【試合詳細】2・11 アイスリボン道場マッチ 大空ちえ&柳川澄樺 vs 鈴木ユラ&松下楓歩 星いぶき vs AKARI 朝陽&咲蘭 vs 神姫楽ミサ&YuuRI キク vs 海乃月

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『アイスリボン1259~バレンタインリボン~』
日程:2023年2月11日(土・祝)
開始:14:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:59人

▼シングルマッチ10分1本勝負
○海乃月
6分56秒 フィッシャーマンズスープレックスホールド
●キク

▼タッグマッチ 15分1本勝負
朝陽/●咲蘭
12分11秒 ヴァルキリー・ドルミエンテ
神姫楽ミサ(JTO)/○YuuRI(ガンバレ☆プロレス)

▼シングルマッチ 10分1本勝負
○星いぶき
5分13秒 マルフジラリアットを切り返し→横入り式エビ固め
●AKARI(PURE-J)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
大空ちえ(PURE-J)/●柳川澄樺(JTO)
10分41秒 ファンファーレ
鈴木ユラ(AlmaLibre)/○松下楓歩

柳川が31歳ラストマッチで20歳の松下に敗北もシングルでの再戦でリベンジへ!いぶきが1人リボンタッグ防衛戦V6

第1試合


 前回の道場マッチで初タッグを結成したキクと海乃が、今回は初シングルマッチで対戦。

 試合前、海乃がキクの持ち込んだフライパンにクレーム。一方のキクは「だったらベルトを外せ!」と応戦し、海乃がベルトを外し、キクがフライパンをリング下に下げお互い凶器のない状態で試合がスタート。いきなり海乃にチョーク攻撃を仕掛けてロープ際に追い込んだキク。ブレイクの際に今度は海乃がショートレンジのドロップキックを決めカバーに入るがカウントは2。今度はキクが海乃をボディスラムからカバーもカウントは2。

 グランドでの腕の決め合いから海乃がデスロックを決めるも、キクも切り返しのデスロックから自ら前転して海乃を投げ飛ばすレッグドロップ2連発からカバーもカウント2。キクがキクロックを決める。ロープに逃れた海乃の背中にキクがドロップキック。カバーもカウント2。キクが海乃をコーナーに振るもエプロンに逃れた海乃は突っかけてくるキクにエプロンで顔面への蹴りを見舞いリングに戻ってカバーもカウント2。海乃がボディアタック連発からフォールもカウント2。エルボー合戦からキクがネックブリーカーからカバーもカウント2。

 キクが自らロープに飛んでの左ミドルキックをヒットさせカバーもカウント2。海乃がDDTからカバーもカウント2。海乃がドロップキック2連発からフォールもカウント2。海乃がボディスラムからフォールもカウント2。キクがスクールボーイを連続で仕掛けるも、いずれもカウント2。海乃がエルボーをキクの顔面に連打し、ショートレンジのドロップキックからフォールもカウント2。キクを引き起こした海乃がフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドでカウント3を奪った。

第2試合


 2000年11月11日デビューの同期である神姫楽とYuuRIが初タッグを結成し、朝陽&咲蘭の悪魔タッグと対戦した。開始早々に朝陽がYuuRIを、咲蘭が神姫楽を捕らえて手の甲へのフットスタンプを仕掛けるもかわされる。逆にYuuRIが朝陽に、神姫楽が咲蘭にお返しのフットスタンプを決め、さらに朝陽にサンドイッチドロップキックを決める。神姫楽がコーナーに朝陽を振っての串刺しラリアットからリバースパロスペシャル。さらに丸め込みもカウント2。

 朝陽が逆さ抑え込みを決めるもカウント2。朝陽がドロップキックを決めて咲蘭に交代。代わった咲蘭が神姫楽の手の甲へ、朝陽はYuuRIを捕まえて同時フットスタンプを決め、さらに神姫楽に2人でおてんばダッシュ。咲蘭が腰にフットスタンプを決めてカバーもカウント2。咲蘭がエルボー連打で神姫楽をロープに追い込むが神姫楽はカウンターのラリアットから逆エビ固めへ。神姫楽は咲蘭をボディスラムからエルボードロップでカバーもカウント2。

