【会見全文】スーパー・タイガーと真霜拳號がレジェンド王座戦を前に静かな闘志を燃やす!“タイガー・クイーンの母”ジャガー横田が「私も現役選手の1人としてクイーンを潰したい」

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 18日、都内某所にて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.18』についての記者会見が行われた。

 会見に出席したのは、初代タイガーマスク・佐山サトル、新間寿会長、ジャガー横田、スーパー・タイガー、真霜拳號、間下隼人、タイガー・クイーン、平井丈雅代表。

 全対戦カードの発表ののち、平井丈雅代表から挨拶が行われた。
 平井代表から改めてカードの発表と、タイガー・クイーンのTwitterアカウントが開設されたことが発表された。(@TQueensspw
 続いて、新間寿会長が挨拶を行った。


新間「皆さんこんにちは。私どもに関係の深い、アントニオ猪木、ジャイアント馬場、そういう人たちが応援に行きました、安倍晋太郎先生の息子であられるところの安倍晋三先生がこの間不慮の災難によりお亡くなりになりました。私と夕イガーは本当に安倍先生が大好きでございました。この日本の国の防人であり、そして私たちが尊敬できる政治家であった先生に対し心から哀悼の意を申し上げます。
 そして、ここのところオリンピックの賄賂問題・横領問題、色んな問題が出てきました。昨日テレビを見ておりましたら、若いリポーターである女性が、大きな大きなオリンピック事業を成し遂げた人に対して『あなたは賄賂を受け取りましたか?』と、そういうものをマイクを突きつけて聞いておりました。そして昨日の産経新聞における、“もし日本が戦争になったらあなたは国のために闘いますか”というアンケートで、“闘います”と言った国民が13%。タイガーとともに言いました。『佐山ちゃん、俺は87だけど日本の国を守り、家族を守るために俺は戦いに行くぞ!』と。タイガーも『新間さん、私も行きますよ』と。これが本当に国を守り、そして自分たちの子孫のために、国を残すために、国のために闘うという日本人が、13%しかいない。この6m40のリングの中で私は今までなにをやってきたんだろうかと。昨日、私はアントニオ猪木のところにおりました。辞めてきた甘井さんという方と話しました。『新間さん、プロレスこそ元気をつけるものじゃないですか』と彼は言いました。ジャガー横田、アントニオ猪木、そしてジャイアン卜馬場、ジャンボ鶴田、タイガーマスク、色んな人が脳裏によぎります。この後楽園におけるコロナの中の闘いで、観客は望めるべくもありません。しかし、タイガー・ジェット・シンとアントニオ猪木が私に言ったことが言ったことがありました。『どんな地方で、どんな少ない人達の前であろうと我々は6m40の中で死力を尽くして闘う。新間、こういう姿勢が客を呼ぶんだ』と。これがアントニオ猪木の持論でありました。それを引き継いだのがタイガーマスクであります。そしてそれに共鳴して参加してくれたのがジャガー横田さんであります。そして今、新たにタイガー・クイーンが生まれました。タイガー・クイーンは口では語らず、そして文字で以て皆さんに自分の考えを、私は携帯はガラケーしか使えません。しかしウチの孫は小学校4年ですけど発信しております。そういった形で彼女は、いろんな形で持って世のため人のため、そしてプロレスのためにそういう場で自分の気持ちを打ち明ける。そういう気持ちになってもらうということを私は望んでやみません。この25日の日は、私にとってコ口ナの中で本当に景気もなにも、国民の心も、そして日本の国を守るというそういう気持ちを持った人達が13%しかいないというこの国を私たちは元気づけるために、プ口レスというのはそういう精神的なもの、肉体的なものを6m40の中から発信するんだという、そういう気持ちは猪木さん、馬場さん、ジャンボ鶴田、坂口さんでありタイガーマスクは持っておりました。これから我々がやる初代タイガーマスクの、あのリングの中に動きを見るたびに、そして1人、また1人とあの世に去っていく人達がおります。25日には、(今月9日に亡くなった)ジン・ラーベルという、モハメド・アリとアントニオ猪木の闘いのレフェリーをやってくれた方の追悼ゴングをリング上で、これはターザン山本さんの方から報せがあって、『新間さん、アリ猪木戦を思い出してくれ』と。ああいうイベントをやったということは、たった1団体でヘビー級というのは世界でたった1人だった。今は3団体、4団体あって世界チャンピオンは80人90人いる。あのときはたった1人だった。そのモハメド・アリとアントニオ猪木が闘った。その闘いを裁いたのがジン・ラーベルという全米の柔道のチャンピオンでありました。25日には、そのジン・ラーベルを追悼するターザン山本の思いを私もリング上で受け止めて、そういう人達の追善、そして10カウントのゴングを打ち鳴らしたいと思っております。ジャガー横田が私どもの初代タイガーマスクのリングに上がり、そして女子プロレスが上がってくれる。そしてタイガー・クイーンができた。新しい者が次から次へと出てきて、そして古き者はどんどんこの世から去っていく。その思い出というのものをこの6m40のリングの中に残していきたいというのが私の気持ちであります。
 皆さん、今の日本というのは、本当に自分たちが気持ちを1つにして、この本当に今周囲がどういう状況かということを考え、日本の国のために、安倍先生が思い描いた日本というこの美しい国、万世一系の2600年続いたこの日本というものを私たちは守り抜いて、そして子孫のために残していかなくてはならない。それを少ないですけども6m40の中の、プロレスというリングの中から発信していけるような形になれば私はいかがなものかということを皆様にお伝えして挨拶に代えさせていただきたいと思います。平井ちゃん、終わりましたよ。佐山ちゃん、どう?」

