「いつか三姉妹で6人タッグ王者に」17歳の羽南が15歳の妹・妃南を倒して王座を防衛し三姉妹王者への夢を語る!

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 29日、東京都・大田区総合体育館にてスターダム『CINDERELLA TOURNAMENT 2022/準決勝・優勝決定戦』が開催され、羽南が妃南を制してフューチャー・オブ・スターダム王座の5度目の防衛に成功した。

 スターダムには、17歳の羽南(はなん)、15歳の妃南(ひな)&吏南(りな)という実の三姉妹レスラーが所属している。(※妃南&吏南は双子)
 長女である“格闘JKファイター”羽南は、昨年12月の両国国技館大会にて同期で同級生でもある琉悪夏(るあか)との死闘を制し、悲願のフューチャー・オブ・スターダム王座(※若手王座)を戴冠。スターダムの未来を担う人材として輝きを放ってきた。

 今年3月26日の両国国技館大会では、羽南が吏南との姉妹対決を制してフューチャー王座の防衛に成功。そして翌27日に同所で二夜連続防衛を決めた羽南の前に現れたのは、高校受験に専念するため欠場に入っていた妃南。
 見事受験に合格した妃南が挑戦表明を行うと、羽南はこれを快諾。「この南三姉妹でベルト回していきたいと思っているので、これからも私たちの闘いを楽しみにしていてください!」と笑顔で思いを語っていた。

 試合は堅実なグラウンドの攻防に始まり、払腰や大外刈といった南三姉妹が共通してバックボーンに持つ柔道技を狙う場面も多く見られる本格派同士の一戦に。
 妃南は欠場前には見せていなかった変形水車落としや変則的なボディバスターといった新たな引き出しを開けて羽南を攻め立てるものの、羽南はカウンターのブーメランクロスボディやブロックバスターを決めて的確にダメージを蓄積。得意の外道クラッチで粘る妃南をバックドロップホールドで叩きつけてカウント3を奪った。


 吏南に続き妃南も倒して5度目の防衛した羽南は、フューチャー王座の最多防衛記録に王手。
 これを受け、羽南は3月11日の『NEW BLOOD 1』で因縁が生じたJUST TAP OUTの稲葉ともかを次期防衛戦の相手に熱望。また、団体内でフューチャー挑戦資格を持つ月山和香、天咲光由の名を挙げ、「私は全員とやりたい」と意気込んだ。

 そして、妃南との対戦について「妃南と姉妹対決、吏南とはまた違った、妃南のまっすぐな思いをすべて受けきった上で私が3取りました。なんかどんどん成長していて、3人でいずれはアーティスト取りたいと思っていますし、もっと今は別々のユニットで成長してそれぞれの個性をもっと持ってから3人でやりたいなと思うので、今日妃南と闘えて良かったです」と、三姉妹での6人タッグ王座戴冠の夢を語った。

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