忍が東京から離れる事を電撃発表!ILNP王者の竹田光珠にニチョプロプロデューサーを継承!
9日、新宿FACEにて新宿二丁目プロレス(以下ニチョプロ)『ミックスデー~歌舞伎町出張コース、バリウケリバ何でもかかってこいや!~』が開催。メインイベントでは竹田光珠の持つILNP王座に木下亨平が挑戦した。
この日はニチョプロに加えて『YOUNGプロレスわっしょい!~666選手プロデュース大会~』・『666vol.102~2021暗黒開幕戦~』の3興行が同会場で行われ、3興行目となったこの興行では通常のプロレスの試合に加えて新宿二丁目を盛り上げるパフォーマーによるショーが開催された。
2008年に旗揚げされたニチョプロは普段は新宿二丁目で開催されているうえにマットでの試合になるため、いつもより大きな箱でリングがある大会に選手たちも観客も新鮮な気持ちで楽しんでいる様子。メインで行われるILNP王座は初代王者に柴田正人が君臨し、その後ダイスケ、竹田誠志、竹田光珠と王座が移り現在に至る。
光珠は木下の高速延髄斬りやエルボーに押されるが、カウンターのハリケーンドライバーで互角に戻すと激しい打撃戦へ。木下のぶっこ抜きジャーマンスーレックスホールドを返した光珠がラグビー仕込みのスピアーを繰り出すと、最後はジャーマンスープレックス2連発で3カウントを奪った。
勝利した光珠へ忍が「皆さんにご報告が一つあります。実は私、1月いっぱいで東京から離れます。プロレスは辞めないです。新しい夢ができてこの東京から離れます。そうすると二丁目プロレスの指揮を取る人間がいなくなる。そこで、チャンピオンの光珠、お前を新宿二丁目プロレスの二代目プロデューサーに任命する」と宣言。
だが忍は続けて「光珠はプロレスはここ何年かですごい成長した、でも光珠が二丁目プロレスを引っ張れるとは俺も思ってない。俺は25の時から15年やってんだ。光珠さんを見て、ニ丁目プロレスを見てプロレスやりたいって入ってくる奴いるかもしんねー。だから責任を持ってくれ。レスラーとしては成長した、人間としてまだお前が成長したと思っていない。人間としても成長してくれ」と辛辣ながら愛のある言葉をかける。
これを聞いた光珠は「やってやるよ!もうすぐわたし30になります。忍さん25のときやったんすか?やってやるよ。今この、忍さんたちが創り上げた二丁目プロレス。我々でやってやろうじゃんそして、忍さんより、良いレスラーになりますよ」と答え、忍とハイタッチしプロデューサーを引き継いだ。