【試合詳細】10・10 新日本プロレス両国国技館大会 【IWGP世界ヘビー級】ジェイ・ホワイトvsタマ・トンガ 【KOPW】鷹木信悟vsエル・ファンタズモ オカダ・カズチカvsJONAH 石森太二vsマスター・ワト

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『超実力派宣言』
日程:2022年10月10日(月・祝)
開始:17:00
会場:東京都・両国国技館
観衆:4,059人

▼成田蓮凱旋帰国試合 6人タッグマッチ 20分1本勝負
○成田蓮/ロビー・イーグルス/デビッド・フィンレー
7分28秒 成田スペシャル4号
[鈴木軍]エル・デスペラード/金丸義信/●DOUKI

▼タッグマッチ 20分1本勝負
[鈴木軍/DANGEROUS TEKKERS]○ザック・セイバーJr./タイチ
9分58秒 ヨーロピアンクラッチ
[TMDK]シェイン・ヘイスト/●バッド・デュート・ティト

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
棚橋弘至/ヒクレオ/○田口隆祐
7分14秒 体固め
[BULLET CLUB/HOUSE OF TORTURE]“キング・オブ・ダークネス”EVIL/高橋裕二郎/●SHO

▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
[CHAOS/毘沙門]後藤洋央紀/●YOSHI-HASHI
10分9秒 ツアー・オブ・ジ・アイランド→片エビ固め
[UNITED EMPIRE]○ジェフ・コブ/グレート-O-カーン

▼8人タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]内藤哲也/SANADA/高橋ヒロム/○BUSHI
8分7秒 エムエックス→エビ固め
[UNITED EMPIRE]ウィル・オスプレイ/アーロン・ヘナーレ/TJP/●フランシスコ・アキラ

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
○マスター・ワト
14分40秒 レシエントメンテ
[BULLET CLUB]●石森太二

▼『KOPW 2022』争奪戦 Who's Your Daddy Match 60分1本勝負
【KOPW保持者/L.I.J】○鷹木信悟
16分1秒  グラウンド卍固め
【挑戦者/BULLET CLUB】●エル・ファンタズモ
※鷹木がKOPWを防衛。鷹木がダディとなる。

▼スペシャルシングルマッチ 60分1本勝負
[CHAOS]○オカダ・カズチカ
19分53秒 レインメーカー→片エビ固め
[TMDK]●JONAH

▼IWGP世界ヘビー級選手権試合 60分1本勝負
【王者/BULLET CLUB】○ジェイ・ホワイト
31分7秒 ブレードランナー→片エビ固め
【挑戦者】●タマ・トンガ
※ジェイが2度目の防衛に成功。

ジェイがタマとの因縁戦に勝利し感謝の言葉!猪木さんの追悼セレモニーで涙のオカダがジェイへ啖呵!鷹木がダディとなりKOPW防衛!新日本が新たなシングル王座創設を発表!

アントニオ猪木さん追悼セレモニー


 田中ケロリングアナがリングに上がり、アントニオ猪木さんへの追悼セレモニー開始を宣言。
 リング周辺に選手・OBを含む関係者たちがずらりと並び、リング上では坂口征二さんが猪木さんの写真を持つ中で追悼の10カウントゴングが打ち鳴らされた。

<バックステージコメント>
オカダ・カズチカ
──訃報を聞いた時はどういう気持ちで?
「まぁ……(※涙声で言葉に詰まりながら)何すかね……悔しかったっすかね。こうやって、猪木さんの入場今日を聞いて、『来てほしかったな』って思いもありますし。(訃報は)朝起きてのニュースだったんで、ビックリはしましたけど。ビックリしたのが一番最初ですね」

──ビックリした中でも、真っ先に思い出されたことは?
「『バカヤロー!』ってのが最初ですかね。(新日本の会場に)見に来てくれよっていう……(※涙声で)思いがあったんで……(※泣きながら)いや俺そんな悲しいと思ってなかったけど……悔しいっすね、やっぱり」

──生前、雑誌での対談などもありましたが、その中で印象に残った言葉は?
「そんな印象に残るぐらい話してもいなかったですし、まだまだいろんな話をしたかったなっていうのが本音ですかね。いろいろ聞きたかったことがありましたからね」

──2年前から猪木さんの名前を出して、会場に来てほしいという話もしていましたが、それが叶わなかったのが悔しい?
「やっぱ猪木さんらしいと言えば猪木さんらしいと思います。『バカヤロー、俺は行かねえよ』って言ってるのかなとも思いますし、もしかしたら新日本プロレスの戦いがもっともっと響いていれば来てくれてたかもしれないですし、そこは分からないですけど、向こうで見てくれていると思うんで、しっかりと僕たちの戦いで、もう一度猪木さんが『行っとけばよかったな』と思うような熱い戦いを見せたいと思います」

──来年の1月4日、東京ドーム大会が追悼大会ということになりましたが。
「追悼大会ですけれども、しっかりとね、追悼のできる熱い大会をね。僕はもうベルト挑戦が決まってますんで、そういう熱い戦いを、猪木さんの名に恥じない戦いをして追悼できたらいいなと思います」

──メインイベントを自分の勝利で飾って、猪木さんに捧げてという思いがありますか?
「まあ……(笑)猪木さんに捧げるというほどではないかもしれないですけども、しっかりとね、会場には来られなかったかもしれないですけど、向こうで見てくれていると思って、しっかりと熱い戦いをしたいと思います」

第1試合


 成田とデスペラードの対面でゴングが鳴ると、成田が鋭いキックを放って牽制。ロックアップで組み合い、成田があっという間に押し込んで胸板にチョップ。2人はチョップの打ち合いを展開し、成田が打ち勝ってショルダータックル。さらにエルボー連打からロープに走りが、場外から金丸が足を引いて妨害し全員入り乱れての場外戦へ。
 金丸が成田をリングに放り込み、デスペラードがニークラッシャーからのドラゴンスクリュー。金丸にタッチ。
 デスペラードのニークラッシャーに金丸が低空ドロップキックを合わせるコンビネーションから金丸が足4の字固め。さらにニークラッシャーで追い打ちしてDOUKIにタッチ。
 DOUKIは「終わりか?どうした!」と挑発しながらヒザを踏みつけ、起き上がった成田のヒザに低空ドロップキックを見舞ってデスペラードにタッチ。
 デスペラードは頭部へのナックルからロープに振ろうとするが、成田が振り返してショルダースルー。タッチを求める成田を金丸&DOUKIが妨害。
 金丸、DOUKIがタッチを回しながら成田にレッグスプレッドを見舞っていき、DOUKIがロープに跳ぶと成田がフライングニールキックで迎撃。鈴木軍が再びタッチを求める成田を妨害にかかるが、ロビーがスワンダイブ式ミサイルキック、フィンレーがフライングエルボースマッシュを見舞ってカットし金丸&デスペラードへ交互に串刺しラリアット。フィンレーがデスペラードをバックドロップで叩きつけ、その上にロビーが金丸をターボバックパックで投げ落とす。そしてDOUKIを2人でフラップジャックで叩きつけ、金丸&デスペラードにドロップキックの編隊飛行。場外に逃れた2人へフィンレーがプランチャ、ロビーがトペ・コンヒーロで追撃。
 成田がDOUKIに串刺しバックエルボーからブレーンバスター、ハーフハッチ・スープレックス・ホールド。さらにフロントスープレックスを狙うもDOUKIが土遁の術で切り返す。DOUKIはスープレックス・デ・ラ・ルナを狙うが、成田が暴れて脱出。DOUKIは地獄突きからロープに飛ぶが、成田は成田スペシャル4号(※カウンターで放つフロントスープレックスホールド)で3カウントを奪った。

