初代タイガーマスク&ジャガー横田が女子版タイガーマスク“タイガークイーン”のデビューを発表!「これが僕が恩を感じているプロレス界に残せる遺産」
- 2021-6-17
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- リアルジャパンプロレス
17日、都内某所にてストロングスタイルプロレスが記者会見を行い、初代タイガーマスクこと佐山サトルが女子版タイガーマスク“タイガークイーン”をデビューさせることを発表した。
この日の会見では“重大発表”があると予告されており、詰めかけた大勢のメディアの前で初代タイガーマスクがパネルを手にタイガークイーンのイメージイラストを公開。
初代タイガーは、「今回は私がタイガーマスクを作ることになりました。実は半年以上も前からその選手に目をつけて、タイガーマスクを作っていました。この選手の名前は私が付けさせてもらいました。その選手のタイガーマスクとしてのセンスと動きと、優雅さと、個人的な意見でこのタイガーマスクを“タイガークイーン”という名前にさせてもらいました。一見するだけで私が教えたんだなということがすぐわかると思います。それくらいなんでも出来る選手です。これが僕が恩を感じているプロレス界に残せる遺産かなと思います」とタイガークイーンの実力に太鼓判。
そして、新しいタイガーマスクが女子選手であることについて「最初は『女子だったらダメだな』と思っていたんですけど、動きを見た瞬間に、そしてストロングスタイルに上がってくれてるジャガーさんとか、色んな女子プロの選手の姿を見たときに、『これは女子も男子も一緒だな』と思って。ホントにプロレスを盛り上げるんだったら男子以上の選手がいっぱいいる」と現在の女子プロレスが持つ可能性を見出したという心境を明かした。
そして、“過激な仕掛け人”新間寿は、「タイガーマスクの7月23日のデビュー戦の相手がダイナマイト・キッドでなければ、彼は違う方向に進んだかも知れない」と振り返り、タイガークイーンのデビュー戦が最高の試合にならなければならないという想いを熱弁。
その矛先はストロングスタイルプロレスの平井丈雅代表へと向かい、「これでタイガークイーンが売り出せなかったとしたら、これはマッチメイクの失敗ですよ。佐山サトルが、初代タイガーが、『こんないい選手がいた』と、ジャガーも認めた選手だと。その選手がデビュー戦を終えて初代タイガーマスクのような評価を得るのか、それとも『なんだ、タイガーさんやジャガーさんが選んでもこんな試合なのか』という選手で終わってしまうのか。それは平井の責任だよ?分かってるだろうな?お前の責任だぞホントに。(失敗したら)お前次から、マッチメイク全部人に譲らないとダメだよ。だいたい、東スポの一面に載らない試合なんてもうやるなっての。昔は東スポの方から『新間、なんか面白い試合ないのか。東スポの一面に出せるような試合を組め』って言って私も発破かけられてやったわけだからね?ホンットにいい試合してくれよ?!分かってますね?これみんな平井の責任にしようね。平井ちゃん、頼みます。いい選手選んでください」と新間が詰めていくと平井代表は震えながら目に涙を浮かべた。
初代タイガーマスクこと佐山サトルが公認した女子版タイガーマスクにはタイガードリームことキャンディー奥津、タイガーエンジェルことカルロス天野らが存在するが、令和の時代に初代タイガーと女子プロレスのリビングレジェンドであるジャガー横田が直々に新たな虎として育成するなどその力の入れようは相当なもの。
試合形式や対戦相手は未定ながら、初代タイガーマスク&ジャガー横田の秘蔵っ子である女子版タイガーマスク“タイガークイーン”のデビュー戦は、7月29日の後楽園ホールにて行われる予定だ。