望月家と飯橋家の縁談成立?!維新力&ジュリアナ詩子夫婦が息子をM3Kへ預けることを宣言

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 19日、東京都・大田区総合体育館にてDRAGON GATE『DANGEROUS GATE 2022』が開催され、維新力&飯橋偉進&ドン・フジイがオープン・ザ・トライアングルゲート王座に挑戦するも戴冠を逃した。

 今年8月の後楽園ホール大会で望月成晃の息子・望月ジュニアと維新力の息子・飯橋偉進がシングルマッチを行い、ジュニアが勝利すると父のマサアキが「お前がジュニアに勝てない理由はお前のお父ちゃん、維新力さん。俺は昔から知ってるけどさ、DNAの違いだよ。分かるか?DNAの違いなの!」とアピール。
 するとリングに維新力が現れ「DNA?そんなの関係ないですよ。望月さん、誰でも子供はかわいいもんですよ。でもアンタはあまりにも親バカ過ぎる!今日は、望月さん、あなたに物言いを付けに来ました」と諭す。

 だがこれに噛みつき続けるマサアキを見て、偉進が「ウチの父さんのこと言うのはそこまでにしろよ。父さん、やってやろうぜ!俺はこんな親バカより父さんの方が強いと思ってる!」と叫び、今月8日の後楽園ホール大会で“望月家vs飯橋家”の親子タッグ対決を実施。
 この試合では偉進がマサアキから3カウントを奪い、“M3K”望月マサアキ&望月ススム&望月ジュニアの持つトライアングルゲート王座へ挑戦を表明。

 これを受けたマサアキが「トライアングルは残念ながら3人居なきゃ挑戦できねーんだよ。お前の兄ちゃん(理貴)引退しちゃったしよ、なんなら、お母ちゃんのジュリアナ詩子に出てきたもらうかオイ!」と挑発すると、その瞬間入場曲が流れ、なんと本当にジュリアナ詩子こと穂積詩子がリングに登場。
 まさかの父・母・息子の3人での挑戦となるかと思われたが、詩子さんは現役引退から30年経っていることを理由に出場を否定。代わりに「実は私の妹、現役プロレスラー。彼女に頑張ってもらうことにします」と女装したドン・フジイにしか見えないフジ子を推薦。
 9月19日の大田区総合体育館大会にて、望月家と飯橋家の因縁決着戦が行われることとなった。

 試合は、互いを強く意識し合うジュニアと偉進のバチバチの打撃戦に始まり、過保護なマサアキが助太刀しようとすると維新力がぶちかましを見舞って吹っ飛ばす。
 なぜかフジ子ではなくドン・フジイとして参戦しているフジイも飯橋親子をサポートしていくが、望月親子の息ピッタリのコンビネーションで偉進が捕まり大苦戦。



 息子のピンチに飛び出していった維新力がツッパリ連打でM3Kの面々を全員叩きのめし、維新力の羽折固め&フジイのWARスペシャル&偉進の卍固めのサブミッション競演。さらに飯橋親子のダブルバックドロップ、維新力&フジイのダブルチョークスラムと連撃し、偉進が父と兄から受け継いだアルカトラズでジュニアにギブアップを迫るがマサアキが必死の救出。マサアキは偉進に一角蹴りからツイスター、最後は真・最強ハイキックを叩き込んで試合を決めた。

 マイクを取った維新力は、「去年の大田区大会は客席でドキドキして(偉進&理貴のデビュー戦を)見ていましたが、まさか1年後にタイトルマッチで親子タッグを組めるなんて夢にも思いませんでした。DRAGON GATEのファンの皆様、ありがとうございます!望月さん、偉進を預けていいですか?」と感謝の言葉を述べるとともに偉進のM3K入りを提案。
 これを受けたマサアキは「維新力さんがそう言うなら喜んで」と快諾するも、偉進の中ではまだわだかまりがあるようで、父から「偉進!頭下げなさい!」と叱責されても頑なに拒否。
 本人が乗り気でないと知ったマサアキは「すぐにってのもアレなんで、とりあえず次の試合から僕らと組んでやりましょうか」と気まずそうにとりなした。

 その後、マサアキは「望月家と飯橋家、これにて和解ということで!」と母・詩子さんもリングに呼び込み、両家の記念撮影が行なわれた。


 バックステージに戻った飯橋家の面々は笑顔で言葉をかわし合い、維新力は「残念ながらベルトは獲れなかったですけど、偉進を望月さんのM3Kに預かってもらってしっかり上を目指してもらいたいです」と息子の将来に期待。詩子さんも「1年前から本当に成長したなって思います」と目を細めつつも、フジ子が登場しなかったことには残念がった。

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