北海道の登別市観光大使とはこだて観光大使がリングで激突!「登別は函館にビビってんのか!」
2日、全日本プロレス『2022 旗揚げ記念シリーズ』後楽園ホール大会が開催。第3試合では登別市観光大使の矢野通とはこだて観光大使のブラックめんそーれが北海道観光大使対決を行った。
矢野通は東京都荒川区出身でありながら、自身がプロデュースするDVD『Y・T・R! V・T・R!』を機会に2019年に登別市観光大使に。対するブラックめんそーれは沖縄プロレスで生まれためんそーれ親父が闇落ちした姿だと思われるが、正体だと噂される男が函館で育った事から2019年にはこだて観光大使に就任している。
同時期に北海道の観光大使になったという繋がりだけで、わざわざ新日本プロレスから参戦した矢野はリングでめんそーれと対峙するとお互い丁寧に名刺交換。
試合中はめんそーれの不思議な動きに「バカにしてんのか!」と激高する場面もあったが、めんそーれが「登別は函館にビビってんのか!」と挑発するとスイッチが入り、金具がむき出しのコーナーに叩きつけるラフファイトを展開。ならばとめんそーれもバンテージで矢野の足をぐるぐる巻きにしてリング下に放り込むが、矢野もめんそーれをリング下に引きずり込み、カウント9でぴょんぴょんと飛び跳ねながらリングへ。めんそーれは戻ることができず、函館のリングアウト負けとなった。
勝利した矢野は足を縛られたまま「登別の名誉を守った!登別、いい街。とってもいい街!温泉ライフ、海鮮も地酒もある!函館も好きだよ。はこだて観光大使、おもしれーじゃねーか!なあ?!観光大使同士、手を組もうや!手を組んでも足がこんなじゃ動けないよ!」と共闘を求める。
めんそーれは「俺は観光大使対決、矢野通に負けたかも知れねえ!だけどなあ!函館は、登別に決して負けてねえぞ!矢野通、これで終わりじゃねえ。今度はあの人のお店に乗り込んでやるぜ!シャーッ!」と、後楽園ホールから徒歩5分の距離にある矢野がオーナーを務めるスポーツバー『EBRIETAS』に襲撃を予告した。