成田「おい!俺はな、こんなやり方に納得はしてねえからな!俺が新日本プロレスを変えるんだ!よく見とけ!」

<試合後コメント>
ロビー・イーグルス
「(※日本語で)ヒサシブリ! そんなに久しぶりでもないか? 俺には永遠に感じられるぐらいの長さだったんだよ。でも戻ってきた! どこにって? (※インタビューバックのロゴを指して)ここ! 新日本プロレスだよ! もちろん、相変わらずプロレスはやってたよ。しかしここに戻ってきて飛んでみせて、オープニングマッチにちょっとエモいところを足してあげられたかな? 俺はメキシコに行ってCMLLでも戦ったし、フィリピン人とも戦ったし、今はオーストラリアでのツアー中なんだよ。シドニー、キャンベラなど、オーストラリアのさまざまなところで試合をしてる。この大会が終わったら、またオーストラリアに戻るんだ。『コロシアム2022』でも優勝したんだよ。分かってる? 知らないんだったらググってみてくれ。鈴木軍、俺の強さはよく分かってるよな? 楽しみだなぁ。『WORLD TAG LEAGUE』と『SUPER Jr TAG LEAGUE』を同時にやるシリーズが待ち構えてるけど、俺は新しいパートナーと組むべきか、今までのパートナーで行くべきか、みんなどう思う? まぁ、お楽しみに!」

成田蓮
「約3年に及ぶLA DOJOでの修行も、今日で終わりです。だがしかし、さっき言ったように、俺は納得してねぇよ。会社がどう俺を使おうか分かんねぇけど、俺は少なくとも、怒ってる(※と、立ち去ろうとする)」

──これから見据えるもの、目標は?
「それは試合で見せるんで(※立ち去る)」

エル・デスペラード
「痛え、痛え、クソッ! フィンレーのクソバカタレ! てめえ、覚えとけよ。オイ、誰も見てねえところで人の中指ばっかり折りやがって! てめえがヘビーだとかジュニアだとか関係ねえぞ。1回は1回だ。それと成田。コピーなのか、ちゃんとしたオリジナルとしての成田蓮なのか、まだ分かんねえな。楽しみだ」

第2試合


 タイチは両国国技館に飾られた歴代名力士たちの写真をしげしげと眺め、蹲踞の姿勢を取る中でゴング。
 先発で出てきたティトは大胸筋をピクピクと震わせてタイチに勝負を挑み、タイチは拍手でティトの肉体を称える。ティトはショルダータックルでぶつかっていくがタイチは倒れず耐えて大胸筋をピクピク。ティトがショルダータックルでなぎ倒せばタイチもフロントハイキックで反撃。両者タッチ。
 ザックとシェインの対面となると、バックの取り合いからグラウンドで腕・足・首と取り合う目まぐるしい関節の取り合いを展開。シェインの後頭部への低空ドロップキック、ザックのミドルキックを互いにかわし合い距離を取ってクリーンブレイク。シェインが離れ際にティトにタッチ。
 シェインがザックを投げ渡し、キャッチしたティトがそのまま旋回させてブルーサンダー。ティトはチョップ、エルボーと連打してコーナーに押し込みシェインにタッチ。
 シェインがロープ際に首投げでセットしスライディングキック。ティトにタッチ。
 ティトはセントーン・アトミコで即座に追撃し、高速ブレーンバスター。シェインにタッチ。
 シェインも高速ブレーンバスターを見舞い、起き上がろうとするザックへ情け容赦ない蹴りを乱れ打ち。ザックはこれをキャッチしてトゥーホールドに捕らえ、腕へオーバーヘッドキックを見舞ってタイチにタッチ。
 タイチはシェインに喉輪。ティトにも喉輪。シェインにフックキックからステップキック、串刺しラリアットからバックドロップを狙う。シェインが暴れて脱出しソバットからドロップキック。ティトにタッチ。
 ティトは逆水平チョップの連打からローリング式のナックル。タイチは延髄斬りで切り返しザックにタッチ。
 ザックはネックツイストから串刺しエルボースマッシュ。連打していくがティトがカウンターのラリアットからローリングエルボーからトラースキック、延髄斬り。さらにぶっこ抜きジャーマンからファイヤーマンで担いでいく。ザックはこれを三角絞で切り返すも、ティトはこれを持ち上げてコーナーへ叩きつけてバスター。シェインがキャノンボールで追撃するも、タイチが上手投げからのアックスボンバーで排除。ティトがネックハンギングボムでタイチを排除しザックへ串刺しラリアットを狙う。ザックは飛びついて三角絞めを狙うと見せかけて背後に組み付き、ジャパニーズ・レッグロール・クラッチホールドで3カウントを奪った。

<試合後コメント>
ザック・セイバーJr.&タイチ
ザック「(※日本語で)ナツカシイナ! ノスタルジックな気分になったよ。シェイン・ヘイスト、オマエとリングで戦うとはな。俺たち、かつてはディファ有明の地下でトレーニングをして、寝起きを共にした仲だったよな。当時は楽しかったなぁ。でもアイツ、何かちょっとヒステリックになってたよな。どうしたんだろ? JONAHは会えてよかったよ。(※日本語で)マイキー、ドコデスカ?」
タイチ「今日じゃないの? SANAやんと今日やると思ってたんだけど。珍しく自分から、シングルやらせてくれってアイツから言ったんだよ。アイツ、自分が勝ってんのにもう一回やりたいって、俺のことだいぶ好きらしいな。まぁ俺も好きだけど、SANAやんのこと。まぁ俺もSANAやんとやると素の自分が出てしまうというかね、ついつい。俺もアイツも、熱くなれるんだったらいいんじゃないの、何回やったって。SANAやんといつやらせてくれるんだ? アイツが主張したんだ、珍しく、やらせてくれって。(※通路の反対側でTMDKが大声でコメントしているのが聞こえてきて)うるせぇな」
ザック「(※TMDKがコメントしている方を見ながら)バッド・デュード・ティトな、アイツはオールド・ギーザー・ティトだよ。ティトのヤツ、うるせぇなぁ!」
タイチ「次のシリーズ、長岡入ってたじゃん。長岡ってSANAやんの地元だろ? 20年前の12月、俺も長岡でデビューしてるんだ。そこで決着つけよう。スペシャルシングルマッチで。メインイベント、スペシャルシングルマッチ、タイチvsSANAやん。いいじゃん。(※記者に)どう?(※記者がうなずいたのを見て)オマエ、決定権ねぇだろ! オマエ言っとけよ、じゃあ」

シェイン・ヘイスト&バッド・デュート・ティト
ヘイスト「今日は言いたいことが3つある! 1つ目、ザックがティトをピンフォールできた理由はただ1つ、あのデカ尻のおかげだ! 2つ目、なんであいつのケツはあんなにデカいのか? なぜならば、ウンコ爆弾を抱えているからだ! あいつのケツは臭い! そんなケツからは距離を置いておきたいものだな。そして3つ目、ザック、お前はいったい何をやっているんだ? あんな奴(タイチ)とフラフラしやがって。お前の才能を無駄にしてるぞ。ティト、お前はどう思う?」
ティト「俺もそう思うよ。俺がピンフォールされたなんて、クソッタレ! あんなピン! タップアウトサブミッションアーティストに対して、女子供みたいなピンフォールで勝ったと思ったら大間違いだからな! あとな、あのレフェリーはなんだよ!? カウントがおかしいだろう。速すぎるんだよ!」
ヘイスト「その通りだな。あいつのカウントは速すぎた。ちょっとここでビールでも飲んで一息つこうぜ」
ティト「俺をサブミッションで捕まえることができるなんて思うなよな」
ヘイスト「その通りだ。悔しかったら、サブミッションで1本獲って勝ってみろ。俺たちのことをバカにしやがって! 今日だけだからな!」

