悪の首魁がスターダムリングに帰還!“ビッグダディ三女”林下詩美を襲撃し「私は約束も守れねーやつが本当に嫌いなんだ!」

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 10月1日、武蔵野の森総合スポーツプラザでスターダム『LEC ふわるんマスク Presents 5★STAR GP 2022~優勝決定戦~』が開催。第9試合となる林下詩美vsコグマの試合後に、欠場中の刀羅ナツコが乱入した。

 ナツコは2016年にデビューし、2019年に花月の指名をうけ大江戸隊入りしヒールターン。2020年に花月・葉月亡き後の大江戸隊をリーダーとして牽引し、2021年7月に林下詩美の持つ赤いベルト(ワールド・オブ・スターダム王座)へ挑戦する。

 しかしこの試合の最中、場外の机に寝かされた詩美へナツコがダイビングボディプレスを投下し、これで詩美は机にめりこみ意識が朦朧とする。そこへナツコがダイビングフットスタンプを投下するが、これでナツコは膝を押さえて動けなくなり、両者の状態を見てレフェリーが試合を止めた。
 緊急搬送されたナツコは左膝前十字靭帯断裂と診断され、1年以上が経った今もセコンドとして試合に介入することはあってもリングに上がることはなくリハビリを続けている。


 この日の試合では、詩美がBTボムを狙ったところをコグマがヨシタニックで切り返し勝利。
 敗北した詩美の前に仮面をかぶった死神が現れ、その仮面を詩美が奪うと正体はナツコだった。
 ナツコはローブも脱ぎ捨てると、詩美をデスバレーボムで叩きつけ「うたみー!!久しぶりだなリングの上では。おい、おまえこの5STAR7勝5敗?元赤のチャンピオンがなんてざまなんだ!オマエ私に言ったよな?私が戻ってくるまで、赤いベルト守ってるからって。私は、約束も守れねーやつが、本当に嫌いなんだ!私は、オマエとの試合で膝を怪我して1年以上も欠場した。あの日から私は止まったまま。オマエも、止まったままなんじゃねーの?リーダーになったのに存在感の1つもない。なにもしてない。私とのシングルで完全に終わらせてやる」とマイクを投げ捨てた。

 ボロボロになった詩美は「ナツコがいなくなってから私の中で1つ大きなものが欠けちゃったし。『赤いベルトを持ってもう1回待っててやるよ』って言ったのに、そこだけはすごい申し訳ない。けど、今なにもない、赤いベルトも、なんのベルトも腰に巻いてない私ともやってくれるってナツコが思ってくれてるなら、あの時の約束とはちょっとだけ違うけど、またなんでも受けて立つから。復活した刀羅ナツコと、せっかくだからどこか大きい場所で試合させてほしいです」と再戦を希望する。

 近々のビッグマッチと言えば、IWGP女子王座トーナメント1回戦が行われる22日の後楽園ホール大会化、フワちゃんのデビュー戦が決定している23日のアリーナ立川立飛大会が存在している。キッドがこの1年率いてきた大江戸隊に、首魁たるナツコが止まった時を進めるため動き出す。

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