“史上最大のX”小島聡が全日本プロレスに電撃登場し13年ぶりのチャンピオン・カーニバル参戦を発表!
21日、東京都・大田区総合体育館にて全日本プロレス『#ajpwドリームパワーシリーズ2023~レック株式会社presents~』が開催され、小島聡がチャンピオン・カーニバル出場選手“X”として参戦した。
今年4月8日の後楽園ホールから開催される全日本プロレスの春の風物詩、チャンピオン・カーニバル。
今年はA,Bの2ブロックで計16名の選手が参戦することになっているが、各ブロックごとに1人ずつ“X”として名前がふせられていた。
この日の大会では、Aブロックに出場するXの参戦が明かされており、大森隆男&ヨシタツ&長井満也vsX&天山広吉&吉江豊の6人タッグマッチが実施。Xの正体は、昨年のNOAHで“史上最大のX”として名を馳せた小島聡であった。
試合は、新日本プロレス時代に天山に初めて付いた付き人であったというヨシタツの師弟対決から始まり、終盤には大森のアックスボンバーvs小島聡のラリアットという正面対決に。
完全に互角と思われたが、小島がアックスボンバーを被弾しても即座に起き上がる意地を見せ、カウンターのラリアットを叩き込むことで勝利を収めた。
バックステージに戻った小島は「皆さんこんにちは。全日本プロレスファンの皆様、お久しぶりです。私が巷で“史上最大のX”と呼ばれていた小島聡です。全日本プロレスにとっては史上最大かはわかりませんが、とりあえずX繋がりということでやってきました」と自虐気味に挨拶し、「2010年以来13年ぶり、そして2003年に優勝して以来、20年ぶりの優勝をこの手にしたいと思います」と久々のチャンピオン・カーニバル参戦に向けてアピール。
この日のメインイベントでは、“第三世代”として小島とともに1つの時代を創ってきた永田裕志が石川修司を下して三冠ヘビー級王座を防衛。
その後はいの一番にリングに上がり、「2003年チャンピオン・カーニバル優勝したこの私、20年ぶりにチャンピオン・カーニバルの優勝、取っちゃうぞバカヤロー!」と、優勝後に永田へ挑戦することを熱望した。
小島は2022年6月に、永田は2023年2月にメジャー三団体シングル王座制覇&メジャー三団体シングル&タッグ王座制覇を達成しており、小島が優勝すれば夢のグランドスラム対決も見ることができそうだ。