【試合詳細】12・10 666新木場大会 【きかんしゃ級】尾崎妹加&雪妃真矢&山下りな&バナナ会長vsONRYO&政岡純&ジャンボリー・バーブリッジ&夏すみれ ラム会長&葛西純&ヤス・ウラノ&先輩&ミラクルマン&ウルトラセブンvs佐野直&スペル・デルフィン&GENTARO&唯我&ガッツ石島&見た目が邦彦

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『666vol.124~組織旗揚十九執念記念大会~』
日程:2022年12月10日(土)
開始:18:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:666人(超満員札止め)

▼HELLBROSvsタッキー&亨平 タッグマッチ 20分1本勝負
[地獄兄弟]HELLBROS Ryu/●HELLBROS Ken
8分0秒 レッグクラッチホールド
[タッキー&亨平]○木下亨平(ダブ)/瀧澤晃頼(TTT)

▼健康特化コウライジューズvsLos Inmortales 20分1本勝負
[健康特化コウライジューズ]●小仲=ペールワン/竹田光珠
10分29秒 ベルト殴打→体固め
[Los Inmortales]○ダイナスティ/児玉裕輔(フリー)

▼新生ヒダカヤ最後の戦い!?3WAYイリミネーションマッチ 30分1本勝負
○日高郁人(ショーンキャプチャー)
11分43秒 石見銀山→エビ固め
●宮本裕向
※日高郁人が日高郁人を防衛。

<1人目>
○日高郁人(ショーンキャプチャー)
9分36秒 ソラリーナ
●阿部史典(BASARA)

▼YANAGAWAデビュー十周年記念&神楽凱旋記念試合 Los Inmortalesvsピンクタイガーモンスター軍ネオ 30分1本勝負
[Los Inmortales]○YANAGAWA/神楽
12分1秒 GRS→片エビ固め
[ピンクタイガーモンスター軍ネオ]●K666/寧々∞D.a.i

▼ラム会長軍vs佐野女聖鬼軍 果てなき闘いシーズン2022ラストマッチ 時間無制限1本勝負
○ラム会長/葛西純(FREEDOMS)/ヤス・ウラノ(フリー)/先輩
14分1秒 ラムDDT→片エビ固め
●佐野直(フリー)/スペル・デルフィン(海鮮プロレス)/GENTARO(FREEDOMS)/唯我(バトスカフェ)/ガッツ石島(TTT)/見た目が邦彦(西口)

▼666認定きかんしゃ級選手権試合 時間無制限1本勝負
【王者組/Rebel&Enemy?】○尾崎妹加(フリー)/雪妃真矢(フリー)/山下りな(フリー)/バナナ会長
17分45秒 ラリアット→片エビ固め
【挑戦者組/Los Inmortales】●ONRYO/政岡純(フリー)/ジャンボリー・バーブリッジ/夏すみれ(フリー)
※妹加が初防衛に成功

19執念を迎えた666が初の後楽園ホール進出決定!ラム会長の助っ人に本物のウルトラセブンが登場!妹加らレネミー?がきかんしゃ級王座防衛!艶尻creepyが復活!

第1試合


 木下とKenの対面でゴングが鳴ると、リストの取り合いからヘッドロックの奪い合いを経てクリーンブレイク。両者タッチ。

 瀧澤とRyuの対面となり、瀧澤がロープワークで翻弄しつつショルダータックルで倒していくが、Kenがアシストに入り、「F●ck!」と叫んで放つHELLBROSのサンドイッチドロップキックのダブ連携。代わるKenがコーナーに押し込んで串刺し攻撃を狙うが、かわした瀧澤が逆水平チョップを叩き込み木下にタッチ。
 木下は高速ブレーンバスターからフロントネックロックに捕らえつつ瀧澤にタッチ。
 瀧澤はコーナーでの振り子式ドロップキック&ブロンコバスター&串刺しドロップキックを放ち、木下にタッチ。
木下は瀧澤とともにトレイン攻撃。さらに木下のスイングDDTから瀧澤とのサンドイッチ式ビッグブート。さらにドロップキックで追撃し瀧澤にタッチ。
 瀧澤は逆片エビ固めで痛めつけてからエルボー合戦を仕掛けるが、Kenが気迫のワンツーエルボー連打からくるくるエルボーを見舞ってRyuにタッチ。
 Ryuはマンハッタンドロップからのスライディングキックを見舞い、インプラントDDTを狙うが、瀧澤が振り払ってドロップキックを叩き込んで木下にタッチ。

