しましょう!」と語った竹下は、1.3後楽園大会で初挑戦するKO-D無差別級王者のイサミを呼び込む。

2015-12-23DDT後楽園_イサミが竹下と舌戦竹下が「僕はタッグ王者として、イサミさん、あなたに挑戦しますよ。僕たちこれからDDT引っ張っていくんです。もうこうなったら真っ向勝負でこのベルト獲ったるからな」と宣戦布告。それを受けてイサミは「ハッキリ言って自信なし! ただな、遠藤がよく読む本にこう書いてあったそうだ。本物のチャンピオンっていうのはな、防衛を繰り返して初めて本物のチャンピオンっていうんだよ。だから例えお前らがDDTの未来としても俺は負けるわけにはいかないんだよ! お前を倒して本物のチャンピオンになります」と返答。
竹下が「正々堂々、チャンピオンの挑戦受けたるわ」と上から目線で言うと、イサミはリングから降りていった。改めて竹下は「タッグのベルト、今日僕と遠藤さんで巻いて、次シングルのベルトも巻いて、僕が二冠王者として2016年のDDTを中心になって引っ張っていくんでよろしくお願いします!」と挨拶。

そして全選手がリングに集合すると、クリスマスプレゼントとしてサイン入りのお菓子を客席に投げ入れる。最後に高木大社長が「2015年、本当にいろんなことがありました。盛り沢山の1年だったと思います。でも2016年も今年以上に盛り沢山の1年に致します! 3月21日の両国国技館大会もドラマティックドリームシートが完売、そしてアリーナ席も残り僅かでございます! 2016年もですね、2015年以上に盛り沢山で、そしてチャレンジしていきたい、そんな1年にしたいと思います。皆さんと一緒に成長していく団体、そんなDDTでありたいと思います! 応援よろしくお願いします!」と挨拶すると、竹下と遠藤の音頭で観客と一緒に三本締めをして2015年のDDTを締めくくった。

<試合後コメント>
竹下幸之介&遠藤哲哉
遠藤「やっと、タッグのベルトが我々の腰に帰ってきました。このベルトのありかは、我々の腰だと思っています」
竹下「やっぱり、一年間DDTを2015年見続けてくださった人達はわかると思うんですけど、僕たちは2月にさいたまでタッグベルト落として、正直そこで時が止まっていたというか、チャンス沢山ありましたね。ありましたけど、遠藤さんは怪我しちゃって、欠場期間があって、自分もその期間一人でトーナメントの決勝行ったり色々ありましたけどけど、結局結果は残せてなくて。そのまま2015年、不甲斐ないまま終わるところでしたけど、今回こうやってチャンスもらって、そのチャンスをつかめたんで、ギリギリでしたけど2015年の最後の最後でしたけど、チャンスを掴めて、一つ、自信になりましたありがとうございました。あとあのシングル、2016年一発目はシングルなんで、シングルのKO-D無差別のベルト挑戦するんで、これ、僕タッグチャンピオンとして勝たないと、絶対ダメだと思うし、今日ボクが勝った岡林選手入江選手に失礼だと思うし、何がなんでも絶対シングルのベルトとって、2016年は僕達が引っ張っていくんで、よろしくお願いします」
遠藤「いいですか?竹下が博多で挑戦を表明した時に、遠藤さんの仇をとるって言ってたんですけど、まあ僕としては正直こう、その後のコメントで竹下が勝ってしまうのは正直複雑だと言いました。それは、竹下の僕の仇を討つっていう言葉に関して引っかかるものがあって、やっぱそこは仇じゃなくて竹下自身の、竹下幸之介として全部ぶつけてほしいって気持ちがあります。なんで、俺のことは置いといて、竹ちゃんが自分自身の全部をぶつけてくれればいいかな。1月3日、応援してるよ。頑張って。あと、僕がいつも読んでる本っていうのは、月刊アイアンマンっていうボディビル雑誌です」
竹下「アイアンマン、アイアンマン!僕達に、インタビューか特集組んでください!」
遠藤「アイアンマン出たい」