第3試合


 BULLET CLUBの面々は、自分たちを裏切ったヒクレオに因縁をつけていくがヒクレオがにらみつけると3人がかりで奇襲。3人でトレイン攻撃を狙うが、ヒクレオが裕二郎にショルダータックル、SHOにヒップトス、EVILには喉輪からのチョップ、エプロンに上がってきた東郷をビッグブートで蹴落とし、EVIL&裕二郎にダブルラリアット。棚橋にタッチ。
 棚橋は裕二郎にじっくりとしたヘッドロックも、裕二郎が指に噛みついて脱出。棚橋はブーメランアタックで追撃をかいくぐってエアギター。これはSHOがすぐにカットし、裕二郎がナックルを連打からスライディングキック。SHOにタッチ。
 SHOは串刺しガットショットの連打から指関節を固め、胸板へのミドルキックを連打。棚橋が「来いやぁ!」と叫んで起き上がりドラゴン張り手。ヒクレオにタッチを求めるも裕二郎が妨害し、その隙にSHOがEVILにタッチ。
 EVILは棚橋の足をレフェリーにもたせて急所蹴りを狙うが、これをキャッチした棚橋がドラゴンスクリュー。田口にタッチ。
 田口は相手3人にそれぞれヒップアタックを叩き込み、EVILへヒップアタックを発射しようとする。EVILはアトミックドロップで迎撃の構えを見せていたが、田口はこれを先読みして着地し、掟破りのEVILを狙うが、EVILが回避してラリアットを狙う。田口はヒサシヤマダからギタってヒップアタックも、SHOがケツへミドルキックを叩き込み、EVILがマンハッタンドロップ。SHOがタッチを受ける。
 BULLET CLUBは3人で田口にトレイン攻撃。SHOがクロスアーム式パイルドライバーで突き刺し、東郷がレフェリーを引き付けている間にレンチを手に取り田口を殴打。SHOがショックアローを狙うがヒクレオが喉輪でカットし、そのままハイアングルチョークスラム。ぐったりとした田口をSHOの上に置いてカバーさせ、田口がSHOから3カウントを奪う形で試合は終わった。

<試合後コメント>
棚橋弘至&ヒクレオ&田口隆祐
田口「(※手を叩きながら)ナイス! ヒクレオちゃ~ん! ナイスファイト!」
棚橋「(※ヒクレオに)ナイス!」
田口「どうやって勝ったんですか~? どうやって勝ったんですか? どうやって勝ったんですか? どうやって勝ったのか分からないけど、勝ちは勝ちだよ! 3対3で負けた? 向こうは。どうやって勝ったんですか? 当然でしょう! どうやって勝った……」
棚橋「(※遮って)逆に言うと、カントク、どうやったって勝てるってこと! そう! 行くかカントク、久しぶりに!」
田口「行くか! タグチジャパンだよ! ジャパーン!」
棚橋「タグチジャパン復活!」
田口「ニューメンバーだよ、ニューメンバー、ヒクレオ!」
ヒクレオ「(※日本語で)アリガトウ、ホンタイ?」
田口「本隊!」
棚橋「(※田口に)蝶野さんで紹介して」
田口「(※蝶野正洋のマネで)あー、オラ! ガタガタ言ってんじゃねぇぞ! EVIL! 裕二郎! SHO! よく聞けよオラ! どうやって勝ったのか知らねぇよ! どうやって勝ったのか知らねぇ! でも勝ったんだよこっちは! 棚橋弘至! 田口……いや蝶野! そしてニューメンバー、ヒクレオ!」
棚橋「おーし!(※と、ヒクレオとともに先に控室へ)」
田口「(※指で少し隙間を作って)これっぽっちだ! こんなもんだ、アイツら! こんなもんだ! (※もう片方の手でその指の隙間よりも少し広い隙間を作って)俺らはこんなもんだ! (※通路の反対側でコメントしていたEVILたちの方を見て)いないじゃねぇか! どこ行った! ……(※両手を挙げ蝶野のポーズで)ガッデム!」

高橋裕二郎
「(NEVER6人タッグ王座のベルトを見せながら)オイ、お前らよ、このベルトに挑戦してえのか? いいか、1つ言っておくぞ。このベルトはよ、無差別級だよ。でもよ、ヒクレオ、お前だけは挑戦できねえ。お前はよ、デカすぎだよ、デカすぎ!」

EVIL
「(東郷を伴ってコメントスペースに現われ)ヒクレオ、てめえ! お前みたいな裏切り者にはよ、制裁を加えてやる、この野郎! おめえの選択もファミリーも、全て間違いだってことをな、教えてやるから、よく覚えておけ! 潰してやるよ!」

第4試合


 オーカーンは、YOSHI-HASHIが持ち込んだ棒とUEの旗を比べ、「こっちのほうがどう見ても豪華だろオイ!長いしよ、尖ってるしよぉ!こっちのがいいモンだろ」と自慢。YOSHI-HASHIが「こっちのがつえーんだよコノヤロー」とすごむと、オーカーンは「じゃあ確かめてやるよ」と棒を奪ってガットショット。オーカーンがYOSHI-HASHIの棒を支配する中でゴングが鳴る。
 毘沙門がコブをダブルのショルダータックルで倒してざんまい。カットに来たオーカーンへCHAOS太鼓。コブが逆水平チョップでYOSHI-HASHIを怯ませてドロップキック。さらに空中でリフトアップしながらのワンハンド・ブレーンバスターという驚異的なぱわーを見せ、YOSHI-HASHIの背中にヤンキー座り。オーカーンにタッチ。
 オーカーンはYOSHI-HASHIの棒を使ってYOSHI-HASHIを痛めつけ、YOSHI-HASHIの頭を玉座代わりにコーナーでドミネーターポーズを取り、棒でYOSHI-HASHIの尻の割れ目を擦り上げる。オーカーンがYOSHI-HASHIに靴を舐めさせようとするが、YOSHI-HASHIが拒否。オーカーンはモンゴリアンチョップも、YOSHI-HASHIがスピンキックで突き放し後藤にタッチ。
 後藤はオーカーンをショルダータックルでなぎ倒し、村正からブルドッギング・ヘッドロックを狙う。オーカーンが暴れて脱出も、後藤はすぐに組み付いて河津掛け。後藤は牛殺しを狙うもYOSHI-HASHIが抵抗。ここへYOSHI-HASHIが加勢に入り後藤ごとハント。さらに消灯を狙うがオーカーンが暴れて脱出し一本背負い。両者タッチ。
 コブのラリアットをかわしたYOSHI-HASHIが逆水平チョップの連打から低空ドロップキック、スイングネックブリーカー。さらにトラースキックでオーカーンを排除し、コブへ毘沙門のトレイン攻撃から激烈一閃。YOSHI-HASHIが「消灯ぉ~!」と宣言もコブが抵抗。ならばとYOSHI-HASHIが消灯の構えからドラゴンスクリューを見舞う新型消灯を見せ、ヒザ十字。オーカーンがアイアンクローでYOSHI-HASHIをぶっこ抜きエリミネーターを狙うが、YOSHI-HASHIが着地。追撃を狙うオーカーンをカニバサミで倒して顔面からロープに打ち付け、コブに隠し狭間。後藤のヘッドバッドからYOSHI-HASHIがスクールボーイもカウントは2。
 毘沙門はオーカーンをロープに振るも、オーカーンはYOSHI-HASHIへ王統流二段蹴り。後藤にも王統流二段蹴りを発射も、後藤が回避。オーカーンは大空スバル式羊殺しで後藤を固め、大空スバル式羊殺し・マリン。コブ&オーカーンはインペリアルドロップを狙うが、YOSHI-HASHIが回避してトラースキックを発射。これを回避したコブがエルボーを叩き込み、倒れかけたYOSHI-HASHIの腕をつかんで強引に引っ張り上げた勢いでツアー・オブ・ジ・アイランド。これでカウント3。

<試合後コメント>
グレート-O-カーン
「(右の脇腹を押さえながら)あれが噂の棒か? あんなもんのどこがいいんだよ。持ってるもんもしょっぺえな。どう考えたって、この帝国旗のほうがいいに決まっている。(帝国旗の先端を見せながら)こだわりがあるんだ。ちゃんと相手の心臓をくり抜けるように尖ってるんだぞ、金ピカによぉ! 同盟者の名前も入っている。TJP、カール・フレッチャー。スポンサードさせた同盟者の名前もある。しょっぺえレスラーどもだな、オイ、あんなもん! だが、これでよ、闘神? 闘いの神? 毘沙門? 2連続で負けてるな、そう言えば。ここ両国で。余がヒーローになるためのお膳立て、ありがとうよ。あの棒が擬人化して可愛い可愛いイラストの女の子になったら、きっと余に惚れてるだろうよ。まあ、チェーズ&ファレも大したことねえし、毘沙門も大したことねえ。次は誰だ? 誰が余たちに闘いを懇願してくるんだ? 誰だ、誰だ? 今年は2度もIWGPタッグベルトを獲ったんだ。このままタッグリーグの前にもう少しだけ、まああり得ねえと思うが、東スポ、週プロ、その他のタッグのベスト賞を獲るための生贄が必要なんだよ。じゃあ、誰か? ああ、脇腹が痛えなぁ」

