【試合詳細】1・2 全日本プロレス後楽園ホール大会 【世界タッグ】諏訪魔&KONOvs宮原健斗&野村卓矢 【世界ジュニア】青柳亮生vs佐藤光留 青柳優馬&野村直矢vs斉藤ジュン&斉藤レイ 石川修司&大森北斗vs鈴木みのる&土井成樹

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『#ajpw新春ジャイアントシリーズ2023』
日程:2023年1月2日(月)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,055人

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
田村男児/●井上凌/安齊勇馬
7分20秒 ファイナルベント→片エビ固め
[GUNGNIR OF ANARCHY]○本田竜輝/児玉裕輔(フリー)/花畑正男(フリー)

▼6人タッグマッチ 15分1本勝負
大森隆男/ライジングHAYATO/○カズ・ハヤシ(GLEAT)
9分5秒 ファイナルカット→片エビ固め
ヨシタツ/●ブラックめんそーれ/長井満也(ドラディション)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
石川修司/●大森北斗
11分19秒 ゴッチ式パイルドライバー→体固め
○鈴木みのる(パンクラスMISSION)/土井成樹(フリー)

▼世界タッグ王座 次期挑戦者チーム決定戦 60分1本勝負
[ノムヤギ]○青柳優馬/野村直矢(キャプチャー)
11分48秒 スタッフロール
[SAITO BROTHERS/VOODOO-MURDERS]●斉藤ジュン/斉藤レイ

▼世界ジュニアヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/2022 Jr. BATTLE OF GLORY優勝者】○青柳亮生
15分10秒 ファイヤーバードスプラッシュ→片エビ固め
【挑戦者】●佐藤光留(パンクラスMISSION)
※亮生が3度目の防衛に成功。

▼世界タッグ選手権試合 60分1本勝負
【王者組/VOODOO-MURDERS】諏訪魔/●KONO(フリー)
17分27秒 スリーパーホールド
【挑戦者組/2022 世界最強タッグ決定リーグ戦優勝】宮原健斗/○野村卓矢(大日本)
※諏訪魔&KONOが初防衛に失敗。宮原&野村が第93代王者となる。

▼新春バトルロイヤル
○野村卓矢(大日本)
12分1秒 ランニング・ローキック→エビ固め
●井上凌

<退場順>
石川修司→青柳優馬&野村直矢&斉藤ジュン&斉藤レイ→長井満也→ヨシタツ→佐藤光留&児玉裕輔→田村男児&花畑正男→安齊勇馬→カズ・ハヤシ→青柳亮生→宮原健斗→ライジングHAYATO→渕正信→本田竜輝→大森隆男→ブラックめんそーれ

宮原が五冠王を達成し野村と三冠戦へ!世界ジュニア王者の亮生が光留へリベンジしカズを迎撃へ!みのる&土井&北斗が合体で新ユニット始動?!

選手入場式


 まずは所属全選手がリングに登場。

福田社長「皆様、あけましておめでとうございます。昨年は、全日本プロレス創立50周年の記念イヤー。予定されていたイベントを全て無事に開催することができましたのも、ファンの皆様一人ひとりのおかげと改めてお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。そして51周年目にあたる今年、また1からのスタートと肝に銘じております。全日本プロレスにしか見られない、熱い戦いを見せてまいる所存でございますので、よろしくお願い致します。では、マイクを現三冠チャンピオンの宮原健斗選手に渡します」

宮原「あけまして、おめでとうございまーす!2023年、全日新時代は、さらに!加速していきます。皆様、ついていく準備はできていますか?僕たち、全日本プロレスは、この2023年も、明るく楽しく激しいプロレスを日本全国へ届けていきます。今年も応援よろしくお願いします」

第1試合


 先発は花畑正と安斎。リストの取り合いから花畑正がカニバサミで倒し、キャメルクラッチから顔面をリングに叩きつけてヤンキー座りで挑発。
 エルボーの打ち合いから花畑正がガットショットを叩き込んでヘッドロックで絞り上げる。さらにショルダータックルも、受けきった安斎が逆にショルダータックルで倒す。
 井上と男児も出てきてトリプルドロップキックから安斎が担ぐが、着地した花畑正がバックを取るも、抜けた安斎にロープに富んだ花畑正がドロップキック。花畑正は本田にタッチ。