 木下はフィッシャーマンズ・スープレックス・ホールドを狙うが、Ryuが暴れて脱出。木下が追撃を狙ったところへタッチを受けたKenがジャンピングニーを叩き込み、RyuがインプラントDDT。Kenもブレイクダンス式ドロップキックからブレイクダンス式ギロチンドロップ。さらにRyuがトラースキックを発射も、これがKenに誤爆。木下は一瞬の隙を見逃さず、Kenをレッグクラッチホールドで固めて3カウントを奪った。

第2試合


 光珠と児玉の“艶尻creepy”が破局して以降、影に向かいて影を斬り光に向かいて光を斬りそうな“健康特化コウライジューズ”が誕生して半年と少しが経過。
しかし、コスチュームまで新調して光珠とのタッグに愛を注ぐ小仲と、光珠の尻への未練を捨てきれない児玉の思惑が交差し、光珠の尻の穴を中心とした人間ドラマが展開されていた。

 小仲とダイナスティの対面でゴングが鳴ると、堅実にリストロックで固めていく小仲に対しダイナスティは側転など軽やかなムーブで対抗。ロープに飛んだ小仲が座禅式ジャンピングバックエルボーを見舞い、光珠とともにロープに振ってダブルバックエルボーから2人で並んでスーパーマンプッシュアップから電光石火なポーズ。しかし、ポーズの時間が長すぎてダイナスティ&児玉に小仲が捕まってしまい、青コーナーでロスインモの面々から袋叩きにあう。

 ダイナスティ&児玉は軽快にタッチを回しつつ、児玉のナックル&チンロック、ダイナスティのギロチンドロップ、児玉のセントーン・アトミコと連撃。児玉がロープへ振ろうとするが、小仲が振り返すと見せかけて河津掛けで叩きつけて光珠にタッチ。

 光珠と児玉のエルボー合戦が展開され、打ち勝った光珠が児玉のタックルをリープフロッグでかわしてミサイルキック。さらにハリケーンドライバーを狙うが、児玉が着地しロープに飛んで回転エビ固め。光珠が倒れず耐えたため、タイツが引きずり下ろされ光珠の美生尻が露出。

 児玉は光珠をコーナーに上げて攻撃を狙うが、光珠の生尻の魅力には抗うことが出来ず、獣欲に満ちた表情で手をワキワキとさせて尻を掴みに行くが、そんな児玉にブチ切れたダイナスティがカットし、強引にタッチを受ける。

 ダイナスティは光珠の尻を丸出しにした上でリングに転がし、敢えて児玉の前で光珠の尻にトドメを刺そうとするが、ついに自分のキモチに正直になれた児玉が身を挺して光珠の尻をかばう。ダイナスティが児玉に決別の張り手を叩き込むと、その隙に光珠が小仲にタッチ。小仲がダイナスティにスワンダイブ式ブレーンチョップを叩き込む。

 小仲はダイナスティをコーナーに振っていくが、ダイナスティはかわして串刺しジャンピングエルボーからサッカーボールキック、ダイビングエルボードロップと連撃。

 さらにダイナスティがコーナーに上っていくが、小仲がヴィーナスの連打から座禅式アイコノクラズム。ロープに飛んだダイナスティを座禅式ルー・テーズ・プレスで圧殺。

 小仲は座禅式アサイDDTを狙うが、これをダイナスティが振り払い、エプロンからYANAGAWAが無秩序無差別級のベルトをダイナスティにトス。ダイナスティがベルトで小仲の頭をぶん殴ってKOし、ゆうゆうと体固めで3カウントを奪った。

ダイナスティ「小仲=ペールワン、Los Inmortalesがチャンピオンから3カウント獲ったら、要求することは分かるよな?俺がさっき殴ったあのベルトをかけて、1月8日!シングルマッチ、お願いしますよぉ~?イヤとは言わせねえからな。絶対やるぞ!あぁ、言い忘れてた。確かタイトルが、無秩序無差別級だったよな?ということは、ルールなんてねぇってことだよ。反則裁定なしのノーDQマッチでタイトル戦、頼むぜ?それから、ケツばっか見てる児玉!お前役立たずだよ。クビだクビ!とっとと帰れこの野郎ッ!」

