【試合詳細】5・9 ベストボディ・ジャパンプロレス新宿FACE大会 【BBW無差別級】ラグジュアリー吉田withマサミ&ミカvs伊橋剛太 谷口智一&ゴージャス松野&遠藤哲哉&唐澤志陽vsアジャコング&アブドーラ・小林&男色ディーノ&大鷲透 大石真翔vs山中絵里奈

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『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~BBJ SATSUKI 2023~』
日程:2023年5月9日(火)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
観衆:435人

▼エキシビジョンマッチ
○ジ・インテリジェンス・センセーショナル・グランドパッションマスク4号(チームでら)
5分37秒 逆エビ固め
●水沼太一(練習生)

▼SEXY BODY JAPAN
・ベストぽっちゃりジャパンコンテスト〈男女両部門開催〉
・セクシーボディジャパンコンテスト〈女性部門のみ開催〉

▼タッグ4WAYマッチ
チェリー(フリー)/○石井慧介(ガン☆プロ)
6分47秒 首固め
竹林早苗/●木村昌嗣
※あと2組は、赤井沙希(DDT)/高尾蒼馬(DDT)、しゃあ(愛媛)/ライジングHAYATO(愛媛/全日本)

▼山中絵里奈復帰戦
○大石真翔(DDT)
11分20秒 フジヤマニーロック
●山中絵里奈withマダムK・ビューティーゴリ子

▼ベストボディ軍vsダンカンプロレス軍団・全面対抗戦 6人タッグマッチ
ベストボディ・ベイダー/○諸橋晴也(フリー)/鈴木悟(フリー)
10分12秒 横入り式エビ固め
政宗(フリー)/前口太尊(飯伏プロレス研究所)/●アントニオ小猪木(西口)

▼ベストボディ軍vsベストぽっちゃり軍・全面対抗戦
谷口智一/ゴージャス松野(DDT)/遠藤哲哉(DDT)/●唐澤志陽
14分57秒 レフェリーストップ
○アジャコング(超花火)/アブドーラ小林(大日本)/男色ディーノ(DDT)/大鷲透(フリー)

▼BBW無差別級選手権試合
【第4代王者】○ラグジュアリー吉田withマサミ・ミカ
9分12秒 横入り式エビ固め
【挑戦者/ベストぽっちゃりジャパン】●伊橋剛太(DDT)
※ラグジュアリー吉田が2度目防衛に成功。

アジャコングがぽっちゃりコンテストで綾波レイを制して優勝しブル中野が大興奮!ラグジュアリー吉田が社会の序列を叩き込む王座防衛!エリナ様が待望の復帰で親娘競演!

第1試合


 セクシーボディコンテスト男性部門の常連だった水沼太一がプロレスラーとしての第一歩を踏み出す試合。相手はグランパショマスク4号。

ロックアップからバックの取り合い、腕の取り合いを展開し、グランパショマスクがボディスラムから逆エビ固め。水沼がこれをブレイクすると、グランパショマスクがコーナーに叩きつけて腰へのエルボー。もう1度ボディスラムから逆エビ固めに捕らえるが、水沼が逃れる際にタイツがずり下がってしまい、コンテスト出場の際におなじみのブーメランパンツ1枚の姿に。

 これによって覚醒した水沼は、ビシリとサイドポーズを決め、腰を性的にくねらせてからのスピニングバックエルボーを連打。さらにブレーンバスターからチョップを連打していくが、チョップで反撃したグランパショマスクが低空タックルで足を取り、そのまま逆エビ固めに捕らえてギブアップを奪った。

第2試合


 すっかりおなじみとなったセクシーボディコンテストの他、BBJが誇る二冠王・伊橋剛太の提案によって今大会から“ベストぽっちゃりジャパンコンテスト”が開催。

 まずは、セクシーボディコンテストに出場の岩田あずささん、江梨子さん、吉川愛未さんが規定ポーズ審査。

 続いて、ぽっちゃりジャパンコンテストには、男性部門に大鷲透、上村遊さん、男色ディーノ、TOMMYさん、伊橋剛太、平田琢麻さん、アブドーラ・小林、山崎光司さんが出場。