 本田はストンピングから安斎がエルボー連打。本田がガットショットからロープに振ってバックエルボー。フォールも2。
 本田がボディスラムから児玉にタッチ。

 児玉はスワンダイブセントーンアトミコ。安斎がエルボー連打も、児玉がサミングからロープに飛ぶが、安斎はカウンターのボディスラム。安斎は男児にタッチ。

 男児はショルダータックルから串刺しショルダータックル。さらにブレーンバスターからフォールも2。
 男児は井上にタッチ。

 井上はミドルキック連発。ロープに振ろうとするが、逆に児玉が振るも井上はアームホイップで投げ捨て背中にサッカーボールキック。
 井上はロープに飛ぶが、児玉がドロップキックで迎撃し本田にタッチ。

 本田は串刺しラリアットからブレーンバスターを狙うが、着地した井上とエルボー合戦。井上がミドルキック連打からロープに振ろうとするが、逆に振った本田がショルダータックル。
 本田はコーナーに振って走り込むが、安斎がドロップキックでふっ飛ばし、男児がガットショットからエルボーを打ち込みコーナーに振る。さらに串刺しショルダータックルから井上が串刺しバックエルボー。安斎も串刺しエルボーから井上がネックチャンスリーで叩きつけフォールも児玉がカット。
 井上が走り込むが、本田がキャッチして投げ捨てジャーマンからラリアットも、避けた井上が延髄斬り。だが本田がすぐさまラリアットでなぎ倒しフォールも2。

 本田はファイナルベントで叩きつけフォールし3カウント。

<試合後コメント>
本田竜輝
「新年一発目!おい勝ったぞ。今年はよ、もっともっと全日本で上に上がってやる。今日、芦野も新年のあいさつ(の場)にいたからそろそろ復帰するんじゃないか。これでGUNGNIR OF ANARCY、全員揃うぞ。どんどん上に行ってやるからな!」

安齊勇馬
「2023年一発目。絶対に勝ちたかったけど、まぁしょうがないです。明日は気持ちを切り替えて絶対勝ちにいきます。」

井上凌
「今年一発目の全日本プロレス。しかもこの日、僕はデビュー一周年なんですよ。それで今日は気持ちよく勝とうと思ったんですけど、まだ力が足りないですね。いろいろ目標を立ててるんで、去年よりも。有言実行をモットーにやっていきます。ありがとうございました。」

第2試合


 先発はHAYATOとヨシタツ。ロックアップからリストの取り合い。HAYATOがアームホイップから走り込むが、ヨシタツがホイップするとHAYATOはそのままフランケンで投げ捨てポーズをキメる。
 手4つからヨシタツが手を握ったままコーナーに駆け上がり、飛び込んでアームホイップからショルダータックル。さらに走り込むが、HAYATOがロープをたるませ場外に落とすとトペを狙うかに見せて、ライオンサルトでリング中央に飛んでポーズをキメる。
 エプロンに登ったヨシタツをHAYATOがドロップキックで場外に落としプランチャを投下。
 場外乱闘からリングに戻るとヨシタツがフォールも2。
 ヨシタツはコーナーに押し込みガットショット連発から顔面ウォッシュ。ヨシタツはめんそーれにタッチ。

 めんそーれは顔面を踏みつけ、上半身をロープにかけて鼻フック。これを離すと長井にタッチ。

 長井はロープに振ってキチンシンクからブレーンバスター。フォールも2。
 長井は首投げからチンロック。HAYATOはロープに足を伸ばしブレイク。
 長井は背中にバックドロップを狙うが、着地したHAYATOがラリアットを避けて頭をはたく。長井はボディに膝蹴りからロープに飛ぶが、HAYATOは追走ドロップキックから大森にタッチ。

 大森はロープに飛んでビッグブーツ。受けきった長井にロープに飛んでニールキックを叩き込み、長井のエルボーと大森のチョップの打ち合い。長井がサミングからコーナーに振って串刺し攻撃を狙うが、避けた大森がバックドロップ。フォールも2。
 大森はアックスボンバーを狙うが、長井がニールキックで迎撃しめんそーれにタッチ。