(※ダイナスティらロスインモが去っていき、小仲、光珠、児玉が残される)

光珠「小仲さん、1月8日、やるんすか?やるんすよね。応援しますんで、絶対勝ってください。みんなで一緒に小仲さんの応援、よろしくお願いします!応援します、小仲さん。でも……1年コウライジューズやってきて、まあ、みなさんもそうでしょうけど、なんか、なんかしっくりは来てないッス。入場曲とか、なんか、タッグの雰囲気とかTwitter使ったり、一緒に考えてやりましたけど……しっくりは来てないッス。ただ!応援はしてます!あと……やっぱり、あの人の、視線。あの、指先……。僕は……いや、僕の身体は……児玉さん!貴方を求めているかも知れません。児玉さん!もう1度、僕と……(※生尻を出して児玉に向ける)よろしくお願いします!」

 児玉が泣きそうな顔になりながら光珠の尻に抱きついて顔をうずめ、光珠も尻にポッカリ空いた穴が埋まった喜びを噛みしめる。2人は握手と抱擁を交わし、“艶尻creepy”を復活させて仲良く退場。
 この様子を見ていたMEN'Sテイオーは「仕事って大変だなぁ~……」と感想を漏らした。

第3試合


 自分の心の中にある日高郁人像をそれぞれが自由に表現する集団“新生ヒダカヤ”。約2年の活動の中で本物の日高郁人が降臨し、本物vs偽物など数多の抗争を経て1つになった新生ヒダカヤだったが、日高郁人になりたいと願う偽物の想いは本物の日高郁人が持つ日高郁人たる矜持を凌駕。日高郁人が日高郁人たる日高郁人としてのアイデンティティをかけ、日高郁人と日高郁人と日高郁人の3つの魂が激突。敗れた者は今後金輪際日高郁人を名乗れなくなるという完全決着ルールで新生ヒダカヤ解散マッチが行われた。

 3人はRED ZONEに合わせて同時に入場するも、争い合いながらポーズを決めていく。
 立会人の遠藤マメによって「宣誓、この試合は株式会社ショーンキャプチャーが認定する真の日高郁人を決定する試合であることをここに宣言する。2022年12月10日、新生ヒダカヤ最後の戦い立会人・遠藤マメ」とおごそかな認定宣言。日高が「(株式会社ショーンキャプチャーは)認定してないよ?!」とツッコミを入れる。

 試合が始まると、3人が輪になる中で阿部が日高&裕向を2人まとめてカニバサミで倒してグラウンドに持ち込み、数珠つなぎ式のヘッドロック、スリーパーホールド、さらに手4つで組み合いながらのローキックの打ち合い、アームドラッグの応酬が展開しクリーンブレイク。本部席に座っていたマメが「スゲェ試合だぁ……」と艶っぽい声で感想を漏らす。

 裕向&阿部のダブルのショルダータックルから裕向がロープに飛び、ドロップダウンした日高を裕向が側転で飛び越える。その先で待ち構えていた阿部が裕向をキャッチし腰投げ。ロープに飛ぶも日高&裕向がダブルのヒップトスで迎撃。場外に逃れた阿部へ追撃を狙う日高だったが、阿部が足を引いて落とす。そこへ場外飛びのフェイントをかけた裕向がアイル・ビー・バックでリングに戻り、ショーンキャプチャーポーズで挑発。阿部はリングに戻ると見せかけて場外に戻る逆ショーンキャプチャーで挑発。

 阿部がリングに戻ると、裕向がコーナーに振ってロープに足をかけてのドラゴンスクリューを見舞い、「お待たせしました!行くぜ!ショーンキャプチャー!」と叫んで飛びつくも阿部が徒歩で回避したため自爆。

阿部が日高をコーナーに振ってロープに足をかけてのドラゴンスクリューを見舞い、「日高郁人が決めるぜ!ショーンキャプチャー!」と叫んで飛びつくも日高が徒歩で回避したため自爆。MEN'Sテイオーから「日高までそれやったらマズいだろ(笑)」とツッコミが入る。