ジェフ・コブ
「(アームバンドを見せながら)これはただのアームバンドじゃないんだ。これが俺が誰であるかを示す物であり、それこそが今のニュージャパンを語っている物なんだ。日本にいる間に日本語を1つ覚えたから、日本語で質問させてもらおう。(日本語で)ドコ? (英語に戻して)憶えておいてくれ、この質問。俺たちはここ日本で倒すべきタッグチームは全て倒してきた。ファレもそう、フィッシャーマンもそう。でも、IWGPタッグチャンピオン、(日本語で)ドコデスカ? ここ3カ月で1回だけ防衛したみたいだけど、それもイギリスでだって? どういうことだよ。もし日本のベルトを持っているんだったら、防衛戦は日本でしろ。AEWのお仕事で忙しいのかもしれないけど、毎週水曜日と金曜日だっけ? PPVがあるんだよな? でも、トニーおじさんに聞いて、休暇を貰って来いよ。そして日本で正々堂々と試合をし、そのベルトを俺たちに返すんだ。俺が言っていることを、お前たちは字幕も必要なく理解できるはずだ。FTR、(日本語で)ドコデスカ?」

YOSHI-HASHI
「(※片ひざをついて座り込み)これから始まる『WORLD TAG LEAGUE』。俺たちは去年優勝してる。そして、今年も必ず優勝する。そして、俺たち毘沙門はさらにさらに強くなって、チューンナップして、俺たちはもっともっと進化する。必ず優勝する」

後藤洋央紀
「今日の結果、負けは認めるよ。負けは認める。でも俺らは、明日からも闘魂を胸に戦っていきますよ。あの偉大な猪木さんのようにね。負けてこんなこと言うのも変かもしれないけど、ストロングスタイルを見せられるのは、俺だと、俺だと、自分では思ってるから」

第5試合


 USヘビー級王座戦を控える内藤とオスプレイの対面でゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べから内藤がティヘラを放つが、オスプレイがキャッチして着地させ、内藤の延髄斬りをかわしてハンドスプリング式オーバーヘッドキックを狙うが、内藤が前転してかわしオスプレイの着地に合わせて寝転びポーズ。両者タッチ。
 SANADAとヘナーレの対面となるとロックアップで押し込み合い、ヘナーレがナックルを連打しショルダータックル。ヘナーレがロープに飛ぶもSANADAが十字ロープワークで翻弄しヒザへの低空ドロップキックから打点の高いドロップキック。BUSHIにタッチ。
 BUSHIは突っ込んできたヘナーレにヒロムとの連携ドロップキックを決め、2人でTJPへダブルのリバースヒップトス。BUSHIはヘナーレにエルボー連打からドロップキック。場外に逃れたヘナーレへトペ・スイシーダを狙うが、アキラが足を引いて場外に引きずり出しプランチャ。アキラがタッチを受ける。
 アキラはすぐにTJPにタッチし、TJPの肩車から放つセントーン。
 TJPはリバース・インディアン・デスロックから弓矢固め。アキラにタッチ。
 TJPの河津掛けにアキラがネックブリーカーを合わせる合体攻撃から、アキラとBUSHIがエルボー合戦。ここにヒロムが突っ込んできて低空ドロップキック。TJPがヒロムをバックドロップで排除、SANADAがTJPをドロップキックで排除。ヘナーレがSANADAをバーサーカーボムで排除。内藤がバックエルボーからの低空ドロップキックでヘナーレを排除。内藤はオスプレイにスイングDDTを狙うがオスプレイが着地させサイレントウィスパー。続けてヒドゥンブレイドを発射も内藤がかわしてスパインバスター。
 BUSHIが二段式延髄斬りからエムエックスを狙うが、アキラが振り払ってBUSHIをレフェリーにぶつけ、BUSHIへトラースキックからマスク剥ぎ。

 BUSHIの大ピンチに謎の黒マスク漫画乱入して救出。TJPをティヘラで排除しアキラにローリングソバットからハイジャックボム式フェイスクラッシャー、場外のTJPへトペ・スイシーダ。L.I.Jの面々も困惑する中でBUSHIがアキラにエムエックスをクリーンヒットさせて3カウントを奪った。

 オスプレイが内藤の眼前にベルトを掲げてみせると、内藤がベルトを奪って放り捨てオスプレイに急所蹴りを見舞って場外に放り出す。

 ここで、自らマスクを脱ごうとして止めるという思わせぶりな態度を取っていた謎の黒マスクがマイクを要求。
 マスクを取ると中からマスクマンが登場。その正体はティタンであり、「日本の親愛なるファンたちよ!ティタンが戻ってきたぞ!」と叫んでL.I.J入りを要求。L.I.Jの面々が困惑しながら4人で拳を合わせると、ティタンもこれに合流。

<試合後コメント>
高橋ヒロム
「忘れてたよ! 素晴らしい! この行動力だな。この行動力、懐かしい! これだけの行動力見せられたら、納得いくよ。これからが楽しみだ。俺も動かないと」

BUSHI
「いやぁ、新しいね。こんな展開になるなんて思ってもみなかったし、こんなこと起きるなんて初めてじゃない? このロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーとして、リング上で決まったことなんて。凄い刺激になったよ。刺激になっただけじゃない。チャンピオンチーム、オマエら3カウント取られただろ。まぁ、今日はティタンのおかげで俺が3カウント取ったみたいな形になったからね、なら言わせてもらうよ。ティタンと俺で、チャンピオンチーム、IWGPジュニアタッグのベルト、挑戦させてくれよ。このままじゃ終われないだろ、オマエらも。なぁ、楽しみにしてるよ」

内藤哲也
「10月10日の両国大会と言えば、俺が初めてIWGPヘビー級王座に挑戦したのも、10月10日の両国大会だったっけ。2011年、もう11年前の話だけどね。それにしても、ティタンは制御不能だな。あんな制御不能だとは、思わなかったよ。今週金曜から始まる『バトル・オータム』、オスプレイとの前哨戦もあるわけで、メチャメチャ刺激的なシリーズになりそうだぜ。カブロン!」

ティタン
「リングの上で言ったように、俺は今夜、新たなチャンスと挑戦を求めてきた。これからはニュージャパン・プロレスのレスラーとして成長していきたい。そのために世界トップのユニット、ロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーに名乗り出た! そうだ!神と、応援してくれる全ての人に感謝している。CMLLの"EL INMORTAL"、ティタンだ。ここから俺は一気に上に上がっていく。もっともっと言いたいこと、見せたいものが俺にはある。これからはロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンのメンバーとしてそれらをやっていく。もう一度言う、"EL INMORTAL"ティタン参上だ!」

フランシスコ・アキラ&TJP
アキラ「オイオイオイ、何なんだよ、今のは! 誰だよ?」
TJP「なんだ、今度はこれかよ? 俺たちに挑戦してくる奴がいないと思ったら、なんだあれは? 俺たちは上がったリングで必ず勝ち、そしてこのベルト(IWGPジュニアタッグ王座)を保持してきた。しかし、今日のこれは何なんだ? でも、しっかりと考え、そして闘い方を見出してみせる。そうすれば俺たちに勝てる奴は誰もいないんだ!」
アキラ「あの男、正体をすぐに暴いてやるからな!」
TJP「今日は負けたが次は同じようにはならないからな」

アーロン・ヘナーレ
「ロスインゴの野郎どもに知らしめてやる! 俺は眠らずにお前たちのことを考えてたよ。そうしたら今日はこれかよ! 常にお前たちのことは覚えているからな。忘れるなよ!」