 めんそーれは串刺しバックエルボーからコーナーに上るが、大森は地獄突きからデッドリードライブ。大森はカズにタッチ。

 カズはコーナーに振って串刺しオーバーヘッドキックからロープに飛んでランニングエルボー。立ち上がっためんそーれとチョップの打ち合いからカズが左右のエルボー連打。さらにローリングエルボーからブレーンバスターで叩きつけフォールも長井がカット。
 カズはファイナルカットを狙うがめんそーれが丸め込むも2。
 めんそーれはハブサミングから逆さ押さえ込みも2。
 めんそーれはトラースキックからロープに飛ぶが、追走したカズがハンドスプリングオーバヘッドキックからファイナルカット。これで3カウント。

 試合後に、セコンドについていたATMのマスクをかぶった謎の選手と大森が場外乱闘を繰り広げた。

<試合後コメント>
ヨシタツ
「みんなヨシタツのyoutubeチャンネル見てる?え?よろしく頼むよ。今日もね、紙一重だったね、試合内容は。なんか試合のあと(謎のマスクマンが)来てもめて、あれで持っていかれちゃって。まぁ明日だね、明日。」

第3試合


 先発は土井と石川。土井が睨みつけるが石川が大きすぎて胸元に額をこすりつける事に。
 土井はチョップを連発するが、動じない石川にショルダータックル連発。黙って受けていた石川がロープに飛ぶと、避けた土井を石川がキャッチして投げようとするが、着地した土井がロープに飛んで膝へのバカタレスライディングキック。だがすぐに石川がショルダータックルでなぎ倒し北斗にタッチ。

 土井が北斗をロープに振るが、北斗はそのままエプロンの鈴木をエルボーで場外に叩き落とす。
 土井はエルボーからロープに振ろうとするが、切り返した北斗がコンプリートショットからロープに飛ぶが、鈴木は先程のお返しとばかりにエプロンから蹴りつけ、足を掴んで場外に引きずり落とすと鉄柵に叩きつける。

 リングに鈴木が投げ入れ、土井が顔面を踏みつける。レフェリーが注意するが土井は無視し、鈴木も一緒になって踏みつける。これを離した土井が鈴木の足に北斗の顔面を叩きつけ鈴木にタッチ。

 鈴木はガットショット連発から顔面を踏みつけ、髪を掴んで引き起こす。北斗はエルボー連打も、鈴木が強烈なエルボーで倒しフォールも1。
 鈴木は土井にタッチ。

 土井はガットショット連発からロープに振ってスパインバスターからセントーン。フォールも2。
 土井は変形コブラツイストからフォールも2。土井は鈴木にタッチ。
 
 鈴木はストンピング連打。北斗はエルボー連打からローリングエルボーでふっ飛ばす。タッチしようとするが鈴木が背中を踏みつけてカットすると、土井にタッチしようとするが北斗が投げ捨て石川にタッチ。

 石川は串刺しラリアットからボディスラムでセットし、コーナーに登るとセカンドロープからのダイビングフットスタンプ。フォールも2。
 石川は担ぐが、着地した鈴木がビッグブーツ。鈴木は首投げからPKを叩き込みフォールも2。
 エルボーの打ち合いから鈴木がスリーパーを狙うが、そのままコーナーに下げて潰して石川がラリアットでなぎ倒す。石川は北斗にタッチ。

 北斗はエルボー連打からコーナーに振って串刺しジャンピングエルボー。鈴木がボディにエルボーから左右のエルボーも、北斗がエルボーで返しRKO。フォールも2。
 北斗はバックを取るが、鈴木がスネを蹴って切り返すとスリーパー。これは石川がカット。

 土井が石川をエプロンに落としてバカタレスライディングキックで場外に叩き出し、北斗がすぐにエルボー連打から左右のエルボーを叩き込んでロープに飛んでランニングエルボー、倒れない鈴木を見て再度ロープに飛ぶが、追走した鈴木がスリーパーからエルボー。再度エルボーを叩き込むと北斗が崩れ落ち、膝立ちでエルボーを連打するが、鈴木が高笑いから「死ね」とぼそっとつぶやき強烈なエルボーからゴッチ式パイルドライバー。これで3カウント。

 北斗が「俺と一緒に闘ってくれ」と鈴木に頭を下げると、鈴木は髪を掴んで引き起こすと握手し引き寄せる。北斗は鈴木と一緒に帰っていき、石川は首を傾げながらリングを後にした。

