「学生プロレスと変わんない。俺たちはこれで金もらってる」4代目タイガーマスクが初代タイガーマスクの団体で後輩に説教

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 11日、後楽園ホールにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレス Vol.36 ―THE 20th ANNIVERSARY―』が開催。第2試合に参戦した新日本プロレスの4代目タイガーマスクがSUGIに説教した。

 来年7月での引退を発表している4代目タイガーマスクは、今年7月に約6年ぶりに師匠・“初代タイガーマスク”佐山サトルの団体に出場しスーパー・タイガーとの兄弟弟子タッグを披露。今回も継続参戦となり、若手時代から縁があるSUGIとタッグを組み、因縁のある日高郁人&阿部史典のバトラーツ後継者タッグと対決した。

 試合はタイガーと日高が一進一退の読み合いをみせ、SUGIが華麗な空中殺法で会場を沸かせる。だが阿部がアイルビーバッグからの伊良部パンチを叩き込んで流れを変えると、SUGIのスワンダイブファイヤーバードスプラッシュを避けた阿部がハムロールで丸め込み3カウントを奪った。


 試合を終えたタイガーはSUGIに「この先まだ彼はプロレスを続けるだろうから言うけども、やっぱりもっと戦いってものを出していかないと。コーナーにいる時でもやっぱり戦ってるんだから。声を出さないといけない。ただぼけーっと見てる。ただ俺たちの試合を見てる。それじゃダメ。絶対ダメ。自分たちでもっと声を出して、俺行きます俺行きますぐらいの勢いを、まだまだ若いんだから、まだあんだけの動きができるんだから、ただ自分の技をやればいいっていう、そんなレスラーに収まってほしくないな。僕は君を昔から知ってるから、ほんとにどうやったらあんな技ができんだよって何回も毎日聞いてた気するよな?彼がやはりそういう天性のもの持ってるわけだから、それがもうできちゃうんだからしょうがない。ただ、出来ちゃうんだからこそ、それをもっともっと自分が前面に出て戦うっていう、勝つっていうものをもっと出していかないと。ただ、僕はプロレスをしてます、技をしてますじゃ、そしたら学生プロレスと変わんないよ。学生プロレスの選手だって、今逆に言えばいいドラマを持ってるかもしれないし。俺見たことないからわかんないけど。いいドラマを持ってるかもしれないですね。ほんとに同好会じゃないけどね、そういう風になってしまう。俺たちはプロだから。これで金もらってるわけだから、やはりもっともっと前面に強さを君なら出せるし、出してほしいな」と説教。

 これを聞いたSUGIは「長年やった人のお言葉をいただくと、組ませていただいたことにすごいこう意味があったのかなと。それをまあ今後活かして、何年できるか分かりませんが、頑張りたいと思います。できるところまで」と言葉少なに受け入れた。

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