 咲蘭が神姫楽の膝にドロップキック、倒れた神姫楽の側頭部にドロップキックを決めカバーもカウント2。咲蘭が朝陽に交代。コーナーに振られた朝陽がエプロンに逃れ、突っ込んでくる神姫楽の攻撃をかわすと、ロープをくぐってリングイン。神姫楽がカウンターのタックルで吹っ飛ばしてカバーもカウント2。朝陽がロープに飛んでのフェイスバスターからカバーもカウント2。エルボー合戦から朝陽が脇固めでグラウンドへ。さらに両腕を絞め上げるも神姫楽がロープエスケープ。朝陽が咲蘭を呼び込み神姫楽にクローズライン。神姫楽がカウンターのラリアットでカバーもカウント2。代わったYuuRIが朝陽に串刺しエルボー、ネックブリーカードロップ、サッカーキック3連発からPKを決め、サマーソルトドロップを狙うが、朝陽がかわす。

 朝陽がハンマー3連発からカバーもカウント2。朝陽がショートレンジのドロップキック、YuuRIが延髄ハイキックから朝陽の背中にドロップキックを決め619を狙うが、朝陽が後転してかわすと、YuuRIにネックブリーカードロップ、619でカバーもカウント2。代わった咲蘭がドロップキック5連発からカバーもカウント2。咲蘭が馬乗りエルボー、YuuRIが反転してエルボーを返すも、咲蘭が再度反転してのエルボー。起き上がった咲蘭にYuuRIがカウンターのエルボーからブレーンバスター。アシストに入った神姫楽がカニばさみで咲蘭をロープ際に倒して、YuuRIが619。

 倒れた咲蘭に神姫楽がセントーン、YuuRIがサマーソルトドロップからカバーもカウント2。YuuRIが咲蘭をコーナーに振る。咲蘭が高回転エビ固めもカウント2。朝陽がミサイルキック、咲蘭がダイビングボディアタックからカバーもカウント2。咲蘭のボディスラムをボディスラムで切り返そうとしたYuuRIだが、咲蘭がおんぶスリーパーで切り返し。ロープに逃れたYuuRIの背後から咲蘭がドロップキックを決めカバーもカウント2。さらに両足を取っての丸め込みもカウント2。膝立ちのYuuRIに咲蘭がエルボーの連打を決めロープに振るも、YuuRIがヴァルキリー・ドルミエンテを決め、強烈に絞め上げてギブアップを奪い、神姫楽との初タッグで初勝利をモノにした。

第3試合


 いぶきにとって、負けたらリボンタッグ王座返上という条件付きのシングルマッチ6戦目の相手はAKARI。初対決の2人はロックアップからいぶきがヘッドロックを決めるが、いぶきをAKARIがロープに振る。カウンターのタックルを決めたいぶきをAKARIがアームホイップに決め、さらにコーナーに追い込んでの踏みつけからグランドに移ってのアームブリーカーへ。ロープに逃れたいぶきをAKARIがボディスラムからフォールもカウント2。

 AKARIのエルボーを浴びたいぶきが逆水平チョップで応戦。エルボーとチョップの打ち合いから、いぶきがAKARIをコーナーに詰めてのマシンガンチョップ。AKARIを対角コーナーに振ったいぶき。AKARIがコーナーに上がるが、いぶきがデッドリードライブで投げ飛ばす。起き上がったAKARIのエルボーをかわしたいぶきがAKARIのボディにかち上げのニー、側頭部へのドロップキック、ロープ際に追い込んでの飛び込みエルボーを決めたいぶきがカバーに入るもカウント2。いぶきのライトニングスパイラルをこらえたAKARIがトーキックを決めてロープに飛ぶも、いぶきがカウンターでコードブレーカーを決め、ライトニングスパイラルでカバーもカウント2。