<試合後コメント>

鈴木みのる&土井成樹&大森北斗
北斗「いま全日本、とてもとても余裕がある状況じゃないと思うんだわ!そんな事関係ないんだけど!俺は!俺は今すぐ強くなる必要がある!俺は今すぐ強くなって、この団体のトップに立ってなぁ!引っ張っていく責任があるんだよ!」
みのる「おい!おい!おい!口で言うのは簡単なんだよ!口で言うのは簡単なんだよ!強くなりたいなら、何がないかわかるよなぁ?わかるよなぁ?ヘラヘラヘラヘラしてんじゃねぇよ!そして!ヘラヘラしている全日本プロレス!テメェらの中から牙が出てきたぞ。内側から腹、食いちぎってやる。俺と大森北斗、そして!土井成樹。・・・なんか言えよ。」
土井「フリーの土井成樹が全日本に来たぞ!王道を体感しに来たぞ。全日本プロレス、選手、全日本プロレスっていう名前、団体名に名前負けしてるんちゃうか?おい!無駄にデカイだけやろう!俺がオモロイことやってやるからな。楽しみにしとけよ!」
みのる「さぁ3人でメチャクチャにしてやる。待ってろ、全日本プロレス!」

石川修司
「なんだ北斗の行動は?なんだよ、SNSで『俺が全日本を引っ張る』と言っておいて、なんだあの行動は。明日は(俺と)組んでやるんだろう?じゃあカードを変えろ!会社に言うよ。カード変えて、北斗。お前の気持ちをリング上で確認してやるよ。レスラーだからブン殴らなきゃわからないだろう。」

第4試合


 先発は優馬とジュン。ロックアップからジュンがロープに押し込むが、優馬が切り返してクリーンブレイク。
 ジュンがガットショットからヘッドロックも、優馬が突き飛ばしてドロップキック。スカしたジュンがサッカーボールキックも優馬が避けると野村にタッチ。
 ジュンもレイにタッチ。

 ロックアップから野村がヘッドロックも、レイが突き飛ばすとショルダータックルのぶつかり合い。これはレイが打ち勝ちロープに飛ぶが、野村がバックエルボーからショルダータックル連発で倒す。
 野村は優馬にタッチ。

 優馬と野村はレイをロープに振り、野村がカニバサミから優馬がエルボードロップ。優馬はストンピング連打から髪を掴んで引き起こしエルボースマッシュ連発。さらにサミングからロープに飛ぶが、レイはレフェリーを盾にする。
 レイがチョップからボディスラム。ジュンとともに股裂きから、TARUが急所へのカカト落とし。レイは急所を踏みつけてからニードロップ連発。ジュンとレイは優馬をロープに振ってバックエルボー。フォールも2。
 レイはヘッドバッドからガットショット連発。レイはジュンにタッチ。

 レイが羽交い締めにしてジュンはダイビングナックル。フォールも2。
 ジュンは首投げからスリーパーで捕え、チンロックからフォールも2
 ジュンは踏みつけからコーナーに叩きつけ首元を踏みつけながらレイとタッチ。

 レイはボディスラムからコーナに上りダイビングボディプレス。フォールも2。
 優馬がエルボー連打もレイはチョップ。再度優馬がエルボー連打もレイがチョップで返し、ロープに振ろうとするが逆に振った優馬がドロップキック。スカしたレイがロープに飛ぶが、優馬がドロップキックで迎撃し野村にタッチ。

 野村はエルボー連打からボディスラムを狙うが、耐えたレイがロープに振っていくが野村はランニングエルボー。さらにボディスラムで叩きつけフォールも2。
 野村は投げようとするがレイはブレーンバスターで切り返しジュンにタッチ。

 ジュンはビッグブーツからミドルキック。コーナーに振って串刺しラリアットからフォールも2。
 ジュンはロープに振っていくが、野村はスピアーから優馬にタッチ。

 優馬と野村はジュンをコーナーに振ってトレイン攻撃から、野村が羽交い締めにして優馬がダイビングクロスボディアタック。フォールも2。
 バックの取り合いからジュンがバックキックの急所攻撃。レイが出てきてコーナーに振り、串刺しラリアットから担ぐと、ジュンとともに合体スパインバスター。フォールも野村がカット。
 ジュンは投げようとするが優馬は胴締めフロントネック。そのままジュンはコーナーに叩きつけて逃れると、走り込んできた優馬にスピアーを突き刺しフォールも2。
 ジュンとレイは合体チョークスラムからフォールも野村がカット。
 野村はジュンとレイに交互にエルボーからロープに飛ぶが、レイがチョークからチョップを打ち込みジュンがラリアットでなぎ倒し場外に落とす。
 ジュンは優馬を投げようとするが、優馬は丸め込み3カウント。

