3･21『PANCRASE 326』の前日計量は28選手が全員初回パス！フライ級、女子ストロー級、ミドル級の三大王座戦実施を前に各選手が意気込み！

　3月20 日午後、都内新宿区のパンクラスにて、『PANCRASE 326』の前日計量が行われ、第1部・第2部出場の28選手すべてが初回パスした。
　「パンクラス新章」と銘打ったこの大会では、フライ級、女子ストロー級、緑級の3大タイトルマッチのほか、フェザー級次期挑戦者決定4人トーナメント1回戦が行われるなど、見どころ満載だ。

［第1部］
▼第1試合　プレリミナリーファイトストロー級5分3R
大城正也（T-Rex Jiu-Jitsu Academy／52.15kg）
VS
植松洋貴（NEVER QUIT／51.75kg）

大城「第一試合目なので、バシッと極めていきたいです」

植松「OY（応援宜しくお願いします）」

▼第2試合　フェザー級　5分3R
ハンセン玲雄（総合格闘技道場reliable／65.75kg）
VS
鹿志村仁之介（IGLOO／65.35kg）

ハンセン「“殴り屋ハンセン上陸”って言われているので、しっかり相手をボコボコにします。楽しみにして下さい」

鹿志村「しっかり勝って次につなげます」

▼第3試合　ウェルター級　5分3R
中村勇太（T-Rex Jiu-Jitsu Academy／76.55kg）
VS
髙橋攻誠（RIGHT THING ACADEMY／76.0kg）

中村「ランカーらしく、しっかりキメていきます」

髙橋「ランカーに挑めるチャンスなので、絶対に勝ちます」

▼第4試合　ライト級　5分3R
渡部拓馬（総合格闘技道場reliable／70.4kg）
VS
DARANI（PRAVAJRA／70.05kg）

渡部「前回9月大会は何もできずに終わってしまったので、今回はしっかり爪跡を残して帰ります」

DARANI「KARENと一緒にPRAVAJRA全勝します」

▼第5試合　ストロー級　5分3R
髙島俊哉（リバーサルジム新宿Me,We／52.5kg）
VS
尾﨑龍紀（総合格闘技道場コブラ会／52.55kg）

髙島「ストロー級ならではのスピーディーな試合をします」

尾﨑「明日は練習した事を出して、会場をしっかり盛り上げて勝ちます」

▼第6試合　セミファイナル　フェザー級　5分3R
遠藤来生（Power of Dream Sapporo／65.7kg）
VS
内村洋次郎（イングラム／65.75kg）

遠藤「アグレッシブで、観ていて楽しい試合をします」

内村「You’re strong,But I'm dangerous!」

▼第7試合　メインイベント　フェザー級次期挑戦者決定4人トーナメントリザーブマッチ　5分3R
透暉鷹（ISHITSUNA MMA／66.2kg）
VS
名田英平（総合格闘技道場コブラ会／66.2kg）

透暉鷹「フェザー級が盛り上がっている中、自分もどんどん上に上がりたいと思っています。前戦（※2021年10月、内村洋次郎戦）では、スタンドでずっとやってきたところを試合で出せました。自信を持って、今後に繋がっていくと思います。
　自分のストロングポイントですか。自分は瞬発系のスポーツばかりやってきたので、そこかなと思います。スピード感も自信のあるところです。打撃は、小学生のころ空手をやっていました。それが、間合いなどに活きているかもしれません。
　練習は、愛知県の強豪選手とやっています。久米（鷹介）さん、日沖（発）さん、村元（友太郎）さん、最近は元谷（友貴）さんも来ていて、本当に強豪ぞろいです。明日は、今まで通り、練習通りやれば勝てると思います。
　今年はベルトに向かって、しっかり獲れるようやっていきたいです」

