最凶ヒール軍団ブードゥーマーダーズが反撃の狼煙!ベルトを防衛した歳三が「錆びてるといっても俺の刀は折れない」
2日、全日本プロレス『2022 旗揚げ記念シリーズ』後楽園ホール大会が開催。第2試合では歳三が田村男児を相手にGAORA TV王座の二度目の防衛戦を行った。
9月18日に行われた全日本プロレス50周年記念日本武道館大会で、佐藤光留&田村男児が稔&歳三からアジアタッグ王座を奪取。歳三をデスバレーボムで叩きつけ勝利した男児は「今日俺に負けた歳三、GAORAベルト持ってるな?GAORAベルトもVOODOO-MURDERS(以下VM)から取り返したいと思います」と挑戦を表明していた。
歳三はこの発言に後日「俺は受ける。いつでも準備はできてる。防衛してこの悪い流れを俺がとめる」と、VMから三冠王座・アジアタッグとベルトが失われていく現状を打破するために挑戦を受けることに。
この日の試合は序盤から男児が猛攻を繰り広げるが、場外乱闘でペースを掴んだ歳三がスリーパーで体力を奪い、ボディへの膝蹴りから垂直落下司式ブレーンバスターで突き刺す。立ち上がった男児は気合のタックルを打ち込んでいき、武道館で決めたデスバレーボムで叩きつけるも、これを返した歳三がスタンディング・シャイニングウィザードからフィッシャーマンバスターで叩きつけ3カウントを奪った。
疲労を感じさせながらインタビュースペースに現れた歳三は「田村、ついこの間まで諏訪魔におんぶに抱っこだったお前が、ずいぶんとたくましくなってきたんじゃねえのか?ただ、乳歯から生え変わったばかりだ。まだ錆びてるといっても俺の刀は折れない。武道館の負けがなければ今日の勝利はなかったかもしれねえ。それくらい価値のある勝利だと俺は思ってる。武道館で俺はアジアを失い、諏訪魔は三冠を失った。このベルトだけは失う訳にはいかない。誰でもいい。挑んでこい。VOODOOの急先鋒・歳三がいつでも受けてやる!」と吠えた。
この日VMは諏訪魔とKONOが世界タッグ王座挑戦を表明し、斎藤ブラザーズも新メンバーとして加入。歳三が止めた悪い流れを乗り越え、VMが反撃の狼煙を上げる。