 女性部門には、女優として活動し、アクトレスリングでは“ブルドーザー轟”の悪役レスラー役で出演している轟もよ子さん、そしてなんとアジャコングが参加。

 ぽっちゃりコンテストでも規定ポーズ審査を行い、最終審査は後半戦に行われることとなった。

第3試合


 BBJレギュラー参戦選手たちによる4WAYタッグ戦が開催。
 
 まずは女性陣4人の対面でゴングが鳴り、輪になっての手4つからリストロックの数珠つなぎが出来上がるが、次第にチェリーに攻撃が集中するようになり、3vs1の状況に。3人でのトレイン攻撃を被弾しかけたチェリーだったが、攻撃を誤爆させて赤井にスクールボーイ。その上から竹林がチェリーにスクールボーイ。その竹林にしゃあがスクールボーイ、しゃあに赤井がスクールボーイ。カットしたチェリーが竹林とのダブルブレーンバスターを狙うが、赤井にしゃあが加勢ダブルブレーンバスターの狙い合いとなるが、目まぐるしい攻防の後にクリーンブレイク状態となり、全員タッチへ。

 高尾、石井、HAYATOが3人でバチバチのにらみ合いを展開し、そこに木村も混ざろうとするが相手にされず。仲間はずれにされた木村が無理矢理割り込んでいくと、3人の怒りを買って木村が集中攻撃を受ける羽目に。しかし、木村はHAYATO、石井、高尾にそれぞれ得意の河津掛けを見舞って反撃。その背後からHAYATOが迫ってブレーンバスターで叩きつけてロープに飛ぶが、場外から赤井が足払いをかけ、HAYATOに高尾が低空ドロップキックで追撃。

 高尾とHAYATOがエルボーを打ち合っていくが、コーナーに駆け上った赤井がHAYATOへダイビング・クロスボディ。これをカットした竹林&木村が高尾をロープに振ってダブルチョップ。さらに竹林が619で追撃し、石井&チェリーが2人でサンドイッチ式の打撃を放っていくが、石井の一撃がチェリーに誤爆。そこへ、しゃあがドロップキック、木村がスタナー、HAYATOがファルコンアロー、竹林がフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド、高尾がフットスタンプとチェリーに集中攻撃。

 高尾&赤井が2人でチェリーをロープに振るが、チェリーはダブルのランニングネックブリーカードロップで反撃。HAYATOがチェリーを羽交い締めにしてしゃあにミサイルキックを打たせるが、チェリーが回避したためHAYATOに誤爆。

 チェリーは、しゃあに熟女でドーン!、HAYATOにコルバタを見舞って反撃。石井がHAYATOをフィッシャーマン・バスターで叩きつけ、チェリーがチェリートーンボムを投下するも、竹林&木村がカット。

 石井が木村を羽交い締めにし、チェリーが「絶対持っとけよ!ぜ~ったいだぞ!」と熟女でドーン!を発射。恐れていた誤爆は起きず木村にヒット。今度はチェリーが木村を羽交い締めにし、石井がフロントハイキックを発射。これは案の定チェリーの顔面にめり込む結果となり、その隙を突いて木村が石井にスクールボーイ。これをキックアウトした石井がなおも丸め込みを狙う木村の顔面にニーアッパーをぶち込み、首固めで丸め込んで3カウント。

 勝利を喜ぶ石井に対し、チェリーは顔を押さえて石井を睨みつけながら不満気な態度を露わに退場していった。

第4試合


 我らが“エリナ様”こと山中絵里奈が約1年4ヶ月ぶりの復帰戦。
 相手は、かつてDPGでともに闘った大石だが、大石はあろうことかエリナ様の欠場中にDPGを裏切ってCLUB LUXURYへと加入しており、エリナ様は“しつけ直し”を宣言していた。

 マダムK、ビューティーゴリ子を伴って入場したエリナ様のコール時には、エリナ様が希望していた通りファンから祝福の紙テープが飛び、エリナ様もご満悦。

 ゴングが鳴ると、ロップアップから大石がヘッドロックに捕らえ、さらにエリナ様の髪を掴んで引っ張る反則行為。エリナ様も大石の髪を引っ張り返し、ドロップキックを2連発。倒れずに耐えた大石は胸の埃を払うような仕草でノーダメージをアピール。エリナ様がロープに飛ぶと大石がカウンターのドロップキックを狙うが、エリナ様がロープに捕まって耐えて自爆させ、パラダイスロックに捕らえてマダム&ゴリ子と3人で大井市の上に座って高笑い。さらにドロップキックでふっ飛ばして大石のパラダイスロックを解除。

 エリナ様は愛用のムチを持ち出すも、レフェリーが凶器使用を咎めて口論に。その隙に大石が背後からエリナ様の髪を引っ張り、顔面にツバを吐きかけて目潰ししてから首投げ、顔面へのスライディングキックと連撃。