 AKARIがカウンターのハイアングルキックからカバーもカウント2。AKARIが脇固め、さらにフェースロックをグランドで決めるが、いぶきがロープエスケープ。AKARIがいぶきをコーナートップにうつぶせに寝かせてかち上げニーを決め、さらにロープ際で619、ノーザンライト・スープレックスでホールドもカウント2。いぶきがハイキック、ミドルキック、さらにバズソーキックでカバーもカウント2。AKARIがマルフジラリアットを決めるが、倒れながらいぶきが横入式エビ固めを決めカウント3を奪取。追い込まれながらもいぶきが切り返しの丸め込みで逆転勝利を飾った。

第4試合


 4団体の選手によるタッグマッチは20年組3人の中に、21年組の楓歩が加わり、キャリアの近い4選手がしのぎを削ることとなったメインイベント。試合は大空vs楓歩でスタート。大空がスクールボーイを仕掛けるもカウント2。続けて大空がロープ渡りからのアームホイップからドロップキックを狙うが、これをかわした楓歩がドロップキック、はりつけドロップキックからカバーもカウント2。代わったユラがストンピングから逆片エビ固め。

 ロープに逃れた大空をさらにコーナーに詰めて踏みつけるユラ。楓歩も踏みつけに加勢。大空がドロップキックで反撃し、柳川に交代。柳川がユラにサーフボードを決めれば、ユラは串刺しニー、サッカーキック、PKで反撃しカバーもカウント2。ユラが脇固め。柳川がロープに逃れるも、ユラがボディスラムからブレーンバスターを狙うが、これをこらえた柳川がヘッドバットからネックブリーカードロップを決めカバーもカウント2。代わった大空がショルダーアタック3連発からカバーもカウント2。エルボー合戦から大空が脇固めでテイクダウン。さらに変形キャトルミューティレーションも楓歩がカット。

 ユラがボディスラム。代わった楓歩がドロップキック。ロープに詰めてのニーから顔面ドロップキック、コーナー2段目からのドロップキックを決め、延髄ハイを狙うが、大空がかわす。さらに楓歩のブレーンバスターをこらえた大空がDDTを決め柳川に交代。柳川が串刺しジャンピングニー、ドロップキックからカバーもカウント2。変形の鎌固めも楓歩がロープに逃れる。楓歩がSTOからPKを狙うが柳川がかわし、ドロップキックでカバーもカウント2。ユラがアシストに入り、柳川に正面はりつけでニーを入れ、さらに楓歩もニー、続けてユラがはりつけドロップキックを決め、楓歩がダイビングボディアタックからフォールもカウント2。

 柳川が切り返しの回転浴び固めもカウント2。さらにバッククラッカー。楓歩が切り返しからの延髄ハイを決め丸め込むもカウント2。楓歩のハイキックをかわした柳川が後ろ回し蹴りの2連発からスピンキックでカバーもカウント2。楓歩がスライディングの蹴りを柳川の膝に決めて丸め込むもカウント2。楓歩が右ハイからのバズソーキックでカバーもカウント2。楓歩が柳川を抱え上げ振り子式の浴びせ倒しからカバーもカウント2。続けて楓歩がファンファーレを決めて柳川からカウント3を奪取した。

試合後、楓歩がマイクを手にしようとすると、柳川がマイクを奪い取った。

柳川「オイ!」柳川「何、締めようとしてんだよ。31歳のラストマッチで後輩の楓歩に負ける…めちゃくちゃ悔しい。先週はシングルでドロー。このままじゃ納得するわけねえだろ。楓歩とシングルがやりたい!」
楓歩「(間髪入れずに)やだ!」
楓歩「やだ!」
柳川「ちょっとは考えてから言ってよ。先輩のお願いなんだから。お願いします!」
楓歩「いいよ!」
柳川「いいよって言ったな?」
楓歩「私もシングルで、この前の道場マッチでシングルやって、10分ドローで、もう1回、シングルやりたかったです。」
※本部席の佐藤代表がシングル再戦を2・23横浜リボンで行うことを発表。
柳川「次は私が勝ってやるからな!32歳、なめんなよ!」
楓歩「20歳が勝ってやるよ!」
2人のやり取りのあと、バレンタインデーのチョコが抽選で選手から観客にプレゼントされ、最後は楓歩が「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。

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