ギデオン・グレイ
「(佐藤健太レフェリーの首根っこを掴みながら現われ)なんだ、なんだ、あいつは! どこからともなく現われやがって! (佐藤レフェリーに向かって)お前もいったい何やってるんだよ! 倒れている間に何もしなかったじゃないか。ウィルがずっと言ってたのは本当なんだな。ニュージャパンのレフェリーたちはウィル・オスプレイを台無しにする。UNITED EMPIREを台無しにするためにいるんじゃないのか? もう1人の若いレフェリーはどこに行ったんだ? もっとイケてる髪型でもっと使える奴がいるだろう。あいつを出せ!」

ウィル・オスプレイ
「そうやって常に俺たちを魅了していたいのか? それはそれでいいけどな。トーキョードームで俺とやりたいのか? ナイトー、残念ながらこのベルトは今、俺の物で、お前は1挑戦者でしかないんだ。このUS王座のベルト、本当は俺がインターコンチネンタルのベルトに変えたかったんだ。日本、アメリカと渡り歩いて、インターコンチネンタルと呼ぶに相応しいベルトだろ? でも、このベルトをお前はどうした? お前はこのベルトすら台無しにしたじゃないか。俺はこのベルトを獲得し、何もないところからここまでの地位に押し上げたんだ。仕方がないから、みんなが言えないことをお前に言ってやるよ。お前はもうスターじゃない。スターはこの俺だ。何年か前の新日本プロレス、この会場でお前は似たようなことを言ったよな? それから時を経て、全く同じセリフを俺がお前に言うなんて、とても詩的じゃないか? お前がこれからそんなことを言おうものなら、嘘つきになる。俺のことをバカにしていた奴も、お前に対してブーイングするだろう。なぜならば、真実を語っているのは俺だからだ。オーサカで対戦する時、その時は俺が世界のトップであることをお前に見せてやる時だ」

NJPW WORLD認定TV王座創設発表


大張高己社長
「皆様本日はご来場誠にありがとうございます。本日は重要なお知らせがあってここに参りました。創業まもない頃からの新日本プロレスの大切なパートナーであり、そして新日本プロレスワールドをともに運営しているテレビ朝日さんから、先般1つ、ご提案がございました。それは、新たな王座ならびにベルトの創設です。今年は新日本プロレスが創業して50周年を迎える年です。そして来年はテレビ朝日さんが新日本プロレスをレギュラー放送してくださって継続50周年の年になります。それらを記念する形で、そしてその感謝の気持を伝える形で、そしてそしてなによりファンの皆さまがより楽しんでいただけるように、新日本プロレスもそちらのご提案に同意をいたしました。新王座の名称は、NJPW WORLD認定TV王座です。テレビ朝日さんとの長年のパートナーシップを象徴する王座・ベルトだからこそ、今後の新日本の未来を明るく照らすベルトであって欲しいと思います。試合形式は、15分1本勝負。短期決戦です。スピーディーな試合にご期待ください。ベルトの権威はチャンピオンや、それに至る闘いが決めるものだと思いますが、新日本プロレスとしては、是非未来を担う若手にも十分にチャンスのあるベルトにしたいと思っています。そして、これまで中々ベルトのかかった試合をご覧いただけなかった地域の方々、皆さんのところでも試合を組めるように致します。なお、初代王者はトーナメントにより決定を致します。私からは以上です」

三平裕之テレビ朝日スポーツ局スポーツ2部長
「皆さんこんばんは。テレビ朝日スポーツ局の三平と申します。先程大張社長の方から説明をいただきましたけども、テレビ朝日が新日本プロレスを放送させていただいてから50年となります。それを記念させていただきまして、NJPW WORLD認定……いちばん大事なところですね。TV王座を新たに創造させていただきました。この新しいベルトに挑戦することで新たなスターが生まれ、新日本プロレスが今後ますます羽ばたいていくことを願っております。そのために新日本プロレスワールドでは、公式のSNSなどでこの新しいタイトルマッチを無料で配信する予定です。この新しいベルトに皆さんぜひ今後ご注目ください。失礼致しました」

 その後、ベルトがお披露目され、16選手参加の初代王者決定トーナメントの開催が発表。
10月14日&15日の後楽園ホール大会、16日の長岡大会、26日の後楽園ホール大会の4大会で1回戦を2試合ずつ実施。10月27日後楽園ホール大会、30日の幕張大会の2大会で2回戦を2試合ずつ実施。11月5日の大阪大会で準決勝を2試合実施。2023年1月4日の東京ドーム大会で決勝戦が行われる。

第6試合


 ゴングとともにワトがドロップキックで突っ込んで先制しミドルキックの速射砲。さらにジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが石森が暴れて場外へ放り出し、鉄柵への旋回式スタンガンを見舞うなどペースを握らせない。
 石森はニュートラルコーナーのマットを剥がし、ふらふらとリングに戻ってきたワトを金具むき出しのコーナーに叩きつける。さらにネックツイスト、ショルダーアームブリーカー、肩へのエルボースタンプ、逆水平チョップ、ローリングアームブリーカーからコブラクラッチと腕を中心に多彩な部位を攻め立てていき、ロープに振ろうとするがワトは腕の激痛で走れず倒れ込んでしまう。
 石森はロープに飛ぶが、ワトはカンフーコンビネーションからフェイスクラッシャー。ドロップキックで場外に蹴り出してノータッチ・トペ・コンヒーロ。ワトはスワンダイブ式エルボースマッシュを発射するが、石森がこれをキャッチしてYes Lockに捕らえる離れ業を見せる。石森はハンマーロックに捕らえながら金具むき出しのコーナーに腕からぶつけ、腕へのコードブレイカー。ロープに跳ぶもワトがゼロ戦キックでカウンター。
 ワトはジャーマン・スープレックスを狙うが、クラッチを切った石森がアームロック。これをスクールボーイで丸め込んだワトがベンダバール。さらにスワンダイブ式エルボースマッシュから通天閣ジャーマンもカウントは2。ワトはレシエントメンテからコーナーに上がりRPPを発射も石森が回避したため自爆。
 石森はショットガンドロップキックからリング鉄柱に突き刺し、ショルダーバスターからミスティカ式Yes Lock、さらにBone Lockに切り替え、ブラディークロスでの決着を狙う。ワトはラ・カレテラを狙い、石森はさらにサイファーウタキでの切り返しを狙うが、ワトは急角度レシエントメンテで叩きつけ3カウント。ワトが“査定試合”でIWGPジュニア王者から勝利する番狂わせを引き起こした。

 ワトは、大の字になった石森のそばにベルトを置いてマイクを要求。「次、俺が……」と語り始めたところへヒロムが飛び込んできてマイクを奪い取ってしまう。
 さらにそこへデスペラードが飛び込んできてヒロムにサミングを見舞ってマイクを強奪。

デスペラード「まぁさかお前が勝つとはなあ?おいおいおい。な?これがみんなのリアクションだ。真実だよ。お前が勝つとは誰も思ってなかった。(石森へ)まさか負けると思ってませんでしたよ、チャンピオン!ビックリしたよ!おいおいおい!(笑)そもそもがだ。俺があそこでもう名前出されてたんだよ。ポンコツのKUSHIDAが来なかったら俺がもうここでタイトルマッチやってたはずなの!それが……(※ワトが詰め寄る)なんだよなんだよ人が喋ってんだろうが!テメー人の話聞けよ!なんだようるせーな!(※ワトが花道を指差すと石森が既に帰り始めている)おいぃぃぃぃぃ!!石森!チャンピオン!今負けたチャンピオン!負けっぱなしのチャンピオン!なんか言ってくださいよ!俺たち3人、チャレンジャーなんじゃねーか?!あぁ?!」

 石森がリングに戻ってくると、ワト、ヒロム、デスペラードが次の挑戦を求めて3人で言い争う。

石森「どーなってんだオイ。なんだ?お前らやりてーのか?」
デスペラード「1人選べよ1人!」
石森「わーったよ!わーったよ!デスペ、ワト、ヒロムでこのベルトかけて4WAYでまとめてぶっ殺す!」