タイガーマスク「おつかれさまでした」
新間会長「一言」
タイガーマスク「右に同じです」
新間会長「俺がいんのは左だよ(笑)」
タイガーマスク「これからもストロングスタイルを、昭和のプロレス、新間のプロレス、これを尽くしていきたいと思います。皆さん応援の程よろしくお願いします

 続いて、ジャガー横田がマイクを取り、挨拶および女子プロレスマッチの概要を語った。


ジャガー横田
「本日はお忙しい中ありがとうございます。初代タイガーマスクストロングスタイルプロレス、この団体は本当に敷居が高くてですね、女子のカードを組むのも毎回頭を悩ませております。今回は1試合目にLeonとワールド女子プロレスディアナのななみというカードを組みましたが、これも高瀬選手の欠場で、急遽昨日Leon選手にオファーできたという感じなんですが、やはりななみがまだ高校1年生ですが、身体が大きくなり、力もついてきたということで、ストロングスタイルプロレスで試したいという気持ちからこんなカードであり、その相手に胸を借りるという意味でLeon選手にさせていただいたカードになります。これもお楽しみいただければと思います。
 そして私の試合は、久しぶりになります青木いつ希選手。ショーンキャプチャーで頑張っておられて、2年くらい前に会った頃は新人にちょっと毛が生えたくらいの勢いがある選手だと思っていましたが、その後色んな他団体でカをつけ、久しぶりに是非ストロングスタイルプロレスのリングで暴れていただきたいなと思って今回はカードを組ませていただきました。そして相手になるSAKI選手、沙恵選手、なんか名前が似てるなという単純な発想で組ませてみましたが、ここ1ヶ月でこの2人と別々にあたっているんですが、もちろん存じ上げてない2人でしたが闘ってみて骨のある選手であって、基本私の近くにいた人間しか見ていなかったので『ここにこういういい選手がいるんだ』ということを改めて感じた2人ではあったので、ストロングスタイルプロレスの方でチャレンジしてもらいたいなと思ってカードを組みました。
 そして女子のメインであります、タイガー・クイーンなんですが、タイガー・クイーンの相手がDarkerZの2人、ダーク・タイガーとダーク・チーターですか。チーターの方はセコンドで暴れてはいましたけど、対戦するのは初めてであります。新間会長が送った刺客として注目はしていたんですが、中々出来る選手たちで面白いなあと思って、当たっていないダーク・チー夕ーを抜擢しました。ただ言えることは、タイガー・クイーンを潰すということで出てきた3人ではありますが、タイガー・クイーンを潰したいやつはいっぱいいると思うんですね。皆さんに思い出していただきたいのは、私もこういう立場でありますがまだ現役のレスラーです。私もタイガー・クイーンを潰さなければならないという気持ちになっているのはあるので、その中でタイガー・クイーンを素晴らしい選手と思うからこそ強い刺客を送っていかなければならないという新間会長の気持ちも分かりますし、私自身も潰す相手になっていかなければならない。それがやっぱり向上だと思います。私自身のキャりアと年齢を考えると『はあ?』と思われる方もいらっしゃると思いますが、やっぱりプロレスは見せるものではありますが、勝負のものでもあると思います。勝っていかないと意味は無いと私は思っておりますので、今後タイガー・クイーンを潰すために私はなにかを考えていきたいと思っています。それを皆様に再確認していただければと思います。後楽園ホール大会、女子も男子も前回は最高の試合をしてくれました。本当にどの試合もいい試合だった前回の後楽園ホール、皆さんも御存知だと思いますが、多分その試合に負けない闘いを全選手やってくれると思います。8月25日は是非ご期待いただいて、よろしくお願いします」

間下隼人
「いつも言ってると思うんですけど、自分の試合が一番ストロングだと思っています。対戦相手のTORU選手がコロナ陽性ということで対戦相手が変わりましたけど、メンツ的には全く問題はないと私自身は思っています。さきほどジャガーさんもおっしゃっていましたが、どの試合にも負けるつもりはないので。メインのスーパー・タイガー、真霜選手。タイガー・クイーン、そしてジャガーさんにも、私は負けるつもりはないので。私が1番ストロングだと思っています。死力を尽くさせていただきます」

