20周年記念試合として同期4人のタイチ・後藤洋央紀・田口隆祐・ヨシタツが集まり「まだまだオヤジたちお前ら頑張れよ」
- 2022-9-13
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12日、東京・国立代々木競技場第二体育館にて『TAKAみちのく30周年記念大会~タカタイチデスぺマニア~』が開催。第6試合ではタイチ20周年記念としてヨシタツ&タイチvs後藤洋央紀&田口隆祐による同期集結スペシャルタッグマッチが行われた。
全日本でデビューしたタイチだが、2006年以降は新日本プロレスに所属。ヨシタツは翌年海外へ旅立ったものの、同期としての絆はあったようだ。
戦前にSNSで『全員ヤングライオンスタイルでやろう』と盛り上がっており、これに現在全日本プロレスに所属するヨシタツだけ悩んでいた。だが入場したヨシタツは黒パンツのヤングライオンスタイルでアピールするが、他の3人は今のコスチュームで普通に入場しヨシタツは抗議。
これを相手にせずに田口とタイチで試合が始まり、観客の歓声を浴びた田口がさっそくコスチュームを脱ぐ暴走。足にコスチュームが引っかかり倒れると、タイチは逆エビ固めで捕らえ、ヨシタツが田口の尻へのエルボースマッシュ。そのまま連携を見せて田口を追い込んでいくが、後藤がカットしタイチのアックスボンバーとラリアットの打ち合いへ。これで両者ダウンする場面も見せるが、中盤ではヨシタツが後藤をヨシタツ幻想で、タイチが田口を聖帝十字陵で捕らえる連携を見せる。だが終盤にヨシタツのラリアットがタイチに誤爆すると、ヨシタツに後藤が牛殺しから田口がどどん。合体技の消灯を狙うが、タイチがカットするかにみせて裏切り3人で消灯。ぐったりとしたヨシタツから3カウントを奪った。
勝利した後藤は「あのとき2002年に入門して、みんなで競い合って命すり減らして頑張っていた時期を闘いの中から思い出しましたね。まあでも、今日俺が本当に見せたかったのは、2002年当時の俺たちじゃなくて、今現在の俺たち。俺たちまだまだやっていける。まだまだトップ戦線、食らいついていけるっていうのをやっぱりリングで1番表現したかったですね」と懐かしむ。
ヨシタツは「正直ね、この何年間かで差が開いたと思ったよ。また新たな目標が出来たよ。お前ら同期、全員ぶっ倒すまで俺プロレス辞めねえから」と意気込み、タイチは「ぼーさん(ヨシタツ)、全然出来んじゃない。なんでそんな位置にいるんだよ。そんなんでいいのかよ。全日本のあんなポジションで満足してんのか?そうじゃねえだろ、ぼーさん。俺ら20年だけど、まだまだオヤジたちお前ら頑張れよ。まだまだ動けんだろ?」とエール。
最後に田口が蝶野正洋のモノマネで「オラ!ガタガタ言ってるからなんも言えねえだろうが!おういいかよく聞けよ!ガタガタ言ってんじゃねーぞ!おういいかよく聞けよ!20年?!ガタガタあいつらが言ってっからなに言うか忘れただろうが!ガッデム!」としめ、タイチがヨシタツに「50周年で会おう。元気でな!」と声をかけ去っていった。