<試合後コメント>
斉藤レイ
「新しい年!俺たち斉藤ブラザーズの年にしようとしたが。・・・取られてねぇぞ。俺たちは認めねぇからな。次に会う時は潰してやる!」

青柳優馬&野村直矢
青柳「よしよしよし!」
野村「やったぞ!」
青柳「やりました!いいですか?いいですか?次、世界タッグ。今日やる試合の結果なんてどうでもいいよ。最近の世界タッグ戦線、非常にさみしい感じがしませんか。さみしく感じませんか?だからこそ!僕と野村さん。野村直矢、青柳優馬のノムヤギが世界タッグのベルトを取って、世界タッグ戦線を盛り上げてやりましょう。」
野村「俺たちの時代だ。見とけ!」

第5試合


 光留がリングに寝転び猪木アリ状態へ。亮生が攻めあぐねると光留が引き込みグラウンドでコントロールしてからヘッドロック。亮生が切り返そうとするが光留は回転して潰すと亮生がロープを掴みブレイク。

 光留は再度座り込み猪木アリ状態。亮生はコーナー上に座り込み挑発する。
 光留がそのまま近づいていくと亮生がダイビングフットスタンプも、避けた光留がソバットからロープに振る。亮生はハンドスプリングも、キャッチした光留を亮生が巻き投げてドロップキックで場外に出すとトペを狙うかに見せてハンドスプリングでリング中央に戻り、寝転んで光留を挑発。
 エプロンに登った光留を亮生がドロップキックで叩き落としてコーナーに登るが、光留が走り込んでバックをとりエプロンに引きずり落とす。亮生がバックエルボーで逃れると投げようとするが、光留はボディブローから投げようとするも、亮生が耐えてリングに着地。光留はロープを使った腕固めから、これを離すと腕へのハイキック。光留はミドルキック連打から額をこすりつけてエルボーの打ち合い。
 光留は腕へのサッカーボールキック。起き上がった亮生がエルボー連打も、光留は強烈なエルボーで返しエルボーの打ち合いへ。亮生がエルボー連打で打ち勝つと、フォールしようとするが光留は腕ひしぎ。亮生はロープに足を伸ばしブレイク。

 光留は腕へのエルボーからミドルキック。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。再々々度フォールも2。

 光留はキムラロックで捕え、これを離すと腕へのオーバーヘッドキック。亮生がエルボー連打も光留が腕へのエルボーからロープに振る。亮生がハンドスプリングオーバーヘッドキックも、キャッチした光留がアンクルホールドを狙うが、逃れた亮生が串刺し攻撃。避けた光留がミドルキックからコーナーに振ろうとするが、切り返した亮生がアームホイップからドロップキックを発射し、ロープに飛んでハンドスプリングオーバーヘッドキック。両者ダウン。

 亮生がコーナーから飛び込むも、避けた光留がショルダースルーでエプロンに落とすが、亮生がショルダーアタックからスワンダイブミサイルキックで場外に叩き出し、コーナーに登ると三角跳びケブラーダ。
 リングに戻ると亮生はロコモーション・フィッシャーマンスープレックスホールドも2。

 亮生はコーナーに上るが、光留がロープを揺らして動きを止めると延髄斬り。
 光留は正面に登りエルボー連打も、亮生もエルボー連打で光留を逆さ吊りにすると断崖式フットスタンプを投下。亮生はコーナー上に戻り、ファイヤーバードスプラッシュも光留は剣山で迎撃しキムラロック。これを離すと水車落としから腕ひしぎで捕え、逃れようとする亮生にアンクルホールド。さらに引き付けてバックドロップからフォールも2。