 大石はエリナ様の髪を掴んで引き起こそうとするが、エリナ様は大石を睨みつけて下からビンタ。大石は顔面への低空ドロップキックからボディスラムで叩きつけ、妻・大畠美咲の技でもある顔面バーンを連打。さらにキャメルクラッチ、手首から剥がしたバンテージを使って首を絞めながらのキャメルクラッチと悪行三昧。

 大石は嗜虐的な笑みを浮かべてエリナ様を見下ろすが、エリナ様は左右の張り手を連打。大石はヘッドバッドで反撃するが、エリナ様の頭が非常に硬かったことが判明し大石が逆に大ダメージ。エリナはヘッドバッドの連打から一本足頭突き。

 エリナ様は、串刺しバックエルボーからXファクター、さらにシャイニング・ケンカキックでコーナーまでふっ飛ばし、ブロンコバスターから妖艶に腰をふる。

 エリナ様はリバース・フィギュアエイトで絞り上げるが、大石はロープへ。

 エリナ様はボディスラムからM.D.M.A(※リバースDDT)を狙うが、大石がネックブリーカーで切り返し、DDT。さらにコーナーに上ってスイングDDTからミラクルエクスタシーを狙うが、エリナ様が振り払ってスタンド式シャイニング・ウィザード。

 エリナ様はM.D.M.Aを狙うが、大石はサムソンクラッチのように潜り込んで下からエリナ様の顔面を蹴り上げ。さらにミラクルエクスタシーを狙うが、エリナ様が空中で体勢を入れ替えてM.D.M.A。さらにM.D.M.A改(※前後開脚式M.D.M.A)まで決めるもまさかのカウント2。

 ならばとエリナ様はコーナーに上って旋回式フロッグスプラッシュを狙うが、大石がデッドリードライブで放り落とし、ミラクルエクスタシー。エリナ様はこれをカウント2で返す根性を見せるが、すかさず大石がフジヤマ・ニーロックで絞り上げるとエリナ様は無念のタップ。

大石「かつてのパートナー、エリナ様。復帰おめでとう。あいも変わらず強かったぜぇ?……なぁ~んて言うと思ったかエリナ!1年何ヶ月ぶりだ、このリング。そんなんで勝てるほどなあ、プロレスのリングは甘くねーんだよ。(※エリナ様のおでこに付いた靴の跡をカメラマンに見せつけながら)オラ!写真撮れ!良い跡付いてんぞ!撮れ撮れ撮れ!(笑)悔しかったらなあ、このリングで俺はいつでも待ってるぞ。いつでも、いつでも、俺の前に立ってこい。オイ、もし1人で来るのがこえーんだったらな、そこにいるマダムK……俺は素人をリングでいたぶるのが大好きなんだよ。オイ、マダムK!同じ匂いがすんなあ?お前ら、本物の親子だろ!(※会場からは「知ってた」と言わんばかりの温かい笑いが起きる)似たような顔しやがって!マダムK、山中絵里奈、悔しかったらこのリングで俺に勝ってみろ。またな」

第5試合


 ベストボディ軍vsダンカンプロレス軍団の全面対抗戦が開催。王座陥落やメンバーの裏切りなど最近は踏んだり蹴ったりなDPGの底力が試される試合。

 小猪木が「ベイダー出てこい!」と叫び、伝説の猪木vsベイダー戦の再現を求めるが、今大会の2日前の5月7日、チャクリキ新宿FACE大会でシングルマッチを行って鈴木に敗れている大尊が鈴木とのマッチアップを要求し、2人の対面でゴング。
 大尊がじりじりと距離を詰め、掌底からのローキック連打。鈴木もリングを回りながらローキックを放っていくが、大尊が相手コーナーに背を向ける構図になった瞬間に諸橋&ベイダーが襲いかかって大尊を場外に放り出し、鈴木が逆水平チョップを連打。大尊をリングに放り込み、DPGのトレイン攻撃から鈴木がPK、エルボードロップと連撃。大尊もボディブローで反撃するが、鈴木がボディスラムで叩きつけてベイダーにタッチ。

 ベイダーは大尊の頭にナックル連打。さらにロープに振るが、大尊はニーリフトで迎撃しドロップキック。政宗にタッチ。

 政宗はベイダーをコーナーに振り、ロープに足を引っ掛けてスライディングジャーマン。さらにコーナートップからダイビング・クロスボディを投下し、ブロックバスター・ホールド。ベイダーがキックアウトすると、政宗は小猪木にタッチ。

