MAO&KANONが政岡純&ガイア・ホックスを破り、KO-Dタッグ王座V2!2026年1・25後楽園で飯野雄貴&納谷幸男がベルト奪回へ

DDTプロレスが12月19日、東京・後楽園ホールで『RING FINALE 2025 ~全員主役のカーテンコール~』を開催した。KO-Dタッグ王者組のMAO、KANONのストレンジ・ラブ・コネクション(S.L.C.)がF-SWAGの政岡純&ガイア・ホックスを破り、2度目の防衛に成功。2026年1・25後楽園で前王者のThe Apex(飯野雄貴&納谷幸男)がベルト奪回に挑むことが決まった。
各団体で暴れ回り、プロレスリング・ノアのGHCジュニアヘビー級タッグ王座に挑戦したこともある名タッグのF-SWAGは序盤から絶妙の連係技を決めていく。政岡がMAOに低空ドロップキックを決めれば、MAOは「あ!」からのグーパンチで返す。KANONがガイアをブレーンバスターで投げれば、ガイアはスタナーを発射。MAOの旋風脚をかわしたガイアは逆に旋風脚を叩き込んだ。F-SWAGは必殺の合体技F-DRIVEⅡをKANONに決めるもカット。KANONはガイアの腕を取って、ラリアット5連発。ガイアが看板でKANONの脳天を殴打もカット。KANONはラリアットから変形LONELY DEZIRESをさく裂させて3カウントを奪取した。
MAOが「勝ててよかった。流出させなくてよかった。危なかったけど、めちゃくちゃ安心しています。KANONさん、順調に狂ってきてるね」と言えば、KANONは「またDDTに来てください。なんとかこのまま年を越せそうなので、2026年も突っ走っていくのでよろしくお願いします」と勝ちどきを挙げた。
すると飯野が現れ、誰かを探している様子。探していた人物はMAOで、いきなりスピアを放った。納谷も入ってきて「飯野、先に手を出しちゃダメだって言っただろ。オイ、MAO、KANON、飯野はおまえらに負けてから、『MAO』しか言わないマシンになっちまったんだ。どうしてくれるんだ。次は俺と飯野とサシでタイトルマッチ、戦え!」と挑戦表明。MAOは「急に何すんだよ。でも飯野、やっと振り向いてくれたんだね。(橋本)千紘、千紘って言ってたけど。俺の数少ないライバルだよ。(11・3)両国は3WAYで納得いかなかったんだろ? サシでやってやろうじゃねぇか」と受諾し、1・25後楽園での王座戦が決定した。
バックステージでMAOは「ビックリした。でもうれしかった。ライバルだと思っていた飯野に、MAO、MAOって言ってもらえて。やってやるって」、KANONは「両国で人生狂わされたのは俺だけじゃないみたいだ。あいつらも狂っちゃった。責任取るしかねぇ」と迎撃態勢を整えた。
王座奪取ならなかった政岡は「次やって、また負けるかっていったら、全然分からないんちゃうか。俺はいつでも来たい気持ちはもってるよ」、ガイアは「呼ばれたからじゃなく、俺たちが言ったからタイトルマッチになったんで。また来ます。これで終わりじゃない」とリベンジ戦を見据えていた。
