<試合後コメント>
マスター・ワト
「(※右ヒジを押さえながら)石森様、いかがでしたでしょうか、査定のほどは。結果はこの通りでございます。ツイッターで私のグランドマスターの内容をすごく気にされたと思うんですけども、今、自分自身もグランドマスターへの道を歩いているところです。紙にまとめることなんてできるわけがない。そんなこと、俺はしたくない。俺は一足踏み出して、その一足一足が道となり、俺は迷わず前へ進んでいきます。踏み出せば道になるのです。今、自分がグランドマスターの道を進む中で、強さの象徴、それが道の先にある場所です。俺が目指す場所です。その強さの象徴のIWGPジュニアヘビー級王座、それが俺の腰になければ、ファンの皆さんも認めてくれませんから、しっかりと4WAYの中で俺がベルトを獲ります」

石森太二
「(コメントスペースに現れるなり座り込んで)ああ、いったいどうなってんだよ、オイ! この両国に向けて独り相撲して、終わってみれば散々な結果で。で、何? ヒロム? ワト? デスペ? 独り相撲から一気に人数増えすぎだろう、オイ! まあいいよ。俺が3人順番に査定……っていうかよ、もう査定は懲り懲りだよ! まあいいよ。リング上で言った通り、デスペ、ワト、ヒロムと、このIWGPジュニアのベルトを懸けて、4WAYでまとめてぶっ壊す!」

高橋ヒロム&エル・デスペラード
「まだ誰も来てねえな! 俺が一番乗りだ! ああラッキーだ、ラッキーだ! リング上で挑戦表明も何もさせてもらえない…いや言いたかった! 言いたかった! あのリングに上がった思い、今日の思いを全て言いたかった! でも、言わせてもらえなかった。でも、言わせてもらえなかったのに、俺は何も言ってないのに4WAY……ラッキーだなあ」
デスペラード「(遠くのほうからヒロムのいるコメントスペースに近づきながら)うるせえぞ、オラ! リングに上がって何も喋んなかった奴がいちいち文句言ってんじゃねえぞ!」
ヒロム「文句なんか言ってねえよ! ラッキーだって話をしてんの! 俺だってさ、挑戦表明も何もしてないのにさ、4WAYに出れんだもん。ラッキーとしか言いようがねえだろう! ああ、目突っついてくれてありがとうよ!」
デスペラード「シングルのタイトルマッチなのになんで4WAYなんだ! なんで4人もいんだよ! 1vs1だろ!」
ヒロム「知らねえよ! チャンピオンが言ってるんだよ! お前が大好きなチャンピオン様が4WAYって言ってんだよ! それが全てだろ?」
デスペラード「バカ野郎! あんなポンコツに負けるとは思ってなかったしな。挑戦表明した奴がまさか出れないとは思わなかった! なあ?」
ヒロム「ああ、俺もビックリ、俺もビックリ! ワトが勝ったのは正直ビックリした!」
デスペラード「ビックリした!」
ヒロム「でもな!」
デスペラード「オオ!」
ヒロム「この新しい何かが生まれるかもしれないこの感じ、最高に楽しいじゃない」
デスペラード「そうかい。俺はワトはそんなに好きじゃねえからよ」
ヒロム「ああ? 嫌なのか、オイ! 4WAYだぞ? 俺は楽しみで仕方がねえな!」
デスペラード「(呆れたような表情で)ああああ……お前は本当にうるせえな」
ヒロム「オオ、ごめんね、ごめんね!」
デスペラード「いつまでも言ってろ!(と、引き上げかける)」
ヒロム「俺は先に帰りますから、どうぞコメントしてくださ~い!(と言って、デスペラードを置いて、先に控室へ引き上げる)」
デスペラード「(ヒロムを見送ると)……最悪だ!」

第7試合


 ファンタズモがG1 CLIMAXで鷹木を破り、その後は鷹木を赤ちゃん扱いして「俺はお前のダディだ」と挑発を繰り返してきた。鷹木は「なんで年下のELPがパパで俺が子供なんだよ。100歩譲ってパパは俺のほうだろ!」と反論し、「アイム・ダディ!ユー・ベイビー!」と自分こそがダディであると主張。どちらが本物のダディであるかを決めるためにKOPWをかけて争うこととなった。

 この試合は、敗者がリング上で「あなたがダディです」とマイクで勝者へ言わなければならない“Who's Your Daddy Match”として実施。(※試合自体は通常ルール)

 この日の鷹木は、ファンタズモの“ELP is my DADDY”Tシャツに対抗した“SHINGO is my DADDY”Tシャツを着て登場。これに逆上したファンタズモが殴りかかり試合開始。
 互いに「You BABY!」と罵り合いながらショルダータックルでぶつかり合い、鷹木が打ち勝ってTシャツを拳に巻きつけてナックル連打からショルダースルー。さらにお尻ペンペンでお仕置き。
 さらに追走ニーリフトを連打していくが、ファンタズモがかわして場外に放り出しフェイントを交えながらトペ・スイシーダ。場外でファンタズモがTシャツを脱いで首を絞めコーナートップからケブラーダ。
 ファンタズモは放送席のマイクを奪い取り「Who is your DADDY?!」と叫びながら鷹木の口元にマイクを押し付ける。
 さらにファンタズモはスワンダイブ式のセントーン・アトミコからライオンサルト。ナックル&チョップの連打という鷹木のコンビネーションを真似て挑発すると、鷹木もナックル&チョップの本家連撃。ファンタズモは鷹木の乳首をつねって怯ませロープを踏み台にしたアームドラッグ。
 鷹木は劣勢になりながらも「I’m DADDY...!」と挑発し、ファンタズモのブーメランアタックをキャッチしてホップアップ式デスバレーボム。
鷹木はショルダータックルからボディスラム、さらにブレーンバスターを狙うが背面着地したファンタズモが背中へひっかき攻撃。鷹木はダブルチョップでなぎ倒してセントーン。
 鷹木は中継カメラを探し、「キタキタキター!」と叫ぼうとするも、G1の敗戦の原因を思い出したのか叫ばず振り返ってファンタズモを警戒。鷹木は突っ込んできたファンタズモをバックドロップで迎撃し「キタキタキター!」と雄叫び。
 鷹木は龍魂ラリアットのフェイントからDDT、ワンツーエルボーからパンピングボンバーも、ファンタズモが倒れずスーパーキック。ダブルダウン。
 ファンタズモは両肘のサポーターを外してワンツーエルボー連打からパンピングボンバーとファンタズモ式鷹木殺法。さらにファンタズモがスピニング・ネックブリーカーからサンダーキス'86を狙うが、鷹木がコーナーへ追っていき雪崩式デスバレーボムを狙う。しかしファンタズモはトップロープを踏み台に飛んで雪崩式フランケンシュタイナーを決め、サンダーキス'86で追撃。
 ファンタズモはCRIIで叩きつけるもカウントは2。ならばと奥の手のCRIIIを狙うが、鷹木が振り払ってMADE IN JAPAN。
 エルボーの打ち合いからファンタズモがビッグブートを連打も、鷹木は顔面で受けきり鷹木式サドンデスからタカギドライバー‘98もカウントは2。さらにコブラツイストから「Who is DADDY!」と問いかけながら卍固め。そのままグラウンド卍固めに持ち込みギブアップを奪った。


鷹木「キタキタキター!あぶねーあぶねー。こっからがショータイムだ!間違いなく、トゥナイト、アイ・ウィン!どっちがダディか決まったよな、ファンタズモ。……いや、ベイビー・ファンタズモ!センターに来い。ルールの通り、SAY!Who is DADDY?!
ファンタズモ「Noooo...」
鷹木「誰がダディだ?!アイム・ダディ!散々馬鹿にしやがってこの野郎!今更謝っても遅い!しっかり言えよ!ファンタズモ、メインキャメラ!メインキャメラ!(※NJPW WORLDのメインカメラに向かせる)」
ファンタズモ「……SHINGO is my DADDY(※消え入るような小さな声で)」
鷹木「わからねーよ!言えよ!」

(※ファンタズモが「喉が痛くて喋れない」とアピールし水を飲む)

