【試合結果】10・14 アイスリボン道場マッチ 世羅りさ&雪妃真矢vs星ハム子&トトロさつき 尾﨑妹加&星いぶきvs法 DATE&華蓮 DATE 藤本つかさ&長崎まる子vs松屋うの&直 DATE 弓李vs朝陽

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『アイスリボン842』
日時:2017年10月14日(土)
開始:18:00
会場:アイスリボン道場
観衆:95人

▼第1試合 シングルマッチ 10分1本勝負
○弓李
5分46秒 フィッシャーマンズ・スープレックス・ホールド
●朝陽

▼第2試合 タッグマッチ 15分1本勝負
藤本つかさ/○長崎まる子
8分42秒 猪突猛進
●松屋うの/直 DATE

▼第3試合 タッグマッチ 15分1本勝負
尾﨑妹加/●星いぶき
9分24秒 ヨーガ・ダニュラ・ロック→ギブアップ
○法 DATE/華蓮 DATE

▼第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
○世羅りさ/雪妃真矢
13分52秒 ダイビングダブルニードロップ→片エビ固め
星ハム子/●トトロさつき

タッグ王座戦前哨戦は世羅&雪妃が勝利!弓李が初の写真集発売を発表!興行の第1試合の意義をアイス勢が語る!

第1試合


 朝陽デビュー前のエキシビションマッチ(8月17日上野)以来、デビュー後初の弓李とのシングル。
 デビュー前、朝陽の教育係も務めていた弓李は序盤からじわりじわりとグランドに誘い込み関節技でダメージを与えていく。朝陽もドロップキックの連打、クロスボディアタックをかわしてのミサイルキックと反撃を試みるが、最後は弓李のバッククラッカーからのフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドにフォール負けを喫した。
 試合後「弓李さんと上野のエキシビションで対戦して頂いていて、その時も凄く楽しくて今日も凄く楽しかったです」と語ったが「だけど今日のカードを見て、いぶきが第3試合で、自分が第1だったっていうのが凄いショックで・・、ショックじゃないけど悔しかったです。いぶきに絶対負けないって言ってるけど、まだまだ自分の頑張りが足りてない。もっと頑張ります」といぶきへのライバル心から第1試合出場への不満を語ると、藤本が「何言ってるの?第3試合も第1試合も大事なんだよ。今日初めてプロレス見るお客さんが来ました。第1試合の選手はその人にとって人生初のプロレスなんだよ。それが今日は朝陽だった。第1試合は凄く重要なんだよ。過去にアイスリボンは第1試合でタイトルマッチをやったこともあった。だから今日はフレッシュな2人に対戦してもらった。これから私がカード組むのに、こんな事を言われたら第1試合を組みづらいじゃん。第1試合は大事だからね。これから第1試合の女って言われるぐらい極めて下さい」と第1試合の重要性を説明。
 弓李も「自分も昔、第1試合嫌だな~って思う時があって、でも藤本さんに今と同じ事を言われ、めっちゃ第1試合いいじゃんって思うようになって来たんですよ」と語り、朝陽戦に関して「初のシングルマッチ楽しかったです。もう凄い可愛くて。是非また戦いましょう」と語った。

第2試合


 10月9日両国KFC大会で世羅のICE×∞王座に挑み、好試合をみせたまる子。この日は初タッグとなる直&うのを相手に、藤本との立体的な動きの連係で勝負。
 開始早々いきなり藤本がドロップキックからうのをカバー。ギリギリカットで免れたうのに、今度はまる子がドロップキックからカバー。これもしのいだうのに、今度はダブルのエースクラッシャーを決めるなど、スタートから藤本とまる子が主導権を握る。直のキックを突破口に、必死にうのをフォローするも、流れを変えるには至らず。最後はまる子が猪突猛進でうのを沈めた。
 敗れたうのは「やっぱりまる子さん、最近マブダチ厨二病とか世羅さんの王座挑戦とかでイキイキしているなって思ってたのですが、実際に戦ってみて凄く勢いがあって自分が勢い負けしてしまったと思います。自分は今、迷っていて。デビューして1年ちょっと、自分のプロレスというか、どういう風にやって行けば良いかとか、どうなりたいだとか、自分の中で曖昧な事が多くて、後輩も華がある、若くフレッシュな後輩が入って来た。その中で自分のスタイルというかを見つけられずに悩んでいる状態が続いてました。でもプロレスラーデビュー出来て、デビューしただけで何もしてないし、何も残していないので、諦めるの早いし、地道にですけど、練習して自分の視野を広げて、色んな経験して、何かを掴めたら良いなと思っています。これからも一生懸命、がむしゃらに頑張ります」と心境を語った。
 また直は「今日は初めてうのさんと組みました。タッグベルトは逃してしまいましたが、今日も試合をして改めて思ったことが、やっぱりプロレスが楽しくて楽しくて、楽しくて仕方がないです。ベルト逃しちゃったけど、これからどんどん強化して行きます」と充実ぶりをアピール。そして、まる子は「悩んでるなら言ってよ。何かあるなら。何も言わないのは、まる子が年下だから?年下でも考えれる頭はあります。悩んで悩んで悩む事は別に悪くないから。まる子だってマブダチがあったり、世羅さんに挑戦したり、凄くイキイキしてるって思われてるけど、アレも結構なプレッシャーに負けてて、だけどプレッシャーに押しつぶされちゃダメだと悩んで悩んで悩んでやって、結果負けちゃったけども、今凄く充実してる。一人で悩んでたわけじゃないし、周りの人に相談してたから、うのちゃんも一人で抱え込まないようにしてください。まる子がいるから」と悩める後輩に語りかけたのを受け「悩みがあったらまる子に相談して下さい」と藤本がお客さんに語りかけた。

