『どいつもこいつもショッパイ記者ばっかりだ』自民党大物議員で石川県知事の馳浩がプロレスラーとして日本武道館へ登場もマスコミへ怒り!

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 1日、東京都・日本武道館にて、プロレスリングNOAH『ABEMA presents NOAH "THE NEW YEAR" 2023』が開催され、現石川県知事の馳浩が“X”として参戦した。

 この日は、NOSAWA論外&ケンドー・カシン&藤田和之&Xvs船木誠勝&中嶋勝彦&征矢学&大原はじめの8人タッグマッチが組まれており、“はぐれIGFインターナショナルvs金剛”の対抗戦の構図に。元日の日本武道館大会という超ビッグマッチにふさわしい“X”が誰なのかにも注目が集まっていた。

 会場に『TWO HEARTS』が流れ、観衆のどよめきとともに現れたのは、文部科学大臣などの要職就任歴もあり、現在は石川県知事となっている自民党の大物議員・馳浩。
 Tシャツを脱ぎ捨てた馳は、61歳とは思えぬ鍛えられた肉体を露わにし、ハツラツとしたロープワークを披露。会場全体が驚きに包まれる。
 2019年6月には、国際プロレスが大好きな愛媛県知事・中村時広氏がDDT愛媛大会でアイアンマンヘビーメタル級第1368代王者となったことがあるが、現職の県知事がプロレスラーとしてリングに上がるのは極めて稀な事例と言える。


 馳は試合序盤から中嶋とマッチアップし、中嶋の蹴撃を封じてグラウンドで足関節を取っていき、論外らとの軽妙なコンビネーションでNOAHのトップユニットの1つである金剛を相手に奮戦。
 さらに大原にストマックブロックからのジャイアントスイングで10回転ぶん回してから腰クネダンス。この挑発にブチ切れの金剛が馳を集中攻撃していくものの、馳はブランクを感じさせぬ安定感ある受け身でダメージを軽減していき、船木とのチョップ合戦に打ち勝って裏投げで叩きつける。
 馳は船木&中嶋の強烈なミドルキックの連打も逃げずに真っ向から受け止めるガッツを見せ、最後は大原を見事なノーザンライト・スープレックス・ホールドで仕留めて3カウントを奪った。

 馳は試合後も「試合はまだか?もう1試合!」と元気が有り余っている様子を見せるが、記者から肉体のコンディションを褒められると「プロなんだから当たり前だろ?そんなつまらないこと聞くなよ。何年間プロレス記者やってんだ?(他に質問は)ない?ないね?はい、終了。どいつもこいつもショッパイ記者ばっかりだ」と憤慨して去っていった。

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