「日本マット界にこんな強い選手がいるとは」永田裕志が石川修司を下して三冠ヘビー級王座を防衛もチャンピオン・カーニバルは不参加

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 21日、東京都・大田区総合体育館にて全日本プロレス『#ajpwドリームパワーシリーズ2023~レック株式会社presents~』が開催され、永田裕志が石川修司を下して三冠ヘビー級王座の初防衛に成功した。

 永田は昨年より全日本に継続参戦しており、新日本・全日本・NOAHのヘビー級シングル&タッグ王座をすべて戴冠するという“グランドスラム”に王手をかけていたこともあって最後のピースたる三冠王座を強く意識。
 当時の王者・宮原健斗へしつこく挑戦表明を続けて認めさせ、2月19日の後楽園ホール大会での三冠戦を実現。試合前の煽りVTRで『いいんだね?殺っちゃって』とかつての名言も口にし、宮原をバックドロップホールドで仕留めて勝利。
 これにより、永田は三冠ヘビー級王者としては、天龍源一郎さんが持っていた最年長戴冠記録、最長キャリア戴冠記録を更新。史上5人目のメジャー三団体シングル王座制覇、史上4人目のメジャー三団体シングル&タッグ王座制覇、これに加えてメジャー三団体のシングルリーグ戦(G1 CLIMAX、チャンピオン・カーニバル、グローバルリーグ)も制覇したという史上初の偉業を成した。

 『全日本ファンから罵声を受けることを想定していた』と後に胸中を明かした永田だったが、試合後の会場は大・永田コールに包まれた。
 そんな中でリングに飛び込んできたのは石川修司。石川は「俺は今でも全盛期だと思ってやってるよ。今日のアンタは全盛期だったわ。俺と勝負してくれよ!」と挑戦表明。全日本イズムを強く継承する“大巨人”石川が至宝奪還に臨んだ。


 試合は、並々ならぬ覚悟を持った石川が序盤から超パワーを生かしてガンガン攻め込んでいき、フットスタンプを軸とした腹攻めで試合を組み立てつつエプロンでのファイアーサンダーなどの大技も繰り出していく。
 苦戦が続いた永田だったが、石川のランニングニーをミドルキックで撃ち落とし、その後は堅実な足攻めを展開。アンクルホールドや敬礼ポーズからのナガタロックIと攻め立てエクスプロイダーで決めにかかる。
 しかし、石川も「永田ァーッ!」と雄叫びを上げて立ち上がりランニングニー、ファイアーサンダー、スプラッシュ・マウンテンと連撃。さらにカミゴェや奥の手のジャイアントスラムを狙っていくが、永田が振り払って浴びせ蹴り。さらにバックドロップ、ハイキック、バックドロップホールドと畳み掛けて勝利をもぎ取った。

 満身創痍の永田は、「石川修司。ありがとう。日本マット界でありとあらゆる選手とやってきたつもりだったけど、まだまだこんなに巧く強い選手がいるとはな。でも、その石川に勝って、より自信がついたよ」と石川に感謝の言葉を述べる。
 そして、4月8日から開幕するチャンピオン・カーニバルに触れ、「当初は俺も出る気満々だったんだけどな。とりあえず今回はやめとくわ!」と出場を辞退すると出場選手たちが次々とリングに上ってきて永田を包囲。
 各選手が熱いアピールをしていく中、永田は「ぐだぐだ長ったらしい決意表明しやがって。まあいいや。優勝したやつ、かかってこい!よし行くぞ!1!2!3!ゼアッ!」と大会を締めた。

 試合後、永田はコメント会場を見るや「あぁ、効いたなあ……イス無いのかあ……」とぼやいたり、今大会に出場していた小島聡&天山広吉ら第三世代の存在が力に鳴ったかと問われて「天山は自分の試合終わったら帰っちゃったし、小島さんはなんか放送席にいたんじゃないですか?」とぼやいたりと疲労困憊の様子。

 そして、石川を「今まで日本の色んなマット、いろんな団体で闘って、ある程度やり尽くしたと思ってたけど、時代が移り変わって、まだこんなスゴい選手がいたとは」と絶賛しつつ、「あのメンバーだったら面白い試合になるでしょうし、より“打倒!永田裕志”というかね、このベルトを取り返すっていうことについて、逆にその方がファンの人は面白いんじゃないですか。永田がそこに参戦するより、“対永田”という部分で、このチャンピオン・カーニバルが1つになってアレすれば」とチャンピオン・カーニバル出場選手たちにエールを贈った。

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