 日高が裕向をコーナーに振ってロープに足をかけてのドラゴンスクリューを見舞い、「本物の切れ味見せてやるぜ!ショーンキャプチャー!」と叫んで飛びつくも裕向がキャッチして投げっぱなしジャーマン・スープレックス。MEN'Sテイオーから「日高、ダメだよぉ、それ食らっちゃあ!プライドは無いのかぁ?!我々の仲間だった船木勝一の技がこんな形で使われているとは……」とツッコミが入る。

 裕向と阿部がナックルで打ち合っていき、ふっ飛ばされた阿部がショーンキャプチャーで帰還してチョップ。ふっ飛ばされた裕向がショーンキャプチャーで帰還してバックエルボー。ふっ飛ばされた阿部が帰還してチョップ。ふっ飛ばされた裕向がショーンキャプチャーで帰還してチョップ。ふっ飛ばされた阿部がショーンキャプチャーで帰還して乳首にソフトタッチ。ふっ飛ばされた裕向がショーンキャプチャーで帰還してガットショット。2人同時にロープに飛んでショーンキャプチャーで帰還するかと思いきや、阿部は動かず待ち構えてショーンキャプチャーで帰還した裕向に伊良部パンチ。

 阿部は日高をリングに放り込み、「これで終わりだ!これで日高を殺します。俺が日高になります。行くぞ!石見銀山ッ!」と叫んで石見銀山を狙うが、日高があっさりブレーンバスターで反撃。この様子を見てテンションがガンギまったマメがリングに飛び込んできて「石見銀山っ♪石見銀山っ♪」とショーンキャプチャー音頭を踊ってから本部席へと帰っていく。

 日高は阿部をコーナーに振ってシュリケンを発射も阿部が回避。阿部が裕向にシュリケンを発射も裕向が回避。裕向が日高にシュリケンを発射も日高が回避。日高が阿部にシュリケンをヒットさせ、裕向のシュリケンを阿部に当てた上で2人の足を束ねてドラゴンスクリュー。日高は「2人まとめて!ショーンキャプチャー!」と叫んで飛びつき、2人の足を同時にひねり上げるが、裕向&阿部が協力してロープへ。

 日高は阿部に左右のローキックから野良犬ハイキック。ロープへ飛ぶが、阿部がドロップキックでカウンター。阿部は「俺がァ!俺がァ!俺が日高ァ!ミスティフリーップ!」と叫んでコーナーを駆け上がろうとするが、日高が振り払ってソラリーナで押さえ込み3カウント。脱落した阿部は「日高郁人になりだがっだぁ!日高郁人になりだがっだぁ~~っ!」と号泣。

 裕向は日高に左右のローキック連打から野良犬ハイキックを発射も、これを回避した日高がソラリーナ。これをキックアウトした裕向が野良犬ハイキックを叩き込みイグチボム。さらに「行くぜ!石見銀山ッ!」と前回日高を破った石見銀山を狙っていくが、日高がブレーンバスターで切り返す。


 日高と裕向がナックルを打ち合い、裕向の野良犬ハイキックをキャッチした日高が振り払ってトラースキック。さらにミスティフリップから石見銀山で突き刺して3カウントを奪った。

日高「勝ったぞォ~!666の日高郁人は俺だぁ~~っ!」
テイオー「弱い。今のマイクは弱いなあ~。ちょっと弱いんじゃないかなあ~」
マメ「お客さん!2年間、新生ヒダカヤを応援してくれて、あぁ~りがとよ!ばんっ!(※マイクを叩きつける擬音を口で言いながらマイクをそっと置く)」

 大仁田興行のエンディングのように『優しくなりたい』が流れる中、4人で健闘を称え合って手を掲げ上げ、新生ヒダカヤはキレイに終りを迎えた。

第4試合


 YANAGAWAの10執念記念試合でもあり、神楽の凱旋帰国試合でもあるこの試合。
 YANAGAWAはMEN'Sテイオー&須山浩継氏から10年間の成長ぶりを高く評価される一方、神楽はド派手な金ピカコスチュームをK666&寧々にゲラゲラ笑われ怒りの奇襲。場外乱闘となるなか、YANAGAWAが「気持ちは分かるけど!」と一定の理解を示しながらK666を殴りつける。