第3試合


 リボンタッグ王座決定トーナメントでは1回戦で敗れたものの、アジュレボ相手に持ち味を十分に発揮した法&華蓮のラーワニャが9月23日の横浜リボン以来のタッグ結成。対戦相手の妹加とは、法が10月29日の後楽園ホール大会で次期ICE×∞王座挑戦者決定4WAYの前哨戦、いぶきと華蓮は同期&同い年でお互いを意識し合うライバル同士という顔合わせ。
 試合は妹加vs法でスタート。妹加がパワーで圧倒すれば、法はスピーディかつヘビーな蹴りを連打し応戦。両者が譲らない攻防をみせる。華蓮vsいぶきの絡みも見られたが、この日は華蓮が法をアシストする形となり、最後は法と華蓮のダブルキック&かかと落としでいぶきを捉え、法がスタンディングのアームロックから、そのままグランドに移行。腕を決めながらブリッジし、更に絞め上げるヨーガ・ダニュラ・ロックでフィニッシュ。
 試合後、いぶきは「今日も負けてしまいました。さっき朝陽が言ってた事は、自分に嫉妬してるのかな?って思いました。プレッシャーもあるけど、1試合目に試合するのは楽しいです」と語り、妹加は「今日は前哨戦だったけど、いぶきを上手くサポート出来ずに負けてしまいました。法と対戦した時に、結構手応えがあったし、法に苦戦してるようじゃあかねさんとくるみさんには勝てないので、今日の負けは切り替えて、次に繋げていきます。後輩だからといって舐めてたら今日みたいに負けてしまうので、気を引き締めて頑張ります」とICE挑戦者決定戦に照準を絞った。
 そして華蓮が「法がいぶきを倒してくれました。いぶきとは14歳で同期で同じ年で、これまでシングルマッチを2回やってて2回とも私が勝ってます。タッグマッチは、最後自分でいぶきを倒した事がなくて、だからタッグマッチでもしっかり最後は自分でいぶきを倒したいと思います。そしてこれから勝ち続けます」と語ると藤本から「やっぱり2人の絡みは面白いから、後楽園ホール、いぶきと華蓮を何かしらの形で絡める試合にしようと思います。タッグマッチか分からないけど、2人絡みの試合にします」との発表。これを受けて華蓮が「14才同士ですが、いぶきとの差を見せつけてやります」と語り、いぶきも「その差以上に見せつけてやります」と応戦。
 ここで同じ14才の朝陽もマイクを持つ。「後楽園は出られないんですけど、2人には絶対負けません」とライバル心をむき出しにする。藤本からは「朝陽は期末テストがあります。今年受験生だもんね。期末テストを優先して下さい。受験に受かって来年からは高校生レスラーとして活躍出来ますように」との檄が飛んだ。この試合でフィニッシュを決めた法は「勝ちました~。最近自分で勝てて無い事が多くて、でも今日はいぶきからギブアップで勝つ事が出来て、久しぶりに自分で勝利をもぎ取る事が出来て超嬉しいです!でもいぶきは年下で後輩なので、私としては後楽園を控えた妹加先輩から勝ちを取りに行きたかったです。後楽園ホールはレジェンドの世羅先輩にご指名を頂いたので、今日からしっかりと、これからも勝ち続けて後楽園に向かっていきたいと思います」と気合を入れ直した。