 小猪木はシャイシャイと観衆を煽り、弓引くナックルアローを連打。すると、ベイダーはベイダーハンマーで反撃。さらにあの殺人ジャーマンを再現しようとするが、小猪木が全力で抵抗して相手コーナーまでお仕込み、ベイダーが鈴木にタッチ。

 鈴木はビッグブート、ニーリフト、ビッグブートと連撃し諸橋にタッチ。

 諸橋は小猪木を挑発するかのように弓引くナックルアローを連打していくが、小猪木も本家本元(?)のナックルアローの連打で反撃し、ドロップキックの2連撃から浴びせ蹴り。さらにコーナートップからダイビング・ニードロップを投下し、ダブルニードロップ連打から小卍固めを狙うが、DPGの面々が総出でカット。

 DPGの面々はベストボディ軍を同時にリング中央に振って同士討ちさせようとするが、ベストボディ軍が振り返してDPG軍が正面衝突。ベストボディ軍が諸橋にトレイン攻撃を行い、大尊がジャンピングニー、小猪木がギロチンドロップから小卍固め。これをベイダーにカットされると、小猪木がショルダーアームブリーカーからナックルアロー、さらに延髄斬り。カットに来たベイダーにもナックルアローから延髄斬り。さらに鈴木にもナックルアローを見舞おうとするが、その背後から諸橋が忍び寄ってローブローを叩き込み、悶絶する小猪木をスクールボーイで押さえ込んで3カウントを奪った。

第6試合


 ベストボディ軍vsベストぽっちゃり軍の全面対抗戦が開催。なんと、ぽっちゃり軍にはアジャコング&アブドーラ・小林というあまりにも戦力過多な新メンバーが加入しており、圧倒的な破壊劇が予感されていた。




 入場時には、コンテスト参加者たちがディーバとして帯同。
 ディーバが好みのムチムチ男子たちにキスをしながら入場してきたり、唐澤が岩田あずささんと軽快に踊りながら入場したり、遠藤が江梨子さんをお姫様抱っこしたり、谷口会長が吉川愛未さんを肩に乗せて入場してきたりと思い思いのパフォーマンスが行われ、会場は大きく沸いた。

 全選手の入場が終わると、なぜか松野が端からアジャに喧嘩腰で突っかかっていき、ゴングが鳴るといきなり説教タイムへ。

松野「だいたいよ、ぽっちゃり軍とか言ってるけどただのデブ軍じゃないかよ」
アジャ「だからなんなんだよ」
松野「プロレスラーではキャリア上かもしれないけどよ、芸能界では何年やってんだ?」
アジャ「なんなのもう……」
松野「1個だけ教えてやるよ。お前よ、俺は昔、お前がCMやってたキリンの『きりり』、大好きだったんだよ。レスラーではキャリア上かもしれないけどよ、芸能界では俺が先輩だよ。今日はお前に、プロレスの厳しさ、とくと教えてやる」

 松野が言い終わるか言い終わらないかといったところでアジャが強烈なビンタを叩き込み、「ジジイは黙っとけコラ!終わりにする!」とエルボードロップを発射も、松野がギリギリで回避。なにかをやり返すこともなく、中指を立てながら全力で逃げ帰って唐澤にタッチ。アジャも呆れ果てた様子で大鷲にタッチ。

 唐澤が大鷲にショルダータックルで幾度もぶつかっていくも、大鷲はビクともせず。唐澤が「お前も走れ!」と命令するも、大鷲は「太ってるから走れねーんだよ!」と全力の開き直り。唐澤が「走れねーデブはただのデブなんだよ!」と罵倒すると大鷲がロープに走るも、ヒザが痛むのか弱々しく突っ込んでいき、唐澤が逆にショルダータックルでなぎ倒す。両者タッチ。

 ディーノと谷口の対面となると、谷口がヘッドロックも、ディーノがアナルに指を入れて脱出。倒れ込んだ谷口に覆いかぶさって寝バックでガン掘りし、両者タッチ。

 アブ小と遠藤の対面となると、アブ小が握手を求めて遠藤が応じようとする。その瞬間にアブ小が地獄突きを見舞ってラリアット。さらに、たっぷり滾ってから「イヤァオ!」とカモイェを発射するが、遠藤がドロップキックで迎撃。さらに遠藤がボディスラムを狙うが、アブ小が振り払ってふっ飛ばし、「このバカチンがぁ~!」とバカチンガーエルボー。ディーノにタッチ。

