イケメン同士の抱擁に女性ファン歓喜!MUSASHI&吉岡世起がアジアタッグ初戴冠で全日本ジュニアに新風!
24日、東京都・後楽園ホールにて全日本プロレス『ダイナマイトシリーズ2024』が開催。【むーちゃんせーちゃん】MUSASHI&吉岡世起がアジアタッグ王座初戴冠を果たした。
2月末にみちのくプロレスを退団してフリーとなったMUSASHIは、全日本プロレスに上陸してジュニア戦線に新しい風を吹き込んだ。
当初は“外敵”と見られ警戒されていたMUSASHIだが、持ち前の人当たりの良さも手伝っていつの間にかイジられキャラに。現在は皆から“むーちゃん”と呼ばれて愛されている。
MUSASHIは、NOAH退団後にフリーとして全日本ジュニア戦線に加わっていた吉岡世起と意気投合(?)。【むーちゃんせーちゃん】を結成するに至り、佐藤光留&田村男児が持つアジアタッグ王座に照準を定めた。
試合開始直後からMUSASHIに女性ファンから大声援が贈られると、光留が普段よりもダーティな手も使ってMUSASHIへ集中攻撃。男児も武骨なパワーファイトで堅実にMUSASHIを追い込んでいく。
MUSASHIがなんとか自力で生還すると、吉岡が業界屈指のスピードで翻弄し鋭い蹴撃で猛ラッシュ。光留との蹴り合いにも競り勝ってMUSASHIにつなぐ。
MUSASHIはトラースキックのコンビネーションから逆水平チョップ、エクスプロイダーと連撃してフロッグ・スプラッシュを発射。しかし、光留が下から捕獲してチキンウィング・アームロックで捕らえ、そこへ男児がぶっこ抜きサイド・スープレックス。反撃に転じようとするMUSASHIだったが、光留が捕獲式腕十字からのアンクルホールドと関節地獄に引き込んで離さない。
光留はバックドロップからの捕獲式腕十字で決めにかかるが、吉岡が光留にスワントーンボムを見舞う形で豪快なカット。男児にもミスティカを見舞って撃退し、むーちゃんせーちゃんのダブルのトラースキックから吉岡が場外の男児へラ・ケブラーダで飛んでいって勝負をMUSASHIに託す。
MUSASHIは光留へファルコンアローからフロッグ・スプラッシュ。さらに必殺の二天一流で突き刺して3カウントを奪った。
MUSASHIは吉岡に抱きついて大喜び。イケメン同士が笑顔で抱き合って喜び合う尊い光景には女性ファンから黄色い歓声が上がった。
そのままマイクを取ったMUSASHIが「せーちゃん!」と呼びかけた瞬間に吉岡がマイクを奪い取り、「初めての全日本のベルト、メッチャ嬉しいけど、今日取ったのはむーちゃんだ。みんな、むーちゃんの声聞きたいよね?聞きたいよねえ?!」と煽りに煽る。
大・むーちゃんコールの中でマイクを取ったMUSASHIが「みんな~!」と呼びかけた瞬間、大音量でMUSASHIの曲が鳴り響いて退場を促される。MUSASHIは多方面から徹底的にイジられる美味しいポジションを確立した。
ともに全日本の王座は初戴冠となる2人。バックステージではMUSASHIが喜びのコメントを喋ろうとするたびに吉岡が遮ってマシンガントーク。結局MUSASHIはマトモに一言も話せないまま吉岡に控室へと連れ込まれていった。