BreakingDownへ御礼状!問題児とゆるキャラがタイヤを担いで来訪

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 格闘技界の最大の問題児、超人イリエマンがまたやった!
 
 タイヤファイトとは世界1近い距離の打撃戦・格闘技界のデスマッチとも言われ、お互い片足を入れた状態から試合をスタートさせる新格闘技。超人イリエマン(日本タイヤファイト連盟会長入江秀忠)が考案、特許庁に商標登録(商標登録番号6469469号)を持っている。そのタイヤファイトがRIZINファイター白川陸斗の提案により、ブレイキングダウン番組内のオーディションで使用された事が今回の発端だ。

 放送翌日から、日本タイヤファイト連盟には電話・メールなどの問い合わせが相次ぎ、10・13に予定されている『第1回全日本タイヤファイト賞金トーナメント』のチケットはカード発表前に品薄状態。更に、某タイヤメーカーからのサポートの問い合わせもあったという。

 日本タイヤファイト連盟では、この件で会議・精査を重ねた上でブレイキングダウン側に御礼状を送ることと、賞金トーナメントにブレイキングダウン枠を設ける事が満場一致で可決された。

 その両団体の懸け橋として、派遣大使に選ばれたのは張本人であるタイヤファイト創始者、超人イリエマンとそのイリエマンの分身、立川市非公認キャラクターゆるキャライリエマンだ。

 この日にブレイキングダウンが、タイヤファイト連盟の本拠地でもある立川コロッセオから目と鼻の先のアリーナ立川立飛で行われることを聞きつけ、来訪に到ったのがその経緯だ。

 多摩都市モノレールから降り立つと、ずかずかと物おじせずに会場敷地内に入り込む、超人とゆるキャラ。さすが、日本最高峰格闘技団体であるRIZINの会場内をアポなし無断で歩き回ったコンビである。

 入口の受付につくと、Wイリエマンは並んで仲良く御挨拶。「本日はブレイキングダウンさんに日本タイヤファイト連盟から御礼状を持ってきました。そして、これは副賞のタイヤファイトロゴ入りTシャツです。代表取締役の朝倉未来さん、COOの溝口勇児さん、そして名誉タイヤファイターに見事認定されました白川陸斗さんにお渡し下さい。」と、名刺も含めた一式を手渡したあと、一向は振り返ることなく会場をそそくさ後にしたのだった。
 訪問後入江タイヤファイト会長はインタビューで、ブレイキングダウンに取り上げられた事で知名度は確かに上がったのはありがたい。大きなチャンスだと思う。だけど弊害もあった。ブレイキングダウンに出たいのみを目標として入会希望を出してくる入門者が増えたり、先日はジムにアポなしで乗り込んできた若者が「ここで一番強い奴と戦わせろ!」と凄んできた。丁重にお断りしたらいきなり「俺みたいな奴が業界を盛り上げるんだ~。」と捨て台詞を吐いて、イリエマンの目を点にしたまま帰っていったこともあったという。

 今回はブレイキングダウンの選手達にも、タイヤファイトの競技性・醍醐味を味わってもらいたかったことが招待枠をつくった大きなきっかけだ。

 ブレイキングダウン陣営からの推薦はもとより、過去ブレイキングダウン本戦に出た選手なら自薦・他薦は問わない。

 更に入江代表は、「タイヤファイトは全国にタイヤの輪を広げつつ、日本を元気に!がコンセプト。みんな、ちょっと優しい気持ちになって、タイヤに足を突っ込みましょう。タイヤ・イン!」と、力強く語っていた。

 同じ1分格闘技として相性がいいと思える両陣営。朝倉未来・溝口勇児両氏の采配に期待だ。

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