“新世代の極悪女王”刀羅ナツコへ長与千種がアドバイス!「一流のヒールになるためには、一流のベビーフェイスを育ててください」
“新世代の極悪女王”刀羅ナツコが『極悪女王』トークショーに参加。“極悪女王”ダンプ松本とライバル関係にあった“クラッシュ・ギャルズ”長与千種がアドバイスを送った。
6日に幕張メッセで行われた『東京コミックコンベンション2024(以下東京コミコン)』の初日に、『スターダム×マーベラス×極悪女王スペシャルステージ』が開催。3試合が行われた後に、長与千種、刀羅ナツコ、斎藤工さん、ゆりやんレトリィバァさんの4人によるトークショーが行われることに。
ダンプ松本から正式に後継者として指名されているナツコだったが、「この3人と一緒にここの席に座るのもちょっとおこがましいかなって思う」と弱気な言葉を一言目から放ち、すかさず長与が「ヒールはそんなこと言っちゃダメなんだよ」とたしなめる。
ナツコは「『あぁプロレスなんてまだやってんだ』って言われるような小さい世界。それでも私はどんな時代も、悪というものは必ず必要だと思うから。今回こういう極悪女王という本当に全世界の人に見てもらえる作品ができたことによって、今やってる自分たちにも遅すぎるけどもスポットライトが当たってきた。プレッシャーよりもこれをどう上手く活かして自分たちがこれから活躍していこうかなとワクワクしている」と仕切り直し、これを聞いた観客から大きな拍手が起きる。
長与も「私から先輩としてアドバイスするならば・・・優しいです。あなたは優しいんです。(客に)受けなくていいと思います。その力は絶対持ってるはずです。ダンプ松本一切良いとこなんか出さない!逆にお客様に喧嘩ふっかけてましたから。でもダンプ松本の後継者ということなので、私はすごく楽しみにしてます。一流のヒールになるためには、一流のベビーフェイスを育ててください。それがお互いにライバル関係になっていって、本気で憎しみ合うぐらいの人を作っていくのが、たぶん面白くなると思います」とアドバイスを送り、「(後継者として)彩羽を筆頭に桃野も居ますし。彼女たちはベビーフェイスの道を行ってますので、またそうやって相まみえる事があったら是非よろしくお願いします」と次世代対決に期待を寄せた。
40分以上のトークショーを行った4人だったが、観客から大きな拍手を何度も受けたのは刀羅ナツコだった。極悪女王を見た視聴者ファンたちから一心に期待を受けたナツコは「プロレスは昔の話じゃなくて今も続いてます」と12月29日のスターダム両国国技館大会をアピールし、現役最凶極悪ヒールとしての歩みを進めた。