 ディーノは遠藤の顔の上で男色ナイトメアを展開するも、松野のカットが仇となりディーノが遠藤に顔面騎乗。ディーノがアジャにタッチ。

 アジャはサッカーボールキックを連打し、大鷲にタッチ。

 ぽっちゃり軍の面々は、4人での肉弾カーニバル(※豊満なお腹でのサンドイッチプレス)を狙うが、遠藤が回避して誤爆させ、ハンドスプリング式オーバーヘッドキックで大鷲に一矢報いて谷口にタッチ。

 谷口は、大鷲&ディーノをダブルラリアットでなぎ倒し、大鷲に逆水平チョップを連打。大鷲も逆水平チョップで反撃し、互角と見るやラリアットの撃ち合いになるが、これも互角。相打ちとなって両者バタリと倒れ込み、タッチへ。

 再びアジャと遠藤の対面となると、ショルダータックルでぶつかり合いに。これを制して遠藤をふっ飛ばしたアジャがバックドロップを狙うが、遠藤が必死で振り払ってロープへ。アジャはラリアットで遠藤をなぎ倒し、裏拳を発射。

 しかし、遠藤はこれをかわしてオーバーヘッドキック。そして、松野とともにやたらと再現度の高いゴージャススターエルボーの競演を見せるも、威力まで再現してしまったためアジャはキョトンとした表情でノーダメージ。アジャがバックドロップで叩きつけるも、カウントは2。

 アジャはすぐさま次の攻撃に移ろうとするが、ディーノが飛び込んでくる。

ディーノ「アジャりん!どうしよお~!打つ手がなにもないよぉ~!」
アジャ「いや、あるよ!?」
ディーノ「アジャりんがそこまで言うなら、私は今からしょーがなく!しょーがなくアナルを出す!私のアナルにこの若造の顔面をぶち込んでやってくれ!さあ!さあ!」

 アジャが遠藤をディーノのアナルに突っ込もうとするが、遠藤が振り返したためアジャの顔面がアナルの餌食に。ディーノの尻にはアジャのフェイスペイントがクッキリと移ってしまい、ディーノのアナルにアジャ様が憑依したかのような光景に会場は大爆笑。

 すると、アブ小も「俺も行きます!」と袴を脱いでふんどし一丁の姿になり。ディーノの上に乗っかって尻の鏡餅状態に。アジャが再び遠藤を突っ込ませようとするが、案の定アジャが尻と尻の間に顔をめり込ませるハメに。
 豊満な尻と尻の間にめり込んでしまったアジャを引っこ抜くべく、敵・味方・レフェリー総動員で大きなカブのような救出劇が展開され、アジャの救出に成功。

 さすがのアジャも堪忍袋の緒が切れてしまい、敵味方関係なくどんどんアナルに突っ込ませていき、エルボー連打で粘る唐澤をビンタ一発でKO。さらに唐澤の顔面をグリグリとアナルに突っ込ませると、唐澤の生命を救うためにレフェリーが試合を止めた。

 アジャは「中野さんが来てる前でなにやってんだ……」とげんなりしながら退場していくも、ブルさんは「昔だったら絶対やらない試合をやってるなぁ~って(笑)」と心底楽しそうに感想を語った。

セクシーボディジャパンコンテスト&ベストぽっちゃりジャパンコンテスト表彰式


<セクシーボディジャパンコンテスト>
1位 吉川愛未さん
2位 江梨子さん
3位 岩田あずささん

<ベストぽっちゃりジャパンコンテスト(男性部門)>
1位 上村遊さん
2位 平田琢麻さん
3位 アブドーラ・小林

<ベストぽっちゃりジャパンコンテスト(女性部門)>
1位 アジャコング
2位 轟もよ子さん

第7試合


 三冠王達成のために覚悟が決まったシリアスな表情で入場してきた伊橋に対し、吉田はいつものようにマサミ&ミカの2人にバナナを食べさせてもらいながらイチャイチャしつつ入場。吉田のセコンドにはCLUB LUXURYの面々がズラリと並ぶ中、ぽっちゃり軍の面々はコンテスト後に退場していってしまったため伊橋は孤立無援の状態でゴング。

