【試合詳細】12・10 GPS 神奈川・ポスト・デイ・アミスタッド大会 ワイルド・ベアーvs大野“ワイルド”翔士 友龍&橋之介 vs仲川翔大&ワイルド・ZERO 後藤恵介&清水来人vs大谷譲二&海和択弥

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『GPS HOUSE SHOW vol.5』
日程:2022年12月10日(土)
開始:18:00
会場:神奈川・ポスト・デイ・アミスタッド
観衆:未発表

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○後藤恵介/清水来人
18分36秒、パワースラム→片エビ固め
大谷譲二/●海和択弥

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○友龍/橋之介
16分38秒 逆さ押さえ込み
仲川翔大/●ワイルド・ZERO

▼ワイルド・ベアー リアルバースデーマッチ 20分1本勝負
○ワイルド・ベアー
17分56秒、バックドロップ→体固め
●大野“ワイルド”翔士

リアルバースデーのワイルド・ベアーはメインマッチで快勝し、新しい歳を白星からスタートさせた!友龍は手話で次回マッチの意気込みを語った!

第1試合


 後藤恵介が清水来人と組み、大谷譲二、海和択弥組と対戦。両軍、激しいチョップ合戦を展開。体格でまさる後藤組はパワーで押していくが、海和も後藤に雪崩式ブレーンバスター、パワースラムを、大谷も後藤にスーパーフライ、エルボー連打を叩き込む。海和を捕獲した後藤はパワースラム、ダイビング・セントーン、ランニング・ラリアットと攻め込むも大谷がカット。それでも後藤は滞空時間の長いパワースラムを海和に見舞って3カウントを奪取した。

第2試合


 友龍が橋之介とタッグを組んで、仲川翔大、ワイルド・ZERO組と激突。友龍はZEROの強烈なキック、サブミッションに苦しみながらも、仲川にチョップ連打、ZEROにラリアット、ブレーンバスター、WARスペシャルで反撃。ZEROが友龍にハイキック、スープレックスで投げるも、仲川のトラースキックがZEROに誤爆。すかさず友龍がZEROを逆さ押さえ込みで丸め込んで電撃の3カウントを奪い、勝利を飾った。

第3試合


 “リアル・バースデー”のワイルド・ベアーが自らの希望で、大野“ワイルド”翔士と同門対決。大野は執ような関節技で、ベアーのヒザを攻めた。ベアーはネックブリーカー、アームロック、ヘッドバットで反撃。大野はヒザ十字、変型デスロック、裏アキレス腱固めで足を攻め、変型パイルドライバーを一閃。ベアーはドラゴンスクリュー、フロントスープレックスからバックドロップを狙うも、大野がロープを蹴って両者ダウン。張り手合戦から、ベアーがサイドスープレックス、鋭角に落とすバックドロップで大野を仕留め、軍団リーダーの貫録を示した。試合後、両者はノーサイドで握手を交わした。

エンディング


 GPSグループ年内最終興行とあって、出場全選手がリングイン。今年、急成長を見せた海和が来年のさらなる飛躍を誓った。2023年2月25日、東京・新木場1stRINGでHERO正規軍の友龍(聾レスラー)と後藤恵介が、ダークソウル(加藤茂郎&千葉智紹)が保持するWBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王座に挑む。友龍は手話で「来年もHEROをよろしくお願いします。2月25日は、後藤選手と組んでベルトを獲ります」、後藤は「外敵が持ってるベルトを正規軍に取り戻したい」とキッパリとベルト獲りを誓った。

 バックステージで友龍は「ダークソウルは強敵ですが、1年以上ベルトを持っているので、来年2月に正規軍がベルトを獲りたい」、後藤は「外敵のダークソウルにベルトが渡って1年以上経つんで、そろそろ正規軍が獲り返して、そこからベルトの方向性を考えていきたい。友龍さんの動きは見ていて分かってるんで、連係とかも考えたい」と力を込めた。

 WBCタッグ王座は友龍、ワイルド・ベアー(ワイルド軍)組が軍団の枠を乗り越えて第2代王座に就いていたが、昨年2・20新木場でリッキー・フジ&大和ヒロシに敗れて王座陥落。その後、昨年8・13新宿FACEでダークソウルの手に渡った。来年2・25新木場で友龍組が奪回に成功すれば、実に丸2年ぶりにHERO所属選手の元にベルトが戻ってくることになり、正規軍同士のタッグでは初戴冠となる。

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