 リング上では神楽と寧々の華麗なルチャムーブの応酬が展開され、トリッキーなロープワークから変則的なアームドラッグを見せる神楽に対し、寧々はティヘラで対抗。
 K666とYANAGAWAの対面となると、エルボー合戦を制したYANAGAWAがドロップキック。さらにビッグブートを放つもK666がキャッチして残る足を水面蹴りで払い、エルボードロップからサッカーボールキック。寧々にタッチ。

 寧々はボディスラムからサンセットフリップ。さらにK666と2人でローキックのサンドイッチからダブルのドロップキック。寧々はフィッシャーマンズ・スープレックスを狙うが、耐えたYANAGAWAがバックドロップで叩きつけ、神楽にタッチ。

 神楽が出てくると、K666&寧々が2人がかりで向かっていくが、神楽はひらりひらりとかわしながら2人を場外に叩き出し、コーナーからトップロープに飛び移ってから飛んでいくケブラーダという超高難度技を披露。神楽は寧々をリングに放り込み、クルスフィックス、串刺しゼロ戦キック、トップロープに正座する形で着地してから放つスワンダイブ式ファイヤークラッカープレスと連撃。さらにコーナーに振っていくが、寧々がティヘラで迎撃しK666にタッチ。


 K666は神楽をロープに振ってドロップキック。さらに串刺しジャンピングニーからコーナーに上って変身。ライダーキックを突き刺し、ファルコンアローで叩きつけてコーナー下にセット。そこへ寧々がフロッグスプラッシュを投下し、K666がシックスクラッチ。万事休すかと思われたが、ダイナスティが飛び込んできてカットし、旋風脚。その隙に神楽はYANAGAWAにタッチ。

 YANAGAWAは低空ドロップキックを叩き込み、神楽とともに足をドラゴンスクリューのように絡め取りながらの変形合体フラップジャック。YANAGAWAはGRSを狙うが、K666がコードブレイカーで迎撃。

 K666は忍に捧げるセックスボンバーを宣言も、YANAGAWAが回避。そこへすかさず寧々がトラースキックを突き刺し、2人でのサンドイッチ式セックスボンバーからK666がセックスボンバー。さらに寧々のドラゴンスリーパーにK666がダイビングフットスタンプを合わせる合体攻撃を狙うが、神楽がK666の足を引いて妨害。YANAGAWAがK666を雪崩式ブレーンバスターで叩きつけ、ライトニングスパイラルを狙うもK666がランヒェイで反撃。

 K666がYANAGAWAをファイヤーマンズキャリーで担ぎ上げるが、YANAGAWAが暴れて着地。すかさず神楽がK666の急所を蹴り上げて隙を作ると、YANAGAWAがライトニングスパイラルからGRSを叩き込んで3カウントを奪った。

YANAGAWA「10執念を迎えました。ありがとうございます!この勢いで言わせてもらいます。来年3月21日、王子BASEMENT MON☆STARで自主興行を致します!皆さん必ず見に来てくださいね!今日は本当にありがとうございました!」

第5試合


 12月4日の666の大阪大会ではラム会長の助っ人として登場することがおなじみになっていたスペル・デルフィンがまさかの裏切りを見せ、佐野女聖鬼に寝返ってしまった。そのせいでGENTAROに敗れたラム会長は、「本物のウルトラマンを連れてきてやる!」と啖呵を切り、この日の最終決着戦へと臨んだ。

 ラム会長と佐野の対面でゴングが鳴ると、2人はじりじりと距離を詰めつつ握手。そのまま両者タッチ。


 ヤスとデルフィンの対面となると、デルフィンがドロップキックで先制し、いきなりの大阪臨海アッパー。さらにスイングDDTからデルフィンクラッチと必殺技フルコースも先輩がヤクザキックでカット。