鷹木「さあ言ってもらおうか!SAY!」
ファンタズモ「シンゴは、ワタシの、ダディ……(※日本語混じりで)」
鷹木「オーライ♪」
ファンタズモ「SHINGO is my DADDY……」
鷹木「おい、俺のTシャツ出せ。お前ら(観衆)、ピクチャー!記念撮影すっぞ!逃げんなよ!」

鷹木が“SHINGO is my DADDY”Tシャツをファンタズモに着せ、「これも付けなさい」とおしゃぶりを咥えさせて記念撮影。

ファンタズモ「パパ……パパ……ハグ……」

 ダディがベイビーを抱きしめると、ファンタズモが鷹木の急所に右ストレート。腹いせにKOPWのトロフィーをフットスタンプで破壊して意気揚々と去っていった。

<試合後コメント>
鷹木信悟
「(※片手に粉々になったKOPWトロフィーを持ち、片手で股間を押さえながらインタビュースペースに着くと、床にヒザをついて)どうすんだよ、どうすんだよ新日本プロレス! あんなのアリか? タイトル(トロフィー)、完全に破壊されたじゃねぇか! 4月から俺が大事に持ってきたKOPW、ふざけんな! あんなの永久追放だろ! ベイビー・ファンタズモ。オイ、リングネーム変えろよ! ふざけんな、試合後のあんなのどうでもいいよ! ふざけやがって! 負けたんだから、次のシリーズ出場するんだったら、『エル・ファンタズモ』じゃねえよ! 『ベイビー・ファンタズモ』だ! 新日本プロレスWORLDのベルトなんか作ってよぉ、KOPWはずっとシカトか、新日本! オイ、ふざけんなよ、ふざけんなコラ! 俺が黙ってりゃいい気になりやがって、どいつもこいつも、ぶっ潰してやるからな、タダじゃ済まねぇぞコノヤロー! 永久追放すればいいんだ、ELP、いや、ベイビー・ファンタズモ。KOPW関係なく、決着じゃねぇや、オマエとは完全に潰し合いルールでな。いいぞ、日本でもアメリカでもカナダでもイギリスでも、どこでもやってやるよ。(※トロフィーの残骸を示し)こんなの使い物にならねぇや。オイ、新日本だけじゃねぇや、ファンタズモ、責任取れよ」

エル・ファンタズモ
「さあ、パパは誰のことが好きなのかな? (赤コーナーのコメントスペースから鷹木の声が聞こえてくると)あっちでシンゴが叫んでるな。自分が何が欲しいか、気をつけて発言したほうがいい。(破損したKOPWのトロフィーの欠片を見せながら)なぜなら、あいつは今、最大の問題を目の前に抱えることになったんだからな」

第8試合


 ロックアップで組み合うもJONAHの怪力でオカダが吹き飛ばされ、ショルダータックルでぶつかってもJONAHは動かず。JONAHがロープに飛ぶとオカダがカニバサミからエルボードロップ。場外に放り出してプランチャを投下。場外戦ではJONAHが鉄柵へ叩きつけて優勢をつかみ、エプロンから飛び込むダイビングショルダータックル、鉄柱へ叩きつける投げっぱなしハイジャックボムと大暴れ。
 JONAHは強烈な逆水平チョップからコーナーに叩きつけ、オカダに好きなようにエルボーを打たせてから返す刀の一発で吹き飛ばし、シュミット式バックブリーカー&ストマックブロック。グラウンドでバックを取りながら絞りあげる胴締め。ロープに跳ぶもオカダがキャッチしてDDTで反撃。
 オカダは低空ドロップキックの連発からヒザへのエルボードロップを連打、スライディングエルボースマッシュ、場外で鉄柵を使ってのニーロックから串刺し低空ドロップキック。リングに戻してオカダがロープに飛ぶも、JONAHがカウンターのスピアー。
 JONAHは串刺しボディスプラッシュ連発から串刺しヒップアタック。滞空式&旋回式垂直落下式ブレーンバスターからトーピードを狙ってコーナーに上るがヒザが痛むJONAH。オカダは地対空ドロップキックで撃ち落とし、NUからマネークリップ。さらにJONAHの巨体をボディスラムで投げきり、コーナートップからダイビングエルボードロップを見舞いレインメーカーポーズ。
 オカダはレインメーカーを発射も、かわしたJONAHがジャーマン・スープレックス。腕のサポーターを外してラリアットもカウントは2。JONAHはパワーボムを狙うがオカダは振り払ってローリングラリアット。さらにレインメーカーを発射もJONAHがキャッチして無双。さらにパワーボムからトーピードを狙うが、足の痛みから登るのが遅れてしまい、その隙を突いたオカダが回避して自爆させる。
 オカダはマネークリップも、JONAHがコーナーに叩きつけて脱出しボディスプラッシュ。さらにラリアットを狙うも、オカダがラリアットからショットガンドロップキック。JONAHのエルボーを耐えきってドロップキックから開脚式パイルドライバー、レインメーカーと畳み掛けて3カウントを奪った。
 試合後、オカダとJONAHは互いを認め合って握手を交わしてからリングを降りた。

<試合後コメント>
オカダ・カズチカ
「今日の戦いも、しっかりと猪木さんに届いた戦いなんじゃないかと思います。ああいうデカいレスラーと戦ってね、猪木さんもそういうシーンはたくさんあったわけですし、変わらないよ、プロレスっていうのは。1972年だろうと2022年だろうと、何も変わらない。しっかりとこの50年間、つないできたプロレス、ストロングスタイル、闘魂なのか、まだ分かんないっすよ、やっていかないと、そのゴールっていうのは。何があるのかしっかり戦っていきたいと思います。『G1 CLIMAX32』覇者として借りも返せましたし、気持ちよくドームに行けます。追悼大会になるんであれば、猪木さんとしっかりとリング上で挨拶して、しっかりとお見送りできたらいいかなと思います。まぁとりあえず、ドーム(の相手が)決まりましたら、また」

JONAH
「今夜は勝つことができなかった。でも、スキルは見せられたと思う。この業界トップのオカダ・カズチカとスーパーヘビー級の“TOPDOG”JONAHの対戦。そこでこの力が見せられたのは良かったと思う。これでJONAH1勝、オカダ1勝となった。ならば3戦目があってもいいだろう。いつ、どこ、それは分からないけれども、オカダvsJONAHの3戦目は必ず実現させたい。その時は今日以上に自分の中にこの闘いに対する炎を、さらに魂を込めた闘いを見せたいと思う。そしてお前に必ず勝つ。今日は試合前にミスター・イノキへの10カウントがあった。きっとオカダが今日勝てたのは、ミスター・イノキの魂が彼に宿ったからだろう。しかし、このスーパーヘビー級と言えばベイダー、(ブルーザー・)ブロディ、そしてJONAHだ。俺は唯一無二の男だ。しっかりと休息を取り、より強くなって戻ってくる。いつになるかは分からないけどな」

第9試合


 ジェイがタマをBULLET CLUBから追放したことで深まっている両者の因縁。今年8月のG1 CLIMAX Bブロック最終戦で両者は対戦し、タマが勝利。ジェイに唯一の黒星を付けた上で自身が決勝トーナメントに駒を進めるという殊勲の勝利を挙げている。
 この勝利は復讐に燃えるタマの執念が呼び込んだものとも言えるものであったが、この試合を経て自らを縛っていた鎖から解き放たれたタマはさらに飛躍。タマは新日本参戦から13年目にして初めて最高峰のIWGPシングル王座へと挑戦することとなった。