 光留は腕ひしぎを狙うが、耐えた亮生にアンクルホールド。これを離すと延髄斬りからデスバレーボムで叩きつけてフォールも2。

 光留は足取り腕ひしぎから、ロープを掴もうとした亮生に脇固め。
 そのまま立ち上がった亮生が小手返しからラ・マヒストラルも2。

 光留はすぐにアンクルホールドも、亮生は延髄斬りから旋風脚。さらにトラースキックからフォールも2。

 亮生はハウザーインパクトからフォールも2。

 亮生はファイヤーバードスプラッシュからフォールし3カウント。

 試合後、リングにカズが登場。

カズ「過去に全日本プロレス、ジュニアヘビーウェイトを牽引してきたカズ・ハヤシです。なんで俺がここにいるかもうわかるよね?お前は素晴らしいチャンピオンだ。だけどな、少しなにかが足りない。俺は今ここで、世界ジュニアヘビー、ベルトに、挑戦を、する、と!決めた!そして!今!お前は!その、答えを、このマイクを使って、言う。俺は今からこのマイクを渡す。お前の答えに、ノーは、ノーは」
亮生「俺が!この!マイクで!返事を!する!カズ・ハヤシ、とんでもない元ジュニアヘビー級チャンピオンですね。その、男が、なにかが足りないって、俺に、この、タイトルマッチをして、教えていただけるなら、ありがたく受けさせていただきます」

 カズはこれを聞いてリングを降りる。

亮生「終わったと思ったらこれだ。でも、俺は今、止まってる場合じゃないんで、チャンスは全部ものにして、2023年の全日本プロレスジュニアを俺が引っ張っていくんで、楽しみにしといてください。それでは、プルスウルトラ中締めをさせていただきたいと思います。青柳亮生が全日本プロレスさらに向こうへプルスウルトラと叫ぶんで、ウルトラのタイミングでピースしてください。よろしいでしょうか?全日本プロレス、さらに向こうへ、プルスウルトラ!」

<試合後コメント>
佐藤光留
「新しい全日本ジュニアがどんなのか知らないけど、俺の中の全日本ジュニアには負けて話す事はないんだよ。」

青柳亮生
「新年一発目から防衛大成功。でもまだまだ光留さんも終わらないと思うんで、またどこかで会えればいいと思います。そして次のチャレンジャー。まだ決まってないですけどカズ・ハヤシ。ボクもTVの前で見ていました。カズ・ハヤシの輝きってものを。あとリング上で『足りないもの』って言ってたんで、次のタイトルマッチで見つけられれば2023年の青柳亮生ってのはもっともっと上に。全日本ジュニアももっともっと上に行けると思うんで。次、カズ・ハヤシ。必ず倒します。以上です。」

第6試合


 先発は諏訪魔と宮原。ロックアップから諏訪魔がロープに押し込もうとするが、宮原が切り返しクリーンブレイク。
 ロックアップから諏訪魔がヘッドロック。宮原がビッグブーツから再度ビッグブーツも、避けた諏訪魔がグラウンドに引き込むが宮原がヘッドシザースで抜けて距離を取る。両者タッチ。

 ロックアップからKONOがロープに押し込みガットショットからロープに飛ぶが、野村が追走バックエルボーから首投げで倒しサッカーボールキック。
 宮原も出てきてロープに振るとダブルのガットショットから宮原がビッグブーツ。野村がロープに振ってドロップキックからサンドイッチランニングニーを狙うが、KONOが避けて同士討ちに。
 KONOが場外に転がし、VMのセコンドも巻き込んだ場外乱闘へ。
 リングに戻り、KONOは諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔に野村はエルボー連打。諏訪魔はニーリフトからコーナーに叩きつけ逆水平チョップ。諏訪魔はフロントスープレックスからフォールも宮原がカット。
 諏訪魔はKONOにタッチ。

 KONOはニーリフトからロープに振ってエルボーで倒しフォールも宮原がカット。
 KONOは諏訪魔にタッチ。

 諏訪魔はボディスラムから逆エビ固め。野村はロープを掴みブレイク。
 諏訪魔はコーナーに叩きつけ串刺しラリアット。さらにフロントスープレックスからフォールも2。
 諏訪魔はロープに飛ぶが野村はドロップキックで迎撃し宮原にタッチ。

 宮原はビッグブーツからロープに振ってラリアット。避けた宮原が低空ドロップキックから側頭部にドロップキック。
 宮原は走り込むが、諏訪魔がキャッチしフロントスープレックス。さらにスリーパーで捕え、これを離すとパワーボムを狙うが宮原はリバース。
 諏訪魔はガットショットからコーナに振って串刺しラリアット。宮原はエルボー連打で返すとブラックアウト。キャッチした諏訪魔がショートレンジラリアットからKONOにタッチ。宮原も野村にタッチ。