 ここで見た目がマイクを取り、「ショートコントぉ~、寝かしつけ。おぉ、子供ぉ~、眠れないか。じゃあパパがね、桃太郎が鬼ヶ島に行って鬼退治する話してあげるよ。いっぱいゆっちゃったぁ~!どうもありがとうございましたぁ~♪」とキレッキレのすべり芸。
ヤスがいつものようにランニングスリーを御見舞しようとすると見た目ががガッチリとロープに捕まって本気で嫌がる。すると佐野から「落ち着け、落ち着け。今のコントが本番だと思ったら大間違いだ。見た目がさん、本気のやつを見せてくれ」と助け舟を出しつつハードルを上げる。
 見た目がが「マジなやつ行きます。じゃんけんぽん!あいこノクラズム、CIMA選手の技~♪コーナーに乗せてぇ、えっとぉ、振ってぇ、そしてぇ、あのぉ~……」と会場の摩擦を根こそぎ奪うとヤスがビンタからランニングスリー。2発目を狙うが、なんとか着地した見た目ががドロップキックを見舞ってガッツへタッチ。

 ガッツはヤスにボディスラム。ヤスがチンクラッシャーを見舞ってロープに飛ぶが、ガッツがパワースラムで迎撃。ガッツが追撃を狙うが、ヤスが延髄斬りで反撃。両者タッチ。

 ラム会長とウルトラマン(※ウルトラマンのお面をかぶったGENTARO)の対面となると、ラム会長が呆れた様子でマイクを要求。
 ラム会長は「私、先週言ったよな?テメーみたいな偽物はもう今日を以て終わりだ。私は本物を連れてきたからな。本物、出てこ~い!」と“本物”を召喚。

 ラム会長に呼び込まれて出てきたのは、本物ではあるもののウルトラマンではなくミラクルマン。
 ミラクルマンが佐野女聖鬼を次々とカンチョー攻撃で撃破していくと、ラム会長は大喜び。

ラム会長「ありがとう!ウルトラマン!助けに来てくれてありがとう!」
佐野「あれ、ウルトラマンじゃなくてミラクルマンだぞ。別モンだぞ別モン」
ミラクルマン「ええがな!そんなんええがな!」
ラム会長「ウルトラマンじゃないの?!なに嘘ついてんの?!ウルトラマンって言ったじゃん!なにしに来たんだよ!テメー偽物じゃねーか!」

 これに怒ったミラクルマンはマスクを取って南条隼人となり、ラム会長に襲いかかるが、ラム会長がチョークスラムで一蹴。

 しかし、その隙を突いた佐野女聖鬼が総出でラム会長を取り囲み太鼓の乱れ打ち。唯我がラム会長をボディスラムで叩きつけてからロープに振るが、ラム会長はフライング・クロスボディで反撃。両者タッチ。

 葛西と見た目がの対面となると、見た目がが北斗百裂拳を発射も、あまりのダメージのなさに葛西が動揺。葛西は延髄斬りからリバースタイガードライバーで突き刺すが、見た目ががまさかのキックアウト。

 ならばと葛西はコーナーに上がり、パールハーバースプラッシュを狙っていつものようにゴーグルを装着。しかし、ゴーグルは唯我によってブラジャーにすり替えられており、唯我が「キャーッ!あれあたしのブラジャー!」と絶叫。葛西は動揺するあまり足を踏み外してコーナーに股間を強打して戦線離脱してしまう。

 ウルトラマンはヤスに上手投げ、先輩に巴投げ、ラム会長にはスペシウム光線を発射。ラム会長もエメリウム光線で対抗するも、パワー負けして吹き飛ばされてしまう。

佐野「いよいよ年貢の納め時だなあ?お前を助けてくれるやつは光の国には誰もいねえんだよ。参ったしろ!」
ラム会長「ひかりのくにからだれかたすけてぇ~」

 すると、花道から円谷プロに許可を得ている“本物”のウルトラセブンが登場。
 ウルトラセブンは女聖鬼軍を蹴散らしていき、デルフィンの大阪臨海アッパーをかわしてラリアット。さらにウルトラマンにX固めを見舞い、カットしてきた佐野をショルダースルーで放り捨てる。


 アシストを受けたラム会長が佐野にレインメーカーもまさかのカウント2。ならばとラム会長はラムDDT(※変形アサイDDT)で突き刺してカウント3を奪った。

ラム会長「本物のウルトラセブン!助けに来てくれてどーもありがとー!今日も豪華なゲストでお送り致したので、今日は今年最後ということで全員で記念撮影したいと思いま~す♪」

