“令和のTPG”ダンカンプロレス軍団が王座を戴冠しダンカン総帥が高笑い!

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 13日、神奈川県・大桟橋ホールにて『ベストボディ・ジャパンプロレス 4周年記念大会』が開催され、ダンカンプロレス軍団がタッグ王座を奪取しリング上を制圧した。

 ベストボディ・ジャパンプロレスリング(BBJ)とは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。
 日々ボディメイクに取り組む人材を積極的にプロレス界に勧誘し、昨年には当時58歳の生え抜き選手である吉田和彦が誕生。60代になっても最前線で闘い続けるゴージャス松野とタッグ王座を戴冠するなど幅広い選手層がリング上で活躍している。

 BBJは他分野からのプロレス転向や、歳を重ねてからの新しいチャレンジを応援する懐の広い団体として知られているが、そんな平和なBBJは悪の“ダンカンプロレス軍団”の侵略を受けている。
 ダンカンプロレス軍団(DPG)とはたけしプロレス軍団(TPG)出身のダンカンが結成したヒールユニットであり、ダンカン総帥自ら陣頭指揮を執る強力な悪党集団。凶器の使用や急所攻撃、セコンド介入や他の試合への乱入など多種多様な反則でBBJ正規軍を苦しめている。

 この日のセミファイナルでは、BBJ正規軍と共闘関係にある愛媛プロレスのライジングHAYATO&イマバリタオル・マスカラスの持つBBWタッグ王座にDPGの諸橋晴也&鈴木悟が挑戦。


 試合は序盤からセコンド介入からの場外戦となり、ダンカン総帥も乱闘に参加。
 苦戦を強いられる王者組だったが、ジュニアヘビー級のスピードを生かした連携攻撃で流れを取り戻し、HAYATO&タオルのダブルのトラースキックからHAYATOがプランチャ、タオルがダイビング・ボディプレスを鈴木に炸裂させ試合は終わったかと思われた。
 しかし、DPGのセコンドがレフェリーの足を引いてカウントを妨害し、その間にDPG総出で2人を袋叩きに。ヘビー級選手の多いDPGの力技に打ちのめされたタオルが鈴木のチョークスラムを受けて3カウントを奪われた。

 試合後、ダンカン総帥がリングに上がり敗者にベルトを見せつけるように掲げて見せて高笑い。
 “令和のTPG”ことダンカンプロレス軍団の悪行はまだまだ終わりそうにない。

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