 野村はエルボー連打でコーナーに押し込み、KONOが切り返してエルボー連打も野村も切り返してミドルキック連打。野村はコーナーに振って串刺しランニングエルボーからネックチャンスリー。フォールも2。
 野村はPKも、キャッチしたKONOがエルボーからロープに飛ぶが、野村はミドルキック2連発で倒す。
 宮原も出てきてコーナーに振ると、野村が串刺しエルボーから宮原が串刺しジャンピングニー。さらに宮原がロープに飛ぶが、場外からTARUが足を掴んで引きずり落とし、KONOが野村にサミングから諏訪魔のダブルチョップとKONOの膝蹴りを交互に叩き込んでいく。さらにKONOがバックドロップからフォールも2。
 KONOはボディスラムからコーナーに登るが、宮原が足を掴んで動きを止め、野村が正面に登るとKONOがエルボーで落とす。だが宮原がビンタから正面に登るがKONOがビンタで落とす。野村は宮原を踏み台に飛び込んでKONOにビンタを叩き込むとKONOがリングに落下。
 宮良のブラックアウトと野村のミドルキックのサンドイッチから野村がPKを叩き込みフォールも2。
 野村はジャーマンを狙うが、耐えたKONOを見て「俺ごと投げろ」と宮原を呼ぶ。宮原が眉山を狙うが諏訪魔がカットし、交互にダブルチョップを叩き込んでそれぞれショートレンジラリアット。吹っ飛んだ野村が京平レフェリーに当たり、京平レフェリーはダウン。
 VMがリングになだれ込み野村にトレイン攻撃。KONOがランニングニーも、避けた野村が投げ捨てジャーマンからロープに飛ぶが、KONOはジャンピングニーで迎撃。

 諏訪魔が出てくると宮原もリングに上がり、エルボーの打ち合いから諏訪魔がショートレンジラリアット連発。さらにローリングラリアットを狙うが、宮原がジャンピングニーからロープに飛ぶが、TARUが場外から足を掴んで動きを止めるとパウダー攻撃。宮原が避けて諏訪魔に誤爆すると、KONOが宮原を場外蹴り出し、走り込んで来た野村にネックハンギングボム。復活した京平レフェリーが「ノーカウント!」と叫ぶ。
 KONOはコーナーに上りダイビングニードロップも、避けた野村がスリーパー。VMをセコンド総出で動きを止め、これでKONOがギブアップ。

 試合後、次期挑戦者組の青柳優馬と野村直矢がリングへ。

優馬「おい、おい!皆さん、あけましておめでとうございます。はじめましての方ははじめまして、そうじゃない方はお久しぶりです。野村直矢、青柳優馬でノムヤギでございます。今は、相方は、全日本プロレス所属ではありませんが、二人はほぼ同期といっても過言でもない。全日本プロレスの道場で育ち、このリングでデビューした二人です。そのノムヤギが、お前らみたいなプロレス界いち適当に誕生したタッグチームがどうしても許せない。貴様ら、プロレス界いち適当なタッグチームを、この歴史あるノムヤギが、その世界タッグ一発で取ってさしあげますので、その時まで、せいぜい浅い思い出でも作っておいてください。以上です」

 ノムヤギはリングから去る。

宮原「おい!野村直矢青柳優馬、楽しみにしてますよ。あなたたちが、この長い期間、組まなかった期間を、どれだけ埋めてるかな。俺らは、適当に組まれたタッグチームだ。ただ!このプロの世界、結果が全てだ。見てわかるだろう。俺は全部のベルト持ってるぞ。野村卓矢、明日、最初で最後だ。俺ら男と男のプライドかけて、明日は、完全決着や」

 グータッチをして宮原と野村はそれぞれのコーナーに分かれてリングを後にした。

第7試合


 諏訪魔、KONO、鈴木みのる、土井成樹は参加せず、全22名参加によるバトルロイヤルへ。

 リングに選手があがり乱戦でスタートすると、石川がめんそーれのマスクを剥がそうとする。場外ではジュンとレイが直矢と優馬と乱闘しながら控室に連れ出す暴挙に。
 リングではめんそーれがクロスボディで石川を倒すと、そのまま大勢でフォールし3カウント。石川は失格。