入江茂弘&岡林裕二
岡林「負けましたけど、自分は今日の闘いはあの、闘いを楽しめました。また、遠藤竹下と試合したいですね。負けて悔しいですけど、大丈夫ですか?」
入江「はい」
岡林「自分は、次に向かって、頑張ります。ほんとに」
入江「ありがとうございました。またお願いします」
岡林「また組みましょう」
入江「こちらこそよろしくお願いします」
岡林「入江選手もタッグ組みたいんでこれから。どんどんやっていきたいです」
——入江選手は
入江「いやもう、自分なんかにそう言ってもらえて本当に、ありがたいなという話ですね。今ほんとに自分は、絶対結果を残さないといけない。それも、去年の12月23日も、こうやって負けて、出場した選手みんな上がってくれって言われて、去年もリングに僕はいなかった。今年もいなかった。このままじゃほんとに、自分もダメだと思うんで、考えないといけないなと思います」
岡林「自分もそうほんとに、今日、タッグ戦なのにね、色々助けにいけられなかったのが悔しいんで、ほんとに、さっきも言いましたけどこれから、タッグを組めるんであれば入江選手とどんどん組んでいきたいと思います。いきたいです。はい。一緒にリベンジしたいですね。しましょう」
入江「お願いします」

高木三四郎総括
「いやもうほんとにね、総括ですよね?2015年を振り返って。いや今年ほどね、色々あった年はなかったですねほんと。もうなんか、なんだろう?さいたまスーパーアリーナ初進出からね、エンディングの映像見ててこんな事あったな、こんな事あったな、これって今年だったんだとか、もうとにかく色んな事がありすぎて、それこそその、両国大会での棚橋くんの発言だったり、総選挙でイサミがトップになったり、その棚橋選手に大家帝国が立ち上がってHARASHIMA選手と組んで大家帝国興行やったりとか、大阪府立もありましたし、なんだかすごい勢いで時間が駆け抜けていって、あと俺のWRESTLE-1のCEO就任もあった、それも今年だ。とにかくね、色んな事があったんですよ。個人的には2015年激動の年だったなっていうのはありますね。でも、今やっぱりプロレスブームの再来とかね、プロレス女子ブームとか色々言われていると思うんですけども、でもやっぱりそれになんかこう甘んじてたら、ほんと先がないと思うんですよ。だから、今できる事でどんどんどんどん守りに入らないで、とりあえずチャレンジスピリットを失わない事ですね。どんどん色んな事に挑戦して行きたいなと思っています。府立もね、やっぱりまだ早かったんじゃないかみたいなこと言われてたりしたんですけど、やっぱりやらないと先に進まないし、両国全面もそうですよ、やっぱり夏はね、一面クローズした状態で完売、2年連続完売はしましたけども、じゃあ全面でどうなんだっていう。だからそういったものも増えた中でじゃあ守りに入るんじゃなくてとにかく今は攻めて行きたいなと思ってます。だから2016年ね、地方も、やってない土地がまだあるんで、どんどん進出していきたいなと思ってますね。あと目標の、やっぱ最大の目標の一つはバスを買う。バスを制するものはプロレス界を制するというですね、言葉がある通り、とにかく今ね、バス、バスを買いたい。大型バス一台とマイクロバス一台を買いたい。リースでね。リースで。現金で一括では買えないんで、リースで買いたいです。バスさえあればどこにでも行けるんで。そして、昨日もちょっと発表ありましたけど、新台湾プロレスNTWさんという所に私3月6日に出場することになったんですけど、ちょっとそういったことを含めてね、なんか海外の市場を見ておきたいなというのが、今年それこそディック東郷さんがベトナムでやったダナンのプロレススクール、そこで初めてプロレス興行をやったっていうね、あれもDDTの選手何人か派遣しましたけども、なんか海外にも目を向けていきたいなと。やっぱアジア圏ですか、視野に入れて色々やっていきたいなと思ってます。だから、まずはバス。2016年バスということで、書いておいていただければなと思います。なんかありますか?(週プロ)加藤さん」
加藤さん「バスの運転手は?」
「運転手…バスの運転手はSTAFF及び所属選手の有志により、何人かに大型のバスの免許を取りに行かせる予定です。まああと、振り返ってきた中で今飯伏がちょっと怪我で欠場を続けてるんですけど、まあ、あの全然戻ってこれるタイミングになったらまたそういった飯伏とかも呼び込んでいきたいなと思っています。あと何やったかな?何やりましたっけ?もうそんなもんですか?色々ありすぎましたね。2016年はもっと色んな事があるんだと思います。まあとにかく2015年はね、頭おかしくなりそうでしたよほんとに(笑)いやほんと、もう振り返ったらもう、振り返りたくもねーかなって所もあるから(笑)でも、前に進まなきゃいけない。2016年はどんどんどんどん、もっともっと頑張って前に進んでいきますよ」

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