 ゴングが鳴ると、じっくりとしたリストロックの応酬から吉田がバックを取ろうとするも、伊橋の豊満なウエストに手が回らずクラッチに失敗。伊橋がグラウンドに引き込み体重差を生かして圧倒していくものの、ロープへとんだところへ大和が場外から足を引いて転倒させる。


 大和が足へのDDTを見舞い、吉田に足を押さえさせた上でヒザへのスライディングキック。さらに大尊がヒザ裏へのローキックを連打し、吉田がヒザへのエルボードロップからニーロック。さらにスピニング・トゥーホールドからサイドポーズ式インディアンデスロック。

 伊橋はエルボー連打で反撃していくも、またも大和が飛び込んできて伊橋にサミング。吉田&大和がダブルのブレーンバスターを見舞い、大和がエックスチョップを狙うが、伊橋がレッグラリアートで迎撃して撃退し、吉田にはラリアット。

 伊橋は吉田をコーナーに振って串刺しラリアットを連打していくが、大和がインターセプトしてカウンターのスピアー。ここでようやくぽっちゃり軍の面々が加勢に駆けつけるが、大和がイス攻撃で撃退し、伊橋にイスを持たせた上でドロップキックでぶち抜いていく。


 CLUB LUXURYの面々が伊橋にトレイン攻撃を見舞っていくが、ぽっちゃり軍がなだれ込んできて吉田にトレイン攻撃。伊橋がボディプレスで追撃し、コーナートップからムーンサルト・プレスを発射も、吉田が回避して自爆させ、スクールボーイで押さえ込んで3カウントを奪った。

吉田「ありがとうございました!勝ちました!伊橋選手、重かったです。これで次の試合は、7月。いよいよベストボディ・ジャパンプロレス5周年。去年の4周年のときには私は直前で怪我しまして、その日は谷口会長と対戦だったのが、出来なくて。今年は是非去年おリベンジをチャンピオンとして迎えたいと思います。谷口会長、いらっしゃいますか?」

(※谷口会長がリングへ)

谷口「吉田さん、2度目の防衛おめでとうございます。今日ご来場の皆様も大変お忙しい中、ド平日の火曜日にも関わらずたくさんご来場いただき誠にありがとうございます!1年前、対戦が組まれていたのが、怪我で流れてしまいまして。コロナ禍で僕もお酒の飲み過ぎで、ベストボディの会長なのにぽっちゃり軍みたいな感じなっちゃいまして。次の5周年、7月29日まで2ヶ月半くらいありますんで、ベストボディジャパンの会長らしく、吉田さんには敵わへんかも分からんけど、プチベストボディくらいには仕上げてこようと思ってるんで。皆さん、絶対ご来場ください。次は、港区竹芝のニューピアホールでやりますんで。是非ご来場ください。見事2度目の防衛をしてくださったラグジュアリーさんに最後締めていただきましょう」

(※吉田の「B!B!ラグジュアリー!」の掛け声で締め)

<大会後コメント>

谷口智一CEO
――今大会からベストぽっちゃりジャパンが開催されました
「数年前にエキシビション的にやってみたことはあるんですけど、今回は一般で第第的に募集して、まさかこんなにたくさんの選手が来ると思わなかったです。10名くらいの一般応募があって、強豪ばかりで。第1回目にしては大盛況で、レベルも高くて良かったと思います」

――今後も継続していく予定はありますか
「5周年記念大会のときは未定なんですけど、新宿FACE、新木場1stRINGとかの中規模大会ではこうした面白い、エンタメ的な要素も入れていきたいと思います」

――ラグジュアリー吉田選手と谷口選手の無差別級王座戦は決定でしょうか
「そうですね。僕の挑戦表明でもあり、ラグジュアリー選手からの挑戦者指名をいただいたんでね。7・29の5周年記念大会では絶対に勝つように調整していきたいと思います」

――5周年記念大会に向けての抱負をお願いします
「主催者としては、やっとコロナも落ち着いてきたといいますか、2類から5類という扱いになりまして、世間でもマスクを外す人も増えてきました。雰囲気的に、ウィズコロナ、アフターコロナとなってきたので、今日もありがたいことに満員のお客さんに入っていただいたんですけど、次のニューピアホールはかなり大規模な大会なので、大きな会場も満員にするくらいにもっともっと盛り上げていきたいです。1選手としては、会長という立場でありながら5周年を迎えるまでBBW無差別のベルトとは無縁だったので、今度こそね。1度ベイダー選手に挑戦して失敗したきりなので、今度こそ、2度目の正直で。3度目の正直までは行かずに王座を獲りたいと思います」

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