DDTが12・29TDCホールに向け文京区でゴミ拾い! 西村修は文京区議会に“ケツ出し禁止条例”を提起!?
DDTプロレスが今年最後のビッグマッチ『NEVER MIND 2022』(12月29日、TOKYO DOME CITY HALL)に向けた直前特別企画として、同22日、「文京区ドラマティック・ドリーム・クリーン大作戦!」と題し、文京区内のゴミを拾うボランティアイベントを開催した。
同団体では2012年に新宿・歌舞伎町で同様の企画を実施したことがあるが、今回は文京区役所の全面協力を得て、10年ぶりにゴミ拾いを実施した。
イベントに先駆けて、成澤廣修文京区長が「文京区には東大など19の大学がある。東大病院などがあって医療の街。隣は講道館、野球は東京ドーム、日本サッカー協会、日本バスケットボール協会があります。何よりも後楽園ホールというプロレスの聖地もある。その後楽園周辺を掃除していただきたい。DDTさんのご協力に感謝します」とあいさつ。
クリーン大作戦には西村修文京区議、川松真一朗都議のほか、DDTから高木三四郎、彰人、高尾蒼馬、MAO、上野勇希、小嶋斗偉、樋口和貞、大石真翔、HARASHIMA、遠藤哲哉、岡田佑介、岡谷英樹、高鹿佑也、木曽大介レフェリー、加藤憲リングアナが参加。ファンも20人ほどが集まって、文京シビックホール周りを起点にゴミ拾いがスタート。2班に分かれて、文京区役所、地下鉄・後楽園駅、東京ドーム周辺、そして最後には会場となるTOKYO DOME CITY HALL周辺を約1時間半かけて清掃した。
ゴミ拾いを終えた高木は「10年前、新宿でゴミ拾いしました。TDCホールに向けて、できることはないかと思ったとき、10年前を思い出して、西村先生にご協力いただいて。20人以上来てくれて、ありがたい。今回の選手はほぼやったことなくて、いい経験になりました。お客さんと共同で清掃するので、触れ合いも生まれたり、社会貢献も必要です」と述べた。
TDCホール大会では、フェロモンズ討伐に向け、彰人、西村、川松、勝俣瞬馬組が飯野“セクシー”雄貴、男色“ダンディ”ディーノ、今成“ファンタスティック”夢人、竹田“シャイニングボール”光珠組と「解散&愛犬コントラ一日体験入店」マッチで対戦する。フェロモンズを巡っては、際どい露出やお下劣な攻撃が原因で、DDTが後楽園ホールを出禁になりかねない事態に陥っている現状だ。
高木が「政治の力を借りて、フェロモンズを討伐しなきゃいけないと思って、彰人副社長が依頼したんだと思う」と言うと、西村は「いつかは登竜門として、経験しないといけないんじゃないかと覚悟してました」と返答。
すると、西村は「都の規制で厳しい条例ができるなか、“ケツ出し禁止”条例なんて聞いたことない。引っかかるのか引っかからないのか、責任を取らしてもらう」と発言。高木が「文京区議会で議題に挙げていただいて、厳しく条例で縛ってもらいたい」と願い出ると、西村は「ケツ出しちゃいけないとか、下半身出しちゃいけないとか、この試合をきっかけに文京区で条例ができるかもしれない」と仰天提起の可能性を示唆。
同大会のメインイベントは、王者・樋口VS挑戦者・上野のKO-D無差別級選手権となるが、高木は「樋口も参加したリーグ戦で、上野が優勝したので。勝敗は時の運もあるけど、ナンバー1を決める戦い。2人は何もかも違う。キャラクターも体のサイズも違う。上野はタフですから。納谷(幸男)と対戦して、あれだけ攻撃を受けても最後まで立ってられた。樋口は優勝逃したけど、ベルト守らないといけない使命がある。世間に響く戦いをしてほしい。DDTでやっているメインは、どこの団体のメインと比べても全く劣ってない。決めるのはファンの皆さん。2022年を、25周年を締める戦いを2人に期待してます」と2人の戦いに期待を寄せた。