EXTREME王者To-yが“ベルト泥棒”ヤス・ウラノを下し王座V6!「最高の富と最高のプロレスを求めていく」

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 DDTプロレスが12月19日、東京・後楽園ホールで『RING FINALE 2025 ~全員主役のカーテンコール~』を開催した。DDT EXTREME王者のTo-yがベルトを盗んでいたヤス・ウラノを下し、6度目の防衛に成功した。

 12・3新宿FACEでの上野勇希&To-y vs正田壮史&ウラノ戦の後、ウラノがベルトを持ち逃げ。大会終了後、リングに戻って来たウラノは「バックステージでTo-yがベルトを譲渡してくれました。私がEXTREMEチャンピオンです」と主張。CyberFight彰人取締役が12・21後楽園でのタイトル戦を指定するも、観客を煽って「今やるのが一番」と非公式試合が始まり、To-yからまんまと3カウントを奪取。ベルトはウラノが持ったままで、この日の王座戦へと突入した。

 試合形式は「フィニッシュ、今やれ!!今やれなければTo-yの負け!!」(10分1本勝負)。これは2分ごとに抽選が行われ、選ばれた特定の技でのみ3カウントフォールまたはギブアップを奪うことで試合が決着。抽選される技はX(旧Twitter)上にて 『#フィニッシュ今やれ』のハッシュタグを付けて投稿された技のなかからランダムにピックアップされる。その他、場外カウント、反則等は通常のプロレスルールに準ずる。引き分けとなった場合は、“暫定王者”を主張するウラノが新王者となる。

 まず1つ目の技は『しっぺ』で、ウラノは腕十字の体勢でしっぺにいくも、さすがにこれでは決まらず。2つ目はゴージャス松野の得意技『ゴージャス・スーパースターエルボー』で、To-yが試みるも、本家とは感じが違うとして却下された。3つ目はウラノの得意な『逆さ押さえ込み』で、両者はその応酬となるも3カウントは奪えず。4つ目はTo-yの得意技『不思議の国の小嶋~コジマワンダーランド~』で、自信がないのかウラノは場外を逃げ回る。戻って来ると、それでもコジマワンダーランドを繰り出し、ロープの反動をつけてカバーするも2カウント。最後の5つ目は『レフェリーのブレーンバスター』。超難題となったが、場外でTo-yが松井幸則レフェリーにカンチョーして、その弾みでブレーンバスターを完成させた。さらにTo-yはコーナーにウラノを上げ、松井レフェリーを使ってハイジャック式の合体ブレーンバスターを決めて3カウントを奪取し、18日ぶりにベルトを取り戻した。

 To-yは「汗と汗の結晶が目に入って前が見えない。たとえ目をつぶっても俺にはこの重さが分かる。俺がチャンピオン、俺がEXTREMEだ。EXTREMEをもっと味わって、最高の富と最高のプロレスを求めて、ジ・オーセンティックにいくからな!」と怪気炎。

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