“2AWvsGLEAT”の対抗戦を吉田綾斗が制して無差別級王座防衛も井土徹也が「強いだけじゃ上には行けない」とメッセージ

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 26日、東京都・後楽園ホールにて、2AW『GRAND SLAM in 後楽園ホール』が開催され、吉田綾斗が井土徹也を下して2AW無差別級王座の3度目の防衛に成功した。

 プロレス界の各団体を股にかけて破竹の勢いで侵攻しているGLEAT。
 その魔の手は2AWにも及び、GLEATのエース格かつ朝倉未来主催の格闘技大会『BreakingDown』でミドル級王座も戴冠している井土徹也が吉田綾斗の持つ2AW無差別級王座に「2AWのリングでGLEATするぜ!」と挑戦表明。この抗争は2人の間のものだけではなく、2AWvsGLEATという団体の威信をかけての対抗戦へと発展していった。

 吉田は昨年末までヒールユニット“THE RULE”の首魁として暴れまわっていたが、今年1月に王座戴冠を果たすとともにユニットを解散。「2AWは過小評価されすぎている」という反骨心を胸に正規軍の王者として団体の価値向上に努め、牽引していく覚悟を固めていた。
 そんな吉田に訪れた外敵襲来という試練。2AWにとっても、吉田個人にとっても乗り越えなければならない壁であった。

 前哨戦では井土に直接3カウントを奪われている吉田は、並々ならぬ覚悟を感じさせる表情でリングイン。吉田の放つ殺気を受けても井土は余裕の笑みを浮かべて迎え撃つ。
 互いにファイトスタイルが似ている2人は、どちらかが蹴りを出せば蹴りで、サブミッションを繰り出せばサブミッションで返していく意地の張り合いを展開。互いにハイキックを頭部に受けてバタリと倒れ込んだ2人だが、すぐに雄叫びを上げながら起き上がって激しいエルボー合戦を展開。
 井土が掌底の猛連打からバズソーキックの連打、さらに必殺のスピンブレイクを放って仕留めにかかるが、吉田はこれをキャッチして組み伏せ、カテナチオ(※変形コブラクラッチ)で絞め落とし、レフェリーストップ勝ちを収めた。


 数十秒で意識を取り戻した井土は試合が終わったことが信じられないといった様子で吉田に掴みかかるが、吉田は笑顔で握手を求める。井土は一瞬だけ握り返したものの、悔しそうな表情で振り払ってリングを後にした。

 その後、リングに上ってきたのは浅川紫悠。吉田と浅川は同郷の同期であり、デビュー前から切磋琢磨してきた間柄。ともにKAIENTAI DOJOから2AWに名称変更された後に新世代のエース候補として活躍し、2AW無差別級王座の初代王者決定戦もこの2人で争われたもの。2人の闘いの歴史は、2AWの歴史そのものと言える。

 マイクを取った浅川は、「久しぶりやな、このシチュエーション。お前と俺の闘いはこの2AWの歴史やと思ってる。今しか無いんだよ!そのベルトをかけて俺と闘え!」と挑戦表明。
 これを受けた吉田は、「同期やからこそ、お前のことは知ってる。知らんでいいことも知ってる。だから、今しか無いよな?お前の挑戦、もちろん受けたるわ」と承諾し、4月23日のTKPガーデンシティ千葉大会での防衛戦を決定。「次の浅川でも誰でもいい。世界中のプロレスラー、今の吉田綾斗を止めれるもんなら止めてみぃや!」と叫び、盟友のナカ・シュウマと記念撮影を行った。


 先にバックステージに戻った井土は、「吉田は『2AWのチャンピオンは強い』ってずーっと言ってたな。確かにメチャクチャ強かったよ。俺の負けだ。けど、俺はGLEATのリングで“強さだけじゃ上がれない”ってことをメチャクチャ知ってるからさ。強さ=面白さ?いや。これから俺は2AWのリングにまだまだ上がる気でいるから。吉田綾斗と井土徹也、まだスタートラインにも立ってない」と吉田へのリベンジを誓い、“60seconds”の盟友である頓所隼と2人でのタッグ王座奪取の野望も口にした。

 対する吉田は、「井土徹也、メチャクチャ強かった。でも、いづっちゃんも言ってたけど、まだまだこれからやり合っていける仲だと思ってる。俺はずっとこの2AWのトップでおり続けるから、向こうもGLEATのトップ獲ったときにまたやりましょうよ」とメッセージを贈った。

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