第4試合


 10月29日の後楽園大会でリボンタッグ王座決定トーナメント決勝で対戦するアジュール・レボリューションとらぶりーぶっちゃーずの前哨戦。序盤戦はトトロに的を絞った猛攻をみせ、ハム子に揺さぶりをかけたアジュレボだが、逆にじらされたハム子の闘志に火をつけてしまう。トトロをうまくコントロールしながら、そのウエイトを活かした連係、攻撃を決めていくハム子。アジュレボもハム子の出方を見て、今度はハム子への集中攻撃を仕掛けるなど、タッグとしての呼吸に乱れはない。最後はハムトトバーガー攻撃をかわし、世羅がトトロにエアーズロックからダイビングダブルニーを決めフィニッシュ。
 善戦したものの敗れたトトロは「凄い悔しいです。でも一緒に戦ったからには、ハムさんに、らぶっちゃにベルトを巻いて欲しいので29日の後楽園ホールはハムさんのセコンドにつきます。ハムさんがベルトを獲るところを是非皆さんに見て欲しいなと思っています」とハム子にエール。
 ハム子は「先にうのに物申したい。(涙ぐんでいることを藤本に指摘され)トトロにベルトを獲って欲しいって言われて嬉しくなっちゃった。うの、私もず~っとず~っとず~っとデビューしてから負け続けてきて、デビューして3ヶ月で怪我をして、6時間も手術をして、復帰したと思ったら復帰戦でつっかに18秒で負けたの。それから私もどう戦って良いか、悩みに悩み、凄く悩んで、こんなにセクシーになっちゃった。だから悩めばいい結果を自分で見つけられるはず。だからプロレスをやり続ける事で自分を見つけて下さい。そして、10月29日は皆さん何の日ですか?とにかく肉の日ですよ。私たちらぶりーぶっちゃーずは、アジュール・レボリューションと初対決です。私、今日2人の入場してくる姿を見て、凄い嫉妬しちゃった。やっぱりキレイだもん。見た目は2人ともキレイですらっとしてて、私たちと真逆だなって本当に思った。でも、この気持ちが私の闘争心となったので、とっても肉の日、私たちのお腹にベルトを巻きたいと思います」と必勝宣言。
 世羅は「まず、ハム子さんの事はちょっと置いといて、両国で次期挑戦者決定戦4人選びました、似てないようで似てる4人を選びました。個々は強いけど、なんか一歩引いて見てるというか、ベルトに挑戦する強さを個々では持ってるのに、一歩引いてんだよね。挑戦したいって思ってるのかもしれないけど感じない。今のままじゃ絶対4人ともに負ける気がしない。4人いっぺんにかかって来ても負ける気がしない。でも、その4人が争ってベルト挑戦したいって一人になった時、その人は挑戦する価値がある選手になっているんじゃないかと、上から偉そうに言ってみました。楽しみにしてるから。待ってるんで。上がって来て下さい。そんな事を考える余裕が私にはある。29日、その4人の事を考える余裕が私達にはある。ベルトを賭けて戦う時いつもハムさん1人で頑張ってません?相方どこ行ったんですか?(ハム子が「大分」と答えると)ハムさん置いて大分行って、前哨戦1人に任せて、全然負ける気がしない。いつもハムさん1人で頑張って、そんなんで勝てるわけないじゃん。私は29日に二冠になるので、とにかく肉を食べる日、とにかく肉を叩く日、ハムさんのお腹をもてあそぶ余裕が私にはありますんで、楽しみにしておいて下さい」と余裕の言葉でハム子に返した。
 そして雪妃は「第1試合について私ちょっと思ったんですけど、私、第1試合が大好きで、だってその日のお客さんをリングに集中させるか、させないかかかってるのが第1試合だったりするし、しかも第1試合が終わったあと、その日の興行を最前列のお客さんより前で、セコンドで全体会通して見れるんですよ。こんな勉強になる事は無いですよ。で、私、第1試合が好きで第1試合を極めたいって藤本さんに話した時から、第1試合は1回しかやらせてもらってないんです。組んでもらえるうちに吸収出来る事をいっぱい吸収した方がいいと思う。あと、うの。私も1年目、欠場して指の手術して、復活して、すぐに鎖骨折って、再デビューの気持ちで復帰してから、この10月でやっと丸2年なの。だから私はデビューして丸2年の気持ちでいるんだけど、悩んで悩んで悩んだ時もあるし、でもまる子も言ったけど、悩むのは悪くないし、悩んだら走れって私に言った先輩もいて、それも無駄じゃないと思う。悩んだときに身体動かして、身体動かしたら疲れて眠れるし、悩んだ時に色んなことをやってみたらいいと思う。色々挑戦してやりたい事をやってみたらいいと思う。で29日は私たちアジュレボが正式に結成してから初めてらぶっちゃとやります。その前に2015年に世羅さんの生誕祭で、私タッグパートナーに選んでもらってらぶっちゃと対戦してるんですけど、その2週間後ぐらいに正式にタッグ結成したんですよ。だからたぶん世羅さんの中で私と組んでらぶっちゃとやる事が何かあったからそのカードを組んだんだろうと思うし、そのカードがあったからアジュレボ結成に至ったと思ってるので、らぶっちゃとの対戦は必然だろうし、そのらぶっちゃを倒してアイスリボンのタッグのトップに立ちたいって思ってます。世羅さんはシングルとタッグの二冠になって、私はその日アイスリボンのタッグベルトを巻いて、夜の文体でOZのタッグベルトを巻いて、2人とも二冠になりたいと思います」と語った。
 また座談会終わりにジュリアのデビュー戦カードが発表され、弓李から報告として「お知らせです!写真集を出しますと発表しましたが、10月29日後楽園ホール大会で発売します!(藤本に写真集のタイトルを聞かれ)『きゅうり』です」と自身の写真集の発売を笑顔でPRした弓李だった。
 しかし、10月29日に後楽園にアクトレスガールズの万喜なつみと本間多恵の参戦が発表されると表情が一変。横に座っていた妹加を気遣う素振りをみせ、藤本に「その2人と対戦させて下さい」と直訴。藤本もこれを了承し、弓李が初参戦のアクトレスガールズを迎え撃つこととなった。

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