 前回の試合ではゴング前から感情を剥き出しにしていたタマであったが、今回は落ち着いた様子でありジェイの挑発を受けても表情を崩さず。

 ゴングが鳴るとロックアップでの力比べからタマがクリーンブレイク。今度はジェイが押し込むとジェイが離れ際に自分のひげを撫でてからタマの頬をぺちりと叩く。三たび組み合ってジェイが押し込むと、今度は離れ際にタマが張り手を見舞いボディブローの連打やアームドラッグの連発で翻弄。ロープ際のジェイへと突っ込んでいくが、ジェイがトップロープを超えて場外に投げ捨てる裏投げ。
 場外では鉄柵や放送用カメラケーブル、エプロンの垂れ幕を使ったラフ攻撃からモンキーフリップの要領で首をサードロープに打ち付ける。悶絶するタマの髪を掴み、ヒザへの小刻みなケリを入れて休ませない。
 ジェイは鋭い逆水平チョップを連打も、タマがかわしてドロップキック。さらにショートレンジラリアットの連打からボディスラム、串刺しボディスプラッシュからショートレンジラリアット、オクラホマスタンピート、エルボースマッシュの連打から串刺し攻撃を狙うが、ジェイがかわしてDDT。ジェイはブレードバスターから再び担ぎ上げていくが、タマがトンガンツイストで反撃。さらにエプロンから放つトンガンツイスト、SRC、シュプリームフローと畳み掛けるも、ジェイが剣山で迎撃。タマは腹部にクリティカルヒットを受けて悶絶。
 ジェイはロープへのゴードバスター、場外からエプロンへのゴードバスター。タマは場外カウント19でギリギリのリングイン。
 ジェイは串刺しタックルの連打から裏投げ、「ニュージャパンスタイル!」と叫びながらの逆エビ固め。さらにスリーパーホールドからSSSを狙おうとするが、タマがぐったりとすると自ら解放しレフェリーへチェックを要求する余裕を見せる。ふらふらと起き上がったタマへジェイが突っ込んでいくが、ジェイはヴェレノで反撃しシュプリームフロー。
 タマはマットを叩いてガン・スタンを狙う体勢も、ジェイがかわしてスクールボーイ。ロープに足をかけながらガッチリ押さえ込むも、今回はレフェリーが気付いてカウントを中断。ジェイがレフェリーに詰め寄る中でタマが攻撃を狙うが、ジェイがタマの攻撃をレフェリーに誤爆させ、リング上を無法地帯に。ジェイはタマの振り向きざまにローブローを叩き込む。
 外道がリング内にイスを持ち込もうとすると邪道が止めに入る。ジェイは邪道を蹴散らし、外道からイスを受け取る。ジェイがイスを振りかぶると、タマはがら空きの股間へローブローを叩き込み、イスをレフェリーに手渡す。
 タマが背を向けた瞬間にジェイがブレードランナーを狙うも、この動きを読んでいたタマは即座に身体をひねって抜け出しスクールボーイ。タマが追撃を狙うもジェイがカウンターのコンプリートショット。互いに逆水平チョップ、エルボーバッドを打ち合っていき、タマがエルボースマッシュを連打もジェイがキャッチしてコンプリートショット、ぶっこ抜きジャーマン、SSSと猛攻。タマのカウンターのガン・スタンを読み切って撃ち落としたジェイだったが、タマはブレードランナーをブラディーサンデーで切り返し、DSDのフェイントからガン・スタンを発射。決まったかと思われたが、ジェイはこれを空中でキャッチしてシャープセンセーションに捕らえる天才的な切り返しを見せ、ぶっこ抜きのレッグロックスープレックスホールド、クロスアーム式ブラディーサンデー。
 ジェイは人差し指を唇に当てて観衆を静かにさせてからタマがガン・スタンを放つ前のマットを叩く仕草で煽ってから突っ込んでいくが、一瞬の隙を突いたタマがカウンターのガン・スタン。
 タマはDSDの体勢も、ジェイがショルダースルー。タマは延髄斬り、ドラゴン・スープレックス。さらにセカンドロープからのガン・スタンを発射も、これをキャッチしたジェイがブレードランナーで叩きつけて3カウントを奪った。

ジェイ「タマ・トンガ、俺は前に『お前は俺にお礼を言うべきだ』と言った。俺がBULLET CLUBを追放したおかげでお前が成功することが出来たことについてお前は礼を言った。だが、俺もお前にお礼を言うべきなんだ。ありがとう、タマ。長年BULLET CLUBを支えてくれてありがとう。リーダーというものがどういうものか学ばせてくれてありがとう。トップに立ってこのベルトを巻くために必要なものはなんなのかを学ばせてくれてありがとう。お前は素晴らしい選手だ。このベルトを巻くにも値するほどに。だが時期が悪い。お前は俺の時代のさなかにこのベルトを狙いに来たからだ。もしも俺が相手でなければお前は勝ってこのベルトのチャンピオンになっていたのだろう。俺は総断言できる。だが、そうはならなかった。お前は運に裏切られた。だが裏切らないものが1つだけある。それがこのスイッチブレード、ジェイ・ホワイト!プロレス界でナンバーワンの存在だ!」

 ジェイが自らの功績をまくし立てて大会を締めようとしたところへオカダが登場。ジェイは「お前が話す時間じゃない。リングから出て行け」と追い出そうとするが、オカダは強引にジェイからマイクを奪う。

オカダ「元気ですかーーーっ?!元気があれば何でも出来るって言ってましたけども、10月1日に日本中が元気じゃなくなりましたよ。猪木さんが亡くなったってことはさ、ジェイ、1つの時代が終わったってことだよ。これからの時代、誰が引っ張っていくかって、それを来年の東京ドームで決めようぜ!まっ、IWGP世界ヘビー級チャンピオンとして頑張ってくれ。俺が、G1 CLIMAX32覇者の方がレェ~~ベルが違うんだよってことをお前に教えてやるよ!」

<試合後コメント>
ジェイ・ホワイト
「(手をつないだ大岩に先導させ、外道を従えてコメントスペースに現われ)ミマさん、イスをもう1脚!(と下田美馬さんを怒鳴ったものの、大岩を自分の横に立たせることにし、祝杯用の缶ビールを触りながら)みんな触ってみろ! 冷たいぞ! ついに俺が求めていたものが来たよ! (外道と大岩に向かって)さあ、飲んでくれ。カンパーイ!(と、嫌がる大岩にも無理やり乾杯に参加させる)。オカダ、試合後は俺の時間だったのによくも邪魔をしてくれたな。6月12日以来、お前はずっと俺にヤキモチを焼いていたんだな。しかも、ユナイテッドセンター完売での4WAY。あの試合も俺は勝ったと思ったんだけどな。まあ、今日はお前の友だちであるタマを倒してやったぜ。そして、次もお前の新しい友だちを倒してやるから楽しみにしていてくれよ。全てはデスティーノであり、俺が立てた計画というのは崩れることはないんだ。タマ、お前の輝きは一瞬だと思っていたが、今日のお前はあの場所に相応しい男だったよ。それは悔しいけど認めてやろう。しかし、俺が認めたからと言って、お前が勝つというのはまた別の話なんだ。お前にとっての人生最高の瞬間というだけだ。そして、俺以上に大きく強い男はいないとうことを覚えておけ。IWGP世界ヘビー級チャンピオンはこの俺だ。そして、オカダ、『G1』の権利証だかレプリカのベルトだか知らないが、お前は何をしているんだ? “ビッグ・バッド”JONAHに負けて、今日は勝ったとはいえ、お前の不甲斐ない姿は本当にみっともないぞ。オカダ、今日、試合前にお前は誰のTシャツを着て、リングの前に立っていたんだっけ? そのプライド、そしてそこにある魂というのはどこに行ったんだ? お前、JONAHに負けたんだぞ。オカダは負け犬だ。この言葉をみんなよく覚えておけ。2023年1月…4日? 5日?(と外道に聞くと)4日か。その日、その試合が終わった時、お前と俺の戦績は1勝5敗になる。そして、変わらずIWGPのベルトはこの俺の物なんだ。“負け犬”オカダ、この名前をしっかり覚えておけよ。お前は2023年の始まりをまたゼロからやり直すんだな。2023年も俺の時代だ。スイッチブレードの時代だ。TOO、TOO、TOO SWEETだろ?(と言って、外道とTOO SWEET)。俺は昨日、30歳の誕生日を迎えたが、この試合のために飛行機に乗っていて、ほとんど祝われもせずにこの場所に来ている。質問がないならもう俺は帰るぞ(と言うと、残っていた缶ビールを大岩のトランクスに2本入れ、さらにTシャツの裾で何本もの缶ビールを包ませると、その大岩と外道と共に控室へ)」

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