 ラム会長軍、佐野女聖鬼が仲良く記念撮影を行った後に佐野がマイクを取る。

佐野「今年1年色々ありましたけど、佐野軍とラム会長軍、2022年、この枠は誰も怪我人を出さずに終わりましたね。」
ラム会長「すごいよね。19年くらいこの抗争やってるんだよ。ギネス取れると思います」
佐野「いつまで続くかわからないけど、続けられる限りは続けていこうか」
ラム会長「佐野のレギュラーのオファーもかかってるわけだし」
佐野「出来るだけ続けていこう。いつまで続くか分からないけど。来年も出来たらね」
ラム会長「みなさんもなんだかんだ期待してるもんね」
葛西「来年もやろうぜェ~♪」
ラム会長「葛西さんが『来年もやろうぜ』ってすごいことだよねこれ!」
佐野「まあ、今年最後なんで、今日は仲良く帰ろう。1年ありがとう!」

(※佐野が握手を求め、ラム会長が笑顔で応じるが、佐野がその手を引き寄せてブレーンバスター)

ラム会長「くっそー!らいねんこそぜったいにたおしてやるぅ~!」

第6試合


 今回のきかんしゃ級王座戦は、因縁深いレネミー?軍とロスインモ軍の8人タッグ形式で実施。
 ベルトを持って記念撮影を行っていたレネミー?軍をロスインモが奇襲。乱闘となる中、リング上では妹加とONRYOがショルダータックルでぶつかり合い、妹加がパワー勝ち。

 続けて山下と政岡の対面となり。両者エルボーでゴツゴツと打ち合っていくが、“令和のDV男”の名をほしいままにする政岡が山下の髪をつかんで引き倒し、山下の玉砕もキャッチして手にフットスタンプを見舞う。さらにボディスラムを狙うが、山下がボディスラムで投げ返し両者タッチ。

 雪妃と夏の対面となると、夏がバラムチで殴りかかるも雪妃が回避してビッグブート。さらにスライディングキックを発射も夏が回避してビッグブートを発射。これを回避した雪妃がミドルキックを叩き込んでロープに飛ぶが、セコンドからムチを受け取った夏が強烈なムチ攻撃。リーにタッチ。

 リーは雪妃にキャメルクラッチをかけながらマッスルポーズ。ONRYOにタッチ。

 ONRYOは政岡とともに雪妃をロープに振ってダブルチョップ。さらにトレイン攻撃を狙うが、これをかわした雪妃がONRYOの顔面にスライディングキックを見舞ってバナナ会長にタッチ。

 バナナ会長はタイツに手を突っ込んで「ドーン!」と股間を隆起させつつレネミーの面々とトレイン攻撃を見舞い、妹加がバナナ会長をアトミックホイップの形でONRYOに投げ落とす合体攻撃。
 バナナ会長が「ドーン!」と股間を隆起させてからロープに飛ぶが、場外から政岡が足を引き倒して妨害し、そのままタッチを受ける。

 政岡はバナナ会長へフットスタンプを連打し、顔面をかきむしりながらリーにタッチ。リーがバナナ会長の顔面をロープに押し付け、政岡が隣で寝そべって観衆へ写真撮影を要求。

 リーはバナナ会長にピープルズ・エルボーから夏にタッチ。

 夏はバナナ会長をムチで引っ叩いてからコーナーに叩きつけ、ブロンコバスターを見舞って腰を振るが、バナナ会長はそのまま股間に顔を埋めながら押し倒してドリルクンニ。これにガチ目にキレた夏がフロントネックロックで本当に絞め落とそうとするが、なんとか理性を取り戻してONRYOにタッチ。

 ONRYOはチンロックで痛めつけてからリーにタッチ。
 リーは串刺しニーリフト連打から串刺しラリアットを狙うが、ブートで止めたバナナ会長がフェイスクラッシャーで叩きつけ、山下にタッチ。

 山下は妹加とともにロスインモの面々を次々とダブルのショルダータックルでふっ飛ばしていき、リーをコーナーに振ろうとするが振り返したリーが串刺しラリアットからブレーンバスターの体勢。