タイガー・クイーン
「(※コメントを促されるも無言で首を横に振る)」


真霜拳號
「2AWの真霜拳號です。前回の参戦時のこのベルトへの挑戦を表明したんですけども、正直このリングでは全く実績を残していなかったので、すぐに挑戦は無理かなと思っていたんですけども、今回組んでいただけたということで。これは実績がなくても僕の実力を認めてもらえたのかなと思っております。自分の実力に自信ありますし、スーパー・夕イガーの強さ、怖さっていうのはすごく実感してるんですけど、それを上回る自信はありますし、なによりこのべルトを狙って僕はこのリングに、言ってみれば侵略しに来たわけです。なので最短ルートでこのベルトをいただいて、侵略を完遂したいと思います。あと1週間。コンディションを整えて1発で獲ります」

スーパー・タイガー
「スーパー・タイガーです。決まった以上多くを語りたくはありませんが、しっかりした覚悟を持って挑む。それだけです」

――タイガー・クイーン選手のTwitterは自身で管理するのか、団体が管理するのか
平井「本人がつぶやきます」

――前回後楽園でタッグで闘った際には2AWとストロングの団体対抗戦という色が強かった。今回も団体を背負って闘うのか、あくまで個人の闘争なのか
真霜「自分は両方ですね。個人として乗り込んできたつもりもあるんですけど、自動的にといいますか、僕も2AWのチャンピオンベルトを持っています。この試合にはかかっていませんけども、ベルトを持っているということは当然2AWという団体を背負っているということになりますので、団体対抗戦でもあると言っていいと思います」
スーパー「私自身も同じく、常にスーパー・タイガーとして他団体なり、どのリングに上がるにしてもスト口ングスタイルプ口レスをしっかり背負って挑んでおります」

――改めて、お互いの印象は
真霜「とにかくスーパー・タイガーという選手は、一発の怖さを持っていると思っておりまして、プロレスなんですけど……言い方は悪いかな。格闘技的な強さがずば抜けているというか、そういう部分の強さなんですよね。本当に一瞬でも油断したらやられる、一発で持っていかれる、そういう怖さのある選手だと思ってます」
スーパー「真霜選手のしっかりとした基礎、格闘技としての強さの基礎がある。その上にプロレスリングとしての懐の深さ、インサイドワーク、そういった部分で煙に巻かれる部分もあると思うので、その中で照準を定めて挑みたいと思います」

――佐山先生、メインの試合はどのような試合になることを期待されますか
タイガーマスク「前回の試合が、ジャガーさんがおっしゃったように、すべて、すべていい試合だったので。全部の試合がいい試合だったんですけど、最終戦のタッグマッチもこれは真霜選手とスーパー・タイガー選手がぴったり息の合う試合が出来るというのを感じました。プ口レスとして、あるいはスト口ングスタイルプ口レスの試合として、前回の試合のように盛り上がる最高の試合ができると確信しております。それを皆さんに是非見てもらいたいです」

――ジャガー選手、最近クイーン選手のセコンドにつかない理由は、やはり「潰したい」という思いからか
ジャガー「そうですね、タイガー・クイーンのすごさを近くで見ていますので。それにはかわいいからこそ敵にならなければならないと私は思っております。良いライバルができてこその成長なので。勝ってばかりじゃ面白くないと思いますよね。そしたら潰す相手を見つける、もしくは自分が潰すという形がベストであると現役である私が思ったことも1つかもしれません」

――間下選手、今回は入江選手、大和選手のどちらを狙っていくか
間下「入江選手も大和選手も初対戦になるんですが、どういった選手かはあれだけ有名ですから分かっているので。どちらかと言うと入江選手との対決が僕には合うと思うので、入江選手を狙いたいという気持ちもありますが、大和選手も狙っていきます。もちろん、3カウントを」

『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.18』
日程:2022年8月25日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール

▼シングルマッチ 20分1本勝負
Leon(PURE-J)
vs
ななみ(ディアナ)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
間下隼人/日高郁人(ショーンキャプチャー)
vs
入江茂弘(フリー)/大和ヒロシ(フリー)

▼タッグマッチ 30本1本勝負
ジャガー横田(ディアナ)/青木いつ希(ショーンキャプチャー)
vs
SAKI(COLOR'S)/沙恵(柳ケ瀬プロレスLadius)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
船木誠勝(フリー)/関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)
vs
関本大介(大日本)/将軍岡本(フリー)

▼タッグマッチ 60本1本勝負
タイガー・クイーン/梅咲遥(ディアナ)
vs
[DarkerZ]ダーク・タイガー/ダーク・チーター with ダーク・パンサー

▼レジェンド選手権試合 60分1本勝負
【王者】スーパー・タイガー
vs
【挑戦者】真霜拳號(2AW)
※第15代王者は5度目の防衛戦

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