名田「完全決着狙って極めに行くのでお願いします」

［第2部］
▼第１試合　プレリミナリーファイト　フライ級　5分3R
田代悠生（パラエストラ千葉／56.9kg）
VS
前田浩平（GRABAKA／56.85kg）

▼第2試合　ライト級　5分3R
葛西和希（マッハ道場／70.55kg）
VS
松本光史（M PLATIC／70.3kg）

葛西「修斗のチャンピオンだった松本選手と闘えるのが、とても光栄です、全力でぶつかります」

松本「KO」

▼第3試合　フェザー級次期挑戦者決定4人トーナメントBブロック　5分3R
岩本達彦（BLOWS／66.0kg）
VS
Ryo（RINGS／66.2kg）

岩本「ちょっと前まで、大阪で勝ったり負けたり、うだつが上がらなかったですけど、NBTを獲って、遠藤（来生）選手に勝って（※2021年9月）、自分もタイトルに絡めるようになりました。気を引き締めています。
　遠藤戦では、練習でやってきたものが出せたのと、練習方法を変えたのがハマったと思います。練習してきた極めができて、試合の中で（練習してきたことが）出たことで、自分が変わったなということが感じられました。
　僕は、技術でも、使えそうなものは取り入れるようにしています。他にもいろいろ用意していますが、その1つが（遠藤戦の）アナコンダでした。
　僕はフェザー級では身長が高くてリーチが長いので、ヒザやカウンター。サブミッションを極めたいです。決勝は1ヶ月という短いスパンで試合をしないといけないですし、キツイ試合になると思います。でも、2つ制したらと思うと高まるものがあります」

Ryo「トーナメントへのエントリーが決まったとき、これが最後かなというくらいの気持ちでした。今日は計量を終えてホッとしました。もう本当に、心の底から。前回のことがあったので、心配してくれる人がたくさんいて、昨日は電話や連絡が鳴り止まなかったです。頑張って（落として）良かったです。
　相手は、リーチもあるし、すごく良い選手だと思います。そこを、前田イズムでどう崩していくか。前田イズムと新生Ryoを見せたいです。
　（新生Ryoとは？）3〜4つ用意していますが、そのうちの1つでも入ったら、間違いなく終わります。やるっきゃない！」

▼第4試合　フェザー級次期挑戦者決定4人トーナメントAブロック　5分3R
中田大貴（和術慧舟會HEARTS／65.85kg）
VS
亀井晨佑（パラエストラ八王子／65.85kg）

中田「最初エントリーを聞いたときは、キツイな、大変なトーナメントだなと思いました。でも、しっかり勝ち上がらないとKOP にはなれないので、受けて立とうという感じです。僕にとって、強くなることが一番大切なので、しっかり勝ってISAO選手に挑戦したいです。
　RIZIN（2021年11月、RIZIN TRIGGER 1st）では、技術的にも得たものがありますし、大舞台を経験できたのも良かったです。試合をするたびに強くなっていると実感しています。これからもどんどん試合をして、ますます強くなりたいです。覚悟を決めるっていうのはすごく大事で、心に決めるのもすごく大事です。亀井選手と試合をするのは楽しみですね。ワクワクします。
　（師匠の大沢ケンジさんが、『中田・ザ・リッチ』と呼んでいますが）ちょっと恥ずかしいですけど、ファンの人が“リッチ”と覚えてくださっているので嬉しいです。最近、浸透してきてメチャクチャ嬉しいです。ありがたいです。自分の試合で人が心動かされるというのが嬉しい。それを体現できる人になりたいです。明日は、すべて出し切って勝利を掴み取ります！」

亀井「トーナメントが決まったときは、1日で2試合やることがなくて良かったと思いました。いつも通りに闘いたいと思います。
　相手はランキング1位ですし、かなりタフな選手だと思います。印象も良いですし、しっかり闘いたいです。うまく闘おうと思わないで、タフなところへ持っていきたいですね。
（お祖母様が中国の方ということですが、その熱い血は出る？）就職してから帰化申請をして日本人になったんですけど、出せるところで熱さを出していきたいですね。
　今回は、ベルトが欲しいというよりも、ISAO選手という強い選手を倒したいという気持ちでいます」