20年来の盟友の王座挑戦を前に王者・真霜拳號が「そりゃあもう怖かった頃の十嶋くにおを見せてくれ」と愛ある発破!

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 21日、千葉・2AWスクエアにて『チーバトル142』が開催された。

 7月31日に行われた『GRAND SLAM in TKPガーデンシティ千葉』で、真霜拳號が羆嵐から2AW無差別級のベルトを防衛し、その直後に挑戦表明をしたのは真霜と同ユニットで闘う盟友・十嶋くにお。

 真霜はリング上やSNSで同じユニット内での対決は反対という意思を示している。
  同じ志や考えがあって普段組んでいる人間とは戦いたくないと主張しているが、20年来の関係である十嶋の本気を確かめたいという理由で、タイトルマッチに臨むことに。

 この日は、2人の前哨戦として真霜拳號&仁木琢郎vs十嶋くにお&仁木琢郎のタッグマッチが実施。
 試合は両者が歩んできた歴史を確かめ合うかのような真っ向からのぶつかり合いを展開。一進一退の攻防の末に十嶋が真霜へ渾身のバックドロップを放つものの、時間切れとなった。

 試合後にマイクを握った十嶋は「今日は引き分けになってしまいました。再戦をして決着をつけたいところですが、体力的に無理なので、この続きは来週観に来てもらっていいですかね?チャンピオンが最後締めてくださいよ」と語り真霜にマイクを渡す。

 真霜は「バックドロップを喰らわせといて、喋れって?キツいよ。十嶋はいい意味で、好き勝手やるし、空気も読まねぇし、遠慮がないやつなんだよ。今は少し丸くなっちまったけど、当時の十嶋はそりゃあもう怖かったぜ。お前の後輩じゃなくて良かったって心の底から思うよ。その怖い十嶋くにお、来週見せてくれよ」と長年連れ添った友へ愛ある発破をかけた。

 8月28日『GRAND SLAM in 2AWスクエア』では、真霜拳號vs十嶋くにおの2AW無差別選手権試合、吉田綾斗&エクシリオvs花見達也&仁木琢郎の2AWタッグ選手権試合の2大タイトルマッチが決定している。
 王座戦線の中心に立って団体を牽引する紅炎の面々。その活躍の行方に期待が集まる。

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