 これを着地した山下がリーの股間に玉砕。しかし、ジャンボなリーのバーがブリッジしてしまい、山下が吹き飛ばされる。山下はなんとかマンハッタンドロップからショルダータックルを見舞って雪妃にタッチ。

 雪妃はコーナーからダイビング・クロスボディを発射するが、これをキャッチしたリーがそのままブロックバスター。政岡にタッチ。

 雪妃と政岡がエルボー合戦を展開し、雪妃がコンビネーションキックを見舞って優勢となると政岡が雪妃の鼻を摘み上げるDV。怒った雪妃が振り払ってロープへの串刺しランニングニーを見舞い、ミサイルキックからジャンピングニーを狙うが、政岡が回避してフェイントを交えながらのトラースキックをヒットさせ、脳天に踵落とし。さらにお気に入りの“清掃中”ボードを凶器として持ち込むが、雪妃がボードごとドロップキックでふっ飛ばして両者タッチへ。

 再びバナナ会長と夏の対面となると、バナナ会長が自らズラを外して千賀となってコーナー下に座り、「来いよ!」と再びブロンコバスターを要求。夏は汚物を見るかのような冷たい目で千賀を見下ろし、顔面に強烈なビンタ。さらにランニングネックブリーカードロップからキューティースペシャル。千賀の延髄斬りを受けても倒れず耐え、ダブルアームDDT。両者タッチ。

 妹加とONRYOがラリアットで正面からぶつかり合い、投げようとする妹加をONRYOがブレーンバスター。ロスインモの4人で妹加にサンドイッチキックを決め、怨霊ドライバーを狙うが妹加が逆にブレーンバスター。

 妹加はONRYOをアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げるが夏&政岡がカットを試みる。千賀&山下が2人を排除し、雪妃がコーナー上へ。妹加のアルゼンチン・バックブリーカー+雪妃のダイビングニードロップの合体攻撃が炸裂するもリーがカット。


 ONRYOはサクマ式ドロップの缶を持ち出して妹加に殴りかかるも、これがリーに誤爆。
 そこへすかさずラム会長がエプロンから怨霊へエクトプラズムを発射し、視界を失ったONRYOへ妹加が強烈なラリアットを叩き込んで3カウントを奪った。

エンディング


 レネミー?の面々はベルトの中で連結して電車ごっこをしながら王座防衛を喜び合い、妹加がマイクを取る。

妹加「見たかァ~~ッ!大阪から続き、制したのは妹加だぁ~~っ!年内、666本戦最終戦、無事に初防衛戦勝利できてすごい嬉しいです!皆さん声援送ってくださってありがとうございます!来年もまだまだ666、このきかんしゃ級のベルトを盛り上げたいので、誰でもいいので、挑戦者、出てこいよ!待ってます!出てこいやァ!(笑)それでは、本日参戦してくださった選手、リングに上ってください!」
ラム会長「それ、アイスリボンの流れです(笑)」
妹加「あれれっ?!やらないんですか?そーなんですね。アイスしか知らな……じゃ、メインで勝った人と、4人で……(※毒美代表が全員での記念撮影にGOサイン)今日参戦した選手、出てこいやぁ!(笑)せっかくなんでね、最後なんで」

(※全員での記念撮影)

妹加「じゃあ、みんな輪になってください!」
ラム会長「それ、アイスリボン(笑)」
妹加「(※歓声を受けて)おっ!やって欲しいとの声が(笑)皆さん、お客さんの方を向いて輪になってください!それでは、私が『プロレスで不謹慎』と言ったら、『666~!』でお願いします!プロレスで不謹慎!666ぅ~♪ありがとうございましたぁ~!」

 大会終了後、大会2日前に毒美代表から予告されていた“大切なお知らせ”が会場スクリーンに映し出される。
しっとりとしたBGMが流れる中で666の歴史を振り返るとともに「今までありがとう、666の感染者たち」とメッセージが流れ、悲しいお知らせかと思われたが、その直後には2023年8月2日に666史上初の後楽園ホール大会の実施が発表。会場が歓喜の声に包まれる中で大会はハッピーエンドを迎えた。

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