 青柳優馬、野村直矢、ジュン、レイがリングアウトで失格。

 渕が長井にヘッドロックからナックル。さらに場外に投げ捨てOTRで失格させる。

 渕はヨシタツにサミングも、ヨシタツがサミングで返そうとすると選手総出でヨシタツにストンピング連打。
 さらに場外から渕がヨシタツの足を掴んで鉄柱を使った急所攻撃。
 リング上でヨシタツを本田がフォールし、その上から選手が覆いかぶさりヨシタツ失格。だが男児と光留はヨシタツにストンピングを落とし続ける。

 光留が児玉に腕ひしぎを狙うが、残りの選手がフォールし二人とも失格。

 本田が花畑正とともにもつれてエプロンに降り、そこを安斎がドロップキックで落とし失格。そこを残りの選手でフォールし安斎も失格。

 カズを亮生がカサドーラで丸め込み3カウント。そのまま残りの選手がひっくり返し亮生も3カウント。

 渕がHAYATOにボディスラム。再度ボディスラムも腰を痛める。

 渕はもう一回コールを起こす宮原にガットショットからサミング。さらにボディスラムを狙うが、宮原が切り返してナックル。宮原が渕を羽交い締めにして野村がランニングチョップも、渕が避けると宮原に誤爆。渕が宮原を首固めで3カウント。

 HAYATOが渕にガットショットから羽交い締めにし、野村がランニングチョップも渕が避けてHAYATOに誤爆。渕がHAYATOに首固めで3カウント。そのままひっくり返し渕も3カウント。

 本田が大森に殴りかかり、エルボーと大森のチョップの打ち合いへ。大森がガットショットからボディスラムで叩きつけエルボードロップ。めんそーれが本田をフォールし、その上から本田と井上が押さえつけ3カウント。本田失格。

 ケンドー・カシンがリングに走り込み、大森を場外に投げ捨てOTRで失格させる。

 めんそーれと井上が野村にガットショットからコーナーに振ってめんそーれが走り込むが、野村が避けると井上がめんそーれに串刺しニー。
 井上と野村がミドルキックの打ち合いから野村がブレーンバスター。めんそーれが野村をフォールも2。
 
 めんそーれのミドルキックをキャッチした野村がキャプチュードからフォールも2で腕ひしぎに切り返しめんそーれがギブアップ。

 野村が握手を求めるが、井上がガットショットからエルボー連打。野村がビンタからロープに飛ぶが、井上がスクールボーイも2。
 井上は首固めも2。
 井上はロープに飛んでレッグラリアートからフォールも2。
 井上はロープに飛ぶが、野村がドロップキックで迎撃しフォールも1。
 野村がジャーマンスープレックスホールドも2。
 野村はロープに飛んでPKを叩き込み3カウント。

野村「2023年全日本プロレス戦い始め、大日本プロレスの野村卓矢がしめる。こんな痛快なことないでしょ。ただ、団体は違えど、俺たちはプロレスラーだ。プロレスラーは、命かけてリング上がってます。皆さんももっと応援して、もっとプロレスを愛してください。よろしくお願いします。そして!1月3日明日は三冠戦、野村卓矢と宮原健斗にしかできない熱い、熱い戦いをしますので、皆さま是非ご来場ください。本日はご来場まことにありがとうございました」

<試合後コメント>

宮原健斗
「見てくださいよ、コレ!ご覧の通りだ。世界タッグ!三冠!すべて!俺の体にある。これを聞いてるレスラーの諸君!いまヘビー級のベルトはすべて俺の体にあるぞ。お前らそれでいいのか?明日、野村卓矢と三冠戦をやるため一緒にはコメントしない。彼とはそういう関係だ。明日、どちらが2023年にプロレスの神さまが選ぶヘビー級のトップ。世界タッグ、三冠を含めた五冠王になるか。野村卓矢、テメェの人生を懸けてこい。俺も人生を懸ける。プライドを懸けた男の戦いだ。・・・明日だ!」

野村卓矢
「最高の年始め!世界タッグ取って、100万も手にしました!よし!明日勝ぅて三冠のベルトを腰に巻くだけです。最高のはずみでしょう。最高過ぎて心配ですよ。明日は宮原健斗も言ってる通り、僕と宮原健斗にしかできない戦いをして、僕が三冠のベルトを腰に巻きます。今日の勢いがあれば取れると信じます。信じないとダメなんでね。取りますよ!取って新しい全日本プロレスを大日本プロレスの僕が見せたいと思います。以上!」

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