「今の新日本がどんなもんなのか俺が確かめてやる」YAMATOvs高橋ヒロムの夢のシングルマッチが決定！レック永守社長が橋渡しに奔走！

　1日、東京都・後楽園ホールにて、DRAGON GATE『RAINBOW GATE 2023』が開催され、7月2日の神戸ワールド記念ホール大会でYAMATOvs高橋ヒロムのシングルマッチが行われることが決定した。

　今年3月1日に開催されたジュニアの祭典『ALLSTARJrFESTIVAL2023』では、新日本プロレスの高橋ヒロムが発起人となって団体の垣根を超えたオールスター戦が実現。
　一時はYAMATOがこの祭典をボイコットすることを宣言して大きな話題を呼んだが、当日にはYAMATOもしっかり参戦。試合後には、YAMATOが「なんでこのリングに上がったかって、お前の顔を立てるためだよ。次は高橋ヒロム、お前がDRAGON GATEのリングに上がって俺の顔を立てる番だ」とコメント。ヒロムも「こ～んなに美しい顔を立てられるのであれば喜んで！」と笑顔で返していた。

　この日のメインイベントでは、YAMATO＆ドラゴン・キッド＆土井成樹vs菊田円＆吉岡勇紀＆ドラゴン・ダイヤの6人タッグマッチが実施。
　勢いに乗っている“D’Courage”の菊田ら3人の猛攻をベテラン勢がしのぎきり、最後はYAMATOがダイヤをギャラリアで沈めた。

　YAMATOが大会を締めようとすると、突如レック株式会社の永守貴樹社長がリングイン。永守社長が「今日はYAMATOさんにお話を持ってまいりました」と切り出すと、会場スクリーンにヒロムが登場。

　ヒロムは、「YAMATO選手、お久しぶりです。新日本プロレスの高橋ヒロムです。3月1日、『ALLSTARJrFESTIVAL』で交わした、『次はこの俺が貴方の美しい顔を立てる』という約束を、いよいよ果たす時が来たようです。DRAGON GATE最大のビッグマッチ、7月2日神戸ワールド記念ホールで、この俺とシングルマッチで闘いましょう。決定だ！YAMATO選手、それからDRAGON GATEファンの皆さんを、もっと！もっともっと！ヒロムちゃんが楽しませてあげるよ」とメッセージ。

　VTR明けには永守社長が2人のシングルマッチを正式決定。「レックは確かに新日本プロレスさんも応援してきましたが、それこそDRAGON GATEさんを必死に応援してきました！神戸はDRAGON GATEさんの地元です！是非YAMATOの勇姿を見に来てください！」と観衆に呼びかけた。

　これを受けたYAMATOは、永守社長に感謝の言葉を述べつつ「高橋ヒロム、テメー寝落ちこいてんじゃねーぞ。どんだけ待たせたら気が済むんだ！俺はなあ、DRAGON GATEがナメられるのが一番イヤなんだよ！何様のつもりだアイツは！IWGPジュニアチャンピオン？それがこの俺の顔を立てに！DRAGON GATEにやってくる。それはこの俺の足下に跪くということだ！俺はこの年老いた41歳のこの俺が、現在の俺の立ち位置を、高橋ヒロムを通して俺が知ってやる。そして！今の新日本がどんなもんなのか、俺がこの腕を以て確かめてやる」と嬉しそうに笑った。